在職 老齢 年金 制度 見直し。 在職老齢年金制度の見直し ~60~64歳は年金支給額増加へ~

在職老齢年金制度の見直し 基準額を65歳以上も65歳未満も47万円にとの新聞報道

在職 老齢 年金 制度 見直し

2021年より、在職老齢年金制度は廃止となる見込みであり、これにより役員報酬を抑えなくても、年金は満額受給が可能となる予定でした。 しかし、財源の面で暗礁に乗り上げ、制度の見直しはさらに見直されることになりました。 経営者など高所得者層にとっては年金カットをされた上に掛金は負担しなくてはならないという理不尽な制度。 しかし制度を廃止する場合、年金の総支給額は増やせないため、現在の受給者の給付額を減らさざるを得ないことになります。 その点が「金持ち優遇」と批判されているようです。 今後は廃止はできないとしても年金をカットする基準額を上げて受給できる人を増やす方向で見直されるもよう。 今回は、在職老齢年金制度について知っておくべきことと、注意点についてお伝えします。 在職老齢年金とは? 在職老齢年金制度とは、働きながら年金を受け取る人が報酬に応じて年金額がカットされる制度です。 この在職老齢年金制度は、報酬の金額によって年金の支給停止額が変動します。 ちなみに、「ねんきん定期便」に記されている額は、老後に働かない人が受け取る年金見込み額です。 現役で働き続ける人が在職老齢年金制度のもとでカットされる部分は反映されていません。 そのため、現役で働き続ける人にとっては参考にならないどころか誤解を招くもとになってしまっています。 支給停止と繰り下げは違います! 経営者に限らず、年金制度に関しては誤解が多く、気付いた時には後の祭りになることがたくさんあります。 その最たるものが「年金の支給停止」と「繰り下げ」の混同です。 国民年金にも厚生年金にも「繰り下げ」という制度があります。 老齢年金は、原則、65歳から受給できますが、受給開始を繰り上げたり、繰り下げたりすることができます。 繰り下げの場合、受給開始を70歳まで遅らせることができます。 7%」が増額され、一生涯続きます。 例えば、70歳から受給を開始する場合、65歳から受給できる年金の142%になります。 老齢厚生年金と老齢基礎年金は別々に繰り下げることができます。 これに対し、在職老齢年金制度によって年金をカットされた「支給停止」は繰り下げとは違います。 今現在 支給停止になっている年金自体を後からもらうということは、絶対にできません。 役員報酬が多くて年金がカットされても、カットされた年金を後から受け取ることはできないのです。 在職老齢年金で支給停止になった年金部分は繰り下げても増額されない。 人生100年時代の資金の枯渇を防ぐ手段として年金の繰り下げは有効な手段です。 長く現役で働く経営者にはぜひ活用していただきたいもの。 ですが、先ほどの支給停止に関連して注意点があります。 それは、 繰り下げた年金に支給停止分があった場合、その部分は繰り下げても増額にはならないということです。 年金を繰り下げると、通常は役員報酬を生活費にしようと考えます。 そこで、役員報酬を増やすと支給停止になる可能性があります。 65歳以上の人の場合、老齢厚生年金の月額と総報酬月額相当額の合計額のうち47万円(令和1年度)を超えた額の半額が支給停止になります。 例えば、仮に基本月額を15万円、総報酬月額相当額を45万円とすると、合計60万円のうち、47万円を超えた13万円の2分の1の 6. 5万円が支給停止され、在職老齢年金は8. 5万円の支給になります。 このしくみにより、カットされた後の年金額、つまり、上記の例では8. 5万円は、繰り下げによる増額の対象となりますが、支給停止の部分(上記の例では6. 5万円)は増額の対象にはなりません。 最適な報酬額を考えたい 仮に年金と役員報酬の合計がカットにならない金額では生活できないという場合は、65歳から70歳までの生活費を準備しておく必要があります。 つみたてNISAや若い方なら確定拠出年金などの活用も考えたいものです。 それとともに会社と個人のマネープランを行き当たりばったりでなく、計画的にやっていくことが大切になります。 特に役員報酬最適化は年金が関係しなくても大切ですが、特に慎重に考えていただきたいです。 寝食を忘れて事業をがんばった後に「こんなはずではなかった!」と後悔することがないように注意しましょう。 ファイナンシャルプランナー 松田 聡子.

