ウイルスと細菌の違い。 【違い】「細菌」と「ウィルス」

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ウイルスと細菌の違い

「細菌とウイルスって、違いがあるの?」 私は、呼び方や大きさが違うだけで、 基本的には、体を病気にする同じようなものと思っていました。 しかし、学校帰りの子どもに 「細菌とウイルスって何が違うの?」 と質問をされたのですが、答えられない…。 では、さっそく 細胞とウイルスの違いをみていきましょう!• 細胞 = 生物• ウイルス = 非生物 どういう事かと言うと、細菌は、細胞を持っていて、単体でも条件が揃えば、 生きていけるので、分類上は 「生物」になります。 一方、ウイルスの方は、細菌とは違い細胞を持っていないので、 単体では存在する事ができず、生物と分類できない 「非生物」になるのです。 もう少し分かりやすく説明すると、 細菌は、まな板の上やトイレでも単体で生きていけます。 しかし、ウイルスは単体では、エネルギーを作れないので、 短時間で活動ができなくなり、死滅します。 ウイルスが存在するには、人間などの細胞に感染して、 エネルギーを得る必要があるのです! ちなみに、ウイルスが付着した細胞を 宿主細胞と呼びます。 スポンサーリンク 増殖方法の違いは? 増殖の方法も、それぞれに違いがあります。 細菌は、人間の体に入ると 細胞に付着します。 付着した細菌は、細胞からガンガン栄養を奪うのです。 そして、栄養を吸収した細菌は、分裂を繰り返しながら増殖…。 増殖の速度は、細菌の種類にもよりますが、 一回の細胞分裂で、1つが2つになるだけなので、 大量に増殖するには、 かなりの回数が必要になります。 しかし、自らが細胞分裂して増殖していくので、 温度や栄養などが増殖に適した環境ならば、 限界なく増え続ける恐ろしいモノです。 一方、ウイルスは、細胞がないので、 単体では増殖できません! では、どのように増えていくかというと、 細胞に寄生したウイルスは、宿主細胞のエネルギーを使って、 どんどん自分のコピーを作って行きます。 o-157• 中耳炎• 百日咳• 膀胱炎• ウイルス• インフルエンザ• 日本脳炎• 手足口病• 感染性胃腸炎 ちなみに、肺炎や腹痛などは同じ病気でも、 細菌で感染したのか、 ウイルスで感染したのかで、 症状に違いがでます。 例えば、肺炎には細菌性肺炎とウイルス性肺炎がありますが、 細菌性による肺炎の方が、ウイルス性に比べて症状が重いです。 また、ウイルスや細菌には、何十、何百と種類があるので、 一概に言えませんが、一般的には同じような病気にかかると、 細菌よりもウイルスが原因の方が軽いですね。 しかし、細胞を持たないウイルスには、 この 抗生物質が効きません。 ちなみに、風邪の薬が効かないと言われるのは、 風邪のほとんどが、 ウイルスが原因だからです。 当然、 風邪ウイルスにも抗生物質は効きません。 じつは、風邪薬は風邪ウイルスをやっつけるよりも、 例えば、 喉の痛み・発熱・咳などの症状を、 緩和するのが目的です。 ちなみに、抗生物質が効かないウイルスには、 抗ウイルス薬が使われます。 抗ウイルス薬は、ウイルスの活動を止める作用がありますが、 有効な抗ウイルス薬は、まだまだ少ないのが現状です。 まとめ いかがでしたでしょうか。 大きさだけではなく、 さまざまな 違いがありましたね。

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細菌とウイルスの違い!実はこんなに恐ろしい違いも?!

