東宝 エリザベート 2020。 祝!東宝版エリザベート20周年

祝!東宝版エリザベート20周年

東宝 エリザベート 2020

2000年の東宝版初演からついに20周年を迎えるミュージカル 『エリザベート』の製作発表が、2019年11月12日(火)に都内にて行われた。 製作発表では最初に歴代エリザベートとトートを中心としたオープニングムービーが公開され、その中で2020年版のキャストが堂々と発表された。 エリザベート役に 花總まりと 愛希れいか、トート役に 井上芳雄と 古川雄大、そして3人目のトートとして新たに 山崎育三郎が加わるという強力な布陣となった。 なお、井上は東京を除く大阪・名古屋・福岡公演のみの出演、山崎は東京公演のみの出演となる。 以下に、当日の詳細を写真と共にレポートする。 製作発表には上述の5名のキャストに加え、訳詞・演出家の 小池修一郎と東宝取締役演劇担当の 池田篤郎も登壇した。 初演を思い浮かべますと、こんな日が来るとは誰一人思えないような大変な状況でした。 感無量と言いますか、よくぞここまで、と思いました。 歴代出てくださった皆さん、スタッフの皆さん、そして20年の間に次々と新たなお客様がいらっしゃって、お客様のバトンも繋がれているのかなと思います。 この製作発表の一般公募の競争率は、50倍と聞いています。 約1万人の応募があったということで、(ここにいる方は)何かの運に恵まれていらっしゃいますから、これからも死ぬまでエリザベートを観続けてください。 クンツェ氏は、日本の演劇がミュージカルに相応しい理由として「実際の人々の感情を真似るのではなく、ステージ上にある感情そのものを体感するように仕向けるのです」と述べ、日本を個性的な国だと評価。 リーヴァイ氏は、得意の日本語を織り交ぜつつ、長年にわたりハイクオリティな舞台を続けてくれたキャスト、スタッフ、そして観客に感謝を述べ、「それはまるで終わりのないおとぎ話のようです」と語った。 パタイ氏は作品の成功に必要な要素は3つあるとし、「皆さんもこれから体験するリーヴァイ氏による音楽、クンツェ氏による歌詞、そして小池氏による演出です。 全ては揃っています」と、本作の再演を祝福した。 映像が終わると、出演者5名それぞれ挨拶の場が設けられた。 以下で一人ずつコメントを紹介する。 私といたしましても、これが最後のつもりで誠心誠意込めて一生懸命務めてまいりたいと思っております。 ーー演じる側にとっての『エリザベート』の魅力とは? 花總:まず音楽の素晴らしさ。 そして、エリザベートと同じ時代に生きた人々の人生が、3時間の中でものすごく濃く、どの役に注目しても人生を感じられる。 その中から私たちが自分の人生に重ね合わせていろんなことが感じられる、奥の深いミュージカルだと思います。 愛希:女性から見て、現代に生きる私たちにもすごくメッセージがあると思います。 あの時代に自分の意思を貫くというのは、特に女性だとなかなか難しいことだと思うのですが、そういう点でメッセージを感じるのは魅力だな、と。 井上:やる度にびっくりするんですが、熱狂のミュージカルだと思います。 いつも思うのは、この熱狂っていうのは自分の手柄ではないということを言い聞かせないと、『皆が俺に熱狂している』って思いかねない(笑)。 でもそうじゃなくて、初演時に一路真輝さんもおっしゃっていたんですけど、「この作品は本当に特別だから、他の作品に行ったときに同じだと思ったらダメだよ」と。 それぐらいパワーを持っている作品だと思います。 山崎:役者の立場から考えると、とにかく歌いたい楽曲が多い。 どの役でも、「夜のボート」、「最後のダンス」、「闇が広がる」、「私だけに」……一応「キッチュ」も入れておきます(笑)。 