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働く高齢者の年金が減る「在職⽼齢年⾦制度」が⾒直しに︕就業促進には「健康寿命」という壁も|みんなの介護ニュース

在職 老齢 年金 制度 見直し

働く60歳~64歳の年金カットの基準が緩和される 今年 2020年 は、注目すべき年金制度改正がありますね。 「働き方改革」に合わせた年金の新しい制度には「働きながら年金を増やせる」チャンスが多いんです。 その大きな施策のひとつに、働きながら年金を受給する際、 収入合計が一定額を超えると年金がカットされる「在職老齢年金制度」の見直しがあります。 シニアにとって大きなチャンスなのは、65歳未満の在職老齢年金が大きく変わることです。 「改正高齢者雇用安定法」が平成25年4月1日から施工されたことにより、 60歳定年後の希望者全員を「65歳」まで雇用することが義務付けられました。 65歳までの雇用延長が義務化され、今、60代前半男性の就業率は8割に迫っています。 さらに、ちょうどこの世代は年金受給開始年齢の65歳より前に 「得する年金」 厚生年金の特別支給 を受給できる世代 男性は1961年4月以前生まれ でもあります。 本来なら、「得する年金」を受給しながら雇用延長で働き、 給料と年金のダブルインカムで老後資産を増やせるチャンスのはずでした。 ところが、現行の在職老齢年金制度では、 月給と年金 厚生年金の報酬比例部分 の合計が「28万円」を超えると、 超過分の半額が年金からカットされてしまいます。 これは年金受給の常識としてありましたネ。 特別支給の年金額が月10万円の人が月給38万円稼いでしまうと合計収入が48万円となり、 年金は全額停止されて1円ももらえません。 そのため、この世代のサラリーマンは 「得する年金を全額もらうために働き方を短時間勤務にセーブして安い給料で我慢する」か、 「年金を捨ててでもバリバリ働いて給料を多く稼ぐか」という実にもったいない二者択一を迫られ、 せっかくのチャンスをつかめずにいました。 それが、2020年の年金改正で在職老齢年金制度が変わります。 65歳未満は給料と年金の合計収入47万円まで年金カットされなくなる。 これは大きいですよ。 現行制度では年金全額カットの前述のケースであれば、 新制度になると年金と月給のダブルインカムで47.5万円 5000円減額 の現役時代並みの収入になる計算です。 それだけの収入があれば、退職金に加えて数年間で老後資金を積み上げることもできるでしょう。 制度改正のメリットを受けるのは「得する年金」世代だけではありません。 50代、40代は、「繰り上げ受給」が選びやすくなる。 しかし、新制度では減額幅が縮小され、 60歳繰り上げを選んだ場合の年金額が今より1万円程度増える予定です。 定年後の雇用延長期間に働きながら年金を繰り上げ受給し、 ダブルインカムで現役時代並みの収入を得ることも十分可能でしょう。 60歳前から「繰り上げ受給」「繰り下げ受給」を十分研究して自分の老後のライフプランを構築しましょう。 75歳まで厚生年金に加入して働けば毎年、年金が増える 「働きながら年金を増やしていく」というやり方は65歳以降も可能です。 厚労省は年金改正案で「在職定時改定」の導入を打ち出しました。 65歳から在職老齢年金を受給しながら厚生年金に加入して働いた場合、 毎月納める保険料分が年金額に反映されなければおかしいので。 これまでは70歳時点 あるいは退職時 で年金額が再計算され、 5年分の保険料に相当する額が70歳以降に受け取る年金に上乗せされる仕組みでした。 それを「定時改定」、つまり年金額の再計算を1年毎に行うように改められます。 実施されれば、65歳から1年間収めた保険料が66歳からの年金額に上乗せされるという具合に、 年金をもらいながら毎年、年金額が増えていくことになります。 さらに厚生年金の加入期間が現行の70歳から75歳に延長されることから、 75歳まで働き続ければ10年間にわたって、毎年年金額がアップしていきます。 政府は全世代型社会保障検討会議の中間報告案で雇用期間を65歳からさらに延長し、 「70歳までの就業機会の確保」を揚げています。 長く働いて稼ぐことができれば、年金受給を遅らせるかわりに、 割増し年金をもらえる「繰り下げ受給」も選択肢になってきます。 え~そんなに働かないといけないのと思ってはいけませんよ。 働いていると楽しいことも増えます。 お金が自由になるのですから。 美味しいものも食べれます。 この豊かな時代を満喫できるのです。 ただ、働き方及び働き先は自分にあったところを選んだらよいのですから。 定年後に公園や図書館に行って時間つぶしを 暇を持て余している している人から見れば どれだけカッコの良い生き方かわかりませんよ。 夫婦の働き方やライフプランに合わせて、 「年金をもらいながら働き、年金額を毎年増やしていく」方法を選ぶか、 75歳まで年金を我慢し、一挙に2倍近い年金をもらって老後をリッチに生活する道も拓けます。 そうすれば医療と介護の負担増の逆風にも対応する方法が見えてくるでしょう。 自分のライフプランをよく考えて楽しく生き生きとした生き方をしましょう。 年齢は絶対的な部分もありますが、アンチエイジングをしていればある意味年齢は相対的なものになります。 健康で豊かな将来を目指しましょう。 引用・参照:週刊ポスト.

