バーナード 嬢 曰く 5 巻。 バーナード嬢曰く。

バーナード嬢曰く。

バーナード 嬢 曰く 5 巻

「どんな大事な本だろうと既読は全部処分して、本棚を積ん読本だけで埋められたら、人生変わりそうな気がするんだ。 そこには未知の可能性しかない」 「読書って究極的に孤独な趣味であったほうが本とより深い関係を築けたかも…って」 「明日になって今の感動が失われるとしたらなおさら、今のうちに言葉にしとくべきだろ。 後で恥かくとか気にしてたら、誰かが評価したものしか評価出来ない人間になるぞ」 「『読まないといけない本』なんてこの世界には一冊もないよ」 図書室で本についてのあるあるやなんやを語りあう「名著礼賛ギャグ」マンガ、もうすぐ10年目の第5巻。 名言のオンパレードです。 長女がこの1巻を読んで、本棚から「星を継ぐもの」を取り出していて、密かに喜んでいます。 今回既読は「息吹」「三体」「世界の中心で愛をさけんだけもの」「幼年期の終り」「エンダーのゲーム」「あなたの人生の物語」「ああ無情」くらい。 SFばっかだな…。 読んでみたいのは「死に山」「十月の旅人」「ムーミン谷の十一月」「百年の孤独」。 死に山の真相気になる〜。 積ん読のみの本棚、夢ですね。 巻を重ねるほどに、さわ子と神林の青春が色づいてきてそこもいい。 さわ子のデジャブについての言葉が印象深い。 「私 デジャブって好き 今この瞬間がパッと思い出の中の風景に変わっちゃうみたいじゃない?」 ここからラストへの流れはまさに青春小説を読んでいるような読み味で素敵だった。 それに今回も、さわ子を意識して焦る神林の可愛さも存分に堪能できてよかった。 他のメンバーも相変わらずだね。 長谷川が「下巻ある?」って言われて浮かべた恍惚の表情が、ゴールデンカムイの辺見和雄を思い出して笑ってしまった。 遠藤君の「何月で切った?」のひねくれ方も面白い。 長谷川のフォローも追撃にしかなってなかった 笑 あと、さりげなく名言を入れてくるところもこの作品の魅力。 「後で恥かくとか気にしてたら 誰かが評価したものしか評価できない人間になるぞ」 この神林の言葉は周りの目を気にしがちなぼくには刺さる一言。 読書は自由なものなのに、いつの間にか自分で不自由にしちゃってたりするんだよね。 「人間というものは進化しているのだから、おれのつぎの世代であるおまえが、おれより劣っている訳がない。 」 この『手を伸ばせ、そしてコマンドを入力しろ』からの引用もグッときた。 この言葉を言われたかった人生だった。 いつか自分はそう言ってあげられる親になれるのだろうか。 ぼくの好きな『春にして君を離れ』が取り上げられていて思わず声をあげてしまった!この作品は登場人物の誰に感情移入するか人によって変わってくると思うので、いろんな人に読んでみてほしい一冊。 アガサ・クリスティーが描く、人の心を解くミステリー。 こうやって好きなもので共感できたり、新しい本へ興味を持てたり、読書が楽しくなるマンガでいいよね!.