ミュージカル俳優たちが歌いたい! と思う曲が多い作品はヒットするんじゃないかなと思っています。 楽曲の魅力の力ですね。 古川:『僕はこうだ!』って主張するタイプの人間ではないので、エリザベートの強い生き方や主張に憧れる部分もあるし、魅力の一つだと思います。 その生き方が周りの人間を動かして、ハプスブルクという時代まで動かして、さらに死という超越したものまで動かしていくというエレルギーが魅力だと思います。 ーー『エリザベート』は自分にとってはどんな作品? 花總:自分の人生を変える程の、とても大切な節目となった作品です。 初演時はまだ22歳。 そのとき初めて演じさせていただいた役を、今こうして演じる機会をいただけることを奇跡だと思いますし、私にとってはなくてはならない作品であり、役になっております。 愛希:ずっと憧れだったので、演じさせていただく中でもまだ夢なんじゃないかと思う瞬間もずっとありました。 なかなか乗り越えられない壁というか、登れたと思ったらまたさらに高い壁が待っているという感じです。 井上:奇跡のようなバランスで生まれたミュージカルだと思っています。 何十年に一本というくらい、素敵な作品。 だからこそ僕たちにチャンスをくれる。 作品が素晴らしいことは保証されているので、その分いろんなチャレンジができるんです。 僕自身もそのチャレンジの一環で生まれたものだと思います。 奇跡の力をもっているからこそ、沢山の人にチャンスを与え続けている、全部ひっくるめて奇跡な作品だと思います。 山崎:毎回ルキーニとして舞台に立つときは自分のセリフから始まるんですけど、何公演やっても緊張する舞台は初めてでした。 やればやるほど魅力、そして難しさも感じています。 自分を試していく場所です。 古川:僕が今まで出演してきた作品の中で、特に重厚感のある作品です。 挑むにあたってとても大変な作品。 ルドルフとして初めて出演した東宝ミュージカルで、次で5回目の出演になりますが、共に20代を歩いて成長できた作品なのかなと思います。 最後に、製作発表後に行われた囲み取材の模様を抜粋してレポートする。 囲み取材には製作発表から5名のキャストが登壇した。 驚きのニュースとして、これまでルキーニ役を演じていた山崎が初のトート役という点に触れると、すかさず井上が「髪型が衝撃的ってことですよね? まさか真ん中分けとは! っていう」と製作発表に続けて山崎トートの前髪ネタを引っ張る。 山崎は自分のトートのビジュアルを見た感想を求められると「とっても似合ってますね」と自信たっぷりに答え、「トートが決まった頃から、今年のルキーニも実は真ん中分けにしていたんですよ。 6:4くらいだったのを、5:5に」と続けた。 ただ、この事実に共演者は誰一人気づいていなかったという。 囲み取材を盛り上げる井上(写真中央) 今、日本で最も 入手困難な演目と言っても過言ではない、ミュージカル『エリザベート』。 20周年を迎える本作には会見に出席した5人に加え、フランツ・ヨーゼフ(オーストリア皇帝)にWキャストで前年に続いて 田代万里生、15~16年に同役を務めた 佐藤隆紀。 ルドルフ(オーストリア皇太子)に19年に同役を務めた 三浦涼介。 ゾフィー(オーストリア皇太后)役にトリプルキャストで、15年・19年と同役を務めた 剣幸、16年・19年同役を務めた 涼風真世、15年~16年・19年と同役を務めた 香寿たつき。 そして、山崎が演じていたルイジ・ルキーニ(皇后暗殺者)役にトリプルキャストで、15年の公演以来となる 尾上松也、初となる 上山竜治、同じく初となる 黒羽麻璃央らが出演する。 ミュージカル史に刻まれるであろう2020年の記念すべき本公演が、一人でも多くのミュージカルファンの目に届くことを願ってやまない。