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在職老齢年金の見直し、背景と最近の動き

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2020年5月29日に参議院で審議・可決された年金改革法は、パート等の短時間労働者の厚生年金等の適用拡大、受給開始年齢を拡大、在職老齢年金の減額基準の見直しなどの改正内容が謳われています。 年金制度を支えている現役世代や年金の受給開始が間近に迫っている方、既に年金を受給している方にも影響のある法案となっています。 今回の年金改革法により、年金制度はどのように変化するのでしょうか? まずは年金制度が変わる理由と背景を見ていきましょう。 年金改革法の意義と背景とは? これまで年金制度は厚生年金の支給開始年齢の引き上げや老齢年金受給資格期間の短縮など、時代と共に度重なる改正を行ってきました。 今回の年金改革法も厚生労働省のホームページには「 現在の高齢者に配慮しつつ、将来年金を受け取る若い世代の年金をしっかりと確保するための改正」と記されています。 厚生労働省は 5年に1度「財政検証」という将来の公的年金の見通しを行っており、2019年の検証では少子高齢化の影響で給付水準の減少が予測されました。 日本では急速な少子高齢化が深刻な社会問題となっています。 詳しくは総務省の国勢調査から推測される以下の「日本の人口構成の推移」の図をご覧ください。 「年金制度の支え手」である現役世代の減少と高齢者の増加が同時に進み、年金を始めとした社会保障費は「国の借金」である国債や税金の増加で賄われているのが現状です。 厚生労働省のホームページによると、「『財政検証』は公的年金の100年先まで見通しを検証している」と謳われています。 しかし昨今の地震をはじめとした自然災害の増加や新型コロナウイルス感染症といった不測の事態、そして少子高齢化の加速に備えるためには、老後の資産形成や年金に関する情報を個人で収集・活用していく事が重要なポイントとなります。 まずは今回の年金改革法の法案を学んでおきましょう。 年金改革法の改正ポイント7つとは? 年金改革法の主な改正ポイント7つをご紹介します。 現役世代が影響を受ける改正内容は短時間労働者の厚生年金適用拡大や国民年金に加入中の女性の産前産後期間の保険料免除、年金額の改定ルールの見直しとなります。 また年金の受給開始が近い方は、受給開始年齢の拡大や在職老齢年金の見直し、iDeCo・企業型確定拠出年金(DC)の加入年齢の引き上げが気になる事でしょう。 公的年金の関連機関については年金をすでに受給している方を含め、全ての方が関わる改正内容となっています。 順番に見ていきましょう。 短時間労働者の厚生年金適用拡大 厚生労働省は2016年から「従業員501人以上の企業で働くパート等の短時間労働者(週30時間未満)で一定の要件を満たしている場合、健康保険や厚生年金に加入が可能」であると社会保険の適用拡大を周知してきました。 今回の年金改革法では500人以下の企業でも、労使の合意に基づき健康保険や厚生年金が適用されるよう対象を広げています。 2024となっており、非正規雇用が多く「掛けている年金は国民年金だけ」「無年金」が多い氷河期世代等への支援となります。 受給開始年齢を60~75才に拡大 現在公的年金の受給開始年齢は60 ~70才となっていますが、2022年以降は60~75才に拡大する予定です。 