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バーナード 嬢 曰く 5 巻

全部じゃない、一部です(創元SF文庫の姿も見えていませんね) しかしSFというと、• 大好物でSFトークしたいけどファンが近くにいない!• 興味はあるけれどSFマニアが幅を利かせてなんか近づきたくない• そもそもSFなんて流行ってないし面白いの? なんて方も多いかと思います。 実際、本が好きでも、 SFが好きでSF作品のトーク出来る人なんて周囲にあんまり(全然)いない! ということも多いです。 なぜか SFってマニアックに聞こえちゃうんですよね。 でもでも、そんな SF好きやSF作品に興味を持っている人におススメしたい漫画が 『バーナード嬢曰く』 です。 今回の記事では、その神林しおりとともに読書好きであるライターの私が、 作品で紹介されているSF小説の中から厳選して名作SFをご紹介します。 そうそう、確かにこの作品はそこが面白いんだよ!• SFをこんな風に紹介してくれて嬉しいぞー!• なんか面白そう、ちょっと読んでみようかな! なんて思っていただけると嬉しいです! 特に、SFというとマニアックな感じがしていまいち肩身が狭かったと感じていたSFファンは、こんな風に漫画で語られて嬉しい! と思えると思います。 主人公の 町田さわ子は、 本を読まずに読書通ぶりたいというものぐさ者で、読書通ぶりたいがため図書室に通うような高校生の女の子です。 そんなさわ子がその図書室で、読書仲間達と古今東西の様々な本について語ったり、薦めあったり、読んだ気になったりしていく作品で、 読書好きなら一度は目を通しておきたい一作です! 2、大のSFマニア神林しおりの紹介。 SFを紹介するのに彼女抜きでは語れない! 『バーナード嬢曰く』には四人のキャラクターが登場しますが、記事タイトルにもある通り、ここではその中の一人、 神林しおりをご紹介します! 神林しおりは主人公の町田さわ子と同じ学校に通う女の子で、 黒髪ストレートロングという外見は文学少女というのにぴったりです。 こんな感じに!SFとは?って、SF好きの間での長きにわたるテーマです 「バーナード嬢曰く」 1巻 施川ユウキ/一迅社より 引用 と、 吠える。 これだけでもう、SF好きからしたら神林しおりがどれくらSFが好きなのか、なんとなくわかるというものです。 本に、読書に、SFに本気でぶつかるからこそ出てくる、熱く勢いのある言葉や行動に、 本好き・SF好きの心も動かされちゃいます! 3、名作SF小説7冊を神林しおりの言葉とともに熱くおすすめ! それではさっそく神林しおりとともに、おすすめのSF小説を厳選して7作、ご紹介します。 SF好きで紹介作品を既読の方は・・・ 「そうだよね」とか「いやいや自分はこう思う!」• SF好きだけど紹介作品を未読の方は・・・ 「名前は知っていたけれど、そうなんだ? 今度読もう!」• そもそもSFにあまり馴染みのない方は・・・ 「ちょっと面白そう、読んでみようかな!」 なんて思っていただけると嬉しいです! SFの定義は色々な方が色々と述べていますが、ここでは複雑なことは考えず、 「SFと分類されている作品」から皆さんにおススメしたい面白い作品を紹介するよ! と思っていただければ大丈夫です! 3-1 『ハローサマー、グッドバイ』:面白くて読みやすくてかつ読んだら読書家ぶれる、SF史に誇る青春恋愛小説 著者 マイクル・コーニイ 出版社 河出書房 SFジャンル 少年少女の青春恋愛SF おすすめポイント 面白くて読みやすくて、かつ読んだら読書家ぶれる• ハローサマー・グッドバイってどんな作品? マイクル・コーニイによって描かれ、 「SF史上屈指の青春恋愛小説」と、謳われています。 ヌルくはない! 「バーナード嬢曰く」 1巻 施川ユウキ/一迅社より 引用 元々は サンリオSF文庫で刊行されていましたが、サンリオSF文庫が終刊となり、幻の名作と言われていたものが 河出文庫より出版されてまた日の目を見るようになりました。 物語は、夏の休暇で港町パラークシを訪れた 主人公の少年・ドローヴと、宿屋の少女・ ブラウンアイズを中心に繰り広げられる、ひと夏の青春モノ、というのが大筋となります。 ですがそれだけではなく、少年少女達の目から見た大人達の世界、自分達ではどうすることも出来ない戦争という強大な力に対する無力感など、その年齢ならではの思いが描かれています。 さらに 甘い恋愛だけでは終わらない終盤のサスペンス的な展開もありと、一冊で幾つもの味を美味しく楽しめる一作です!• 作品を読む上でのポイント この作品は神林しおりも言っている通り、 面白くて読みやすくて読んだら読書家ぶれる作品です。 さわ子の読書スタイルが良くわかるセリフである 「バーナード嬢曰く」 1巻 施川ユウキ/一迅社より 引用 SFといいながらも、SFっぽいのは異星を舞台にしている部分だけで、展開は 主人公の少年・ドローヴとブラウンアイズを中心とした恋愛物だから、 SF初心者でも比較的読みやすいです。 またSF要素もハードなものではありません。 例えば異星の生態系などは、• きらめく青い腕を広げて獲物を水中に引きずり込んで結晶化するアイス・デビル• 死体を食い尽くす鳥グルーム・ライダー• おとなしく、絹の毛皮を持つロリン こんな感じで SFというよりファンタジー的、難しい科学知識も物理知識も不要です しかし、単に恋愛小説で終わるわけではありません。 河出文庫版ではブラウンアイズが表紙で可愛らしく爽やかな感じが出ていますが、元々出版されていた サンリオSF文庫の表紙を見てみて下さい。 