膵臓 に いい 食べ物。 肝臓に良い食べ物飲み物とレシピ!悪い食事ランキング一覧とコーヒー

膵臓に良い食べ物にはどんなものがあるの?負担をかけず元気に過ごすには?

膵臓 に いい 食べ物

慢性膵炎の治療は、病気の原因(アルコール性か他の原因か)、活動性(急性膵炎が繰り返し起こっているか)、重症度(消化不良や糖尿病、外科的治療が必要な合併症などがあるか)を調べて、それらに応じて生活指導や食事療法、お薬による治療を始めていきます。 Q2で示したとおり、 慢性膵炎は病気の進行過程によって「代償期」、「移行期」、「非代償期」の3つの時期に分けられ、治療はそれぞれの時期の症状や膵臓の機能がどれだけ保たれているかに応じて行います。 代償期に多い痛みに対しては、鎮痛薬(非ステロイド性抗炎症薬や抗コリン薬)や、痛みの原因となる炎症を抑える蛋白分解酵素阻害薬の内服を行います。 断酒も腹痛消失に有効で、予後改善のためにも勧められます。 また高脂肪食後に腹痛を伴う場合、食事脂肪制限を行うこともありますが、長期の過剰な脂肪制限は低栄養となるため気をつけなければなりません(Q6参照)。 これらが有効でない場合に、内視鏡的治療や、体外衝撃波結石破砕療法(ESWL)、外科的治療が有用となる場合もあり、詳しくは主治医にご相談ください。 また、非代償期になると消化不良の症状が出てきます。 膵臓は食べ物を消化するための消化酵素を含む膵液を分泌して腸に送るはたらきがありますが、このはたらきがわるくなり、食べ物をうまく消化できず未消化の便や軟便が出たりします。 また栄養素を吸収できないため栄養状態がわるくなります。 これらを防ぐために消化酵素薬を服用します。 慢性膵炎では膵液の中のアルカリ成分も少なくなっているため、胃酸を中和できず腸の中が酸性に偏ります。 この状態では消化酵素がうまくはたらきにくいことから、胃酸の量を少なくするためのお薬も一緒に内服します。 さらに、非代償期では血糖値の調節が不十分となり、糖尿病を発症しやすくなります。 慢性膵炎になると、膵臓から分泌される血糖値を下げるホルモン(インスリン)のはたらきが弱まり血糖値が上昇します。 また、低血糖(血糖値が下がりすぎる)のときに血糖値を上げるホルモン(グルカゴン)のはたらきも弱くなるため、低血糖が長引きやすくなることにも注意が必要です。 これらに対しては糖尿病治療のためのお薬を用います。 一般的に多い2型糖尿病とは原因が異なるため、治療の方法が違います。 実際の治療では、患者さんの状態や検査結果などを踏まえて治療方針を決めることが必要となるため、主治医とよくご相談ください。 Q5 慢性膵炎と診断されたらどんなことに気をつければよいのでしょうか? 慢性膵炎の患者さんは、お腹や背中の痛みの治療や、栄養状態の改善、また合併症があらわれた場合に速やかに診断するために、長期間にわたって専門医療機関への通院・治療を続ける必要があります。 医師や医療スタッフのサポートを受けて、根気よく治療を進めましょう。 痛みがある時期とない時期ではお薬や適切な食事のしかたが異なります。 また、とくに強い痛みがあると生活に支障をきたすことから、そういったときは我慢せずに、日ごろから主治医とよく相談することをお勧めします。 アルコールが原因の慢性膵炎の患者さんでは、飲酒によりしばしばお腹や背中の痛みを引き起こします。 大量にお酒を飲み続けると、膵臓の炎症による強い痛みが繰り返し起こり、そのたびに膵臓の細胞が少しずつ壊れていきます。 だんだんと消化酵素の分泌が減り、消化不良や栄養不良が進み、やがて糖尿病を発症します。 また、進行すると膵臓がんを発症するリスクが増加します。 残念ながら、ここまでなら飲んでもよいというお酒の安全な量はありません。 病気の進行を防ぐにはお酒を一切飲まない「断酒」が必要です。 とくに糖尿病を発症した患者さんでは低血糖などにつながり危険です。 断酒に成功した患者さんでは、痛みの程度や回数が弱まり、病気の進行が遅くなります。 