ソリス 映画。 ソリス : 作品情報

惑星ソラリス

ソリス 映画

この節にあるあらすじは作品内容に比して不十分です。 を参考にして、 物語全体の流れが理解できるように(も含めて)、をしないよう ご自身の言葉で。 ( 2016年4月)() とに覆われた惑星ソラリスを探索中の「プロメテウス」との通信が途切れたことから、心理学者のクリスは調査のために派遣される。 「プロメテウス」に到着したクリスが目にしたのは、友人の自殺死体、いないはずの人物の痕跡、そしてを持つである海が及ぼす、不可解な現象の数々であった。 どうやら、この不可解な現象は惑星ソラリスを覆いつくすソラリスの海がなんらかの知的活動を行っており、その結果として引き起こされているものである可能性が見出された。 果たして人類は「ソラリスの海」との間にコミュニケーションすることができるのか。 ソラリスの海が考えていることを人類は理解できるのか。 形而下的で形而上的な課題がたちあらわれる。 キャスト [ ]• クリス・ケルヴィン 心理学者 :(日本語吹替:)• ハリー クリスの前妻 :(日本語吹替:)• アンリ・バートン 宇宙飛行士 :ウラジスラフ・ドヴォルジェツキー• サルトリウス 天体生物学者 :(日本語吹替:)• ギバリャン 物理学者 :ソス・サルキシャン(日本語吹替:)• スナウト サイバネティックス学者 :ユーリー・ヤルヴェト(日本語吹替:)• ニック・ケルヴィン クリスの父 :ニコライ・グリニコ(日本語吹替:)• アンナ クリスの伯母 :タマーラ・オゴロドニコヴァ• 作中挿入音楽 [ ]• テーマ曲: 『イエスよ、わたしは主の名を呼ぶ』( 639)• 演奏:電子音楽実験スタジオアンサンブル 作品をめぐる評価 [ ] タルコフスキーの名前を世界に知らしめた記念碑的作品。 1972年のカンヌ映画祭に急遽出展され、審査員特別グランプリを受けた。 荒廃した宇宙ステーションを舞台に、カットが途切れず延々とカメラが回り続ける独特の映像感覚や、電子音楽で流れるの BWV639 の音楽感覚が映画評論家たちに絶賛されている。 かねてより水・火などの映像の美しさで知られていたタルコフスキーによる海の描き方は、穏やかでありながら神秘的。 また、タルコフスキーが生涯を通じて繰り返し愛用した人体浮遊シーンは、この映画の中でも効果的に用いられている。 ストーリーは追いづらく、難解と評されることが多い。 タルコフスキー監督は、後に意図的に観客を退屈させるような作風を選んだ、と述べている。 ポーランドの巨匠スタニスワフ・レムの『ソラリスの陽のもとに』を原作としているが、レムの作品は「枠物語」として利用しているだけで、主題的にはの『』にヴァリエーションが見てとれる。 レムの原作では、惑星ソラリスの表面全体を覆う「海」が、知性を持つ巨大な存在で、複雑な知的活動を営んでいる。 人類はこの「ソラリスの海」を研究し何とか意志疎通を試みようと努めるが、何世紀ものときが経過しても、「海」は謎のままに留まり、人類とのコミュニケーションを硬く拒んでいるようにも見える。 このような基本設定の上に、「ソラリスの海」上空の軌道に設置された研究用宇宙ステーションに赴任して来た科学者クリス・ケルヴィンが、驚くべき出来事に直面するというところからストーリーが始まる。 タルコフスキーの『惑星ソラリス』は、レムの原作には無い、地球上での情景とエピソードが物語冒頭に置かれているし、同じく原作には全く登場しない(厳密には研究者ゲーゼが父に似ており、両者が地球上に墓場を持っていないことが作中語られている)、主人公の父親も出てくる。 またタルコフスキーによる宇宙ステーションでの物語は、もっぱら主人公と「ソラリスが、主人公の記憶の中から再合成して送り出してきたかつて自殺した妻」との関係に集中している。 レムが、その「ソラリスが、主人公の記憶の中から再合成して送り出してきたかつて自殺した妻」との人間関係のほかに、それ以上の大きなテーマとして、「人間と、意思疎通ができない生命体との、ややこしい関係」について思弁的な物語を展開するのとは、はっきりと異なる。 このために、レムとタルコフスキーとの間で大喧嘩が起きたことは有名。 もともとレムは舌鋒鋭く他作家に対しても非寛容な批評を行ってきたことで知られており、独自のSF観にそぐわない自作の映画化には言いたいことがいくらでもあった。 これに対して、のタルコフスキーは自身の芸術観に身も心も捧げている。 激しい口論の末に、レムは最後に「お前は馬鹿だ!」と捨て台詞を吐いたという。 レムはこの映画について「タルコフスキーが作ったのはソラリスではなくてだった」と語っている。 