肉芽 腫 性 乳腺 炎。 乳腺外科の病気:肉芽腫性乳腺炎

症例2:診断と解説

肉芽 腫 性 乳腺 炎

Sponsored Link 肉芽腫性乳腺炎の診断と治療法 肉芽腫性乳腺炎の診断においては、まずは乳ガンなどの他の病気とハッキリ区別をすることが大切になります。 特に乳ガンとは症状がよく似ており、マンモグラフィーや超音波検査の画像診断を用いても判別が難しいため、針で細胞や組織を採取して診断します。 悪性細胞や結核菌などが検出されなければ、肉芽腫性乳腺炎であると診断されることが多いようです。 前述した通り、肉芽腫性乳腺炎の症状は人によって様々であるため、その治療法も症状に合わせて様々です。 一般的には、 炎症を抑える作用のあるステロイド剤の服用と「ドレナージ」という乳房にチューブを挿入して膿を吸い出す処置が行われます。 肉芽腫性乳腺炎は、発症すると根本の炎症が治まるまで(枯れ果てるまで)ずっと膿が出続けますので、その都度ドレナージで膿の排出を繰り返して症状が治まるのを待ちます。 治るまでには数ヶ月以上がかかり、また、一度回復したからといって完全に治ったとは言い切れず、再発することも多いです。 そのため、症状が落ち着いた後も定期的に超音波検査などをしてもらいながら、気長に付き合っていく必要があります。 難治性の炎症ではありますが、完治されているケースもありますし、肉芽腫性乳腺炎を患いながらも母乳で子育てしていらっしゃるママさんもいるようです! 症例も少なく、他の病気と間違われやすい肉芽腫性乳腺炎なので、もしも、肉芽腫性乳腺炎かな、おかしいな、と不安に思った時にはぜひ、大きな病院やセカンドオピニオンにかかるようにしましょう。 Sponsored link•

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乳腺外科の病気:肉芽腫性乳腺炎

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乳腺外科の病気:肉芽腫性乳腺炎• 炎症性乳がんなどと似た症状を示す 非乳輪領域(乳頭からやや離れた部位)に生じる良性肉芽腫形成性病変で、腫瘤や皮膚の発赤で発症します。 両側同時に罹患することは少なく、乳房が浮腫上に腫脹する炎症性乳がんや乳腺膿瘍とよく似た症状を示します。 授乳をしていない妊娠可能な年代、特に出産後5年以内の女性に多いといわれています。 内分泌環境の変化や細菌感染などが関与? 原因はいまだ不明です。 自己免疫疾患、妊娠・出産・授乳、経口避妊薬、喫煙、高プロラクチン血症などの内分泌環境の変化、乳汁うっ滞性乳腺炎、未知のウイルス・細菌による感染等の関与が推測されており、乳腺上皮の障害による分泌物の間質への逸脱とそれに対する炎症反応がさらに乳腺上皮の障害を惹起して肉芽腫を形成すると考えられています。 結節性紅斑(すね部に痛みを伴う紅色の結節ができる疾患)との合併例もみられます。 肉芽腫を形成する他疾患との鑑別が必要 超音波検査による画像診断に特徴的な所見は少なく、画像のみで乳がんとの鑑別は困難であり、組織学的な検査(針生検等)が有用です。 複数回の検査を行うことで確定診断に至ったという報告もあります。 組織学的には乳腺小葉を主とする類上皮細胞、好中球などの炎症細胞の浸潤と多核巨細胞よりなる肉芽腫組織でその中心に乾酪壊死がなく血管炎や乳管拡張もみられないことが特徴です。 また、抗酸菌・真菌の存在を否定する必要があります。 さらに、肉芽腫を形成する乳腺疾患、結核、非定型抗酸菌症、真菌症、脂肪織炎、サルコイドーシス、ベーチェット病、アレルギー性肉芽腫性血管炎、Wegner肉芽腫、形質細胞乳腺炎、Weber-Christian病、外傷、異物、乳管拡張、破裂した嚢胞等との鑑別が必要となります。 細菌培養検査では菌が同定されることは少ないようです。 また穿刺時には画像に反して膿みの排出が少ない印象があります。 治癒・軽快例は多いが治療法は確立されず 抗生剤の投与はほぼ無効です。 経過観察や穿刺を繰り返しただけで軽快した例も報告されていますが、中途半端なドレナージでの改善は困難であり、痔瘻に用いられるSeton法で治癒した報告があります。 薬剤としては副腎皮質ステロイドの投与が第一選択と考えられるものの、標準的な投与量、投与期間はいまだ確立されていません。 免疫抑制剤効果との併用が有効であったとの報告もあります。 経過は、視触診や超音波検査で観察します再燃した場合にはステロイドの再投与が有効といわれていますが、薬物療法に抵抗性の場合には手術が必要な場合もあります。

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知っておこう、”肉芽腫性” 乳腺炎の症状や治療法

肉芽 腫 性 乳腺 炎

原因 うっ滞性乳腺炎は、母乳の通り道である乳管が十分に開いていない、乳児が母乳を飲む力がまだ弱いなどが原因で、乳汁が乳房に溜まることで起こる。 化膿性乳腺炎はうっ滞性乳腺炎が進行したもので、何らかの理由で傷ついた乳頭から連鎖球菌や黄色ブドウ球菌などの細菌が乳管を通り、乳腺組織の中で広がってしまうのが原因。 乳児が母乳を吸う際に飲み方が浅かったり、乳歯で乳頭を噛んでしまったりなど、乳頭が傷つくことで起こる場合が多い。 また、産後すぐの場合は疲れやストレスなども原因と考えられる。 過去に乳腺炎にかかった場合も再発しやすいと考えられている。 乳輪下腫瘍は陥没乳頭の場合に多い傾向があり、喫煙との関与が考えられている。 肉芽腫性乳腺炎の原因は不明だが、自己免疫疾患や妊娠、出産、授乳、経口避妊薬、喫煙、内分泌環境の変化(高プロラクチン血症など)、乳汁うっ滞性乳腺炎、その他の何かしらのウイルスや細菌による感染などが関与する可能性のあるものとして挙げられる。 治療 乳腺炎を発症している乳房から、乳腺の詰まりの原因である乳汁を取り去るのが最も重要であると考えられる。 発症原因によって治療法は異なり、うっ滞性乳腺炎の場合は乳房マッサージを行い、たまった母乳を出すことが有効な治療となる。 片方の乳房にのみ症状が出ている場合は、症状が出ている方の乳房から授乳を始めるよう指導する。 また、化膿性乳腺炎では、抗生物質や消炎剤の投与を行う。 乳房内のしこりが大きくなってしまったときは、患部の皮膚を切開して内部の膿を排出することもある。 また、症状によっては細い管を挿入して膿を出す方法もある。 乳輪下腫瘍の場合も患部の皮膚を切開して内部の膿を排出するが、症状を繰り返す場合は手術が必要となることも。 肉芽腫性乳腺炎の場合は抗生剤の投与はほぼ無効なため、副腎皮質ステロイドを投与するが、効果的な量などがまだ分かっていない。 経過観察や穿刺を繰り返しただけで軽快した例もあるが、治療法が確立されていない。 都道府県からクリニック・病院を探す 内科に対応可能なクリニック・病院を探すことができます。 北海道• 甲信越・北陸• 中国・四国• 九州・沖縄• 外科に対応可能なクリニック・病院を探すことができます。 北海道• 甲信越・北陸• 中国・四国• 九州・沖縄•

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