また、 タバコも慢性膵炎を進行させるため、禁煙するように心がけましょう。 慢性膵炎患者さんの日常生活のポイント 慢性膵炎の患者さんは、この病気と長く付き合っていくことになります。 患者さん自身が自分の膵臓の状態を理解し、断酒、禁煙、食事、お薬などの日常の生活をうまくコントロールすることが大切です。 ご家族にも理解していただき協力が得られるとよいでしょう。 お腹や背中の痛みは繰り返し続く時期とおさまる時期がありますが、気づかないうちに糖尿病を発症したり、栄養状態がわるくなってしまうことがあるため、通院・治療は途切らせずに続けることが重要です。 Q6 慢性膵炎と診断されたらどんな食事をすればよいのでしょうか? 慢性膵炎の患者さんの食事療法で大切なことは、「栄養価が高く、また、お腹の痛みが出にくい食べ物を選ぶこと」です。 慢性膵炎と診断されても、基本的にカロリー制限は必要ありません。 非代償期では、糖尿病を合併していることが多いためカロリーを制限しがちではありますが、やせている患者さんでは、さらに体重が減少することになるため、主治医の先生と相談しながら体重管理を行ってください。 基本栄養素(蛋白質、炭水化物、脂肪)のうち、慢性膵炎の患者さんが注意しなければならないのは脂肪です。 お腹に痛みなどの症状があるかないかにより、どれだけ脂肪をとってよいかは異なります。 お腹に痛みなどの症状がある場合はしっかりと脂肪を制限しなくてはいけません。 一方、症状がなければ脂肪をとりすぎないよう気をつければ大丈夫です(1日あたり40~60g)(日本人の平均脂肪摂取量は1日あたり55~60g)。 以前は、慢性膵炎と診断された人には、一律に脂肪を控えてもらっていましたが、今では痛みなどの症状がない場合は脂肪をとるように推奨しています(消化酵素薬の内服が必要な場合があります)。 慢性膵炎が進行し、膵臓のはたらきが低下すると食べ物を消化する力が低下します。 とくに脂肪の消化吸収がわるくなりやすく、その場合には生きていくのに必要な必須脂肪酸や脂溶性ビタミン(ビタミンA、D、E、K)の吸収もわるくなります。 そのため、慢性膵炎の食事療法では、病状に応じて消化酵素薬を十分量服用することが大切です。 なお、代償期では基本的に動物性脂肪をとりすぎることはできませんが、湯引きなどの調理法の工夫や、植物性脂肪や魚類から適切な量の脂肪をとることは可能です。 また、お薬として利用できる栄養剤には、脂肪をほとんど含まないものがありますので、お腹に痛みなどの症状がある際に利用することで、膵臓への負担を避けつつ摂取カロリーを補い、栄養バランスを整えることができます。 Q4、Q5でも示したように、実際の治療は食事療法だけでなく、薬物療法や生活指導などを含めて総合的に行うため、主治医とよくご相談ください。

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膵臓をいたわるための食事とは

膵臓 に いい 食べ物

引用元: 慢性膵炎は、進行過程によって「 代償期」、「 移行期」、「 非代償期」の3つの時期に分けられ、治療はそれぞれの時期の症状や、膵臓の機能がどれだけ保たれているかに応じて行います。 代償期に多い痛みに対しては、鎮痛薬(非ステロイド性抗炎症薬や抗コリン薬)や、痛みの原因となる炎症を抑える「蛋白分解酵素阻害薬」をすすめられます。 これは、タンパク質を分解しないようにするためのお薬です。 膵臓から出される消化液が、すい臓そのものを消化してしまい、炎症を起こし、痛みを伴います。 お酒の飲み過ぎからくる場合も、お酒をやめるようにも言われます。 また高脂肪食後に腹痛を伴う場合、食事脂肪制限を行うこともありますが、長期の過剰な脂肪制限は低栄養となるため気をつけなければなりません。 つまり、油もの、ファーストフードの食べ過ぎに注意しましょう。 年齢を重ねると、若い頃のような分解能力が減少してきます。 様々な防衛を考えなければならないんです。 