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イタリア 全土で人の移動を制限

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Open Share Study 2019. 09 もっちゃん 日本語の語順は自由なのか?:形式主義統語論から見る日英語の共通点 私たちは、同じものを見ていたとしても、そこから同じものを読み取るとは限りません。 机の上にみかんがあるのを見て「美味しそう」と思う人もいれば「なんでみかん?」と思う人もいます。 あるいは「やっぱり冬はコタツにみかんだよね」といって、嬉々としてみかんの皮むきに精を出す人もいるでしょう。 これと同じことが学問の世界でも起こります。 同じテーマに対して異なるアプローチや課題設定がとられることもあれば、同じ問題に対して正反対の主張が提案され、対立することもあります。 また、わたしたちの「一般常識」が、学問の世界の「常識」とは正反対であることも少なくありません。 そこで、この記事と明日の記事の2記事を通して、言語学の具体的研究を例に「私たちの一般常識」と「言語学の分析」とが食い違うような例を紹介していきたいと思います。 また、その中で、私たちの直観とは反するような結論を導くにいたった、(必ずしも言語学に特化しているわけではない)物事の捉え方・考え方についても考えていきます。 はじめに:自由な日本語、不自由な英語? 日本語と英語の主な違いを尋ねられたとき、多くの人が「語順」に着目するのではないでしょうか。 一般に、日本語は「 SOV語順主語-目的語-動詞語順)」であるのに対して、英語は「 SVO語順(主語-動詞-目的語語順)」であると言われています。 1 私は本を読んだ。 2 I read the book. しかし、日英語の語順の違いはこれだけに留まりません。 日本語は主語と目的語の位置が入れ替わっても良いのに対して、英語ではそのような語順の入れ替えはできません。 3 本を私は読んだ。 これは、 4 のように主語-目的語の位置の入れ替えを許さない英語とは対照的です。 このような事実を見ていると「 日本語は語順が自由な言語で、英語は不自由な言語だ。 だから、日本語と英語の文法はまったく違う特徴を持っているんだ!」と考えたくなります。 しかしながら、日英語の文法をよく観察してみると両者の間には予期せぬ共通点がある、ということが言語学の研究によって明らかになっています。 特に、英文法で観察されたのと同じ特徴が日本語にも認められた、という類の共通点は少なくありません。 そして、それを可能にしたのは「英語特化」の文法分析から「言語一般」の文法分析に視野を広げることを可能にした「 形式化・抽象化」というプロセスです。 この記事では、「語順」の分析を通して、日英語の文法のそれぞれを眺め、また両者を比べる「(日英) 対照統語論(Contrasive Syntax)」という言語学の1分野の分析例を紹介していきます。 また、その分析の過程を紹介する中で「形式化・抽象化」というプロセスが果たす役割とその重要性を感じ取ってもらいたいと思います。 「移動」 日本語の語順について考える前に、日本語を考えるための座標軸となる英語の文法について簡単に概観しておきましょう。 先ほど見たように、英語の語順には一定の制限が課せられます。 しかし、そうは言っても、英語の語順が常に不自由であるという訳ではありません。 次の例を見てみましょう。 5 Who does Mary like? 6 A: I heard that Mary likes Nick. B: Mary likes who? Why does she like such a man? 5 は一般的なwh疑問文の例です。 ここでは、likeの目的語(=Maryが好いている相手)にあたるwhoが文頭に現れています。 このように、英語のwh疑問文では、通例、wh語が文頭に現れます。 しかし、wh語が文中に現れる場合もあります。 6 の会話では、Aが「メアリがニックを好きだと聞いた」と言い、それを聞いたBが驚いて「メアリが誰を好きなんだって?」と聞き返しています。 このような「 問い返し疑問文(Echo Question)」では、wh語 who が文頭ではなく、文中に現れることがあります。 同じ「wh語」があるときは文頭に現れ、あるときは文中に現れる。 この事実は「 移動(Movement)」という文法操作を仮定することで上手く捉えられます。 7 移動:ある要素を別の位置に移動させよ。 この「移動」操作に基づくと、 5 はもともと 8 のような文だったということになります。 8 Mary likes who. この文を疑問文に変えた後(Does Mary like who? )、whoに「移動」を適用すると次のようになります。 もし、wh語に「移動」を適用しなかった場合には、 6B のような問い返し疑問文ができあがることになります。 移動に課せられる制限 前節では、英語のwh疑問文において「移動」という操作が関与していることを見てきました。 しかし、この「移動」操作は、無制限に適用できるものではなく、様々な条件によって制限されていることが知られています。 その例をいくつか見てみましょう。 最初の制限は「 付加詞条件(Adjunct Condition)」と呼ばれるもので、概略、以下のように定式化されます。 10 付加詞の中から、その外に要素を抜き出すような移動はできない。 付加詞は、いわゆる副詞句・副詞節に相当します。 たとえば、次の例では副詞節 before speaking to whomから to whomが「移動」によって抜き出されていますが、これは 10 に違反するため非文法的になります。 中村 2002: 66 付加詞のほかに、関係節も抜き出しを禁ずる領域を作ることが知られており「 複合名詞句制約 Complex NP constraint 」と呼ばれています。 次の例を見てみましょう。 12 関係節の中から、その外に要素を抜き出すような移動はできない。 中村 2002: 66 13 の例では、wh句 which bookが、関係代名詞節 who read which book から抜き出されています。 このような移動は 12 の条件に違反し、非文法的になります。 付加詞条件(10)や複合名詞句制約(12)は、副詞節や関係節が「要素の抜き出しを許さない領域(=島: Island)」になることを規定した制限です。 「移動」操作は、これらの制限のもとで適用されることになります。 「かき混ぜ」と移動の制約 さて、ここまで英語の文法を「移動」という観点から眺めてきました。 ここからは、英語の議論を念頭に置きつつ、最初の疑問である「日本語の語順は自由なのか?」という問題について考えていきたいと思います。 日本語の自由語順についての主要な分析の1つに「 かき混ぜ(Scrambling)」という分析があります。 この考えを簡単にまとめると次のような主張になります。 