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帝劇ミュージカルエリザベート2020キャスト発表!チケット 東京・大阪・名古屋・福岡4大都市ツアー公演スケジュール

東宝 エリザベート 2020

2020年に四大都市連続公演を予定していたミュージカル・東宝版「エリザベート」が、全公演中止。 チケットの払い戻し詳細は、東宝公式ホームページにて告知。 「エリザベート」は、ウィーン・ ハプスブルク帝国最後の皇后エリザベートと、 彼女を愛した黄泉の帝王・トートの物語。 トートは、自由を愛し類なき美貌を誇ったエリザベートが少女の頃から彼女の愛を求め続け、彼女もいつしかその愛を意識するようになる。 しかし、その禁じられた愛を受け入れることは、エリザベート自らの死を意味した。 2019年には、3か月連続で公演が行われた。 2020年公演は、2000年の初演から20周年を迎える記念公演となる。 また、トート役は井上芳雄、古川雄大が2019年から続投する他、新たに山崎育三郎も加わりトリプルキャストに。 山崎育三郎は東京公演のみ、井上芳雄は地方公演のみの出演となる。 その他、ルイジ・ルキーニ役に尾上松也、上山竜治、黒羽麻璃央のトリプルキャストが決定した他、田代万里生、佐藤隆紀、三浦涼介、未来優希、剣幸、涼風真世、香寿たつきといったキャストが出演する。 また、2019年10月からは、国立西洋美術館においてエリザベートが生きたハプスブルク家の美術コレクションを紹介する「」を開催。 2020年公演でもエリザベート役を演じる花總まりが音声ガイドを務める。 併せてチェックするとより世界観を楽しめそうだ。 チケット払い戻し詳細は、東宝公式ホームページに記載。 , Ltd. All rights reserved.

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『エリザベート』2020年 チケット・先行・キャスト情報 東京/大阪/名古屋/福岡