膵臓が弱まる原因と症状 慢性膵炎の治療は、アルコール性か他の原因か、急性膵炎が繰り返し起こっているか、重症度を調べて、それらに応じて生活指導や食事療法、お薬による治療をするのが一般的です。 膵炎の痛みは、みぞおち付近、背中など広範囲に及ぶ場合があります。 胃炎だと思ったら膵炎だった、ということもあるようです。 膵臓は食べ物を消化するための消化酵素を含む膵液を分泌して腸に送るはたらきがありますが、このはたらきがわるくなり、食べ物をうまく消化できず未消化の便や軟便が出たりします。 また栄養素を吸収できないため栄養状態がわるくなります。 これらを防ぐために消化酵素薬を服用します。 慢性膵炎では膵液の中のアルカリ成分も少なくなっているため、胃酸を中和できず腸の中が酸性に偏ります。 この状態では消化酵素がうまくはたらきにくいことから、胃酸の量を少なくするためのお薬も一緒に内服します。 さらに悪化すると、血糖値の調節が不十分となり、糖尿病を発症しやすくなります。 慢性膵炎になると、膵臓から分泌される血糖値を下げるホルモン(インスリン)のはたらきが弱まり血糖値が上昇します。 膵臓に良い食べ物とは 規則正しい食生活と睡眠をとりましょう。 寝不足は大敵です。 また膵炎になると痛くて眠れなくなることもあります。 脂質制限をうけるので、脂肪分が不足して、低栄養状態にならないようにしましょう。 初期の膵炎なら、多少の肉類も大丈夫ですが、お魚、特に小魚、青魚をおすすめします。 イワシ、サバ、サンマ、アジ。 毎日の食卓に、めざし(イワシ)、アジの開きを必ずつけるといいですね。 しかし、素人の家庭療法はキケンだよ!といっても、治療をするほどではない場合、手をこまねいているわけにもいきませんよね。 膵炎に必要な栄養素(サプリメント)があるなら、試してみたいですよね。 膵臓が弱っている時のおすすめのサプリメント 腎臓が弱っている時には、アミノ酸が足りていない、不飽和脂肪酸が足りていない、ミネラルが足りていないといいます。 積極的に、これらを補充しましょう。 アミノ酸が多く入っているサプリメントといえば、「すっぽん」「プラセンタ」「ローヤルゼリー」です。 不飽和脂肪酸は、「DHA」「EPA]。 それと、最近話題の「イヌリン」は水溶性食物繊維で、天然のインシュリンといわれており、食後の血糖値の上昇を抑えるはたらきがあります。 また、腎臓が弱っていると「カフェイン」は制限されます。 そのため、コーヒー・お茶に変わる飲み物としておすすめしたいのが、「ごぼう茶」です。 サビない体を作る「ごぼう茶」 ポリフェノールを含み、抗酸化作用がある食材といえば、日本人が昔から摂っている「ごぼう」です。 ポリフェノールが豊富で、錆びない体を作ってくれる上、「イヌリン」という食物繊維は、善玉菌の棲み家となり、エサとなるので腸内環境が良くなります。 しかし、毎日きんぴらごぼうを食べるのは大変です。 そこでおすすめなのが、ゴボウを丸ごと使ったごぼう茶です。 コーヒーや紅茶、緑茶、ウーロン茶にはカフェインが含まれていますが、ごぼう茶は飲めば飲むほど栄養が摂れます。 ごぼう茶をいつでもどこでも、お茶代わり、水かわりに飲んでください。 自分で作るのが面倒な人は、南雲先生(南雲クリニック総院長)が監修した、「焙煎ごぼう茶」は、手作りに負けない天然緒味がします。 それよりもコスパに優れているのが「女神のごぼう茶」です。 それに産地が九州ということも決め手です。 2019-03-16 11:40 アミノ酸を多くとる必要があるのならプラセンタがおすすめ 膵臓が弱っている場合におすすめなのがアミノ酸です。 人体に必要なアミノ酸は、約20種類ですが、プラセンタにはそのほとんどが含まれています。 エイジングケアとして注目されているプラセンタには、様々な栄養成分が含まれています。 ヒトの場合、胎児を280日足らずの間に成長させる、重要な役割を担っている臓器なので、成長のパワーが秘められていることが期待できます。 プラセンタの主要な成分としてまず挙げられるのがアミノ酸です。 アミノ酸は、生物の基となる成分です。 