14 日本語自由語順のかき混ぜ分析:日本語の自由語順は、SOV語順に「移動」操作を自由に適用した結果として得られる。 この考えに基づくと、 1 、 3 に見られる語順の交替は、 15 で示されるような目的語「本を」の移動によって生じたものだということになります。 1 私は本を読んだ。 3 本を私は読んだ。 この分析によると、日本語の自由語順は、英語のwh疑問文と同じ「移動」によって成立していることになります。 日英語の違いは、英語では(wh疑問文などの)限られた状況で移動が適用されるのに対して、日本語ではより多くの場面で「移動」を適用できるという点にあります。 日本語の自由語順では、(一般に英語では制限されている)平叙文での「移動」が大きな役割を果たしていることになります。 さて、もし日本語の自由語順が「移動」に基づくとすると、 日本語の語順も、英語のwh疑問文と同じ特徴を示すはずです。 たとえば、英語のwh語の「移動」では付加詞条件という制限がかかり、したがって副詞節からの抜き出しが許されないことを前節で確認しました(以下に再掲)。 10 付加詞の中から、その外に要素を抜き出すような移動はできない。 もし、日本語の自由語順も英語と同じ「移動」に従うならば、日本語の副詞節からの移動もまた禁じられるはずです。 たとえば、副詞節の1つである、理由を表す「~から(カラ節)」から目的語を抜き出した例を考えてみましょう。 16 a. 太郎が [花子があのパンを食べたから]とても怒った。 (瀧田 2016: 372) 16b では、副詞節(理由を表す「~カラ」節)内の目的語「あのパンを」が文頭に現れており、非文法的となっています。 この非文法性は、日本語の自由語順が「移動」に基づくという 14 の分析と、付加詞条件 10 という「移動」に課せられる条件によって予測することができます。 英語のwh疑問文に課せられるもう1つの制限である複合名詞句制約についても同様の議論が成り立ちます。 12 関係節の中から、その外に要素を抜き出すような移動はできない。 17 a. 太郎が[[あの本を書いた] 人 ]を探している。 (瀧田 2016: 371) 17b の例では、「あの本を書いた(人)」という連体節から、目的語「あの本を」を抜き出しています。 この移動の非文法性は、 12 の条件によって正しく予測することができます。 以上、日本語の自由語順を「移動」によって分析する考えを紹介しました。 また、英語の文法で観察された「移動」に対する制限が日本語の語順でもあてはまることを、例文を提示しつつ示してきました。 翻って、以上の議論は「 日本語の語順にも(付加詞条件、複合名詞句制約といった)制限が存在する」ことを裏付けるものとなります。 日本語は、語順の自由度が高いといっても、 無制限にめちゃくちゃな語順を用いることができるわけではないのです。 おわりに:形式化・一般化がもたらすもの ここまでの議論を簡単にまとめると、次のようになります。 一見すると、日本語と英語とでは、語順の自由度について違いがある。 英語のwh疑問文におけるwh語の位置は「移動」という操作によって捉えられ、「移動」はいくつかの制約(付加詞条件、複合名詞句制約)によって制限を受ける。 日本語の自由語順も「移動」によって捉えることができ、英語のwh疑問文と同じ制約に従う。 ここで日本語と英語の共通点を捉える上で役立っているのは、英文法の分析で「移動」を次のように定式化したことです。 7 移動:ある要素を別の位置に移動させよ。 この定式化においては「どんな要素を移動するか(wh語、名詞句 etc. )」「どこに移動させるか」などの事柄については言及していません。 その意味で、とても抽象的な定義になっています。 英語のwh語の移動と日本語の名詞句の移動(かき混ぜ)を同じ土俵で議論することができたのは、「移動」をこのような抽象的な形で定義したからこそです。 抽象化という手続きによって、英語の語順だけではなく日本語の語順にまで分析を拡張することができたわけです。 また、単に 7 の抽象的定義を与えるだけではなく、その例外にあたる例(=「移動」によって原理的には作れるはずだが、実際には非文法的となる例)に対しても、きちんと付加詞条件や複合名詞句制約といった条件を与えました。 このように、いくつかの道具立て(「移動」+「付加詞条件」+「複合名詞句制約」)を、互いに密接に結びついた形で提案することで、これらは1つのシステム・理論体系を成します。 この、体系だったシステムを構築すること、言い換えると、英文法を形式的なシステムとして捉えたことによって、 厳密な予測を生むことが可能になります。 たとえば、付加詞条件をきちんと立てたことによって、日本語を「移動」で捉えたときに「日本語の副詞節(カラ節 etc. )からの移動はできないはずだ」という予測を生むことが容易になります。 この予測は私たちの注意を 16b のような文に向けてくれます。 日本語母語話者である私たちは「文法的な文」を何の苦もなく作り出せるために、かえって 非文法的な文に意識を向けることがほとんどありません。 そのため、日常生活では「文法的な語順」ばかりを目にすることになり、漠然と「日本語の語順は自由だ」という印象を抱いてしまいます。 しかし、「移動」と「付加詞条件」からなるシステムは、日本語においても語順に対する制限があることを予測します。 日本語の語順に制限があることは変わらぬ事実でも、そのことに私たちが注意を向けているかは別問題です。 システムが生む予測は、仮説の検証/反証に役立つだけではなく、 これまであまり注意を払われてこなかったような新たな事実の発掘にも繋がるのです。 この手続きは、時に、対象の表面的な違いの裏に隠された共通性を浮き彫りにします。 英語の分析を拡張する中で明晰化される、日本語の語順に課される制限もまた、そのような形式化・抽象化の産物の1つだと言えるでしょう。 参考文献 中村良夫 2002 「疑問詞移動」 中村捷・金子義明(編)『英語の主要構文』p. 61-p. 70 研究社 瀧田健介 2016 「移動と語順の制約」 村杉恵子・斎藤衛・宮本陽一・瀧田健介(編)『日本語文法ハンドブック:言語理論と言語獲得の観点から』p. 366-p. 407 開拓社•

