ナルト イルカ先生。 うみのイルカ (うみのいるか)とは【ピクシブ百科事典】

ナルトってイルカ先生がいなかったら悲惨なことになってただろwwww(画像あり)

ナルト イルカ先生

彼らからは イルカ先生と呼び慕われる。 茶色がかった黒髪をポニーテールにしており、鼻の上にある真一文字の傷がトレードマーク。 人物像 から優しい性格、辛いことを押し殺し笑える強さを持つと評される人格者。 悪戯が過ぎる生徒には居残りの罰を課す一方で、のを奢り、親身になって相談に乗るなど叱る所は叱るものの基本的にはお人好しな性格。 ナルトが生まれた日、により多くの里の人間の命を奪われたため、憎悪の対象である九尾が彼の体にされていたことからナルトには非がないにも関わらずのナルトは里の住人から煙たがれていた。 イルカも九尾と決して浅からぬ因縁を持つが、を「一人の人間」として見て、そして指導してきた教育者である。 ナルトにとってはやのような存在であり、に編成される以前では初めて出来た繋がりであり、ナルトの人格形成に大きく作用することとなった人物。 原作、アニメ共に第一話におけるナルトのの最初の被害者であり、イルカは鼻血を盛大に出しており、ないしとして扱われることが多い。 ナルト達の担当上忍であるとはお互いにで話しているが、実際はカカシの方が4歳年上。 出番は決して多いと言えないが、その優しい人柄と作品全体の本質にまで関わる的存在であるがゆえに根強い人気を誇り、人気投票では常にメインキャラ(、、、など)と肩を並べ、終盤に登場キャラクターが増える中でも上位に食い込むほどである。 因みに第一回:4位、第二回:3位、第三回:3位、第四回:5位、第五回:4位、第六回:5位、第七回:11位という結果である。 忍者学校での講師を主な業としているため戦闘場面はほとんどなく、強いて言えば初回でミズキのからナルトを庇った時くらい。 そのため、実力の詳細は不明 初期のファンブックでは本来上忍や特別上忍しか受けることのできないS級任務も数回受けているようだが。 木ノ葉崩しの際には「敵の忍が現れても慌てずに隠れ部屋へ」とアカデミー生の避難誘導を行い、その際「命に代えても守る」と言っており、実力と覚悟の高さはうかがえる。 実際A級任務を数多く受けた実績と上層部からの信任の厚さからアカデミー講師を任せられている。 でもの狙いであるナルトの監視、説得役に抜擢されているので戦場には出ていない(その時、戦場に飛び出そうとするナルトをしようとして結界忍術を使用している)。 ではオーソドックスなやなどで戦う。 また、アカデミー講師と並行して木ノ葉隠れの任務受付の業務も担っており、下忍となった教え子たちに任務を説明したり、報告書を受け取るなどしている。 では、ナルトとのコンビでしたと戦闘する場面や、ナルトと出会ったばかりの頃を描いたエピソードがある。 イルカがアカデミーの教師になる以前に、の部下として任務にあたってた事や少年期のイルカは、ミズキに対しては努力家で何でも熟す秀才として憧れ、ミズキの友達として誇りに思っていた過去が描かれている。 来歴 生い立ち 両親の死と火の意志 の上忍のうみのイッカク、うみのコハリ夫婦の息子として生を受ける。 夫婦ともに優秀な忍者であり、イルカは両親のことを誇りに思っていた。 しかし、イルカが10歳の時に両親はから里を守るために殉職(共に享年45歳)。 孤児となったイルカは孤独から、誰かに褒められたい、認められたいと思い、本人曰く優秀な方で人の気を引けなかったため、クラスでは明るく振舞った。 