プラセンタには、10種類以上のアミノ酸が含まれています。 私たちは通常アミノ酸を食品から摂取します。 アミノ酸は、肉・魚・卵などに多く含まれますが、効率的に摂ろうとした場合工夫が必要です。 一方、プラセンタには、バリン、ロイシン、リジン、スレオニンなど必須アミノ酸と呼ばれる、食品でしか摂取できないアミノ酸が多く含まれており、効率的に摂取することができます。 プラセンタは、馬プラセンタの方が品質がいいといわれていますが、プラセンタの成分自体には大差はなく、むしろ豚プラセンタの方がアミノ酸量が多いこともっわかっています。 プラセンタを続けるのなら、品質が良くて安いのが一番です。 イヌイットはアザラシやクジラ、カレイなどを好んで食べていることが特徴です。 彼らの食生活を研究するうちに、そこに大きなヒントが隠されていることがわかりました。 魚やアザラシに含まれている DHAとEPAが血中の中性脂肪を減らし、コレステロール値を調節し、血液をサラサラにすることで、血栓や動脈硬化を防いでいると考えられています。 不飽和脂肪酸の一種である DHA(ドコサヘキサエン酸)とEPA(エイコサペンタエン酸)は、主に魚の油(青魚に多い)に含まれている成分です。 毎日毎日、2000個もの卵を産む女王バチの驚異の生命力の源です。 ローヤルゼリーには、必須アミノ酸をはじめとするアミノ酸類が豊富に含まれていて、単品で40種類以上の栄養素を持つといわれます。 ビタミンB群をはじめ、パントテン酸、アセチルコリン、イノシトールなど、ミネラルでは銅、リン、亜鉛、鉄、カルシウムなど豊富な栄養素が含まれています。 パントテン酸には善玉コレステロールを増やし、免疫力を向上させる作用が、アセチルコリンには脳の活性化や血圧調整作用があり、イノシトールは脂肪肝や肝硬変などの予防になる栄養素です。 そのほか、ローヤルゼリーにのみ含まれる「特殊栄養素」というものがあります。 そのひとつがデセン酸です。 これは自律神経失調症や更年期障害に有効とされる成分で、皮膚分泌を促進するほか、がん細胞の増殖を抑制する成分としても現在注目されています。 もうひとつは類パロチンで、筋肉や内臓、骨、血管など体の組織の老化を防ぐ優れた働きをもつといわれる成分です。 数あるローヤルゼリーの中でも、コスパに優れ、製法、産地など安全性の高いものの中かから選ばれたのが、「やわたのローヤルゼリー粒ゴールド800」です ローヤルゼリー粒ゴールド800の特徴とおすすめポイント 自然の優れた総合栄養食として知られる「ローヤルゼリー」には、「ビタミン」「ミネラル」「アミノ酸」、 ローヤルゼリー特有の「デセン酸」など豊富な栄養素がバランス良く含まれています。 ミツバチの巣箱一つからハチミツが10~15kg採れるのに対し、「ローヤルゼリー」はわずか50~75gしか採れない貴重な食べ物。 やわた(八幡物産)の『ローヤルゼリー粒 ゴールド800』は、この「ローヤルゼリー」を ソフトカプセル1粒あたり800mgも配合(生換算)しています。 テレビショッピングでおなじみ健康補助食品販売の【やわた】が自信をもってお勧めする人気商品です。 デセン酸が多いのと安価なので、試しに購入しました。 その為、気持ち塞ぎ気味でしたが、この ロイヤルゼリーを飲みだして 1週間もしておりませんが、とても 体が軽くなり、今までの しんどさは 何だったのか 最近は 趣味のジョギングも 全然 苦にせず、走れる様になり、仕事も バリバリ こなせる 様になりました。 このロイヤルゼリーは 本当に、すごいデス!!!!!! 【第2類医薬品】薬用養命酒 700mL 薬用養命酒は14種類の生薬が溶け込む滋養強壮の薬酒です。 補う、温める、巡らせるといった生薬の作用で、からだが健康を保つために本来的にもっている働きを整え、症状をじっくりと改善します。 服用していくと、疲労を和らげる…胃腸の働きを整える…冷え症を改善するといった効きめをあらわし、からだを健康な状態へと導くのが特徴です。 