なんか、ものすごく重苦しい感じを受ける表紙がサンリオSF文庫版! 全然イメージが違って爽やかどころか、嵐が待ち受ける船出みたいで、 不安や重苦しさしか感じられません! 実際に、 物語もサンリオ版の表紙の雰囲気に相応しくどんどん重苦しくなっていき、爽やかさとはかけ離れていきます。 厳しい大人の世界、暴力、寒さ(この世界では寒さが敵)、理不尽さ、といったものがドローヴ達を襲います。 そして神林しおりが言うように 衝撃の終盤! 「バーナード嬢曰く」 1巻 施川ユウキ/一迅社より 引用• え、そういうこと!?• で、そうしたらこの後はどうなるのよ?• え、え、ええっ!? と言ってしまいそうな急展開、ラストのどんでん返し、これは読んでみてこその面白さです! 爽やか(に見える)表紙と、爽やか(に聞こえる)タイトル、しかして中身は実は重いという本作品。 プランク・ダイヴってどんな作品? 1990年代から2010年代にかけてSFを語る際に避けて通れない作家が グレッグ・イーガンです。 当然、本作内でも神林しおりがイーガンを推しています。 そうなんです! 「バーナード嬢曰く」 1巻 施川ユウキ/一迅社より 引用 そう、本当にイーガンの作品は、難解で理解できない部分が非常に多いのは事実です! でも、面白くて 楽しめるんです! さらに圧巻なのは 神林しおりの仮説です。 「バーナード嬢曰く」 1巻 施川ユウキ/一迅社より 引用 実は作者自体も良く分かっていないのではないかという大胆な仮説! でも、理解できなくて本当に楽しめるのかと不安な方は、 読んでみて分からない部分はすっ飛ばして読み終えたら解説を見ていただければ大丈夫。 そこで分かりやすく簡潔に各短編の内容を説明してくれているので、それを読めばわからなかったところも理解出来ます。 さあ、ここまでくればやることは一つ、そう、 イーガンを読んでみよう! ということです。 本書で紹介された「プランク・ダイヴ」は、短編集で一つ一つの作品がコンパクトなので、イーガンに入るには良いと思います。 トータル・リコール ディック短編傑作選 ってどんな作品? 映画化されヒットした• トータル・リコール• マイノリティ・リポート いずれも フィリップ・K・ディックの短編を原作として作られており、上述した2本の原作も含んだ ディックの短編傑作選で、「トータル・リコール」2012年に再映画化されたタイミングで初訳作品も含めた形で刊行されました。 ディックの作品は本当にそういう作品が多いです 作中で何が現実で何が現実ではないのか分からなくなっていくところであり、その 過程の描写が秀逸なため、読み手も、 「え、何が本当で何が現実なの?」 と思うようになり、読んでいた小説の中の話のはずなのに、 いつしか自分自身が生きている世界に対してすら疑問を覚えてしまうようになります。 多くの作品が映像化されているのも描写が優れて世界にどっぷりのめり込ませてくれること、加えて導き出されるラストがまた映画で収束させるのに向いているからです! 読む際は自分が映画の主人公となったつもりで読んでいくと、より一層、ディックの世界に没入することが出来ます。 きまぐれロボットってどんな作品? SF作品で最初に読んだと思うのは、 星新一さんの本です。 ちなみに初めて読んだ星さんの作品は 「エヌ氏の遊園地」でした。 そんな星さんが数多く書き上げたショート・ショートのうちの一冊です。 作品を読む上でのポイント 多くの方が小学生の頃、図書室や図書館で読んだことかと思います。 私もそうでした! そう、すっごい面白いのに印象に残りにくいんですよね! 「バーナード嬢曰く」 2巻 施川ユウキ/一迅社より 引用 そして神林しおりが言うように、 キャラクターが描かれていない=人間が描かれていない、というわけではありません。 エヌ氏やエフ氏といったように特定の人物をさしていないのは、即ち、 誰しもあてはまるということです。 そう、私も、記事を読んでいるあなたもです。 星さんのショート・ショートは ブラックユーモアに満ち溢れ、人間の愚かな思考や行動、欲望といったものが短い物語の中に凝縮されています。 人間ってどうしようもないなぁと思わせられながら、実は内心でドキッとさせられる。 特定の名前や個性といったキャラクターが色付けされていれば、それはそのキャラクターの愚かさで終わります。 しかし人を記号化することによって人間全体のことを指し示していると思わせてくれる。 子供の頃はそんなことを考えませんでしたが、 歳を重ねると違う味わいで読むことが出来るのが魅力でもあります。 とにかく説明したくなるのがファンってもの! 「バーナード嬢曰く」 2巻 施川ユウキ/一迅社より 引用 プール、体育施設から銀行、小学校まで備えた40階建ての高層マンションに住む知的専門職の人達の歯車が徐々に狂い、異常な状況に陥っていく様を描いた、 狂気と恐怖がじっとり滲み出てくるのが感じられる一作です。 なお、作中では神林しおりが「ハイ・ライズ」はあんまり売っていないと言っていますが、映画化にあわせて2016年に再度発刊されましたので、手に入ります!• 作品を読む上でのポイント バラードの描くSF世界は 破滅的であり、どこか 狂っていながら、その中に 美しさと疾走感をあわせもった独特なものです。 読むと、 「まさにバラード!」と思ってしまうような世界観で、その世界をこそ楽しむことがポイント。 本作でも、至れり尽くせりの高層マンションに住む ハイソな住人達が次第に狂っていく様がひたすらに描かれていきます。 面白いのが、 秩序をもって狂気の世界に変わっていくというところです。 周囲の人たちが少しずつ狂い出すと、その狂った観念こそが普通になっていく。 