受給開始が 75歳の場合、65歳と比べ毎月の受給額が84%増える見込みです。 受給開始年齢を遅らせる事で、高齢者の就労を促進し「年金の支え手」の増加を図ります。 在職老齢年金の見直し 60~64才で月収が28万円以上の方は「現役世代並みの収入」とみなされ、厚生年金が減額されていましたが「就労意欲を損なっている」との指摘から月収47万円超に引き上げられる予定です。 iDeCo 私的年金制度である個人型確定拠出年金の「iDeCo」は税制優遇措置があり、以前は自営業者や企業型年金のない会社員等が対象でしたが、2017年より加入対象者の制限がほぼなくなった事等により年々加入者が増加しています。 「iDeCo」は現在 20~60歳未満までを対象としていますが、65歳まで加入年齢を引き上げる予定です。 同様に企業型確定拠出年金(DC)も現行の65歳から70歳へ引き上げ予定です。 国民年金に加入している女性の 産前産後期間の保険料の免除 国民年金に加入しており、扶養の配偶者ではない第1号被保険者である女性に対して 産前産後の4ヶ月は保険料を免除し、免除期間中は満額の基礎年金を保障します。 6.年金額の改定ルールの見直し 公的年金の持続可能性を高め、現役世代の将来の年金給付水準を確保するため年金額を改定します。 保険料の上限を設定し限られた財源で給付水準を調整することで、世代間格差を解消する「マクロ経済スライド」を実施します。 受給額を減らすことなく賃金・物価上昇の範囲内で前年度分を含め調整する見込みです。 物価は上がるが賃金は上がらないまたは下がる等、年金の支え手である現役世代の負担が重くなっている際は、賃金に合わせて年金額を改定する(賃金スライド)を行う方針です。 最後のポイントは、年金の関連機関について以下の改正が見込まれています。 日本年金機構に不要財産が生じた際、国庫に納付する規定を設ける• 公的年金制度の一部である年金積立金の管理・運用を行う独立行政法人(GPIF)に対し、業務の執行を監督し年金積立金の運用方法の追加の措置 まとめ 短時間労働者の厚生年金適用拡大、現役世代並みに収入を得ている60~64才の方の厚生年金の減額制度の見直しは国民の年金受給額を引き上げる制度となっています。 一方で受給開始年齢を拡大、iDeCo・企業型確定拠出年金(DC)の加入年齢を引き上げといった改正内容は高齢者の労働人口を増やす為の措置です。 今後受給開始年齢が引き上げられるのではないかという懸念が予想されます。 現在年金を受給している方、年金の支え手として働いている現役世代は自ら老後資産を形成する必要があります。 老後の資産形成には投資や不動産投資がおすすめです。 特に不動産投資は、公的年金だけでは足りない月々の生活資金を補う手段として行っている方が数多くいらっしゃいます。 まずは不動産投資セミナーや個別相談に足を運んでみましょう。 株式会社クレドでは、業務提携をしているファイナンシャルプランナーと無料で相談を頂ける窓口を開設いたしました。 将来資産シミュレーションの作成はご好評をいただいております。 通常は1コマ90分5000円ですが、今だけ3コマまで無料でご提供いたします。 この機会に是非ご活用下さい。 株式会社クレドは資産運用セミナーをオンラインでも開催してます.

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