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Open Share Study 2019. 09 もっちゃん 日本語の語順は自由なのか?:形式主義統語論から見る日英語の共通点 私たちは、同じものを見ていたとしても、そこから同じものを読み取るとは限りません。 机の上にみかんがあるのを見て「美味しそう」と思う人もいれば「なんでみかん?」と思う人もいます。 あるいは「やっぱり冬はコタツにみかんだよね」といって、嬉々としてみかんの皮むきに精を出す人もいるでしょう。 これと同じことが学問の世界でも起こります。 同じテーマに対して異なるアプローチや課題設定がとられることもあれば、同じ問題に対して正反対の主張が提案され、対立することもあります。 また、わたしたちの「一般常識」が、学問の世界の「常識」とは正反対であることも少なくありません。 そこで、この記事と明日の記事の2記事を通して、言語学の具体的研究を例に「私たちの一般常識」と「言語学の分析」とが食い違うような例を紹介していきたいと思います。 また、その中で、私たちの直観とは反するような結論を導くにいたった、(必ずしも言語学に特化しているわけではない)物事の捉え方・考え方についても考えていきます。 はじめに:自由な日本語、不自由な英語? 日本語と英語の主な違いを尋ねられたとき、多くの人が「語順」に着目するのではないでしょうか。 一般に、日本語は「 SOV語順主語-目的語-動詞語順)」であるのに対して、英語は「 SVO語順(主語-動詞-目的語語順)」であると言われています。 1 私は本を読んだ。 2 I read the book. しかし、日英語の語順の違いはこれだけに留まりません。 日本語は主語と目的語の位置が入れ替わっても良いのに対して、英語ではそのような語順の入れ替えはできません。 3 本を私は読んだ。 これは、 4 のように主語-目的語の位置の入れ替えを許さない英語とは対照的です。 このような事実を見ていると「 日本語は語順が自由な言語で、英語は不自由な言語だ。 だから、日本語と英語の文法はまったく違う特徴を持っているんだ!」と考えたくなります。 しかしながら、日英語の文法をよく観察してみると両者の間には予期せぬ共通点がある、ということが言語学の研究によって明らかになっています。 特に、英文法で観察されたのと同じ特徴が日本語にも認められた、という類の共通点は少なくありません。 そして、それを可能にしたのは「英語特化」の文法分析から「言語一般」の文法分析に視野を広げることを可能にした「 形式化・抽象化」というプロセスです。 この記事では、「語順」の分析を通して、日英語の文法のそれぞれを眺め、また両者を比べる「(日英) 対照統語論(Contrasive Syntax)」という言語学の1分野の分析例を紹介していきます。 また、その分析の過程を紹介する中で「形式化・抽象化」というプロセスが果たす役割とその重要性を感じ取ってもらいたいと思います。 「移動」 日本語の語順について考える前に、日本語を考えるための座標軸となる英語の文法について簡単に概観しておきましょう。 先ほど見たように、英語の語順には一定の制限が課せられます。 しかし、そうは言っても、英語の語順が常に不自由であるという訳ではありません。 次の例を見てみましょう。 5 Who does Mary like? 6 A: I heard that Mary likes Nick. B: Mary likes who? Why does she like such a man? 5 は一般的なwh疑問文の例です。 ここでは、likeの目的語(=Maryが好いている相手)にあたるwhoが文頭に現れています。 このように、英語のwh疑問文では、通例、wh語が文頭に現れます。 しかし、wh語が文中に現れる場合もあります。 6 の会話では、Aが「メアリがニックを好きだと聞いた」と言い、それを聞いたBが驚いて「メアリが誰を好きなんだって?」と聞き返しています。 このような「 問い返し疑問文(Echo Question)」では、wh語 who が文頭ではなく、文中に現れることがあります。 同じ「wh語」があるときは文頭に現れ、あるときは文中に現れる。 この事実は「 移動(Movement)」という文法操作を仮定することで上手く捉えられます。 7 移動:ある要素を別の位置に移動させよ。 この「移動」操作に基づくと、 5 はもともと 8 のような文だったということになります。 8 Mary likes who. この文を疑問文に変えた後(Does Mary like who? )、whoに「移動」を適用すると次のようになります。 もし、wh語に「移動」を適用しなかった場合には、 6B のような問い返し疑問文ができあがることになります。 移動に課せられる制限 前節では、英語のwh疑問文において「移動」という操作が関与していることを見てきました。 しかし、この「移動」操作は、無制限に適用できるものではなく、様々な条件によって制限されていることが知られています。 その例をいくつか見てみましょう。 最初の制限は「 付加詞条件(Adjunct Condition)」と呼ばれるもので、概略、以下のように定式化されます。 10 付加詞の中から、その外に要素を抜き出すような移動はできない。 付加詞は、いわゆる副詞句・副詞節に相当します。 たとえば、次の例では副詞節 before speaking to whomから to whomが「移動」によって抜き出されていますが、これは 10 に違反するため非文法的になります。 中村 2002: 66 付加詞のほかに、関係節も抜き出しを禁ずる領域を作ることが知られており「 複合名詞句制約 Complex NP constraint 」と呼ばれています。 次の例を見てみましょう。 12 関係節の中から、その外に要素を抜き出すような移動はできない。 中村 2002: 66 13 の例では、wh句 which bookが、関係代名詞節 who read which book から抜き出されています。 このような移動は 12 の条件に違反し、非文法的になります。 付加詞条件(10)や複合名詞句制約(12)は、副詞節や関係節が「要素の抜き出しを許さない領域(=島: Island)」になることを規定した制限です。 「移動」操作は、これらの制限のもとで適用されることになります。 「かき混ぜ」と移動の制約 さて、ここまで英語の文法を「移動」という観点から眺めてきました。 ここからは、英語の議論を念頭に置きつつ、最初の疑問である「日本語の語順は自由なのか?」という問題について考えていきたいと思います。 日本語の自由語順についての主要な分析の1つに「 かき混ぜ(Scrambling)」という分析があります。 この考えを簡単にまとめると次のような主張になります。 14 日本語自由語順のかき混ぜ分析:日本語の自由語順は、SOV語順に「移動」操作を自由に適用した結果として得られる。 この考えに基づくと、 1 、 3 に見られる語順の交替は、 15 で示されるような目的語「本を」の移動によって生じたものだということになります。 1 私は本を読んだ。 3 本を私は読んだ。 この分析によると、日本語の自由語順は、英語のwh疑問文と同じ「移動」によって成立していることになります。 日英語の違いは、英語では(wh疑問文などの)限られた状況で移動が適用されるのに対して、日本語ではより多くの場面で「移動」を適用できるという点にあります。 日本語の自由語順では、(一般に英語では制限されている)平叙文での「移動」が大きな役割を果たしていることになります。 さて、もし日本語の自由語順が「移動」に基づくとすると、 日本語の語順も、英語のwh疑問文と同じ特徴を示すはずです。 