天気の子 ハッピーエンド。 ハッピーエンド?バッドエンド? 天気の子を観た感想と受け取ったメッセージ

【天気の子】結末はバッドエンド?帆高が最後に陽菜を選んだ理由と伝えたいことを考察

天気の子 ハッピーエンド

『天気の子』のあらすじ 『天気の子』は、天候の調和が狂っていく時代に、運命に翻弄される少年・森嶋帆高、少女・天野陽菜が自らの生き方を「選択」し、2人だけが知っている世界の秘密についての物語。 天候をテーマ設定にした理由は「誰もが自分の話なんじゃないかと思わせることが『天気じゃないか』と。 学校や会社に行く時、天気予報を見ていて『天気』というものは1日に何回も口にしているし、気にしている。 遠い空のできごとなのに、自分たちの心配事になっている」と人々の身近なテーマ設定にしたと説明。 制作発表会見から引用 なるほどねーふむふむ 新海監督は、このストーリーを『君の名は』のプロモーションで 夏に全国を行脚している時、その熱さのあまり 「この入道雲の上の平原で休めたらなー」と思ったそう 公開されたポスターのそのビジュアルが発表されている モクモクとした雲の上が平らになっていて 少し緑っぽくなっている(たぶん草原) そして新海監督は、 なぜ天気という題材にしたのかという問いに対して みんなが一日一回は気にするような 非常に身近な題材だからと言っている 天気の子公式サイトには導入のストーリーが公開されている 「あの光の中に、行ってみたかった」 高1の夏。 離島から家出し、東京にやってきた帆高。 しかし生活はすぐに困窮し、孤独な日々の果てにようやく見つけた仕事は、 怪しげなオカルト雑誌のライター業だった。 彼のこれからを示唆するかのように、連日降り続ける雨。 そんな中、雑踏ひしめく都会の片隅で、帆高は一人の少女に出会う。 ある事情を抱え、弟とふたりで明るくたくましく暮らす少女・陽菜。 彼女には、不思議な能力があった。 「ねぇ、今から晴れるよ」 少しずつ雨が止み、美しく光り出す街並み。 『天気の子』は『最終兵器彼女』である なぜ最終兵器彼女になると思ったのか その論拠を上げていきたい 論拠その1 まず新海監督の作家性について考えたい 新海誠の作家性は、今までの作品を見るとわかる 一つ目は全ての作品が ボーイミーツガールもの 言ってしまえば恋愛ものである。 そして二つ目が、 バッドエンドである。 『君の名は』以外の作品が 全てバッドエンドなのである そして『君の名は』についても、最終的にハッピーエンドっぽくなったが 途中ヒロインの三葉の街は消滅したり、 一筋縄ではいかないストーリー展開である。 このことから『天気の子』においても、 最初からハッピーな作品にはならないだろうと思われる。 論拠その2 あらすじが物語っている 上でも書いたが 『天気の子』は、天候の調和が狂っていく時代に、運命に翻弄される少年・森嶋帆高、少女・天野陽菜が自らの生き方を「選択」し、2人だけが知っている世界の秘密についての物語。 制作発表会見から引用 このあらすじを区切って、推測していく 天候の調和が狂っていく時代 とは つまり、 世界が異常気象に満たされて、 人の住める地域が限られて、人間世界が崩壊していく ということ 運命に翻弄される少年 とは 異常気象によって、世界が崩壊していく様を 何もできずに生きている ということ さらに公式サイトのストーリーを考えると 彼女には、不思議な能力があった。 「ねぇ、今から晴れるよ」 少しずつ雨が止み、美しく光り出す街並み。 二人は付き合うことになる。 ヒロインが日本国の戦争兵器として、改造される。 ヒロインは日本を守るため、兵器として敵国と戦うことになる。 戦争は次第に激化し、ヒロインは日本を守りきれなくなる。 それでもヒロインは、主人公の住む街だけは、守り抜く。 