タルコフスキーの側は「ロケットだとか、宇宙ステーションの内部のセットを作るのは楽しかった。 しかし、それは芸術とは関係の無いガラクタだった」と語っており、SF映画からの決別を宣言している。 この後、タルコフスキーは『』で再びSF作品を原作に選ぶのだが、レムとの一件に懲りた彼は原作者のと文通しながら「路傍のピクニック」という短編を基にしてシナリオを作成し、宇宙船もあらゆる機械類も特撮も一切無しという特異なSF映画を作り上げることになる。 結局のところ、タルコフスキーはSFによる非日常的なシチュエーションに創作意欲を掻き立てられはするが、SFそのものに興味がある訳では無かった。 『惑星ソラリス』と比較されることの多い『』を公開直後にタルコフスキーは観ているが、「最新科学技術の業績を見せる博物館に居るような人工的な感じがした」「はそうしたこと(セットデザインや特殊効果)に酔いしれて、人間の道徳の問題を忘れている」とコメントしている。 また劇中で、人間の心の問題が解決されなければ科学の進歩など意味がないという台詞をスナウトに語らせている。 未来都市の風景として東京のが使われているが、「タルコフスキー日記」によれば、この場面を会場で撮影することを計画していたものの当局からの許可が中々下りず、来日したときには既に万博は閉会。 跡地を訪ねたもののイメージ通りの撮影はできず、仕方なしに東京で撮影したとのことである。 巨匠はビル街の高架橋とトンネルが果てしなく連続する光景の無機質な超現実感にご満悦だったらしく、日記には「建築では、疑いもなく日本は最先端だ」と手放しの賞賛が書き残されている。 日本初公開は。 かねてから親交のあったが紹介に努めたが、SFファンなどからは酷評された。 その後、各種の上映会等で徐々にタルコフスキーの理解者が増えていき、現在では名作の誉れが高い。 黒澤は後に、 の手により映画化された『』(英題:" The sea " watches. )の脚本で、『惑星ソラリス』と同様に、「」の持つ 「限りない優しさ」 を描くことになる。 黒澤とタルコフスキーは、が入ると、ともに『』のを合唱するなど、肝胆相照らす仲だった。 短縮版について [ ] 上記の、から発売された『名作・ソビエト映画』吹替版は、オープニングとエンディングにオリジナル版に存在しないケルヴィンのナレーションが流れ、彼の父親とバートン飛行士、そして有名な首都高速の映像を全てカットした(それでいてオープニングのキャスト紹介の字幕では、彼等二人の配役と役者の名前がちゃんと紹介されている)ヴァージョンである。 これは、が2時間枠のテレビ放送用に1979年にザックプロモーションに発注して作成したものであり。 、このヴァージョンではその他にも、ソラリス・ステーションでケルヴィンとハリーが彼等の家族が映ったホーム・ムービーを観るシーンや、ケルヴィンが夢の中で母親と再会するシーンなど数多くのシーンがカットされていて、165分のオリジナル版が正味約94分になっている(画面サイズはスタンダード)。 地球シーンが無いことなど、実は「映画版」と「小説」が乖離している部分がかなりカットされており、タルコフスキーの世界観を度外視するならば、奇しくもレムによる原作に近い仕上がりになっていると言える。 リメイク [ ] 詳細は「」を参照 にのによりリメイクされた。 製作者側によるとこの作品はタルコフスキーの作品のリメイクではなく、あくまでも原作小説のソダーバーグによる映画化とのことである。 とは言っても、レムの小説よりはタルコフスキーの映画からの影響と思われる要素も多く見られる。 実際、の特典に収録されているソダーバーグの脚本には「スタニスワフ・レムの小説および、アンドレイ・タルコフスキーとフリードリッヒ・ゴレンシュタインの脚本に基づく」と書かれている。 映画本編のクレジットではレムだけが記載されている。 登場人物名の変更について クリスの前妻はオリジナルではハリーだが、リメイク版は「レイア」にされている。 これはハリーという名前が英語圏では男性名にあたり、英訳版の「ソラリスの陽のもとに」ではハリーをアナグラム化して「レイア」という名前になっていることからリメイク版では英語名が優先されている(なお、英語版では「スナウト」も「Snow」に変更されており、かなりの異同がある)。 脚注 [ ]• 邦題では原作のポーランド語表記に準じている。 「みちのものがたり」(参照)。 参考文献 [ ]• 『惑星ソラリス』 日本海映画株式会社 1978年• ・ 『ブッダの夢-河合隼雄と中沢新一の対話』 朝日文庫 (64-65頁「」参照) 外部リンク [ ] ウィキメディア・コモンズには、 に関連するカテゴリがあります。 - (英語).