ウイルスと細菌の違い

感染症とは、細菌やウイルスなどが体に入り増殖することによって起きる病気です。 感染症には風邪、など比較的軽症なものから、など症状の重いものまでさまざまな種類があります。 細菌とウイルスは同じく感染症を引き起こす病原体として捉えられがちですが、実は全く異なる構造を持っています。 この違いを正しく理解して治療に臨むことが大切です。 今回は細菌とウイルスの違いについて、千葉市立海浜病院小児科部長兼感染症内科の阿部 克昭先生にお話を伺いました。 感染症を引き起こす「細菌」と「ウイルス」の違いは? 決定的な違いは、生き物かそうでないか 細菌とウイルスは、どちらも人間に感染症を引き起こす微生物です。 感染症とは細菌やウイルスなどの病原体が体に入り増殖することによって、さまざまな症状をもたらす病気です。 細菌とウイルスはその大きさや増殖能力の有無など、さまざまな観点から違いを表すことができます。 なかでも決定的な違いとしては、細菌は生物であり、ウイルスは生物とはいい切れないところです。 細菌とは? 細胞を持ち、エネルギー生産をする「生物」 細菌は下記3つの理由から「生物」であるといえます。 細胞を持つ• 栄養を摂取し、そこからエネルギーを生産している• 細胞分裂を繰り返すことによって生存・増殖もおこなっている 細胞とは生物を形成する基本単位となるもので、私たち人間を含めたすべての生物が細胞によって構成されています。 単細胞生物を除いたすべての生物は複数の細胞によって成り立っており、複数の細胞は基本的には細胞膜や細胞壁によって1つ1つが区切られています。 細菌はウイルスより大きく、光学顕微鏡によって観察することができます。 尿の大腸菌(先生ご提供) 細菌は原核生物、動植物は真核生物 細菌の細胞は、人間を含めた動物・植物の細胞とは大きく異なります。 細菌でも動植物でも遺伝情報はDNA *という物質の構造に記録されていますが、動植物ではこのDNAがタンパク質に巻き付いて染色体という構造を作り、その染色体が核という部分に収まっています。 核を持つ細胞でできている生物を「真核生物」といいます。 一方で細菌の細胞には核がなく、DNAがその他の物質とともに細胞膜内をただよっています。 このような細胞を持つ生物のことを「原核生物」といいます。 また、細菌の細胞の多くは植物と同じように細胞膜・細胞壁によって区切られていますが、マイコプラズマなどの一部の細菌では、例外的に細胞壁のないものもあります。 DNA……生物の遺伝情報を引き継ぐ役目を持つ生体物質。 4種類の核酸という物質が決まった配列で並ぶことで、文字で書かれた文章のように遺伝情報を記録している。 細菌が原因となる代表的な感染症 細菌が原因となる感染症には下記のようなものが挙げられます。 <代表的な細菌性感染症>• 感染症• O157などの など 細菌感染症のなかでも百日咳・梅毒・結核などは原因となる菌が明確で、それに感染することで特徴的な病気にかかります。 しかし、なかには同じ1つの細菌でもどこに感染するかによって、・・・などと異なる病気を引き起こすものもあります。 また、感染症を起こす危険性のある細菌でも、感染する臓器や個人の免疫力によっては無症状で保菌 *されることもあります。 保菌……病原体、細菌などを体のなかに持っていても症状を示さないこと ウイルスとは? 生物と似たような構造を持つが、細胞を作らない「物質」 ウイルスが生物であるかどうかは研究者によって意見の別れるところです。 しかし下記の理由から「生物である」といい切れないことは事実です。 細胞がない• 栄養を摂取したり、エネルギーを生産したりしない• 自力で動くことはできない• ウイルス単体は自力で増殖できない ウイルスは細胞がなく、細菌よりさらに単純な構造です。 タンパク質でできた「カプシド」という殻のなかに遺伝子情報となる核酸が収められています。 また、ウイルスなど一部のウイルスには、カプシドの外に「エンベロープ」という膜がついているものもあります。 またウイルスは細菌よりも小さく、光学顕微鏡でみることはできません。 電子顕微鏡で観察することができます。 ウイルスはなぜ増殖する? ウイルスは自力で増殖することができません。 しかしウイルスは動植物の細胞のなかに入りこむことができます。 どの生物のどの種類の細胞に入り込めるかは、ウイルスの種類によって異なっています。 動植物の細胞に入り込んだウイルスは、その細胞の機能を使って自身のコピーを増やしていきます。 ウイルスが原因となる代表的な感染症 ウイルスが原因となる感染症の代表例は下記のとおりです。 <主なウイルス性感染症>• インフルエンザ• 水疱瘡 みずぼうそう• おたふくかぜ• A型・B型・C型• など ウイルス性感染症は、水疱瘡、おたふくかぜなど特徴的な病気を起こすものがよく知られています。 また、いわゆる「風邪」を引き起こすウイルスとしてはライノウイルス、コロナウイルスなどが代表的です。 いくつかのウイルスに同時に感染することによって、風邪の症状があらわれることもあります。