だから、誰もが荒廃していくマンションから出て行かないし、むしろ出たくないと思います。 低層階、中層階、上層階とランク分けされて派閥を作って抗争し、連帯意識が出来るところは 社会の縮図でもあります。 だからこそ抜け出すことのできない登場人物達の姿は明らかに異常なのに、なぜか読んでいる方も思わず納得させられます。 爽やかな口調ですが、言っている内容はエグイ! 「バーナード嬢曰く」 2巻 施川ユウキ/一迅社より 引用 神林しおりの言葉を聞くだけだと、なんだかグロくてエグいばかりに聞こえますが、 どこかコミカルにも読めます。 原始化して人間性が失われていくのに、なぜか生命力を放っていく住人達の姿を読むと、 神林しおりの言葉にも頷いてしまうというものです。 犬は勘定に入れませんってどんな作品? 作中では犬と猫の表紙の文庫本が紹介されていますが、私が所有しているのはハードカバー版です。 可愛くはないですね、すみません。 二段組で500頁以上!コニー・ウィリスの作品は全般に長い コニー・ウィリスといえば タイムトラベルものの作品を数多く書いており、本作もそんなタイムトラベルものの中の一作です。 主人公のヘンリーはオックスフォード大学史学部の学生、といっても2057年の世界での、です。 ヴィクトリア朝花瓶「鳥株」を探すため1940年にタイムトラベルしていたヘンリーが、ひょんなことから本当のヴィクトリア朝時代に行って歴史の流れの中で四苦八苦する作品です。 作品を読む上でのポイント コニー・ウィリスの作品は ユーモアに溢れています。 SFというと小難しく感じる人も多いかと思いますが、登場人物達のコミカルでユーモアに溢れた言動は、読んでいてにやりとさせてくれます。 「バーナード嬢曰く」 3巻 施川ユウキ/一迅社より 引用 またタイムトラベルものですから、過去と未来を行き来し、その中で歴史の流れをいかにして正しく導くかが主として描かれます。 タイムトラベルといえばおなじみのタイムパラドクスを絡め、 SFとして、冒険ものとして、ミステリーとしてと、SFになじみが薄い方でも問題なく楽しめることができます。 更に! ちなみにさわ子は「後で読む」といって読まない 「バーナード嬢曰く」 3巻 施川ユウキ/一迅社より 引用 神林しおりが説明の通り、本作は 「ボートの3人男」という イギリスのユーモア小説を下敷きにしていますので、こちらを先に読んでおくことをおススメします! 別の作品との関連がある作品はまた違う角度で楽しむことが出来ますし、そういうことも教えてくれます。 すばらしい新世界ってどんな作品? オルダス・ハクスリーによる、いわゆる ディストピアものです。 もともと 1932年に発表された古典的名作ですが、2017年に新訳版としても発刊されました。 いくつかの出版社から出ています 「バーナード嬢曰く」 4巻 施川ユウキ/一迅社より 引用 人間は受精卵の段階から選別され、5つの階級に分けられて徹底的に管理・区別されています。 世界では争いは起こらず、平和で、清潔で、文明的な生活が営まれ全ての人々は幸福を味わっています。 しかし、本当にそんな世界が幸福なのか? 主人公バーナードは、管理社会から離れて生活している 「野蛮人」のジョンと出会ったことで世界に疑問を抱いていきます。 1932年に書かれたとは思えないほど、 今読んでも色あせない作品です!• 作品を読む上でのポイント 神林しおりが言うように、まず 表紙が秀逸です。 「バーナード嬢曰く」 4巻 施川ユウキ/一迅社より 引用 白というのは決して暗いイメージを連想させるものではありません。 ディストピアというからにはどちらかといえば黒を思わせるのに、表紙は真っ白。 明るい未来=ユートピアを思わせながら、タイトルと著者名以外には何も記されておらず、その未来には実は何もないのだということを想起させてくれます。 冷たく、乾いた、「すばらしい新世界」らしいデザインです。 管理された社会は明るく、人々はみな楽しみ、満足した生活を送っています。 低層階級の人達もです。 でもそれは、生まれた時からそういう階級なのだと意識づけされているから。 下の階級の人は、上の階級に生まれなくて良かった、今の下位にいることが幸福だと植え付けられています。 その人にとって何が幸福なのかは、 生まれた時からコントロールされているのです。 自分ならどちらを選ぶだろうかと自問自答してしまう・・・ 「バーナード嬢曰く」 4巻 施川ユウキ/一迅社より 引用 幸福だけど自由のない社会。 幸福は全て与えられるものであり、自分で決定することは何一つない管理世界。 そんな社会を脱する、 不幸になる自由を欲するという 野蛮人のジョンのセリフは、なんだか現代にこそ響く気がします。 SF史上屈指の恋愛小説• ガチガチのハードSF• 日本人におなじみのショート・ショートSF など、同じSFの中でもジャンルが異なってバラエティに富んでいると思います。 そして、 「確かに神林しおりの言う通りだ!」とか、 「面白そうだから読んでみたくなった!」とか思っていただけたら嬉しいです。 今回は7作品に絞りましたが、作品内にはもっとたくさんのSF小説が紹介されていて、他の作品は泣く泣く削っています。 作中には出ていない、レムやコードウェイナー・スミスなんかも紹介したかったですが、そこも致し方ありませんでした。 『バーナード嬢曰く』の中では他にどんな作品がどう紹介されているのか? 興味を持たれた方は是非、読んでみて下さい。 本好きも、本を好きになりたい人も、絶対に楽しめる内容になっています! なお、 紹介した順番は順位ではなく作品内の登場順です、と言って終わりにするマンガタリライター神門でした!.