時に態と大げさな失敗をして見せ、アカデミーでは笑いの中心となっていると担任から評価されていた。 悲しみを隠して笑うイルカの孤独に気付いたのはであり、英雄の碑の前で泣くイルカに「火の意志」について語った。 この出来事が後にイルカに、火の意志を持った子供を育てたいという目標を持つ切っ掛けとなった。 アカデミーの講師に 生来の優しい性格はそのままに中忍となったイルカはを部隊長とした任務中、敵忍拘束時に怪我を負う。 その際、三代目火影にその優しさが仲間を危険に巻き込む可能性を指摘される中、イルカは戦忍ではなくアカデミー教員を目指すことを告げる。 ヒルゼンはその際にアカデミーの補助教員をやてもらうと告げているが、イルカは同期のらと共にアカデミーの教員採用試験を受験し、合格した。 アカデミー教員となることが決まったイルカは三代目に呼ばれ、 の担任になることを命じられる。 がされたであり、殆どの里の住人達から白眼視されていたナルトは幼少期のイルカ同様、一人の人間として認められようと悪戯を繰り返していたが、この当時その悪戯がエスカレートし始めた頃で、ただでさえ煙たがれていたナルトの担任教師を務めたがる者がいなかった。 そこで白羽の矢がたったのがイルカであり、イルカが引き受けなければナルトは忍になれず、里の爪弾きものとして扱われるであろう未来をヒルゼンが示唆するとイルカは生来の人の良さから複雑な思いを抱きつつ任務を引き受けた。 イルカは当初、ナルトに非がないことを理解しつつも、ナルトに封印された九尾が親の仇であることから複雑な思いを抱き、ナルトとの関係は良好とはいえず、担任を辞すことを考えていた。 しかし、通りすがりのカカシからナルトの担任になるのはヒルゼンがイルカに課した試練であり、相手に心を開くように指摘される。 その後、クラスメイトに騙されて敵の潜む裏山に出掛けたナルトを救出する出来事を切っ掛けにナルトと正面から向き合うようになり、良好な関係を築くこととなった。 イルカの火の意志に触発され、ナルトはを越える英雄、になることを夢見るようになる。 本編での活躍 卒業試験 、記念すべき第一話のエピソード。 イルカのキャラクター性並びに本作品の根幹を成す重要な話なので、第一話の内容も解説する。 アカデミーの落ちこぼれ、ナルトがの里にある歴代のの顔が掘られた顔岩にペンキで落書きするところから物語は始まる。 担任のイルカはナルトを叱るものの、ナルトは反省の色を見せずに怒ったイルカは復習テストで「変化の術」の試験をする。 しかし、ムカついたナルトはイルカの課した課題を熟さず、を披露する。 モロに引っかかって鼻血を大噴出していたイルカは逆ギレ気味にナルトを叱り、放課後「掃除が終わるまで家には帰さない」と自分の責任で顔岩を綺麗にさせる。 しかし、「家に帰ったって誰もいない」という不貞腐れたナルトの言葉を聞き、イルカは事情聴取も兼ねてでを奢ってやることにする。 翌日、ナルトは三度目の卒業試験に見事に落ち(苦手なだったせいもある)、試験官だったイルカを逆恨みする。 その晩、そして同じくその卒業試験に立ち会っていたにこの術を覚えたら卒業できると唆され、の封印の書を盗み出した。 ナルトは封印の書の最初に記されていたの修行を開始。 一方、里ではナルトが封印の書を持ち出したことを察知し、忍たちがナルトの死も辞さない勢いで捜索が始まり、捜索を命じられた一人であるイルカはナルトを早く保護しようと動く。 ナルトを発見したイルカは泥だらけで必死に修行するナルトの姿とナルトの発言からミズキが黒幕であることに感付いた直後にミズキが襲い掛かってきた。 