価格: ¥ 1,672 通常配送無料 最後に すい臓が弱ってくるとどのような症状が出て、どのような栄養素が足りなくなるのか、栄養素を補充するサプリメントの説明をしました。 すい臓の働きは、消化液を分泌して消化を助けることです。 消化液の中には消化酵素が含まれていて、食べ物の消化をサポートしています。 それと、インスリンなどのホルモンを分泌し、血糖値を一定濃度にコントロールする働きがあります。 からだの不調時はお医者様にご相談ください。 医師にご相談のうえ、適切な栄養補給としてサプリメントをご利用ください。 サプリメントに頼るあまり、治療が遅れる場合もありますので、ご注意ください。 サプリメントは未病のためのご利用が理想的です。 【サプリメントの使用上に関する注意】サプリメントは疾病の診断、治療、予防を目的としたものではありません。

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膵臓の働きを良くするには

膵臓 に いい 食べ物

膵臓は、胃・腸・肝臓などの臓器とともにおなか(腹腔内)に収まる臓器のひとつです。 膵臓は消化酵素やインスリンの分泌といった体の重要な働きを担っています。 この膵臓に持続的な炎症があらわれるとお腹(みぞおちや背中あたり)に痛みがあらわれることがあり、その後、病態が進行していくにつれて次第に膵臓の機能が損なわれていきます。 こうした疾患は「」とよばれています。 慢性膵炎は、早期の段階では自覚症状があらわれにくく、診断されるときにはすでに進行した病態であることも少なくありません。 慢性膵炎に気付くにはどういった症状に注目すべきでしょうか。 また診断や治療、生活習慣の改善指導はどのように行われるのでしょうか。 本記事ではに詳しい東北大学大学院医学系研究科・消化器病態学分野 教授 下瀬川徹先生に、慢性膵炎の概要についてお話を伺いました。 慢性膵炎とは 慢性に経過する、膵臓の炎症 とは、膵臓で発生する炎症性の慢性疾患です。 慢性膵炎を発症し、膵臓の炎症が持続すると、徐々に膵臓の機能が損なわれていきます。 膵臓は「外分泌腺」と「内分泌腺」から成り立っています。 それぞれ下記のような役割を担っています。 --- 外分泌腺……食物を消化する消化酵素(膵酵素)を十二指腸に分泌する 内分泌腺……血糖を調節するホルモン(インスリンなど)を血液中に分泌する --- 炎症によって外分泌腺と内分泌腺の破壊が繰り返されていくと、膵臓の細胞は「線維」へと置き換わっていきます。 これを「線維化」といいます。 線維化が進行すると、膵臓の実質(臓器の機能を担う細胞)が減少します。 こうして正常に機能する細胞が減少することで、外分泌腺や内分泌腺の機能が損なわれていきます。 慢性膵炎の症状 膵臓に慢性的な炎症がおき、内分泌腺と外分泌腺の機能が損なわれていくことから、ではさまざまな症状があらわれます。 実際に慢性膵炎ではどのような症状があらわれるのか、主な症状を解説していきましょう。 炎症による腹痛 慢性膵炎でよくみられる症状として挙げられるのは 上腹部痛(じょうふくぶつう:みぞおちの痛み)や背部痛(背中や腰の痛み)です。 膵臓は、胃・腸・肝臓などが収まる、空洞のようなところ(腹腔内)に位置しています。 そのなかでも膵臓は腹腔内の背中側にある臓器ですので、膵臓の炎症が起きるとみぞおちから背中側に痛みがあらわれます。 慢性膵炎の腹痛は大量の飲食をしたとき、脂っこいものを食べたときにあらわれることが多いです。 痛みだけでなく、不快感や膨満感といった症状としてもあらわれることもあります。 膵実質の線維化による症状 慢性膵炎では「膵実質の線維化」による症状があらわれます。 膵臓の線維化は、外分泌腺や内分泌腺の機能を低下させます。 外分泌腺が線維化すると、消化酵素の分泌が低下し、消化吸収不良が引き起こされます。 その結果栄養障害に陥り、 体重低下(痩せ)につながります。 一方、内分泌腺が線維化すると、ホルモン分泌が低下します。 膵臓にはランゲルハンス島というインスリンを分泌する内分泌細胞の小さな集まり(内分泌腺)があります。 