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緊急避難船カペラ2号の船内で、トロイ・W・ホロウェイが目覚めると他の乗組員は全員死亡、自分一人だけが生き残っていることに気付く。 更に、乗っている宇宙船は制御不能で漂流しており、太陽へ向かって進んでいることが発覚。 診断システムは故障し、救援隊の到着を待てども中々助けが来ない窮地に陥った状態で、たった一人恐怖の中で生きて帰るためにあらゆる手を尽くす。 急速な酸素減少と迫るタイム・リミット…。 だいたいのシーンが主人公(トロイ)の搭乗するカペラ2号の船内を映したものです。 ただ、船外のシーンもちゃんとありそういった部分はオッと思ういい画が撮れていました。 たとえば、カペラ2号と共に爆発した小惑星の破片がものすごい勢いで宇宙空間を進む場面。 あとは、太陽を近くで映した場面。 どちらも迫力があり、テンションが上がります。 制御不能になった宇宙船が太陽に向かっていく、というわかりやすいストーリーのおかげであれこれ考えずに観ることができるのもいい点かと思います。 宇宙船の損傷が激しく、船内でトラブルが発生するという展開が何度も繰り返されるのでずっとハラハラしっぱなしで緊張感が途切れません。 ただ、このトラブルシーンが逆に多すぎるのではないかと観ているうちに思うようになったのも事実。 個人的には トロイが家族に対し何もしてやれなかった後悔を語る、という部分の分量をもっと増やしてほしかったところ。 例えば、ロバーツとずっと通信がつながっているのだから彼女に身の上話をする形で家族への後悔を語るシーンを入れるというのは簡単だと思いますが…。 ラストのトロイの決意の表情はグッと来て、感情をつかまれました。 「終わりよければ…」ではありませんが、このオチのおかげでいい映画だったという印象が残りました。 総評 全体的に超地味な映画で物足りなさを感じる部分もありますが、オッと思うスペクタクルシーンもあり、そこそこ楽しめました。 ストーリー紹介 登場人物 トロイ・W・ホロウェイ:小惑星での資源採掘をするのが仕事の男性。 仕事中の大事故で緊急避難船カペラ2号に乗り脱出するが、制御が不能になってしまう。 ロバーツ:ハトル18号のパイロットの女性。 トロイの事故を受け救助に向かうことに。 スポンサーリンク 小惑星での採掘中に事故が発生 トロイ・W・ホロウェイの仕事は小惑星で資源採掘をすること。 彼がある小惑星での採掘作業中をしていたところいきなりガス爆発が発生してしまいます。 緊急避難船カペラ2号に乗り命からがら宇宙空間への脱出に成功するも、カペラ2号も損傷してしまい制御不能になってしまいます。 しばらくして、その事故を知ったハトル18号のロバーツからトロイへ連絡が入ります。 彼女の話ではトロイの乗る船はこのままの進路をたどるとやがて太陽に突っ込んでしまうといいます。 トロイは損傷の激しい船を修復しながら、ロバーツの船が助けにやってくるのを待つことに…。 救助にやってくる本当の理由 生き延びるためにあれこれ策を講じていたトロイでしたが、やがて覚悟を決めたのか、ロバーツに対し「助けに来なくていい」と伝えます。 するとロバーツは驚きの真実を口にします。 トロイを助けるのはトロイ自身のためではなく、会社からの指示だったのです。 採掘のクルーが全員死亡すると採掘事業がとん挫し、会社がつぶれてしまうからというのがその理由でした。 ただ、会社からの指示がなくとも救助には向うとロバーツはトロイに言います。 トロイはその言葉に納得したのか今まで通り救助を待つことを決断します。 トロイが残した言葉 そうこうするうちに太陽への距離が近づいてきました。 そこへロバーツの船が救助にやってきます。 トロイが助かるためには、船から身ひとつで飛び出し、ロバートの船に乗り移るしかありません。 一方、同じころ、トロイの希望通り管制室を通して家族にメッセージを残す準備が整いました。 彼はなかば遺言のつもりで「今まで何もしてやれなかった」という謝罪の言葉を伝えようと考えていました。 やがて、トロイが船から飛び出し、ロバーツの船に乗り移るときがやってきます。 船の窓が割れ、いよいよ飛び出そうとしたとき、彼が家族に対し実際に発したのは「家に帰るよ」という言葉でした。