さらにミズキは、里で守られる掟、ナルトの身に九尾が封印されていることを口外しないという掟をナルトに明かしてしまう。 憧れた四代目火影に九尾を封印されていた上に、九尾に両親を殺されているイルカがナルトを恨んでいるとするミズキの発言を聞いて、感情面が不安定になり、九尾のチャクラを発現させかけるナルト。 しかし、イルカはミズキの手裏剣を身を呈して庇う。 イルカは重傷を負いながらも自分も昔、両親を失った孤独から道化役で人の気を引いていたことをナルトに告白する。 「そうだよなぁ…ナルト…」 「さみしかったんだよなぁ…苦しかったんだよな…」 「ごめんなァ…ナルト オレがもっとしっかりしてりゃこんな思いさせずにすんだのによ」 その後、ナルトに変化してミズキの注意を引いたイルカは、巻物、九尾の力を利用しナルトが木ノ葉の里に復讐する気だと発言するミズキに対して 「バケ狐ならな、けどナルトは違う」 と断言。 「あいつは…あいつはこのオレが認めた優秀な生徒だ」 「…努力家で一途で…誰からも認めてもらえなくて…そのくせ不器用で…あいつはもう人の心の苦しみを知っている…」 「今はもうバケ狐じゃない、あいつは木ノ葉隠れの里の…うずまきナルトだ」 このやり取りを木陰で聞いていたナルトはバケ狐としてではなく一人の人間として扱われていたこと、イルカに認められていたことに涙を流し、巻物から習得した影分身の術で千人ほどに分身してミズキを倒した。 怒涛の一晩は終わり、朝日の中、イルカは卒業の証として自分が付けていた木ノ葉の額当てをナルトにつけてやり、微笑みながら祝福した。 「卒業…おめでとう」 中忍選抜試験 一話以降、ナルトは忍者学校を卒業し、上忍師の課したサバイバル演習でチームメイトの、らと共に合格し、晴れてとなった。 受付業務も熟すイルカは猫の捜索などの低ランク任務ばかりに文句を言っていたナルトに一喝するなど端々で登場した。 そんなイルカの本格的な再登場は中忍試験の際、上忍からの下忍の推薦が行われる場面であった。 この時、ナルトとその同期たち、新人全員が上忍師たちに受験を推薦されたことに驚愕、全員教え子だったため、そして中忍試験が"新人つぶし"の性格を持っていることを懸念したため、試験受験は早すぎると口を挟む。 ただし、はイルカの主張を退けた。 「イルカ先生…あなたの言いたいことも分かります腹も立つでしょう。 しかし…口出し無用!」 「アイツらはもうアナタの生徒じゃない…今は…私の部下です」 アニメ版ではイルカの訴えに対してが新人下忍たち九人(、、の班員たち)に対して 予備試験を行うことで中忍試験受験の資格を問うこととなる。 イルカ自身がの忍に変化し、教え子たちの実力を測るが九人全員が予備試験に合格する。 余談であるがイルカが変化した際のはで、後にを演じることになる他、この人物はと縁がある。 その後、イルカは中忍試験第二の試験での伝令役(実際には任務途中に勝手に巻物を見た場合にその人間を試験終了まで気絶させておく役割で、自ら憎まれ役を自ら買って出た)としてナルトたちの前に口寄せの術で現れる。 その際、三人に『中忍心得』の内容を説いている。 ナルトたちに対して「ムチャはするな」と心配げな素振りを見せるが、「今は忍者だ」というナルトの反論を聞き入れた。 その姿と死の森の難関の突破を見て、ナルトたちの成長を実感。 先のカカシの言葉を思い出しながら、「この子たちの力を本当に分かっているのは…カカシさん…アナタの方かもしれませんね…」との思いを抱いた。 木ノ葉崩し後 中忍試験途中で勃発した"木ノ葉崩し"の終息後、三代目火影の葬儀でイルカは三代目との対話を思い出す。 