膵実質が線維化することでランゲルハンス島などが破壊されてしまうと、を下げる働きをもつ「インスリン」などのホルモン分泌が不足します。 こうしてインスリン分泌が低下すると、血糖値のコントロールが不良となるため、 の発症につながります。 膵管内圧の上昇による症状 慢性膵炎では「膵管内圧の上昇」による症状もあらわれます。 膵管(すいかん)とは、水分や重炭酸塩とともに膵外分泌腺でつくられる消化酵素を十二指腸に運ぶ管です。 慢性膵炎では、膵内に持続的に炎症が起こることで、膵管の狭窄などが起こります。 すると膵液の流出障害が引き起こされ、膵管内圧が上昇します。 こうして膵管内圧が上昇することで、 腹部の痛みがあらわれます。 また、膵液の流出障害は「膵液分泌不全」を引き起こします。 膵液分泌不全は、消化酵素の分泌を滞らせますので 消化不良、 栄養障害につながります。 急性憎悪 慢性膵炎は炎症性の疾患であるため、「急性憎悪」が起きればと同様の症状・経過がみられます。 急性憎悪の場合には、 腹部の激しい痛み、 発熱、 吐き気などがあらわれます。 経過は症状の程度によってさまざまですが、重症化する場合には生死に影響を及ぼす可能性も出てくるため、早期に適切な治療を行う必要があります。 そのほか、進行した慢性膵炎では血液の成分(ヘモグロビン)が減少することによる 、消化吸収障害によって脂肪が消化されないことによる 脂肪便(しぼうべん:脂肪がたくさん含まれてやや白っぽい色になる便)などがみられます。 こうした症状は慢性膵炎だけにみられるものではありません。 また、慢性膵炎では自覚症状があらわれにくいことが多いです。 そのため、患者さんがこのような症状から慢性膵炎の発症に気付くことは難しいといえます。 慢性膵炎の成因による分類 アルコール性・非アルコール性 慢性膵炎は「アルコール性」と「非アルコール性」に大別される 現在の日本の定義では、は「アルコール性」と「非アルコール性」のふたつに大別されています。 ---• アルコール性慢性膵炎 ……アルコールの過剰摂取が成因と考えられるもの• --- このふたつは臨床経過が少し異なります。 これまでに行われたさまざまな研究の結果をみてみると、アルコール性慢性膵炎のほうが、症状が激しい傾向にあり、また進行も早いことが示されています。 非アルコール性膵炎にはさらに細かな分類がある 非アルコール性膵炎は、成因によってさらに細かな分類があります。 ---• 特発性• 遺伝性• 家族性 など --- 「自己免疫性膵炎」や「閉塞性膵炎」は、別の疾患と定義されている 慢性膵炎と同じように、膵臓に慢性的な炎症があらわれる疾患として、自己免疫機序が原因と考えられている「自己免疫性膵炎」や、膵管が狭窄・閉塞することで膵臓全体あるいは一部に炎症があらわれる「閉塞性膵炎」があります。 これらは、同じく膵臓に慢性の炎症があらわれる疾患ですが、現在日本では「慢性膵炎」とは定義されず、ほかの慢性炎症として別個に扱われています。 このように自己免疫性膵炎や、閉塞性膵炎が、慢性膵炎とは別の疾患として扱われている理由は「病態の可逆性」にあります。 自己免疫性膵炎や閉塞性膵炎は、治療により病態や病理所見が改善することがあり、そのほかの慢性膵炎とは異なり、可逆性のある疾患(治療により改善するもの)と考えられています。 たとえば自己免疫性膵炎はステロイドの投与によって劇的に改善がみられるという特徴があります。 こうしたことからこれらのふたつの慢性炎症は、慢性膵炎とは別のものとして扱われます。 ただし、欧米では慢性膵炎の定義が異なり、自己免疫性膵炎や閉塞性膵炎も「慢性膵炎」のひとつとして捉えられています。 近年では慢性膵炎の定義をさらに広くダイナミックに捉えていこうという世界的な流れになりつつあります。 今後どういった病態を「慢性膵炎」と定義していくべきかについて、引き続き活発な論議が進められていくと予想されます。 慢性膵炎の経過 4つの病期に分けて捉える 現在の日本では、上記の図のようにの経過を「潜在期」「代償期」「移行期」「非代償期」の4つに分けて考えています。 