戦争はさらに激化し、人の住める土地は、ヒロインが守ってきた主人公の住む街だけになってしまう その小さな街に世界中の生き残った人が、唯一人が住める土地を求めて集まってくる。 その狭い土地で、多くの人が住むことができる筈もなかった。 その中で、ヒロインは主人公と愛を誓いながら、集まってきた人たちを全員滅ぼす ヒロインが人間の歴史に終止符を打つ。 といった、あらすじになっている 次にこのあらすじに天気の子の情報を当てはめてみる 『天気の子』のストーリーとは!? いよいよ『天気の子』のストーリーを解説します!! 天気の子はこうなるに違いない!! 世界の天候の調和が狂っていく世界、 世界は異常気象に包まれ、人の住める土地は少なくなっていく ヒロインは、天気を晴れにする能力を持っているので 自分の住む街の天気を晴れにする。 今までいた土地に住めなくなった人たちが、この街に集結しだす 世界で天気が良いのは、ヒロインの街だけ。 その街だけで世界の人々を許容できる筈もなく 主人公とヒロインの街も崩壊を始める。 ヒロインは自分の能力によっても、その街を救えないのなら、いっその事、全てを終わらせる決意をする。 ヒロインは世界を終わらせる前に、主人公と愛を確かめ合う。 その瞬間奇跡が起こる!! ヒロインの能力は覚醒し、世界の天候を正常にすることが出来る! ここで主題歌が流れて、終幕。 これは泣けるなぁ笑 これが『天気の子』のストーリーになるだろう! あらすじとしては、最終兵器彼女だね! 『天気の子』を楽しみに待とう 主人公の声優はこう語っている 「身近で壮大で、大いに笑って泣ける(はずの)ドエンタメ映画です」と作品の内容にも言及。 「でも同時に、すこしも模範的ではなく、むしろ社会や規範から外れていってしまう人物たちの物語です。 でもだからこそこれは自分のための映画だと、誰かに思ってもらえますように」と人の心に寄り添うような物語となることも示唆していました。 主人公の声優 醍醐虎汰朗インスタより.

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『天気の子』のあらすじ 『天気の子』は、天候の調和が狂っていく時代に、運命に翻弄される少年・森嶋帆高、少女・天野陽菜が自らの生き方を「選択」し、2人だけが知っている世界の秘密についての物語。 天候をテーマ設定にした理由は「誰もが自分の話なんじゃないかと思わせることが『天気じゃないか』と。 学校や会社に行く時、天気予報を見ていて『天気』というものは1日に何回も口にしているし、気にしている。 遠い空のできごとなのに、自分たちの心配事になっている」と人々の身近なテーマ設定にしたと説明。 制作発表会見から引用 なるほどねーふむふむ 新海監督は、このストーリーを『君の名は』のプロモーションで 夏に全国を行脚している時、その熱さのあまり 「この入道雲の上の平原で休めたらなー」と思ったそう 公開されたポスターのそのビジュアルが発表されている モクモクとした雲の上が平らになっていて 少し緑っぽくなっている(たぶん草原) そして新海監督は、 なぜ天気という題材にしたのかという問いに対して みんなが一日一回は気にするような 非常に身近な題材だからと言っている 天気の子公式サイトには導入のストーリーが公開されている 「あの光の中に、行ってみたかった」 高1の夏。 離島から家出し、東京にやってきた帆高。 しかし生活はすぐに困窮し、孤独な日々の果てにようやく見つけた仕事は、 怪しげなオカルト雑誌のライター業だった。 彼のこれからを示唆するかのように、連日降り続ける雨。 そんな中、雑踏ひしめく都会の片隅で、帆高は一人の少女に出会う。 ある事情を抱え、弟とふたりで明るくたくましく暮らす少女・陽菜。 彼女には、不思議な能力があった。 「ねぇ、今から晴れるよ」 少しずつ雨が止み、美しく光り出す街並み。 