東宝 エリザベート 2020

2000年の東宝版初演からついに20周年を迎えるミュージカル 『エリザベート』の製作発表が、2019年11月12日(火)に都内にて行われた。 製作発表では最初に歴代エリザベートとトートを中心としたオープニングムービーが公開され、その中で2020年版のキャストが堂々と発表された。 エリザベート役に 花總まりと 愛希れいか、トート役に 井上芳雄と 古川雄大、そして3人目のトートとして新たに 山崎育三郎が加わるという強力な布陣となった。 なお、井上は東京を除く大阪・名古屋・福岡公演のみの出演、山崎は東京公演のみの出演となる。 以下に、当日の詳細を写真と共にレポートする。 製作発表には上述の5名のキャストに加え、訳詞・演出家の 小池修一郎と東宝取締役演劇担当の 池田篤郎も登壇した。 初演を思い浮かべますと、こんな日が来るとは誰一人思えないような大変な状況でした。 感無量と言いますか、よくぞここまで、と思いました。 歴代出てくださった皆さん、スタッフの皆さん、そして20年の間に次々と新たなお客様がいらっしゃって、お客様のバトンも繋がれているのかなと思います。 この製作発表の一般公募の競争率は、50倍と聞いています。 約1万人の応募があったということで、(ここにいる方は)何かの運に恵まれていらっしゃいますから、これからも死ぬまでエリザベートを観続けてください。 クンツェ氏は、日本の演劇がミュージカルに相応しい理由として「実際の人々の感情を真似るのではなく、ステージ上にある感情そのものを体感するように仕向けるのです」と述べ、日本を個性的な国だと評価。 リーヴァイ氏は、得意の日本語を織り交ぜつつ、長年にわたりハイクオリティな舞台を続けてくれたキャスト、スタッフ、そして観客に感謝を述べ、「それはまるで終わりのないおとぎ話のようです」と語った。 パタイ氏は作品の成功に必要な要素は3つあるとし、「皆さんもこれから体験するリーヴァイ氏による音楽、クンツェ氏による歌詞、そして小池氏による演出です。 全ては揃っています」と、本作の再演を祝福した。 映像が終わると、出演者5名それぞれ挨拶の場が設けられた。 以下で一人ずつコメントを紹介する。 私といたしましても、これが最後のつもりで誠心誠意込めて一生懸命務めてまいりたいと思っております。 ーー演じる側にとっての『エリザベート』の魅力とは? 花總:まず音楽の素晴らしさ。 そして、エリザベートと同じ時代に生きた人々の人生が、3時間の中でものすごく濃く、どの役に注目しても人生を感じられる。 その中から私たちが自分の人生に重ね合わせていろんなことが感じられる、奥の深いミュージカルだと思います。 愛希:女性から見て、現代に生きる私たちにもすごくメッセージがあると思います。 あの時代に自分の意思を貫くというのは、特に女性だとなかなか難しいことだと思うのですが、そういう点でメッセージを感じるのは魅力だな、と。 井上:やる度にびっくりするんですが、熱狂のミュージカルだと思います。 いつも思うのは、この熱狂っていうのは自分の手柄ではないということを言い聞かせないと、『皆が俺に熱狂している』って思いかねない(笑)。 でもそうじゃなくて、初演時に一路真輝さんもおっしゃっていたんですけど、「この作品は本当に特別だから、他の作品に行ったときに同じだと思ったらダメだよ」と。 それぐらいパワーを持っている作品だと思います。 山崎:役者の立場から考えると、とにかく歌いたい楽曲が多い。 どの役でも、「夜のボート」、「最後のダンス」、「闇が広がる」、「私だけに」……一応「キッチュ」も入れておきます(笑)。 ミュージカル俳優たちが歌いたい! と思う曲が多い作品はヒットするんじゃないかなと思っています。 楽曲の魅力の力ですね。 古川:『僕はこうだ!』って主張するタイプの人間ではないので、エリザベートの強い生き方や主張に憧れる部分もあるし、魅力の一つだと思います。 その生き方が周りの人間を動かして、ハプスブルクという時代まで動かして、さらに死という超越したものまで動かしていくというエレルギーが魅力だと思います。 ーー『エリザベート』は自分にとってはどんな作品? 花總:自分の人生を変える程の、とても大切な節目となった作品です。 初演時はまだ22歳。 そのとき初めて演じさせていただいた役を、今こうして演じる機会をいただけることを奇跡だと思いますし、私にとってはなくてはならない作品であり、役になっております。 愛希:ずっと憧れだったので、演じさせていただく中でもまだ夢なんじゃないかと思う瞬間もずっとありました。 なかなか乗り越えられない壁というか、登れたと思ったらまたさらに高い壁が待っているという感じです。 井上:奇跡のようなバランスで生まれたミュージカルだと思っています。 何十年に一本というくらい、素敵な作品。 だからこそ僕たちにチャンスをくれる。 作品が素晴らしいことは保証されているので、その分いろんなチャレンジができるんです。 僕自身もそのチャレンジの一環で生まれたものだと思います。 奇跡の力をもっているからこそ、沢山の人にチャンスを与え続けている、全部ひっくるめて奇跡な作品だと思います。 山崎:毎回ルキーニとして舞台に立つときは自分のセリフから始まるんですけど、何公演やっても緊張する舞台は初めてでした。 やればやるほど魅力、そして難しさも感じています。 自分を試していく場所です。 古川:僕が今まで出演してきた作品の中で、特に重厚感のある作品です。 挑むにあたってとても大変な作品。 ルドルフとして初めて出演した東宝ミュージカルで、次で5回目の出演になりますが、共に20代を歩いて成長できた作品なのかなと思います。 最後に、製作発表後に行われた囲み取材の模様を抜粋してレポートする。 囲み取材には製作発表から5名のキャストが登壇した。 驚きのニュースとして、これまでルキーニ役を演じていた山崎が初のトート役という点に触れると、すかさず井上が「髪型が衝撃的ってことですよね? まさか真ん中分けとは! っていう」と製作発表に続けて山崎トートの前髪ネタを引っ張る。 山崎は自分のトートのビジュアルを見た感想を求められると「とっても似合ってますね」と自信たっぷりに答え、「トートが決まった頃から、今年のルキーニも実は真ん中分けにしていたんですよ。 6:4くらいだったのを、5:5に」と続けた。 ただ、この事実に共演者は誰一人気づいていなかったという。 囲み取材を盛り上げる井上(写真中央) 今、日本で最も 入手困難な演目と言っても過言ではない、ミュージカル『エリザベート』。 20周年を迎える本作には会見に出席した5人に加え、フランツ・ヨーゼフ(オーストリア皇帝)にWキャストで前年に続いて 田代万里生、15~16年に同役を務めた 佐藤隆紀。 ルドルフ(オーストリア皇太子)に19年に同役を務めた 三浦涼介。 ゾフィー(オーストリア皇太后)役にトリプルキャストで、15年・19年と同役を務めた 剣幸、16年・19年同役を務めた 涼風真世、15年~16年・19年と同役を務めた 香寿たつき。 そして、山崎が演じていたルイジ・ルキーニ(皇后暗殺者)役にトリプルキャストで、15年の公演以来となる 尾上松也、初となる 上山竜治、同じく初となる 黒羽麻璃央らが出演する。 ミュージカル史に刻まれるであろう2020年の記念すべき本公演が、一人でも多くのミュージカルファンの目に届くことを願ってやまない。

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