忍者学校では笑いの中心になっているイルカも、慰霊碑の前では涙を零す少年だった。 しかし三代目は、木ノ葉隠れの忍たちは皆、火の意志を持ち、それを持っているかぎり、この里にいる者は全て家族そのものだ、と慰めた。 またナルトから、「なんで人は…人のために命をかけたりするのかなぁ…」と問われた際は、 「互いに信頼し合い助け合う生れ落ちた時からずっと大切に思ってきた人たちとのつながり…」 「…そしてそのつながった糸は時を経るに従い太く力強くなっていく…」 「理屈じゃないのさ! その糸を持った奴はそうしちまうんだ…大切だから…」 と答え、その言葉にナルトも、「何となく分かるってばよ」と応えている。 その姿を見て、イルカは三代目の語った火の意思が次世代に受け継がれていることを実感した。 第四次忍界大戦 その後しばらくは目立った出番はなかった(ナルトにラーメン奢ってやったりしてたことはある)が、第四次忍界大戦勃発後にひさびさに再登場。 その頃ナルトは、のとともに、チャクラを遮断する島で二人には秘密のうちに隔離されていた(尾獣を狙う敵に捕縛されるのを防ぐため)。 しかし戦争も佳境に入り、感知力の高まったナルトは外の騒ぎに感づき始める。 そこに説得役として送り込まれたのがイルカだった。 イルカは当初は誤魔化そうとしたが、正直に話して納得させようと、「この戦争はお前を守るための戦争だからだ」と説得。 だがナルトは、「この戦争は全部オレ一人でケリをつける!! 」と聞き入れない。 これに対してイルカは、 「だだをこねるな!! オレにとってお前はなっ…大切な生徒の一人だ」 「そして…弟のようにも思ってる…」 「敵のボスはお前を全勢力で狙ってる…みすみすそんな危ない所へお前を行かせたいと思うわけないだろ」 しかし、必死に説得するもそれでも聞き入れずナルトは出撃。 その際渡された木ノ葉の額当ての中にイルカからの手紙が隠されていた。 この手紙はイルカが説得に失敗した時のために用意したもの。 「もし…そうなった時…うまく渡せるか分からないがどうしても伝えておきたい言葉がある」 「…行ってしまったお前に言える事はたった一言だけだ」 「絶対に生きて帰って来い!!! 」 その後、キラービーには「ナルトを守ってやって下さい!!! 」と頼み込んだ。 ビーはこれに拳を合わせる合図で応えている。 「了解だバカヤローコノヤロー!! 最終回及びBORUTO 最終回では、時が経ち、ほうれい線が浮かぶなど歳を重ねた姿で登場。 が行ったイタズラを見て「忙しい父親にかまってもらいたかったから」と理解を示し、憤慨するに対して「彼もいつか分かってくれる」と穏やかに諭している。 699話と最終回の間を描いた劇場版『』では主に回想シーンで登場し、イルカが過去にアカデミーでナルト達に出したがナルトとの距離を近付ける切っ掛けの一つとなっている。 EDで描かれたナルトとヒナタの結婚式では、感極まって涙を流していた。 なお、小説「木ノ葉秘伝」によると、ナルトの父親代わりとしても出席だったことが明かされており、彼とナルトの信頼関係の強さを感じさせている。 続編の『』ではアカデミーのとして登場。 生徒だけでなくも暖かく見守っている。 使用術• 空雷撃 激闘忍者大戦シリーズ• 封縛法陣• 一糸灯陣• 結界法陣 ナルティメットストームシリーズ 余談• 父イッカクはのに、母コハリはコハリイルカというイルカの種類に因んでいる。 初期設定ではイルカはカカシと同期なのかカカシに対してタメ口、また顔も少々三白眼気味の強面風になっている。 関連イラスト.