『天気の子』は『最終兵器彼女』である なぜ最終兵器彼女になると思ったのか その論拠を上げていきたい 論拠その1 まず新海監督の作家性について考えたい 新海誠の作家性は、今までの作品を見るとわかる 一つ目は全ての作品が ボーイミーツガールもの 言ってしまえば恋愛ものである。 そして二つ目が、 バッドエンドである。 『君の名は』以外の作品が 全てバッドエンドなのである そして『君の名は』についても、最終的にハッピーエンドっぽくなったが 途中ヒロインの三葉の街は消滅したり、 一筋縄ではいかないストーリー展開である。 このことから『天気の子』においても、 最初からハッピーな作品にはならないだろうと思われる。 論拠その2 あらすじが物語っている 上でも書いたが 『天気の子』は、天候の調和が狂っていく時代に、運命に翻弄される少年・森嶋帆高、少女・天野陽菜が自らの生き方を「選択」し、2人だけが知っている世界の秘密についての物語。 制作発表会見から引用 このあらすじを区切って、推測していく 天候の調和が狂っていく時代 とは つまり、 世界が異常気象に満たされて、 人の住める地域が限られて、人間世界が崩壊していく ということ 運命に翻弄される少年 とは 異常気象によって、世界が崩壊していく様を 何もできずに生きている ということ さらに公式サイトのストーリーを考えると 彼女には、不思議な能力があった。 「ねぇ、今から晴れるよ」 少しずつ雨が止み、美しく光り出す街並み。 二人は付き合うことになる。 ヒロインが日本国の戦争兵器として、改造される。 ヒロインは日本を守るため、兵器として敵国と戦うことになる。 戦争は次第に激化し、ヒロインは日本を守りきれなくなる。 それでもヒロインは、主人公の住む街だけは、守り抜く。 戦争はさらに激化し、人の住める土地は、ヒロインが守ってきた主人公の住む街だけになってしまう その小さな街に世界中の生き残った人が、唯一人が住める土地を求めて集まってくる。 その狭い土地で、多くの人が住むことができる筈もなかった。 その中で、ヒロインは主人公と愛を誓いながら、集まってきた人たちを全員滅ぼす ヒロインが人間の歴史に終止符を打つ。 といった、あらすじになっている 次にこのあらすじに天気の子の情報を当てはめてみる 『天気の子』のストーリーとは!? いよいよ『天気の子』のストーリーを解説します!! 天気の子はこうなるに違いない!! 世界の天候の調和が狂っていく世界、 世界は異常気象に包まれ、人の住める土地は少なくなっていく ヒロインは、天気を晴れにする能力を持っているので 自分の住む街の天気を晴れにする。 今までいた土地に住めなくなった人たちが、この街に集結しだす 世界で天気が良いのは、ヒロインの街だけ。 その街だけで世界の人々を許容できる筈もなく 主人公とヒロインの街も崩壊を始める。 ヒロインは自分の能力によっても、その街を救えないのなら、いっその事、全てを終わらせる決意をする。 ヒロインは世界を終わらせる前に、主人公と愛を確かめ合う。 その瞬間奇跡が起こる!! ヒロインの能力は覚醒し、世界の天候を正常にすることが出来る! ここで主題歌が流れて、終幕。 これは泣けるなぁ笑 これが『天気の子』のストーリーになるだろう! あらすじとしては、最終兵器彼女だね! 『天気の子』を楽しみに待とう 主人公の声優はこう語っている 「身近で壮大で、大いに笑って泣ける(はずの)ドエンタメ映画です」と作品の内容にも言及。 「でも同時に、すこしも模範的ではなく、むしろ社会や規範から外れていってしまう人物たちの物語です。 でもだからこそこれは自分のための映画だと、誰かに思ってもらえますように」と人の心に寄り添うような物語となることも示唆していました。 主人公の声優 醍醐虎汰朗インスタより.