たとえば、英語のwh語の「移動」では付加詞条件という制限がかかり、したがって副詞節からの抜き出しが許されないことを前節で確認しました(以下に再掲)。 10 付加詞の中から、その外に要素を抜き出すような移動はできない。 もし、日本語の自由語順も英語と同じ「移動」に従うならば、日本語の副詞節からの移動もまた禁じられるはずです。 たとえば、副詞節の1つである、理由を表す「~から(カラ節)」から目的語を抜き出した例を考えてみましょう。 16 a. 太郎が [花子があのパンを食べたから]とても怒った。 (瀧田 2016: 372) 16b では、副詞節(理由を表す「~カラ」節)内の目的語「あのパンを」が文頭に現れており、非文法的となっています。 この非文法性は、日本語の自由語順が「移動」に基づくという 14 の分析と、付加詞条件 10 という「移動」に課せられる条件によって予測することができます。 英語のwh疑問文に課せられるもう1つの制限である複合名詞句制約についても同様の議論が成り立ちます。 12 関係節の中から、その外に要素を抜き出すような移動はできない。 17 a. 太郎が[[あの本を書いた] 人 ]を探している。 (瀧田 2016: 371) 17b の例では、「あの本を書いた(人)」という連体節から、目的語「あの本を」を抜き出しています。 この移動の非文法性は、 12 の条件によって正しく予測することができます。 以上、日本語の自由語順を「移動」によって分析する考えを紹介しました。 また、英語の文法で観察された「移動」に対する制限が日本語の語順でもあてはまることを、例文を提示しつつ示してきました。 翻って、以上の議論は「 日本語の語順にも(付加詞条件、複合名詞句制約といった)制限が存在する」ことを裏付けるものとなります。 日本語は、語順の自由度が高いといっても、 無制限にめちゃくちゃな語順を用いることができるわけではないのです。 おわりに:形式化・一般化がもたらすもの ここまでの議論を簡単にまとめると、次のようになります。 一見すると、日本語と英語とでは、語順の自由度について違いがある。 英語のwh疑問文におけるwh語の位置は「移動」という操作によって捉えられ、「移動」はいくつかの制約(付加詞条件、複合名詞句制約)によって制限を受ける。 日本語の自由語順も「移動」によって捉えることができ、英語のwh疑問文と同じ制約に従う。 ここで日本語と英語の共通点を捉える上で役立っているのは、英文法の分析で「移動」を次のように定式化したことです。 7 移動:ある要素を別の位置に移動させよ。 この定式化においては「どんな要素を移動するか(wh語、名詞句 etc. )」「どこに移動させるか」などの事柄については言及していません。 その意味で、とても抽象的な定義になっています。 英語のwh語の移動と日本語の名詞句の移動(かき混ぜ)を同じ土俵で議論することができたのは、「移動」をこのような抽象的な形で定義したからこそです。 抽象化という手続きによって、英語の語順だけではなく日本語の語順にまで分析を拡張することができたわけです。 また、単に 7 の抽象的定義を与えるだけではなく、その例外にあたる例(=「移動」によって原理的には作れるはずだが、実際には非文法的となる例)に対しても、きちんと付加詞条件や複合名詞句制約といった条件を与えました。 このように、いくつかの道具立て(「移動」+「付加詞条件」+「複合名詞句制約」)を、互いに密接に結びついた形で提案することで、これらは1つのシステム・理論体系を成します。 この、体系だったシステムを構築すること、言い換えると、英文法を形式的なシステムとして捉えたことによって、 厳密な予測を生むことが可能になります。 たとえば、付加詞条件をきちんと立てたことによって、日本語を「移動」で捉えたときに「日本語の副詞節(カラ節 etc. )からの移動はできないはずだ」という予測を生むことが容易になります。 この予測は私たちの注意を 16b のような文に向けてくれます。 日本語母語話者である私たちは「文法的な文」を何の苦もなく作り出せるために、かえって 非文法的な文に意識を向けることがほとんどありません。 そのため、日常生活では「文法的な語順」ばかりを目にすることになり、漠然と「日本語の語順は自由だ」という印象を抱いてしまいます。 しかし、「移動」と「付加詞条件」からなるシステムは、日本語においても語順に対する制限があることを予測します。 日本語の語順に制限があることは変わらぬ事実でも、そのことに私たちが注意を向けているかは別問題です。 システムが生む予測は、仮説の検証/反証に役立つだけではなく、 これまであまり注意を払われてこなかったような新たな事実の発掘にも繋がるのです。 この手続きは、時に、対象の表面的な違いの裏に隠された共通性を浮き彫りにします。 英語の分析を拡張する中で明晰化される、日本語の語順に課される制限もまた、そのような形式化・抽象化の産物の1つだと言えるでしょう。 参考文献 中村良夫 2002 「疑問詞移動」 中村捷・金子義明(編)『英語の主要構文』p. 61-p. 70 研究社 瀧田健介 2016 「移動と語順の制約」 村杉恵子・斎藤衛・宮本陽一・瀧田健介(編)『日本語文法ハンドブック:言語理論と言語獲得の観点から』p. 366-p. 407 開拓社•

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外出禁止令

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令和2年7月16日(午前6時更新) 外務省• 7月16日午前6時までに外務省が把握している、 日本からの渡航者・日本人に対する各国・地域の入国制限措置及び入国後の行動制限措置については以下1及び2のとおりです。 本情報は、当局が公式に発表した情報を中心に掲載していますが、新型コロナウイルスをめぐる各国の対応策は流動的ですので、本情報の内容から更に変更されている可能性もあります。 これらの国への渡航を検討される際には、各国当局のホームページを参照するほか、在京大使館に確認するなど、最新の情報を十分に確認してください。 入国制限措置に記載されていない国・地域であっても、 無症状であること、陰性証明書の携行、各国当局のウェブサイトへの事前の登録等が入国の条件となっている場合があります。 必ずや各国当局のホームページを参照するほか、在京大使館に確認するなど、最新の情報を十分に確認してください。 入国制限措置に記載されていない場合であっても、 外国に居住する日本人が、その他の国へ渡航するときに、渡航先の国が制限を課しているケースがあります。 現地の日本国大使館・領事館や各国当局のホームページを参照してください。 外務省海外安全情報配信サービス(たびレジ)においては、現地の日本国大使館・領事館から、随時安全情報がメールで配信されますので、必要な方は、から登録してください。 中国の入国制限及び入国後の行動制限の詳細については、をご覧ください。 現地滞在中に本件に関し何らかの問題等に遭遇した場合は、現地の最寄りの在外公館に相談してください。 