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NARUTO

ナルト イルカ先生

はじめに ・映画を見て滾った衝動書き小説です ・3ページ目に映画ネタバレな後書き&感想を書いています ・いろいろな設定を捏造しています ・書き手に文章力がないので読み辛いです ・時系列としては、アニメオリジナルストーリーでイルカ先生が教師になりたての頃、ナルトへの接し方に悩みながらも、最後にちゃんと向き合おうと決意したその後・・・のつもりです 以上を踏まえた上、何が来ても許せるという方は次のページへお進みください [newpage] うみのイルカ。 最初はいろいろ悩んだものの、つい先日、ようやくナルトと向き合おうと心に決めた。 ナルトも分かってくれたようだから、サボっていたアカデミーに今日こそ来てくれるだろう。 そう思っていたのだが・・・。 どっかその辺りにウロウロしていないか、と見回すが、いない。 今日は絶対居ると思っていたのに。 イルカのガッカリした様子に気付いたのか、シカマルが「せんせー」と手を上げた。 「ナルトの奴、多分、寝坊してんじゃないっすかね。 たまにあるんすよ」 「ね、寝坊!?」 おいおい、ちょっと待て。 俺なんか、やっと分かり合えたと思って、ウキウキして一時間も早く学校に来ちまったんだぞ。 それに比べてアイツ、寝坊とは・・・・・・・・・・・・許さん!! 「悪い!すぐ戻るから自習しててくれ!」 そう皆に言い残すと、イルカはバッと教室を飛び出していった。 **** その頃のナルト宅。 ナルトはベッドの上で幸せそうに眠りこけていた。 つい先日、腫れ物を触るようにナルトを扱っていたイルカが、初めてナルトと向き合ってくれたのだ。 もちろん、三代目や一楽のおっちゃんなど、ナルトにちゃんと接してくれる大人はいるが、教師ではイルカが初めて。 しかも、ナルトに「火影になる」という夢を持つきっかけをくれた。 嬉しくて嬉しくて、布団に入ってからも、思い出してはニヤニヤしてなかなか眠れず。 ようやく寝付いたのは間もなく陽が昇るという頃。 しかも、浮かれすぎて目覚まし時計のセットを忘れていた。 そんなわけで、アカデミー登校時間の今になって、深い眠りに付いてしまっているわけだ。 イルカが激怒してこちらに向かっているとも知らずに。 ナルトのベッドは窓に面しているので、その音は凄まじい。 あまりのことに、ドカッと、ベッドから転がり落ちてしまった。 「ナールートー」 地を這うような声が聞こえ、ビクッと身を竦ませる。 チラッと部屋の時計を見る。 もうアカデミーが始まっている時間だ。 友達がこんな時間にナルトの家を訪ねるはずがないし、声は明らかに大人。 三代目火影以外にナルトを訪ねる大人はいない。 え、俺夢でも見てんの? 恐る恐る声の主がいる窓へ顔を向けると 「・・・イルカ先生?」 眉を吊り上げ怒りに震えるイルカがいた。 寝惚けてんのかな、と目をこすってみるが、イルカは消えない。 当然、イルカはアカデミーにいる時間だ。 ナルトは首をかしげながら「なんでいるってば?」とイルカに声を掛けた。 「ばっかもん!お前が学校に来ないからだろうが!!!」 窓越しでもよく通る声でイルカが怒鳴り、ナルトは目をパチクリさせた。 そりゃあバカでかい声に驚いたというのもあるが、何より、わざわざナルトを起こしに来たということに驚いた。 とっくに授業が始まっている時間だ。 ここにいるということはつまり、授業を中断してまで来てくれたということで。 うわ、なんか、すっげぇ嬉しい。 「・・・も・・もー、先生ってば、そんなに俺に来て欲しかったのかー。 しょうがないから行ってや「いいから早く準備しろ!!!」 ナルトが喜びを誤魔化そうと軽口を叩くが、イルカの怒声に掻き消された。 そして、慌てて着替えて外に出るや否や、連行されるが如く、アカデミーへ連れて行かれた。 しかも道中はイルカの説教つき。 それに「うるさいなぁ」と返すも、本当は、起こしに来てくれたことが、自分を必要としていてくれたようで嬉しくて、ニヤけそうになる顔を抑えるのに必死だった。 