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【ネタバレ】天気の子はハッピーエンド?モヤモヤエンド?バッドエンド?

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合わせて読みたい• あらすじ 田舎の離島に住む高校一年生の 森嶋帆高は、ある思いを抱いて故郷から家出同然の形で上京してきた。 しかし生活はすぐに困窮し、苦労の果てにようやく見つけた仕事は怪しげなオカルト雑誌のライター業だった。 彼の孤独で淋しい心を表現するかのように連日雨が降り止まない中、帆高は 天野陽菜という少女に出会う。 弟と二人で明るく暮らす陽菜には、 祈るだけで天候を変えるという不思議な能力があった。 新海誠監督作品 今作『天気の子』の監督を務めるのは、これまでに六作品もの長編アニメ映画を指揮してきた 新海誠監督です。 ほしのこえ• 雲のむこう、約束の場所• 秒速5センチメートル• 星を追う子ども• 言の葉の庭 そして2016年8月には 『君の名は。 』が公開され一躍大ヒットとなりましたね! 日本国内での興行収入は250億円をも突破し、バンドグループ 『RADWIMPS』による主題歌 『前前前世』や、作品世界とマッチした壮大な挿入歌も話題になりました。 アリそうでナイ感じだな。 『君の名は。 』では彗星の落下という恐怖がありながらも、その美しさに魅了されてしまうような不思議な感覚がありましたよね! 前作のヒットを理由に、今回『天気の子』にも多大なる期待が集まっていました。 しかし過度な期待は私の エゴであることも重々承知しております。 ファンの方には辛辣な意見かもしれませんのでご注意ください! 私は『君の名は。 』が好き まず大前提として、 私は新海監督のファンでもアンチでもありませんがインタビューによると、監督自身が批判も想定内のようなので 遠慮なくぶっ叩きます 笑 作品の価値は批判も含めた全てだと私は思っております。 まず、三年前に公開された前作『君の名は。 』は、一つの映画として新海監督作品を初めて鑑賞した私も面白いと感じることができました。 事実、同作品は爆発的なブームを巻き起こし社会現象となるほどでした。 しかし逆に、 昔から新海監督の作品が好きだった友人は違和感を感じたそうです。 新海監督自身の作風もあるので、人によって感想が違うのは当然のことですね。 とはいえ前作がこれだけの人気作になってしまった以上、元々のファンであろうが私のようなライト層であろうが、次回作である『天気の子』が異常に期待される事実は制作側も分かりきっていたはずです。 それでも監督自身が『君の名は。 』と比較せず、自分の描きたい世界を貫き通して今作を仕上げていたのなら何も言うことはありません。 』の人気にあやかろうとしているような、評価の論点をずらされた感覚です。 百歩譲って監督や制作側が瀧と三葉のことを好きで、ファンサービスとして登場させたのなら微笑ましいですが、その点は 今作のエンディングを考慮すると納得できないのです。 『天気の子』ネタバレあらすじ 『天気の子』のクライマックスを要約すると 世界は都市が浸水してしまうほどの未曽有の大豪雨に見舞われ、不思議な能力を持つ陽菜が自らの身を犠牲にするしかそれを食い止める方法はない。 しかし、帆高と陽菜は二人で一緒に居たいがため大豪雨を受け入れ、世界を諦める選択をする。 つまり、 今作の主人公二人だけのために世界が雨で水没してしまうのです。 別にそれならそれでいいですよ?そのエンディング自体に不満はないです。 結果的に、神の所業で東京が滅ぶ結末はメガテンファンとしても好きです 笑 どんな物語も『主役』の目線で描かれるため、全ての事態を丸く納めることは不可能なのも分かります。 悪役や敵にも彼らなりの正義があって戦うもので、それに主役が勝つということは敵さんの言い分を否定していることになりますもんね。 