ケトプロフェン。 【2020年】《基礎知識》湿布薬「モーラステープ」と「ロキソニンテープ」の違いと比較

ケトプロフェン

ケトプロフェン

整形外科などで処方されることの多い「 モーラステープ」。 モーラステープは医療用の湿布薬ですので、ドラッグストアでは販売されていません。 しかし、「これと同じ湿布ありますか?」とモーラステープを持って来店されるお客様は非常に多いです。 実は、モーラステープというのは商品名で、その成分は ケトプロフェンという消炎鎮痛剤。 市販薬ではケトプロフェンが配合された市販の湿布薬はあるんですが、成分の配合量は医療用より若干少なくなっています。 また、医療用のモーラステープは下記のようなプラスター剤ですが、市販のケトプロフェンの湿布薬はとなっています。 パップ剤とプラスター剤は使用感や粘着力の強さなどが違うため、成分は同じでも使い心地がやや異なります。 ケトプロフェンの注意点 湿布薬の注意点と副作用のページでも書いていますが、湿布薬を使用すると光線過敏症という副作用を起こすことがあります。 ケトプロフェンは、この光線過敏症を起こすリスクが、他の湿布薬よりも高いため、使用する際は日光に当たらないよう充分注意して下さい。 光線過敏症とは 湿布薬を貼っていた部分に日光が当たることで起こる、一種のアレルギー反応です。 貼っていた箇所が赤く腫れあがったり、湿疹や痒み、時には膿を持つこともあります。 湿布薬をはがしてから数週間経って症状が起こることもありますので、使用後もしばらくは注意が必要です。 湿布を貼っている部分を服で覆うなどして、日光に当たらないようにしましょう。 妊婦さんは使用できません 妊娠後期の妊婦さんがケトプロフェン配合の湿布薬を使用すると、胎児の動脈管収縮や、羊水過少症といった副作用が発現することが分かっています。 以前は、病院では妊婦さんに処方されることもありましたが、現在は「使用しないこと」となっています。 平成7年12月から平成26年1月10日まで、妊娠中期から後期における胎児動脈管収縮などの副作用症例が5例報告され、それらを踏まえて平成26年3月の添付文書の改訂が行われました。 厚労省の安全情報を確認してみると、副作用被害に遭った妊婦さんの多くが、他人から譲渡されたケトプロフェンの湿布薬を使用していたと記載されています。 妊娠中は足や腰が痛くなることがあり、それを見た友人や知人が親切心で自分の湿布薬を譲ってあげたと思うのですが、それによって胎児や母体に深刻な副作用を与えてしまう結果になったのは、とても残念ですね。 幸いにも被害に遭った方々は、その後の治療によって回復したそうですが、この事例は医薬品の譲渡の危険性をクローズアップした事例でもあったと思います。 妊婦さんに限らず、自分の湿布薬や飲み薬を安易に他人に譲るのは、とても危険ですのでやめましょう。 ケトプロフェンの湿布薬.

次の

湿布薬のモーラステープとロキソニンテープの違いは?強さと副作用は?

ケトプロフェン

医薬品 ケトプロフェンは他の非ステロイド性抗炎症薬と同様に、を阻害することによって、生体での類の産生を抑制する。 主作用は、プロスタグランジン類の中でも、特にの産生を抑制することによる。 これによって、痛みの閾値が下がらないように(痛みを感じやすくならないように)し、また毛細血管が拡張して炎症を助長することの無いようにしている。 しかし、プロスタグランジン類には例えば胃の粘膜保護など他の作用もあり、その作用まで抑制してしまうための副作用も起こり得るなど、副作用についても他の非ステロイド性抗炎症薬と共通点も多い。 ただし、ケトプロフェンの場合は、それらの副作用に加えて、特にが起こりやすいことで知られており、注意が必要である。 ケトプロフェン使用中はもちろんのこと、使用後も暫くは紫外線を避けることが望ましい。 過去には日本でも一般用医薬品としても販売されていたものの、光線過敏症が起こるなどの理由で一般用には販売されなくなった。 なお、ケトプロフェンは他の非ステロイド性抗炎症薬と同様に炎症や痛みの原因を治療する薬剤ではなく、あくまでこれらを抑える作用が存在するだけである。 ちなみに、ケトプロフェンは腎排泄型の薬物として知られている。 構造 ケトプロフェンは、プロピオン酸系の非ステロイド性抗炎症薬と説明されることから明らかなように、プロピオン酸の誘導体である。 それと同時に、ケトプロフェンはの誘導体でもあり、このベンゾフェノンの3位の炭素に、プロピオン酸が2位で結合した構造をしている。 なお、プロピオン酸の2位の炭素はである。 ベンゾフェノン誘導体との関係 ベンゾフェノンは、その構造中にベンゼン環を持つことから紫外線を吸収する。 同じベンゾフェノン誘導体の、例えば ()やは(紫外線吸収剤)として用いられることがある。 このオキシベンゾンなどに過敏症である者は、構造が似ているケトプロフェンにも過敏症をきたす可能性があるため、つまりが発生する可能性があるので、ケトプロフェンの使用は禁忌とされている。 その他の類似化合物との関係 ケトプロフェンとはやや構造が異なるものの、比較的構造が似ていて、上記のベンゾフェノン誘導体と同じく紫外線吸収剤などとして用いられることがあるに至っては、ケトプロフェンと同時に感作されていた場合、光線過敏症発症の危険性がより高まるとして注意が呼びかけられている。