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緊急避難船カペラ2号の船内で、トロイ・W・ホロウェイが目覚めると他の乗組員は全員死亡、自分一人だけが生き残っていることに気付く。 更に、乗っている宇宙船は制御不能で漂流しており、太陽へ向かって進んでいることが発覚。 診断システムは故障し、救援隊の到着を待てども中々助けが来ない窮地に陥った状態で、たった一人恐怖の中で生きて帰るためにあらゆる手を尽くす。 急速な酸素減少と迫るタイム・リミット…。 だいたいのシーンが主人公(トロイ)の搭乗するカペラ2号の船内を映したものです。 ただ、船外のシーンもちゃんとありそういった部分はオッと思ういい画が撮れていました。 たとえば、カペラ2号と共に爆発した小惑星の破片がものすごい勢いで宇宙空間を進む場面。 あとは、太陽を近くで映した場面。 どちらも迫力があり、テンションが上がります。 制御不能になった宇宙船が太陽に向かっていく、というわかりやすいストーリーのおかげであれこれ考えずに観ることができるのもいい点かと思います。 宇宙船の損傷が激しく、船内でトラブルが発生するという展開が何度も繰り返されるのでずっとハラハラしっぱなしで緊張感が途切れません。 ただ、このトラブルシーンが逆に多すぎるのではないかと観ているうちに思うようになったのも事実。 個人的には トロイが家族に対し何もしてやれなかった後悔を語る、という部分の分量をもっと増やしてほしかったところ。 例えば、ロバーツとずっと通信がつながっているのだから彼女に身の上話をする形で家族への後悔を語るシーンを入れるというのは簡単だと思いますが…。 ラストのトロイの決意の表情はグッと来て、感情をつかまれました。 「終わりよければ…」ではありませんが、このオチのおかげでいい映画だったという印象が残りました。 総評 全体的に超地味な映画で物足りなさを感じる部分もありますが、オッと思うスペクタクルシーンもあり、そこそこ楽しめました。 ストーリー紹介 登場人物 トロイ・W・ホロウェイ:小惑星での資源採掘をするのが仕事の男性。 仕事中の大事故で緊急避難船カペラ2号に乗り脱出するが、制御が不能になってしまう。 ロバーツ:ハトル18号のパイロットの女性。 トロイの事故を受け救助に向かうことに。 スポンサーリンク 小惑星での採掘中に事故が発生 トロイ・W・ホロウェイの仕事は小惑星で資源採掘をすること。 彼がある小惑星での採掘作業中をしていたところいきなりガス爆発が発生してしまいます。 緊急避難船カペラ2号に乗り命からがら宇宙空間への脱出に成功するも、カペラ2号も損傷してしまい制御不能になってしまいます。 しばらくして、その事故を知ったハトル18号のロバーツからトロイへ連絡が入ります。 彼女の話ではトロイの乗る船はこのままの進路をたどるとやがて太陽に突っ込んでしまうといいます。 トロイは損傷の激しい船を修復しながら、ロバーツの船が助けにやってくるのを待つことに…。 救助にやってくる本当の理由 生き延びるためにあれこれ策を講じていたトロイでしたが、やがて覚悟を決めたのか、ロバーツに対し「助けに来なくていい」と伝えます。 するとロバーツは驚きの真実を口にします。 トロイを助けるのはトロイ自身のためではなく、会社からの指示だったのです。 採掘のクルーが全員死亡すると採掘事業がとん挫し、会社がつぶれてしまうからというのがその理由でした。 ただ、会社からの指示がなくとも救助には向うとロバーツはトロイに言います。 トロイはその言葉に納得したのか今まで通り救助を待つことを決断します。 トロイが残した言葉 そうこうするうちに太陽への距離が近づいてきました。 そこへロバーツの船が救助にやってきます。 トロイが助かるためには、船から身ひとつで飛び出し、ロバートの船に乗り移るしかありません。 一方、同じころ、トロイの希望通り管制室を通して家族にメッセージを残す準備が整いました。 彼はなかば遺言のつもりで「今まで何もしてやれなかった」という謝罪の言葉を伝えようと考えていました。 やがて、トロイが船から飛び出し、ロバーツの船に乗り移るときがやってきます。 船の窓が割れ、いよいよ飛び出そうとしたとき、彼が家族に対し実際に発したのは「家に帰るよ」という言葉でした。

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