主人公とはみんな勝手です。 その勝手さに共感した鑑賞者は彼らを応援するでしょう。 でもこの映画の主人公、あまりに度が過ぎてて応援したくならないの・・・ 主人公二人について説明をすると、 帆高は漠然とした不明確な理由で家出をし、とにかく周囲に迷惑をかけまくる少年です。 『あの光の中に、行ってみたかった』 こちらが帆高君の家出の理由です。 は?具体性プリーズ。 よく聞く犯罪動機の 「ついカッとなってやった」との差が分からないです。 実際に彼は陽菜のためとはいえ犯罪しか犯さないレベルで犯罪者でした。 そんな能力怖くて多用できないな・・・ 私個人としては 二人ともあまりに自分勝手で非常識なため全く感情移入ができないのです。 そんな二人は最終的に自分たちの都合で、世界を犠牲にしてまでも相手と居ることができる道を選びます。 独断で周囲を無視してまで二人でいることを選んだ彼ら自身はハッピーエンドです。 日常的な移動手段は電車から船になったりと、一般人たちも水没した世界に何とか適応する生活を歩み始めます。 しかし、 一般人が事の真相を知ったとしたら二人のために世界が犠牲にされることを快諾していたとは思えない、違和感の残る結末だったということです。 『君の名は。 』としてはバッドエンド さて、察しの良い方は私の言いたいことにお気付きかもしれません。 今作のラストで世界は雨に沈み、以前よりは確実に生活しづらい世の中になりました。 要するに、 帆高と陽菜を除いた一般人にとってこの結末はバッドエンドでしかなく、前作の瀧と三葉を登場させてしまってはこの二人にまで生きづらい世界の強要をしているのです。 せっかく『君の名は。 』で彗星から難を逃れて平和に終わったはずの前作の主人公たちは、今作では過酷な水浸しの生活を余儀なくされるという 踏んだり蹴ったりぶり。 この二人にとってはかわいそうな結末だよね。 登場人物の目線だとそうなるな。 どう考えても 瀧と三葉は、『君の名は。 』ファンに媚びるためだけの演出になってしまっていたということです。 だから前作、もとい瀧と三葉が好きだった私は『天気の子』のエンディングに納得できないのです。 彼らが元々こういう運命だったとでも言うのでしょうか? どちらにしろ『君の名は。 』だけではハッピーエンドだったのですから、それに気付かせた『天気の子』を恨みます。 ていうか何人亡くなったんでしょうね、この世界の人。 まず大雨で交通網がマヒしたら救急車なんで出動できませんよね? 急病人や異常気象による体調不良者はどうなったのでしょう? 畑や田んぼも水浸し、長期的に見ると作物なんて育ちません。 飛行機の滑走路も浸水してるので輸入も困難です。 土地を失い食料問題、人口の減少は免れません。 せっかく糸守町から東京に移住してきた人も何人か死んでそう・・・ 『君の名は。 』と『天気の子』の決定的な違いは• 『君の名は。 』は彗星から人々を避難させ、主人公たちを含めた 全体がハッピーエンド• 『天気の子』は主人公 二人だけがハッピーエンドで、一般人からすると疑問が残る結末 二作品を比べるつもりはなくとも、キャラクターのカメオ出演によって制作側がそれを暗示してきます。 そのうえでこの世界には、 自分勝手な『天気の子』主人公たちと、爆破などの犯罪も犯しましたが大勢の人たちを救った『君の名は。 』主人公たち共存しています。 なら 私は前作の主人公を応援したい。 それだけです。 これに関しては作品の魅力であり、否定のしようもありません。 『祈るだけで天気を操る能力』を現実的に検証する術はありませんし、監督の描いたファンタジーとしての 不思議な力を受け入れるまでです。 私自身、ファンタジーやSFは好きです。 その世界なりの常識があるのならば。 しかし『 非現実的』と『現実味がない』は全くの別物です。 具体的には、 『天気の子』の世界は現実味がなく違和感だらけでした。 