なお、外務省は全世界に対して一律にレベル2(不要不急の渡航は止めてください)を発出している他、従前の危険情報として渡航中止勧告(レベル3)や退避勧告(レベル4)を発出している国・地域もあります。 これらの国・地域においては、以下の情報いかんにかかわらず、同勧告を踏まえて行動してください。 (注)本資料は地域を含むことから、一部、「入境」を「入国」と読み替えています。 アラブ首長国連邦 3月19日から、全ての外国籍者の入国を禁止していたが、6月以降、アラブ首長国連邦政府の事前承認の取得及び出発72時間前以降の陰性証明書の取得を条件に、有効な在留資格(イカーマ)を有する居住者の受入れを再開する。 空港での入国に際し、有効な陰性証明書が提示できない場合にはPCR検査が行われる。 ドバイ首長国に限り、7月7日以降、在留資格を有しない渡航者及び観光客についても、出発96時間前以降にPCR検査を受検し陰性証明書を提示するか、空港でPCR検査を受ければ、ドバイ国際空港にてオンアライバル査証(30日以内の短期滞在が可能)が発給され、入国が可能となる(なお、エミレーツ航空は、以下10か国からドバイへの渡航者(乗り継ぎを含む。 )に対し、搭乗96時間前以降の陰性証明書の取得を義務付けている。 カナダ 米国を除く各国からの外国人の入国を禁止する(7月31日まで。 乗務員、永住者、カナダ市民及び永住者の近親者(配偶者、被扶養子女、父母・里親、補助者等)、外交官等は除く。 空路においては、カナダに入国する乗客及びカナダから出発する乗客に対し、搭乗前に健康確認の問診の他、体温検査の受検を義務付ける。 検査不合格者は、搭乗を拒否され、航空券の再予約は検査から14日以降に可能となる。 新型コロナの症状のある者の入国を禁止する。 ただし、感染症状のある自国民及び永住権保持者の陸路及び海路での入国は許可する(空路は不可。 なお、米国との間では、7月21日まで、不要不急の移動を制限する(物流、通学、通院等の不可欠な目的で渡航する者等は除く。 韓国 全世界の在外韓国公館で発給した短期査証の効果を停止するとともに、韓国に対して入国制限措置をとった国・地域に対しては、相互主義の観点から、査証免除・無査証入国を制限している。 日本については、相互主義の観点から、3月9日以降、日本に対する査証免除措置と既に発給された査証の効力を停止している。 同措置は、韓国国内で外国人登録(永住資格を含む)又は居所申告が有効な場合には、適用されない。 全ての国を対象として、査証を申請するときには医療機関が発行の診断書(査証申請日から48時間内に医療機関で検査を受け発行されたものであり、かつ検査の内容及び新型コロナウイルス感染に関連する症状の有無が記載されているもの)を提出する必要あり。 診断書に加え、査証申請の審査では、健康状態インタビューも実施される。 カンボジア 3月31日から、全ての外国人渡航者に対し、査証免除、並びに観光査証、e-visa及び到着査証の発給を当面停止する。 入国を希望する場合、海外のカンボジア大使館・総領事館等で、事前に査証を取得しなくてはならない。 また、入国時に、カンボジア入国の72時間前以内に保健当局などから発行された、PCR検査に基づき作成された陰性証明書(英語のみ、日本語は不可)、及びカンボジアでの滞在期間をカバーする治療費の保険金額が5万米ドル以上の保険証書を提示しなくてはならない。 これらの防疫措置で生じる費用は渡航者の自己負担となり、カンボジアに入国する全ての外国人渡航者は、これらの費用の支払いに充てるために、カンボジア到着時に、当局に指定される銀行に最低3,000米ドルをデポジットとして預け入れなければならない(現金またはデビットカードでの支払い)。 (注:具体的な費用については、在カンボジア日本大使館のウェブサイトをご覧ください。 emb-japan. html )• スイス 3月25日から、リヒテンシュタインを除く全ての国に対して、原則入国を禁止する(ただし、滞在許可証保持者、就労証明所持者、運輸・通過交通は除く。 5月11日から、3月25日以前に提出されたEU・EFTA加盟国及び第三国の就業者による査証申請の審査並びに、スイス及びEU・EFTA国籍者による家族の呼び寄せを再開する。 6月15日から、EU・EFTA加盟国及び英国からの渡航者については入国制限を廃止する。 スイス連邦内閣は7月1日付のEU理事会による15か国に対する入国制限の廃止にかかる勧告に留意し、7月20日から、当該15か国からセルビア及び中国を除く、アルジェリア、オーストラリア、カナダ、ジョージア、日本、モロッコ、モンテネグロ、ニュージーランド、ルワンダ、韓国、タイ、チュニジア及びウルグアイに加え、シェンゲン圏外のEU加盟国(ブルガリア、アイルランド、クロアチア、ルーマニア及びキプロス)に対し入国制限を廃止する予定。 タイ 6月29日、政府は以下のとおり外国人の入国制限の一部緩和を発表した(翌30日に正式決定、7月1日から実施。 国籍を問わず、次の者について入国を許可する(出国前72時間以内に取得した陰性証明書の提示、入国時のPCR検査の受検及び、自己負担で政府指定施設での14日間の自己隔離を行うことが条件。 なお、外国人の入国は、タイ政府が許可した臨時便・特別便等への搭乗でのみ可能となる(国際定期商用便の運行は再開しない。 台湾 3月19日から、外国人は、居留証、外交、公務の証明、あるいはビジネス上の契約履行等の証明がない限り、一律入境を禁止する。 3月24日から当面の間、航空機のトランジットが禁止されているが、6月25日から桃園空港でのトランジットを条件付きで再開した。 具体的には、一部の乗り継ぎ便を除き、特定の航空会社(現時点ではチャイナエアライン、エバー航空、キャセイパシフィック航空)が運航する便を利用し、かつ空港滞在時間が8時間以内の場合に限り、乗り継ぎが認められる。 6月22日から、短期のビジネス関係者の入境が以下の条件の下認められる。 以下参照。 )、又は「やや低い」国/地域(低中感染リスク国/地域。 以下参照。 )6月29日から、観光(一般的社会訪問(注2)を含む)と就学を目的とする入境を除き、外国人の入境制限を緩和する。 これにより、ビジネス目的(注3)、親族訪問、研修、国際会議や展覧会への出席、国際交流事業、ボランティア、布教活動、ワーキングホリデー、青少年交流又は求職目的であれば、台湾の在外事務所に必要書類を提出し、審査を経て特別入境許可を取得すれば、入境が可能となる。 なお、人道的理由や船員・乗組員として入境する場合を除き、出発前3日以内にPCR検査を行って陰性証明を取得するとともに、入境後14日間は自宅待機が求められる。 (注2)一般的社会訪問とは、友人訪問、結婚式参加、スポーツ試合観戦、コンサート等の鑑賞、季節の慶祝・文化活動参加等、特定の受入機関や親族が台湾にない訪問を意味する。 (注3)ビジネス目的の場合、一定の条件を満たせば、6月22日から実施されているビジネス目的の台湾訪問に関する水際防疫緩和措置が適用される(入境後の指定ホテル隔離期間が短縮される。 