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バーナード嬢曰く。をどーいうスタンスで読んだらいいか正解がわかったよ!!【バーナード嬢曰く。 1~3巻】 │ 百合の国から

バーナード 嬢 曰く 5 巻

一巻からシリーズを追ってきましたが 図書室を舞台にした日常ギャグものだったはずの当初から段々と道から外れてきており、百合落ちや作者のやりたかった ? 純文学的な雰囲気が 4巻あたりから漂ってきます。 この5巻からは紹介してる小説の文章の内容が丸々挿入されていたり、 昨今流行りのeスポーツにあやかった名前の知らないような小説やらライトノベルのステルスマーケティングがちらほら見受けられるようになりました。 もともと読書や図書館や本そのものに関するあるあるネタで100回 作中では冊 近くやるのはかなり難しいでしょうし、一話が短いにしても無理なからぬ事かと思われますが、この作品もこの5巻が限界ではないかと。 作者が百合路線に舵を切り出してから、唯一の男性主要キャラだった遠藤くんの立場がどんどん悪くなっていきます。 最初のエピソードなど1人で読みながら「ぷっ」と笑ってしまったので、家人に睨まれてしまいました。 それ以降も、本の整理のエピソードの「あるある」や、「壁に叩きつける本」の話では大笑いをしてしまいました。 なんだろうか…と数日考えていたのですが、私にとっては次の2つのようです; (1)これまでの巻を読んだときにあった「ああ、この本は絶対読みたい!」と思うことが今巻では少なかったことです。 本について語る熱量が減り、登場人物たちの関係やさりげないエピソードに軸が移りつつあること、 (2)町田さわ子や神林しおりに、初期にあったハチャメチャさがなくなってしまったこと。 さわ子は本読んでいる風の阿呆(落語でいうと与太郎的)キャラ、神林はすぐ手を出してキレるようなキャラだったのですが、すっかり丸くなってしまったようで少しざんねん。 ひきつづき応援しております。

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