実際に天気を操る能力を目の当たりにした人々は、『すごいね君!』と驚く程度でその異質な力に恐怖しない• 警察は帆高を捕らえ、取り調べ室直前まで連行するが隙を見せてしまい、結局警察署の外まで逃がしてしまう無能さ• 線路内を走る少年に『おい君!何やってるんだ!』と注意するだけで、特に捕まえようとはしないで見てるだけの作業員や駅員たち• 空想ばかりで確証もないのに暴走し、命の恩人や警察相手に噛みついたり拳銃を発砲する最早ただのサイ〇パスと化した帆高 そんな現実味のない世界の警察官がやたらと『未成年誘拐』や『重火器所持』などの現実的な犯罪の規律には忠実で、執拗に家出少年の帆高を追う展開には違和感しかありません。 あまりに都合の良い展開が多くて不自然・・・ この世界はそもそもの『日常』がおかし過ぎるうえに現実味がなく、全ての人たちが非常識なのです。 作品の伝えたいことが全く響かない 結局陽菜は 人柱であり、周期的に世界の天気がおかしくなるときに、自らを犠牲に天候を安定させるための巫女のような存在でした。 この監督巫女好きよね。 大豪雨に見舞われた世界を救うために、一度は陽菜が自分の身を犠牲にして世界を晴れさせます。 そして陽菜の自己犠牲に対し、帆高がそれを否定するように周囲に訴えかけます。 この描写は 誰かを犠牲にしたり他人を陥れることなく、目を背けずに生きるべきであることを主張し、伝えたかったのだと思います。 しかし一般人は陽菜と引き換えに空が晴れている事実を知りません。 一般人は決して見て見ぬふりをしているわけではなく、そもそもの事実を知らないだけなので、帆高の訴えは他の登場人物たちにとって 完全に空回りしているのです。 作品内での筋が通っていないのに、無理やり鑑賞者の私たちにはゴリ押しで伝えられたような感覚です。 また、『 晴れ』が常識だった世界は『雨』が常識になって水に沈むという結末は、世界の在り方に正解などないことを表現していました。 常識にとらわれてはいけない• 偏見や固定観念は捨て去って自由に生きていい• 『狂っている』とは何を基準に狂っているのか しかし比喩などではなく、文字通りに世界の常識を変えてしまったため、 あまりにスケールが大きく、日常にSFを取り入れるというより日常そのものを改変させ過ぎてしまいました。 ぶっ飛び過ぎててピンと来ないんだよな。 伝えたいことは分かりますが共感しづらく、かといって 周期的にやってくる大豪雨の原因や、天気を操る能力の根源も結局分からず仕舞いです。 まぁそれはファンタジーとしてはっきりしないのはアリだと思うけど、とにかく 不完全燃焼としか言いようがありません。 せめて最後に指輪をさ・・・そこも消化不良。 まとめ 物語の表面だけを見て、漠然と登場人物に共感できれば楽しめると思います。 子供心が残り、勢いもある 学生さんにはハマりそうな映画でした。 しかし、私のように 登場人物の心情を考えたり、世界観を読み解こうとする目的で鑑賞すると違和感しかありませんでした。 読み解けるとはいってない 笑 根拠や具体性のない作品は見ていて不安な気持ちにさせられます。 ネガティブな私にはとにかく悲しく、きっついエンディングでした・・・ 圧倒的に説明不足で浅い。 小説読めよはナシですよ? それでは映画として成立しない。 だって 私はあくまで二時間の映画を観て判断したんですから。 個人的に思う 今作の魅力は映像のみです。 雨の描写が非常に繊細で美しく、そこだけは素晴らしかったです。 繰り返しますが、新海監督のファンでもアンチでもない私の感想は以上になります。 でもこれだけ書いちゃったらアンチって言われちゃうかな? 笑 ファンの方ごめんなさい! これが新海監督本来の作風というのなら、所詮『君の名は。 』から参入したにわかのライト層である私にとって『天気の子』はつまらなかったです!.

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