この4つの経過の捉え方は、慢性膵炎の症状と治療方針を考えていくうえで役立ちます。 潜在期には持続的な大量飲酒やなどが慢性膵炎発症の危険因子と考えられます。 代償期には膵臓の実質は保たれており、まだ厚い線維化はみられません。 そのため膵臓本来の機能は保たれている時期です。 一方で、実質が保たれているということは、まだ炎症が起きる部分が残されているということでもあります。 そのため代償期には、膵臓全体が腫れる、激しい腹痛を起こすといった「の急性増悪」がみられます。 こうした発作を繰り返すうちにだんだんと膵臓の細胞が壊され、線維化が進んでいきます。 移行期には徐々に膵臓の実質が減少し、膵臓の機能が損なわれていきます。 一方で、膵臓の実質部分は少なくなることから、膵臓の炎症も起こりにくくなります。 そのため腹痛発作の頻度は次第に減少していきます。 この時期には、膵石灰化などの膵臓の形態変化があらわれ始めるようになります。 非代償期には膵臓のさまざまな機能が損なわれ、外分泌腺、内分泌腺それぞれの機能に障害があらわれます。 たとえば外分泌腺の機能が損なわれることで消化吸収障害や体重減少、脂肪便などがあらわれます。 また内分泌腺の機能が損なわれることで膵性の発症などがあらわれます。 またこの時期には膵石灰化が顕著となり、膵管拡張や膵萎縮などの形態変化の進行もみられるようになります。 一方で、膵臓の実質は少なくなっており、炎症による腹痛発作は減っていきます。 このように、慢性膵炎の患者さんがどの段階にいるのかによって、損なわれる膵臓の機能や、あらわれる症状が異なります。 これによって慢性膵炎の治療方針も大きく変わります。 そのため慢性膵炎の治療では、病期を正確に診断することが大切です。 慢性膵炎の診断 まずは血液検査や超音波検査などで「慢性膵炎」の可能性を探る の診断については、2009年に改訂された慢性膵炎臨床診断基準に従って進めていくことが一般的です。 腹痛発作がある、食事をしたあとに腹部不快感がある、背中のあたりが痛む、吐き気がある、を発症している、といった症状がみられる場合には慢性膵炎の可能性を考えることが大切です。 検査では、まず血液生化学検査(血液検査)を行うことが一般的です。 血中におけるアミラーゼ、リパーゼ、トリプシノーゲン、エステラーゼといった膵酵素の値が異常(上昇や低下)を示すことが、慢性膵炎に気付くための手掛かりとなります。 血液検査によって、こうした膵酵素の異常を調べ、その変動が症状と密接に関係するかについて明らかにすることが重要です。 その他にも血中のヘモグロビン、総たんぱく、アルブミン、コレステロールの値などを調べることも、慢性膵炎を診断するうえで有用です。 また、体重の変化を確認することも必要です。 痩せてきていないか、BMI(Body Mass Index)はどのように変化しているかについても注目し、その変化から膵外分泌機能の障害による栄養状態を推測することも重要です。 さらに診断を行ううえで有用となるのは US です。 腹部に超音波を当てることで膵臓が腫れていないか、膵管が拡張していないか、膵石はみあたらないか、などを調べることができます。 そのため腹部超音波検査は慢性膵炎のスクリーニングに有効です。 正確な診断には「画像検査」が必要 こうした検査によって慢性膵炎の疑いが強まった場合、さらに正確な診断を行うためには画像検査が必要です。 画像診断では、CT検査、MRI検査 MRCP 、そしてさらに超音波内視鏡 EUS や内視鏡的逆行性胆管膵管造影 ERCP などを行います。 こうした検査によって、本当に慢性膵炎であるのか、あるいは類似疾患であるかを判断していきます。 慢性膵炎と類似の症状があらわれる疾患としては膵管内乳頭粘液性腫瘍(IPMN)やなどが挙げられます。 こうした検査を行うことで類似疾患との鑑別を行うことが大切です。 