中国 中国訪問について、15日以内の滞在であれば査証を免除する措置を全て一時的に停止する。 3月28日から、これまでに発行された有効な訪中査証及び居留許可証による外国人の入国を暫定的に停止する。 今後新たに取得する査証での入国は可能であり、6月17日から東京・名古屋の中国査証申請サービスセンター、6月18日から大阪の中国査証申請センターにおいて、経済貿易・科学技術・人道主義等の理由に限り、現地外事弁公室の招待状の事前取得など条件付きで査証発給を再開する APECビジネス・トラベル・カードを有する外国人の入国も暫定的に停止する。 外交、公務、礼遇、C(乗務員)の査証を有する者の入国は影響を受けない。 ノルウェー 3月16日から滞在許可を持たない外国人の入国を禁止する。 ただし、6月1日以降、仕事目的での北欧諸国からの入国は可能であり、検疫が免除される。 7月15日以降、ベルギー、デンマーク、エストニア、フィンランド、フランス、フェロー諸島、グリーンランド、ギリシャ、アイルランド、アイスランド、イタリア、キプロス、ラトビア、リヒテンシュタイン、リトアニア、マルタ、オランダ、ポーランド、スロバキア、スロベニア、スペイン、英国、スイス、チェコ、ドイツ、オーストリア、スウェーデン(ブレーキンエ、クロノベリ、スコーネのみ。 )からの入国が可能であり、検疫が免除される。 7月1日から、就労のための滞在許可を新たに取得した、又は、滞在許可が不要の高度技術者である外国人及び、ノルウェーでの就学許可を新たに得た外国人学生について、入国を許可する。 7月15日以降、ノルウェーにいる家族又は恋人等確立された関係にある者を訪れるEU・EEA圏外(日本を含む。 )からの者の入国を許可する(ただし、自宅待機義務あり。 バングラデシュ 7月7日から、バーレーン、ブータン、香港、インド、クウェート、モルディブ、ネパール、オマーン、サウジアラビア、シンガポール及びタイからの商用旅客機の受入れを停止する(6月16日から、カタール、英国及びアラブ首長国連邦について、7月7日から、マレーシア、スリランカ及びトルコからの商用旅客機を受入れ。 6月14日から、海外投資家及びビジネス関係者に対し、到着査証の発給を再開する。 同国の査証申請時及び入国時に、PCR検査による新型コロナウイルス陰性を証明する健康診断書(英訳添付。 渡航72時間前に要取得。 )を提出しなければならない。 既に査証取得済みで今後入国する場合は、入国時に同様の健康診断書を提出する必要がある。 ブラジル 3月30日から、ブラジルへの陸路、空路及び水運による全ての外国人の入国を禁止する。 ただし、6月30日、この措置に例外事項を設け、一定の要件(注)を満たしていれば空路に限り入国可能となる(同日付で施行。 (注1)国籍にかかわらず、居住する意図を有しない短期滞在目的の訪問査証を所持する外国人、又は訪問査証が免除された外国人で、芸術活動やスポーツ活動やビジネス活動を目的として入国する場合。 (注2)国籍にかかわらず、一定期間居住する意図を有する外国人及び一時滞在査証を有する外国人が以下に掲げる目的で入国する場合。 仮にEU域内国境を通過してポーランドへ入国した場合、不法滞在と見なされるため、EU域外へ出国できなくなる可能性がある。 ポルトガル 3月19日から、EU域外からポルトガルへの国際線の運航を停止する。 ただし、以下のフライトについては例外とする。 ・シェンゲン域に関連する国(EU加盟国でシェンゲン条約に加盟している国に加え、リヒテンシュタイン、ノルウェー、アイスランド及びスイス) ・ポルトガル語圏諸国とポルトガル間の便(ただし、ブラジルの便については、リオデジャネイロ及びサンパウロ発便のみとする) ・在外ポルトガル人が多く居住する英、米、ベネズエラ、カナダ及び南アフリカ共和国とポルトガル間の便 3月24日から、EU市民、ポルトガル語圏諸国の国民、ポルトガル在留許可を有する市民等を除き、旅行者等の入国を原則禁止する。 マルタ 3月21日から、マルタへの全ての民間航空便及び海路からの乗り入れを停止する(フェリーフライト、貨物便、人道・帰国支援便には適用されない。 ただし、7月1日から以下22か国との往来が可能となる。 直行便で到着した者のみが入国でき、搭乗者はこれらの国・地域に4週間滞在していたことを証明しなければならない。 オーストリア、キプロス、チェコ、デンマーク、エストニア、フィンランド、ハンガリー、アイスランド、アイルランド、ドイツ、ラトビア、リトアニア、ルクセンブルク、ノルウェー、イタリア(エミリア・ロマーニャ、ロンバルディア及びピエモンテ州を除く)、フランス(一部地域を除く)、スロバキア、スイス、ギリシャ、クロアチア、スペイン(一部地域を除く)、ポーランド• マレーシア 3月18日から、外国人渡航者の入国は原則禁止する(注:出国は可能。 マレーシア入国後、以下の健康検査及び14日間の隔離を経ることが入国の条件となる。 ア.出発前の所定のオンラインフォームの提出 イ.観光・芸術・文化省からの入国許可の取得(注) ウ.マレーシア到着前3日以内又は到着時のPCR検査結果が陰性であること エ.自宅での14日間の隔離 オ.接触者追跡アプリのダウンロード カ.回復のための活動制限令(RMCO)全規定の遵守(注:7月6日以降、MM2H入国管理ユニットが観光・芸術・文化省から入国管理局に移管されることを受け、新規申請受付は12月頃まで停止中。 国籍は問わない。 6月24日以降、入国の条件は、マレーシア到着前3日以内又は到着時のPCR検査結果が陰性であること、入国後14日間の自宅隔離等。 モロッコ 陸海空路の交通を停止していたが、7月15日0時から、モロッコ人、在留外国人(日本人を含む。 )及びその家族の空路及び海路での入国が例外的に可能となる。 空路は国内の航空会社(Royal Air Maroc及びAir Arabia)が必要なだけのフライトを運航する。 海路はセート(フランス)及びジェノバ(イタリア)からのみ運航する。 空路の場合、搭乗前48時間以内に診断されたPCR検査及び抗体検査の結果の提示が必要となる。 海路の場合、乗船時に、乗船前48時間以内に診断されたPCR検査の結果の提示が必要となる。 渡航途中の間にもPCR検査が実施される可能性がある。 11歳未満の子どもはPCR検査が免除される。 ロシア 3月18日から当面の間、外交官、ロシア居住者及びロシア国籍者の配偶者・子供等を除く全ての外国人・無国籍者を対象として、ロシアへの入国を一時的に制限するとともに、ロシアの大使館・領事館における査証申請の受理、作成及び発給を停止する(電子査証の作成の停止も含む。 また、6月25日から、ロシアでの労働許可を所有しかつ、高度な技術を有する一部の外国人専門家に対し、就労目的での入国を一度に限り許可する。 3月27日から、ロシアの空港と外国空港との定期便・チャーター便の運航を停止する(外国から帰国するロシア国民のための航空便及びロシア政府の個別の決定に基づく航空便は例外。 イラン 日本を含む「低リスク国」(下記「高リスク国」以外の各国)からの渡航者に対する検疫措置は以下のとおり。 