その所為で「そんな変な顔をしてないで反省しろ!」と怒られたが、それでも顔のニヤけは止まらない。 だって、いつもの朝だったら、無機質な目覚ましの音に起こされて。 目を開ければ、そこは誰もいないガランとした部屋。 それが今日はイルカ(怒り顔&怒声ではあったが)がわざわざ授業を中断して、家まで起こしに来てくれた。 「誰かが起こしてくれる」ただそれだけの行為がとても嬉しかった。 **** ナルトを起こしに行った次の日。 教室に入ったイルカは一同を見回して、ガックリと項垂れた。 またナルトがいない。 あれだけ説教したのに、まるで堪えちゃいないのか。 (だが、俺は負けんぞ!とことんお前に向き合うって決めたんだからな!) 心中で決意を新たにしたイルカは、グッと握りこぶしを作った。 「悪い!すぐ戻るから、それまで自習しててくれ!」 「えー、せんせーまたー?」 ぶうぶう文句を言う生徒に平謝りしながら、イルカはナルト宅へ駆け出す。 そしてナルトを怒鳴り起こして、アカデミーへ説教をしながら連れて行く。 そんなことが一週間も続いた。 さすがに、イルカもこれはおかしいと気付いた。 生徒たちの話によると、今までナルトが寝坊することがあっても、それはごくまれなことだと言う。 それに、初めて起こしに行った日はすぐに飛び起きたというのに、最近は何度窓を叩いても大声を出しても、ナルトはなかなか起きなかった。 とうとう切れたイルカが「窓をぶち破るぞ!」と脅すまで起きないのだ。 そして、イルカに説教を受けながらアカデミーに向かうとき、ナルトはずっと顔を奇妙に歪ませていた。 初めは叱られて不貞腐れているのかと思ったが、どうやらニヤけそうになるのを堪えているらしい。 昨日はというと、我慢もできなかったらしく、完全に嬉しそうな笑顔をしていた。 (・・・・あいつ、誰かに起こしてもらえるのが嬉しいのか) 幼い頃に両親を亡くし、寂しい幼少期を過ごしたイルカだ。 ナルトのその気持ちはよく分かる。 だからと言って、毎朝毎朝授業が遅れるのも困るし。 何かいい手はないものか。 「・・・・そうだ!」 ポンと手を打ったイルカは、すぐさま火影邸へと走り出した。 **** イルカの予想通り、ナルトは起こして欲しくてわざと寝坊していた。 本当は時間通りに起きているのに、イルカが来るのを待ち、その上、どんなに大声を出されても寝たフリを続けていた。 いつかはバレると思っているものの、嬉しくてついやってしまうのだ。 そんな反省のないナルト、明日もまた寝たフリを続けるつもりで床に付いた。 だが・・・・ 「ナルト!!朝だぞ!!起きろー!!!」 「うわああああ!!??」 ぐっすり眠っていたナルトは、布団をいきなりひっぺがされて、ドサッと床へ転がり落ちた。 え?え? と目を丸くするも、時計はまだアカデミーが始まるずっと前の時間を指している。 いつもイルカが来る時間ではない。 それに 「なんでイルカ先生が俺の部屋に入ってるってば!?」 ナルトの部屋には三代目に許可された者しか入れないように、特別な術が施してある。 それはナルトと九尾を同一視する者からナルトを守るためだ。 なぜ術を施すのかという理由をナルトは知らないが、術が施されていること自体は知っていた。 だからこそ、イルカがいつも脅していた「窓をぶち破る」ことなどできないと知って、あれ程横暴な態度を取っていたのだ。 だというのに、今目の前には、ナルトの部屋の中にいて、ナルトの布団を剥ぎ取って、「起きろ」と喚き立てるイルカがいる。 ナルトがあたふたしながら「なんでなんで」とイルカを指差すと、イルカは勝ち誇った笑みをニッと浮かべた。 「お前があんまりにも遅刻を繰り返すもんだから、三代目にお願いして、俺も入れるようにしてもらったんだ」 その手があったか。 というか、それしか手がないか。 先生中忍だし、じいちゃんの術破れるわけないし。 ナルトがそんな失礼なことをぼんやり考えていると、ペシッと軽く頭をはたかれた。 「こら!早く準備しないか!