次の

鎮痛剤の強さ比較

ケトプロフェン

本剤又は本剤の成分に対して過敏症の既往歴のある患者(「重要な基本的注意」の項(1)参照) アスピリン喘息(非ステロイド性消炎鎮痛剤等による喘息発作の誘発)又はその既往歴のある患者[喘息発作を誘発するおそれがある。 ] チアプロフェン酸、スプロフェン、フェノフィブラート並びにオキシベンゾン及びオクトクリレンを含有する製品(サンスクリーン、香水等)に対して過敏症の既往歴のある患者[これらの成分に対して過敏症の既往歴のある患者では、本剤に対しても過敏症を示すおそれがある。 ] 光線過敏症の既往歴のある患者[光線過敏症を誘発するおそれがある。 ] 妊娠後期の女性(「妊婦、産婦、授乳婦等への使用」の項参照) 効能・効果及び用法・用量 本剤又は本剤の成分により過敏症(紅斑、発疹・発赤、腫脹、刺激感、そう痒等を含む)を発現したことのある患者には使用しないこと。 接触皮膚炎又は光線過敏症を発現することがあり、中には重度の全身性発疹に至った症例も報告されているので、使用前に患者に対し次の指導を十分に行うこと。 (「重大な副作用」の項3)4)参照) 紫外線曝露の有無にかかわらず、接触皮膚炎を発現することがあるので、発疹・発赤、そう痒感、刺激感等の皮膚症状が認められた場合には、直ちに使用を中止し、患部を遮光し、受診すること。 なお、使用後数日を経過して発現する場合があるので、同様に注意すること。 光線過敏症を発現することがあるので、使用中は天候にかかわらず、戸外の活動を避けるとともに、日常の外出時も、本剤貼付部を衣服、サポーター等で遮光すること。 なお、白い生地や薄手の服は紫外線を透過するおそれがあるので、紫外線を透過させにくい色物の衣服などを着用すること。 また、使用後数日から数カ月を経過して発現することもあるので、使用後も当分の間、同様に注意すること。 異常が認められた場合には直ちに本剤の使用を中止し、患部を遮光し、適切な処置を行うこと。 皮膚の感染症を不顕性化するおそれがあるので、感染を伴う炎症に対して用いる場合には適切な抗菌剤又は抗真菌剤を併用し、観察を十分行い慎重に使用すること。 腰痛症、変形性関節症、肩関節周囲炎、腱・腱鞘炎、腱周囲炎、上腕骨上顆炎、筋肉痛、外傷後の腫脹・疼痛に本剤を使用する場合は、以下の点に注意すること。 本剤による治療は対症療法であるので、症状に応じて薬物療法以外の療法も考慮すること。 また、使用が長期にわたる場合には患者の状態を十分に観察し、副作用の発現に留意すること。 関節リウマチにおける関節局所の鎮痛に本剤を使用する場合は、以下の点に注意すること。 関節リウマチに対する本剤による治療は対症療法であるので、抗リウマチ薬等による適切な治療が行われ、なお関節に痛みの残る患者のみに使用すること。 関節痛の状態を観察しながら使用し、長期にわたり漫然と連用しないこと。 また、必要最小限の枚数にとどめること。 相互作用.

次の