慢性膵炎を疑う臨床症状や所見がみられるがUSやCTで明らかな画像変化が見られない場合に、「早期慢性膵炎」の可能性を考えることになります。 慢性膵炎の治療 代償期と非代償期では、治療方針が異なる これまでの話のなかでは、にはアルコール性、特発性、遺伝性などさまざまな成因があることを解説しましたが、慢性膵炎の成因がどのようなものであっても基本的な治療方針は大きく変わりません。 一方で、経過(代償期か、非代償期か)によっては、治療方針が大きく変わります。 代償期の治療 代償期には膵臓の実質が保たれているため、炎症に対する治療が必要になることが多いです。 急性増悪に対してはと同様の治療を行います。 急性増悪がない間欠期の腹痛に対しては禁酒と脂肪摂取制限、生活指導を基本としたうえで、経口蛋白分解酵素阻害薬、膵消化酵素薬を中心とした薬物治療を行います。 また腹痛発作を起こさせないための予防的な治療が必要になるため、禁酒や脂肪摂取制限を行います。 一方、代償期には膵臓の実質が保たれているため「膵臓の機能を補う治療」は必要ありません。 非代償期 移行期~非代償期では実質が壊されていくことから、低下していく膵臓の機能を補うための治療が必要です。 このように膵臓の働きを支援する治療は「補充療法」とよばれます。 補充療法としては、消化酵素の不足には膵消化酵素薬、また内分泌機能の低下にはインスリン製剤の投与などが行われます。 一方、膵実質は減少するため、急性増悪のような激しい炎症は少なくなります。 また、非代償期には膵管の狭窄や、膵石がみられるようになります。 膵管の狭窄に対しては内視鏡による膵管ステント(細いチューブ)の膵管内への留置、膵石に対してはこのような内視鏡治療や体外衝撃波結石破砕術(ESWL)を併用する場合があります。 またときには合併症に対する治療も必要です。 膵のう胞や胆道狭窄などの合併症がある場合にはのう胞ドレナージ(のう胞内に溜まった膵液を腸管に流す治療法)や胆道ドレナージ(胆汁を腸管内に流れやすくする治療法)などの内視鏡治療、場合によっては手術が必要になります。 膵臓の実質が保たれているかどうかで治療方針が大きく異なるため、代償期と非代償期では治療が異なります。 食事や生活習慣で注意すべきポイントとは? の治療では、早期の段階からの進行を抑えるために「生活指導を行う」ことが重要です。 これまでお話してきましたように、アルコールを飲まないこと(禁酒や断酒)が重要です。 タバコ()も慢性膵炎の発症と進行促進のリスク因子であることがわかっています。 ですから禁酒とをしっかりと行うことが大切です。 また、食事内容や食習慣への配慮も大切です。 脂っこい食べ物は控え、栄養バランスを考えた食事を、規則正しく、きちんとよく噛んで食べることを意識しましょう。 また日常生活における飲酒、暴飲暴食、脂肪の取りすぎは腹痛発作の誘因となります。 発作を繰り返すと膵実質の破壊と膵線維化を進行させますので、こうした食生活を送らないよう注意が必要です。 また生活習慣については、昼夜が逆転しない規則正しい生活リズムをつくることも大切です。 引き続き記事2では下瀬川先生に、慢性膵炎という疾患概念の捉え方と早期発見の重要性について、近年の動向を交えながら解説いただきます。 みやぎ県南中核病院• 内科 血液内科 リウマチ科 外科 神経内科 脳神経外科 呼吸器外科 消化器外科 腎臓内科 小児科 整形外科 形成外科 皮膚科 泌尿器科 産婦人科 眼科 耳鼻咽喉科 リハビリテーション科 放射線科 歯科口腔外科 麻酔科 乳腺外科 呼吸器内科 循環器内科 緩和ケア内科 腫瘍内科 消化器内科 糖尿病内科 内分泌内科 代謝内科 膠原病内科 脳神経内科 放射線診断科 放射線治療科 病理診断科• 宮城県柴田郡大河原町西38-1• JR東北本線 黒磯~利府・盛岡 「大河原駅」 宮城交通バス 川崎方面・村田営業所行き 河原町総合体育館前及び病院前下車すぐ バス7分• 0224-51-5500.

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