せっかく早く起こしに来たのに、また遅刻しちまうだろ」 「・・・はーい」 重い腰を上げて、顔を洗いに洗面台へ歩いていく。 いつまでも起こしに来てもらえるわけではないとは分かっていたが、ここまでされては、そろそろ潮時だろう。 そう思うと小さなため息が零れた。 自分でもガキっぽいことをしている自覚はあったし、あんまりイルカを困らせるのも悪いかな、とちょっとは思っていたし。 (寂しいけど、仕方ないってばよ) 憂鬱になりそうなのを、冷たい水を思いっきり顔にぶつけて誤魔化していると、イルカが「・・・なぁ」とためらいがちに声を掛けてきた。 顔を洗いながらなので「んー?」と返すと、イルカが口をもごもごさせながら先を続けた。 「えーと、あれだ・・・なんなら、これからも俺が起こしに来てやろうか?俺の出勤時間だからちょっと早いけど、そうすれば、お前が遅刻する心配もないし・・・」 水が滴っているのにも構わず、ナルトはバッとイルカの方へ振り向いた。 イルカは斜め上を見ながら鼻の傷を掻いている。 もしかして、照れているのか。 「授業を遅らせずに済むしな・・・・・・うわぁ!!」 思わずイルカの腰に飛びついていた。 憂鬱になっていたときに今の言葉は効いた。 嬉しくて、ちょっと泣きそうだ。 「お前!!俺の服で顔を拭くんじゃない!!」 そんなこと言われたって、泣きそうになっている顔を見られたくない。 尚も抱きついたまま、びしょ濡れの顔をイルカの服にゴシゴシ擦り付けた。 イルカは、そんなナルトに「やめろ」と言いながらも、無理やり引き剥がそうとはしなかった。 **** 「せんせー遅いってばよー、早くしてよー」 「お前が来るのが早過ぎるんだ!!」 あれから数日は予定通りだったのに・・・。 ナルトは今までのことが嘘のようにサッと起きて仕度を済ませて、起こしに来たイルカと共にアカデミーに行っていた。 それが次第に、イルカが起こすより先に起きているようになり、仕度まで済ませてイルカを待つようになり、今ではどういうわけか、イルカを起こしに来る始末だ。 ナルトに起こされる日が来るなんて、夢にも思わなかった。 「あ!これ新商品じゃん!もーらい!」 「こら!勝手に人んちのカップラーメン食うんじゃない!!」 しかも、朝食をイルカ宅で(しかもイルカ宅の食べ物で)済ますことにしたらしく、イルカを起こしながら食料を漁るのだ。 (・・・・・三代目、どういうつもりですか) イルカの家をナルトに教えたのが誰か、聞かずとも分かる。 三代目の仕業だろう。 (ナルトのためというならば、俺が起こしに行くだけで充分でしょう。 俺の家を教える必要までないじゃないですか) 楽しみにしていたラーメンが消えていくのを見ながら、三代目に心中で文句を呟いた。 それでも、「起こしてくれる人がいる」というのも、なかなか悪くないな、と思ったイルカは、自分でも気付かない内に、小さな笑みを浮かべていた。 それこそが三代目の思惑だと、イルカは思いもしなかった。 終 [newpage] ***ネタバレな後書き&映画感想*** 映画ラスト、イルカ先生がナルトの家の中でナルトを待っていたのを見て 「ナルトの部屋に誰でも簡単に入れるワケないよね」 と思ったのがキッカケでこの話を書きました。 アニメオリジナルストーリーというのは、ペインに勝った後に、教師になりたてのイルカ先生について3話連続で放送していた回のことです。 ラストでイルカ先生が「火の意思」と「火影」についてナルトに語ると、 「よしっ決めた!俺は四代目より強い火影になる!そんで、俺の力をみんなに認めさせてやるんだってばよ!」 とナルトが言います。 つまり、ナルトが夢を持つきっかけとなったのが、イルカ先生なのです。 アニメスタッフありがとう!!!!! ちなみに、この回はカカイル好きにもこれでもかとサービス爆弾を投下してくれました。 もちろん私もおいしくいただきました。 あと、ナルトとイルカ先生はもちろん、三代目とイルカ先生のやりとりも大好きです。 つまりはイルカ先生が大好きです。 映画を見て改めてイルカ先生とナルトの関係いいなぁって思いました。 あと、岸本先生、イルカ先生のこと大好きですよね。 一番見てほしいシーンに「イルカとナルトのラーメン屋のシーン」って言ってるし。 なんでも、一回完成したのが気に入らなくて、全部やり直してもらうほど、こだわって作ったシーンらしいですよ。 ラスト、イルカ先生を見て思わず泣いてしまうナルト・・・・一緒に泣きそうになりました。 もう親子になっちゃえよ!!!!! 乱文失礼致しました。 読んでくださってありがとうございました。