「高リスク国」として指定されているアフガニスタン、アメリカ、イギリス、イタリア、インド、スペイン、ドイツ、フランス、パキスタン及びロシアの10か国からの渡航者に対する検疫措置については、以下のとおり。 陰性の場合でも、14日間の自主隔離が義務付けられる。 適切な宿泊施設の予約確認書等が確認できない場合、入国は拒否される。 なお、14日間の隔離期間中に検査を行い、陰性結果が出た場合は隔離を終了することが可能である。 ただし、過去14日間にオーストリア又は特定国以外に滞在していないことを証明しなければならない。 (特定国一覧) アイスランド、アイルランド、アンドラ、イタリア、エストニア、オランダ、キプロス、ギリシャ、クロアチア、サンマリノ、スイス、スロバキア、スロベニア、チェコ、デンマーク、ドイツ、ノルウェー、バチカン、ハンガリー、フィンランド、フランス、ベルギー、ポーランド、マルタ、モナコ、ラトビア、リトアニア、リヒテンシュタイン、ルクセンブルク• カナダ 例外的に入国する全ての者に対し、症状の有無にかかわらず、宿泊先又は指定の施設での14日間の自主隔離を義務付ける。 4月15日から、一部例外を除き、事前又は入国時に隔離場所を含め適切な自主隔離計画を提示できない場合には、公衆衛生庁が提供する施設での隔離を義務付ける。 入国後の自主隔離場所までの移動時にはマスク又は口を覆う物の着用を義務付ける。 入国者は、65歳以上の高齢者や基礎疾患がある者等の脆弱な人々との接触を禁止する。 違反した場合には最大で罰金75万加ドル、禁固刑6か月の両方又はいずれかの罰則が科される。 4月20日から、出国者及び入国者は、空港の以下の場所・場合において、非医療用マスクを着用するか、又は鼻と口を覆わなければならない。 搭乗時にマスクを所持していない場合、旅行継続は認められない。 (ア)検査場 (イ)他人と2メートルの距離を保てない場所 (ウ)保健当局に指示された場合 (ブリティッシュ・コロンビア州) 4月8日から、国外からブリティッシュ・コロンビア州に戻る渡航者は、事前又は入国時に、オンライン又は書面による自主隔離計画の提出を義務付ける(ブリティッシュ・コロンビア州政府は、事前のオンラインによる提出を推奨。 (アルバータ州) 5月20日から、国外からカルガリー又はエドモントンの国際空港に到着する渡航者は、検査場における隔離計画の提出が義務付けられる。 隔離計画には、到着後14日間の隔離場所、隔離場所までの移動手段、食料品や医薬品等の生活必需品の調達手段に関する詳細情報が必要とされる。 カンボジア 5月20日付けカンボジア当局の発表に基づき、カンボジアに入国する全ての渡航者(カンボジア人を含む。 )は、到着時に検査を受けるとともに、検査の結果が出るまでの間、カンボジア政府が指定する場所で待機する必要がある。 検査の結果、同一フライト等の乗客の中に一人でも陽性者が確認された場合は、その乗客全員が、カンボジア当局が指定した施設での14日間の隔離対象となる(指定施設(ホテル)の宿泊費は自己負担となる。 一方で、同一フライト等の乗客全員の陰性が確認された場合は、地元当局及び保健当局等の観察下において、自宅等での14日間の自主隔離が求められるとともに、隔離13日目に再度検査を受けなければならない。 いずれの場合も、14日間の隔離中の出国は認められない。 また、これらの防疫措置で生じる費用は渡航者の自己負担で、カンボジアに入国する全ての外国人渡航者は、これらの費用の支払いに充てるために、カンボジア到着時に、当局に指定される銀行に最低3,000米ドルをデポジットとして預け入れなければならない(現金又はデビットカードでの支払い)。 (注:具体的な費用については、在カンボジア日本大使館のウェブサイトをご覧ください。 emb-japan. html )• なお、クロアチア入国後の自主隔離から7日後以降に、PCR検査を私費で受検し、陰性の場合は自主隔離を終了できるほか、入国時に、検査実施から48時間以内のPCR検査結果(陰性)を提出すれば、上記の自主隔離義務が免除される。 ただし、6月25日から、ボスニア・ヘルツェゴビナ、セルビア、コソボ及び北マケドニアからクロアチアへ入国する者は、入国後14日間、自宅又は適切な宿泊施設における自主隔離が義務付けられる。 ジャマイカ 6月15日以降、全ての入国者は健康スクリーニング(検温及び症状の観察等)とリスク評価の対象となる。 入国時のジャマイカ保健機関によるリスク評価により、それぞれの検疫措置は以下のとおり。 陽性の場合は隔離され、陰性の場合はホテル滞在が可能となる。 【14日以内の商用目的の非居住者】 空港でPCR検査を受け、結果判明までホテルで検疫を受ける。 陽性の場合は隔離され、陰性の場合はプロトコルに従った商用活動が可能となる。 陽性の場合は隔離され、陰性の場合は14日間の自宅検疫となる。 セントビンセント 7月1日以降、7月末までの第1フェーズでは、全ての入国者に対し、到着時にPCR検査を実施する。 8月1日以降の第2フェーズでは、出発国(14日以上滞在していた国)により検査対象か否かを決定する。 カリコム旅行圏(アンギラ、アンティグア・バーブーダ、バルバドス、英領バージン諸島、ドミニカ国、グレナダ、ガイアナ、ジャマイカ、モントセラト、セントクリストファー・ネービス、セントルシア、セントビンセント、トリニダード・トバゴ)からの入国の場合は、新型コロナウイルスに関する質問票に回答することで、PCR検査の受検は不要となる。 カリコム旅行圏以外からの入国者は、質問票に回答の上、PCR検査を受検する。 検査結果が判明するまでの24時間は自宅又はホテルで待機する。 5日以内に実施した抗体検査又はPCR検査の陰性証明書を携行する場合は、検疫措置は免除される。 セントルシア 入国者には体温検査を含めたスクリーニングが課され、症状がある全ての渡航者は隔離・検査される。 新型コロナウイルス検査が陽性である全ての渡航者は、呼吸器系病院に搬送され、自費により治療を受ける。 入国者は、滞在期間中、宿泊施設(新型コロナウイルス対策認定済み)での滞在が確定していること、自宅隔離の基準を満たした自宅での隔離の許可を受けていること、又は、政府が運営する隔離施設での滞在が事前に確定していることのいずれかを満たしていることが必要となる。 なお、カリブ旅行圏(Caribbean bubble)からの渡航者(同地域に14日以上の滞在歴がある場合を含む)を除き、全ての入国者は、到着7日前以内に実施されたPCR検査での陰性証明書の携行及び事前登録フォームの手続きを行う必要がある。 渡航に際しては、登録済みフォームの写しも携行する必要がある。 台湾 全ての国からの渡航者は、14日間の自宅隔離の対象となり、自宅又は指定地点からの外出、公共交通機関の利用は認められない(従わない場合は罰則あり。 自宅隔離中、所轄の里長(町内会長)等が毎日1、2回電話で対象者の健康状態を確認する。 短期のビジネス関係者のうち、低感染リスク国・地域(入境制限の項目を参照。 )から入境する場合は、入境の翌日から5日間指定ホテル等に滞在した後、PCR検査を受け、結果陰性の場合、入境後21日間の自主健康管理(注)への変更申請が可能となる。 また、低中感染リスク国・地域(入境制限の項目を参照。 日本はこれに該当する。 )から入境する場合は、入境の翌日から7日間指定ホテル等に滞在した後、PCR検査を受け、結果陰性の場合、入境後21日間の自主健康管理への変更申請が可能となる。 (注)自主健康管理とは、各自に以下の行動を求めるもの。 デンマーク デンマークに入国する全ての者は入国後の検査が推奨され、デンマークに入国する外国人観光客は、検査結果が陽性の場合、14日間の自宅待機推奨が適応される。 (グリーンランド) 以下のとおり検査及び検疫規則に従うことが求められる。 ・住居を共にするその他の者は、身体的接触を避け、良い衛生状態を心掛ける。 ・陽性の場合、渡航者本人と住居をともにするその他の者は自宅待機を行う。 (フェロー諸島) 6月27日から、フェロー諸島に渡航する全ての者に新型コロナウイルスの検査を要請する。 検査結果が陰性であった場合は自宅待機の適用外となり、陽性の場合は14日間の自宅待機を要請する。 ノルウェー 全ての入国者に対する10日間の自宅待機を命じる。 (ただし、6月1日以降、仕事目的で北欧諸国から入国する者及び、6月15日以降、北欧諸国・地域(フィンランド、アイスランド、グリーンランド、フェロー諸島、デンマーク)から入国する観光客は、自宅待機を免除する。 同措置においては、症状のない入国者は予定していた滞在地に帰宅することができるが、他者との接触をできるだけ避けて移動することを要請する。 また、症状のある入国者については、直ちに隔離をとり、公共交通機関の利用を禁止する。 7月15日から、シェンゲン・EEA域内の感染状況が収束している国又は地域からの同国・地域居住者については、自宅待機措置を撤廃。 バルバドス 全ての入国者は、到着の少なくとも24時間前にオンラインで入国カードを提出しなければならない www. travelform. gov. 72時間以内のPCR検査の陰性証明を提出、携行していない者は、到着時にPCR検査が課される(カリブ旅行圏等の低リスク国からの入国者については、21日以内に高リスク国を訪問していない限り、検査は免除される。 症状が出た場合は、衛生担当官又は宿泊施設の関係者に報告しなければならない。 高リスク国からの入国者には、症状の有無について毎日モニタリングが課される。 滞在7日目に2回目のPCR検査が実施され、陰性であれば、モニタリング対象から除外される。 2回目のPCR検査を受検しない場合は、14日間のモニタリングの対象となる。 中リスク国からの入国者については、7日間のモニタリングの対象となる。 検査結果が陽性であれば、隔離・治療のために移送され、2回連続で陰性の結果が出るまで隔離される。 陽性者との濃厚接触者も、政府指定施設で隔離される。 ハンガリー 日本から入国する日本人については、入国時の健康診断の結果、新型コロナウイルス感染の疑いがない場合は、当局指定の場所で14日間隔離となる(商用目的の場合は免除される。 ただし、その場合でも2回目の検査を受ける必要があり、2回目の検査で陽性であった場合には、更に14日間の隔離期間が必要となる。 米国 3月21日に米国疾病予防管理センター(CDC)が新型コロナウイルスに関する日本の旅行健康情報をレベル3(不要な渡航延期勧告)に引き上げたことにより、日本から米国への入国者は、入国後14日間、自宅等で待機の上、健康状態を観察し、周囲の者と距離を置くこと(socialdistancing)が求められる。 (アラスカ州) 6月6日から、州外からの全渡航者(アラスカ州住民を含む。 )に対し、14日間の自主隔離を義務付ける。 ただし、(1)出発前72時間以内に受けたPCR検査の陰性の結果を提示する場合、(2)出発前5日以内に受けたPCR検査の陰性の結果を提示した上で、アラスカ到着後7~14日以内に再度PCR検査を受け陰性だった場合、(3)アラスカ到着後7~14日以内にPCR検査を2回受け、両方とも陰性だった場合には、この限りでない。 違反者には、2万5千ドル以下の罰金又は1年以下の禁固のいずれか若しくは両方が科される。 (北マリアナ諸島) 6月20日から、原則として、島外からの全渡航者は、以下を全て満たすことを条件に、14日間の隔離措置が免除される。 ・事前オンライン登録 ・監視システムへの登録及び報告 ・到着後5日目以降に行われる検体採取への同意 さらに、非居住者については、上記に加えて、入島前3~6日以内にPCR検査を受診し、所定の情報を記載したどう検査の証明書を提示しなければならない。 (グアム) 原則として、自宅(又は自身で予約したホテル)での14日間の自主隔離が必要となる。 ただし、到着前72時間以内に行われたPCRテストによる陰性証明書がある場合は、自主隔離7日目に再度PCRテストを受けて陰性であれば隔離が解除される(受けるか否かは任意)。 また、到着前72時間以内に行われたPCRテストによる陰性証明書がない場合でも、自主隔離10日目にPCRテストを受けて陰性であれば隔離が解除される(受けるか否かは任意。 (ハワイ) 3月26日から、州外からの全渡航者(ハワイ州居住民を含む。 )に対し14日間の自己検疫を義務づけ、違反者には、5千ドル以下の反則金又は1年以下の禁固のいずれか若しくは両方が科される。 なお、9月1日から、州外からの渡航者は、ハワイ州の保健局が認めた検査機関によるPCR検査をハワイ到着前に受検し、その結果が陰性であれば到着後14日間の義務的な自己隔離を免除される。 香港 以下の者に対して、14日間の強制検疫措置をとる。 4月22日から、検体受付センターで喀痰を提出した後、午前中に到着する者は結果判明まで(8時間以上)同センターに待機することが求められ、午後又は夜間に到着する者は、シャトルバスでリーガル・オリエンタル・ホテル内の検査結果待機センターに移動し一泊することが求められる。 検査結果が陰性の場合は、自身で手配した手段で速やかに滞在先に行き、14日間の強制検疫に入るが、自宅検疫中の指定日に再度喀痰を採取し、それをその日の午前中に指定クリニックに配送しなければならない。 検査結果が陽性の場合は、入院、併せて濃厚接触者である同乗者は政府指定の検疫センターに収容される。 4月8日から、過去14日以内に湖北省に滞在歴がある者で、深圳湾入境ポイント、港珠澳大橋入境ポイントから入境する者は、強制自宅検疫中に喀痰を採取し、それを同日午前中に指定クリニックに配送しなければならない。 ラトビア 過去14日間の感染者数が人口10万人あたり15名を越える国からの入国者には14日間の自主隔離を義務付ける。 なお、この自己検疫措置は、出発国の感染状況だけでなく、自己検疫が必要になる国を経由した場合にも適応される。 ラトビア到着後の自己検疫の要否は以下のサイトから確認できます。 gov.

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