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細菌とウイルス

ウイルスと細菌の違い

DNA : デオキシリボ核酸の略称。 生物の細胞内にあり遺伝子情報となる。 個体により配列が違うため犯罪捜査や親子関係などでも利用されています。 RNA : リボ核酸の略称。 生物の細胞内にありDNAと共に遺伝子情報となる。 一部のウイルスではRNA自体が本体となります。 そのためウイルスは他の生物の細胞内に入り込み自分のコピーを次々と作り増殖していきます。 抗インフルエンザ薬のタミフルなどはウイルスをやっつけるのではなく、細胞に入ったウイルスを閉じ込めて増殖を防ぎます。 抗ウイルス薬ではインフルエンザの他にヘルペスなどの治療薬もあります。 ただし、どのような薬であってもウイルスそのものを殺す薬はありません。 細菌とは何か? 細菌 bacterium の特徴 細菌はバクテリアとも呼ばれています。 ウイルスよりも身近な存在かもしれません。 細菌とはいわゆる「バイ菌」でそこら中に存在する生物です。 ただし食べ物などを分解したり発酵させたり人間にとって必要な生物でもあります。 細菌はいろんなものをエサとして取り込み自分自身で分裂し増殖します。 特に人体に入って病気を引き起こす物もあります。 その多くは ブドウ球菌や レンサ球菌です。 以上のことから、ウイルスは先述のようにウイルスそのものをやっつける薬は無いのに対して、細菌には 抗菌剤などの 抗生物質を使ってやっつける事ができます。 ちょっと雑学インフルエンザに似た言葉で「インフルエンサー」があります。 これは一般社会に大きな影響を与える人や物の事を指します。 ウイルスや細菌の大きさ ウイルスや細菌と言っても通常肉眼では見えません。 特にウイルスは電子顕微鏡を使わないと見えないほどの小さいもので、通常のマスクなんかは素通りしてしまいます。 ウイルスの大きさ 20〜300nm ナノメートル で、インフルエンザウイルスでは100nm前後と言われています。 光学顕微鏡でも確認する事ができます。 参考大気汚染物質であるPM2. 5の大きさは2. ウイルスや細菌による病気 それでは体に病気を引き起こすウイルスや細菌にはそれぞれどのような病気があるのでしょうか? ウイルスによる病気• インフルエンザ• ヘルペス• 麻疹 はしか• おたふく風邪 流行性耳下腺炎• 猩紅熱 しょうこうねつ• マイコプラズマ• エボラ出血熱• ロタウイルス感染症• RSウイルス感染症 など 細菌による病気• O-157 腸管出血性大腸菌• 赤痢 せきり• 中耳炎• 結膜炎• 爪白癬 つめはくせん• クラミジア• 百日咳 など このようにウイルス性の病気と細菌性の病気を比較すると風邪症状の場合、いかにウイルス性の病気が多いかが分かると思います。 そのため現在多く出回っている風邪薬には抗菌剤が効かず、ウイルスをやっつける効果は無いため、熱を下げる、鼻水を止めるなどの症状を抑えることで体を楽にしています。 MEMO空気感染の代表的なものには麻疹、結核、水ぼうそうなどがあります。 飛沫感染のうち、感染している人がクシャミや咳をする時に手で覆う事があります。 この手についたウイルスがドアノブやつり革などに付着する事で 接触感染も起こります。 まとめ 身近にあり、誰でも一度は患う風邪などの原因はウイルスや細菌による感染症です。 細菌性の病気には抗菌剤 抗生物質 が効くので治療薬を使い症状を軽快させる事ができます。 ではウイルス性の場合はどうかという事ですが、ウイルスそのものを倒す薬が無いため自分自身の体の免疫が戦ってやっつけてくれています。 このウイルスと細菌の両方を知る事でうがい、手洗いの重要性、薬の適切な使用法、睡眠や栄養不足による免疫機能の低下を改善し、感染経路の防護策もより正確に行えるかと思います。

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