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ナルトのイルカ先生とかいう雑魚wwwwww

ナルト イルカ先生

戦闘時は背中に大きな風魔手裏剣を背負っており、木の葉隠れの里の額当てを帽子のようにして着用しています。 表向きはとても優しく、人当たりの良い人物ですが、本当の性格は自分の目的のためなら他人を犠牲にすることは厭わない残忍な性格です。 実際に、ナルトが忍者学校の卒業試験をイルカに落とされた時も、三度目だから合格にしてあげても良いのではと言ったり、落第して落ち込んでいるナルトに助言をするなど、一見優しい印象を受けます、 しかし、実はナルトに助言することで、初代火影の禁術が記された封印の書という巻物をナルトに盗ませるように仕向けることが目的だったのです。 その後、ナルトを始末し、自分は封印の書を手に入れ、ナルトは封印の書とともに姿をくらませたことにするという計画でしたが、最後には封印の書によって影分身の術を習得したナルトに倒されることで計画は失敗に終わりました。 漫画では、その後の登場はなく、どうなったかは分かりませんでした。 ミズキの戦闘スタイル 主にクナイや「変化の術」を使用して戦闘するスタイルのようですが、ここぞというときに風魔手裏剣を使用して相手にとどめを刺す戦法のようです。 イルカ、ナルトとの戦闘時でもクナイで不意打ちをしたり、変化の術でイルカに化けてだまし討ちをしようとするなど、姑息な手段を使ってナルトたちを倒そうとしており、目的のためなら手段を選ばない性格が表れています。 イルカとの関係性 ミズキは忍者学校の先生として教鞭をとっており、イルカの同僚と言える人物です。 作中では、忍者学校卒業試験で分身の術に失敗したナルトに対して「失格!!!! 」といったイルカに対して、「三度目ですし、良いのでは」と発言しています。 ミズキはイルカに対して敬語で話しかけていますが、意見はしっかり言える立場のようなので、先輩後輩の関係なのか同期なのかは不明です。 設定年齢としてはイルカの方が年下であり、通常ミズキが先輩と考えられますが、実際のところミズキは第一話をもって退場しているため、作中では詳細は語られていません。 ナルトに封印の書を盗ませ、ナルトを始末する計画が失敗に終わったその後、ミズキは木ノ葉厳重警戒施設に収容されています。 実は裏でとつながりを持っていたことが、が偶然発見した資料から判明します。 その時、ミズキの脱獄計画が遂行されており、一緒に収監されていた風神雷神コンビとともに脱獄を決行したのです。 その後、綱手の側近であるがミズキの後を追います。 ナルトたちもミズキと大蛇丸の関係を知り追いかけますが、第一話同様「変化の術」でシズネに化けたミズキからだまし討ちをされ、戦闘を開始することとなります。 戦闘では、同じ階級のイルカとともに忍として働いていたこともあり、ナルトに対して甘いと指摘したり、実はお互いのことを理解しているようにも取れます。 その後、大蛇丸の薬品により呪印に近い状態となり、格段にパワーアップしてナルトとイルカに襲い掛かりますが、薬の効果は長く続かず、急激に老化し戦闘不能となります。 実は大蛇丸にとって、厳重警戒施設に収監されていたミズキとの関係はかなり前の段階で切れていたようです。 こうして、ミズキの計画はまたもやナルトとイルカによって阻止されることなりました。 ミズキの名シーン・名セリフ 「イルカも本当はな! お前が憎いんだよ!!

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