キセル。 キセルって、害少なめ?

キセル持ち歩きセット

キセル

朱羅宇。 羅宇(管部分)が赤く塗られたもので、が使用した 大きくわけると、を詰める火皿(椀形の部分)に首のついた「雁首」(火皿の付け根から羅宇と接合する部分まで)、口にくわえる部分の「吸い口」、それらをつなぐ管の「羅宇」(らう/らお)にわけられる。 また、羅宇の語源は、羅宇国(現在の)の竹(黒斑竹)を使用していたことによるというのが定説である。 一方「キセル」またはキセルの部位の語源を東南アジアに求めることに疑問は多く、ポルトガル語に rabo(「柄」の意)、スペイン語に rabo(「軸」の意)があることから、こちらを語源と考えたほうがより自然であるとする説もある。 なお、上記の様な区分けがなく全て繋ぎ目なく繋がっているものは「延べ(延べ煙管)」という。 細かく種類分けをすると、その形状に応じて「石州」「女持ち」「如心」「刀豆」「手綱」「光大寺」「砧」といった名称が存在する。 材質 [ ] 雁首、火皿、吸い口については耐久性を持たせるためにその多くが金属製であり、羅宇については、高級品ではなども見受けられるが、圧倒的に竹が多いようである。 このように羅宇が植物性の煙管を「羅宇煙管」と呼ぶ。 以降には吸い口に草花などの彫刻や鍍金装飾がみられる。 これに対して、全体が金属製の煙管を「延べ煙管」と呼んでいる。 使用される金属の種類は、、、、、、またはそれらの合金など多様で、やを施したものもある。 また全体が陶製やガラス製のもの(最近のガラスパイプなどとは形状が違う)もあり、中には竹や木でできた簡易煙管もあった。 同じ銘柄のたばこであっても煙管の材質によって風味が大きく変わり、また羅宇の長さによって口当たりや温度も変わる。 同じ材質であっても長く吸うことにより煙管内部に成分が付着し味が変化するため、こだわりをもつ人も多い。 使用方法 [ ] 煙草盆。 陶製の火入れの中に埋められた炭火を起こして火を付け、竹製の灰吹きに吸殻を捨てる は以下のようにして吸われる。 細く刻まれた繊維状のを適当な大きさに丸める。 雁首の火皿に丸めたたばこを詰める。 袋物のたばこ入れの中に雁首を突っ込んで詰める人もいる。 の炭火に雁首を近づけて火を点ける。 たばこをそっとゆっくり喫う。 たばこが燃え尽きて煙が出なくなったら、煙草盆の灰吹きのふちを軽く叩くなどして灰を落とす。 火皿に灰が残っていたら空吹きをして灰を飛ばす。 火皿一杯で満足できない場合は、1 — 6 の繰り返し。 燃え尽きる前の火のついた灰の塊を掌に載せ、それが消える前に新しいたばこを火皿に詰め、掌の燃えさしで着火し、連続して喫煙する人もいる。 中には刻み煙草ではなく、市販の紙巻きタバコを分解して利用する方法やパイプ向けに販売されている煙草を用いるユーザーも居り、使用方法も多岐にわたる。 この場合、メンソール等のフレーバーが添加されていると管部分に残留物が残り、煙管そのものの寿命を縮める原因となる。 しかしながらそれによって風味の変化も発生するためあえてそれを楽しむという考え方もある。 煙管の手入れ [ ] パイプ用の掃除具や紙を捻ったコヨリなどの細い物を管に通してをとる。 煙管全体が金属製の場合は、ぬるま湯に浸けおくとふやけてくるので掃除がしやすい。 また、アルコールなどの有機溶剤を流してヤニを取る方法もある。 前述の通り、材質や長さ、使用方法によって味が大きく変わることもあるため掃除の方法一つとっても決まった手順はなく、人によってメンテナンスの頻度、方法は大きく異る。 羅宇屋 [ ] らう屋、またはらお屋とも読む。 かつては、羅宇のヤニ取りやすげ替えを生業とする露天商があって、羅宇屋と呼ばれていた。 小型のボイラーから出る蒸気で羅宇を掃除し、その際に鳴る「ピー」という笛にも似た音が特徴的であった。 ラオ屋は戦後に急激に数を減らし、には東京で4軒だけとなった。 にはに熱中するあまり、羅宇問屋から流しの羅宇屋に身をやつした人物をにした「紫檀楼古木(したんろうふるき)」 という作品がある。 刻みたばこ [ ] 刻みと呼ばれているが、紙巻きたばこの中身のように細かく刻まれたものではなく、干した葉を重ねて包丁もしくはカンナで糸のように細く切ったもの。 世界のたばこ製品の中で最も加工度が低いものの一つで、タバコ葉本来の味が楽しめるとして熱心なファンが多い。 江戸時代には、手間賃を取って葉タバコを刻むという職人がいた。 専売制が実施される前は個人経営のたばこ店がそれぞれの刻みたばこを製造販売し、何千種類もあったが、の下で化が進んだことと、紙巻きたばこの消費増大で需要が減ったことで数銘柄からさらには1銘柄に減り、ついには国内での製造が打ち切られた。 しかし日本の伝統文化として復活と存続を望む声が多かったため、たばこ農家に在来種の栽培再開を依頼し、1銘柄(『』)ではあるが昔ながらの良質の刻みたばこが復活した。 現在ではその他にがベルギー製の煙管用刻みたばこ『』を販売している。 葉は在来種ではなくアメリカンブレンドとなっており、刻みは小粋ほど繊細ではない。 煙管と文化 [ ] 根付と煙草入と煙管筒 多くの等で煙管は重要な小道具として登場するが、以前には伝来していない。 またや商家などでは、贅沢の禁止と防火の意味からには喫煙を禁止することもあり、誰もが煙草入れをぶら下げていたわけではない。 の場合はステータスシンボルと同時に自分の志の表現として、特別に自分の好みを施した煙管を注文したりした。 後にされたので、護身用にとないし重量のある鉄の煙管を持ち歩く達もいた。 においては、多くの場合に大店の主人や等が自分にあった道具を誂えたりと、嗜好の世界というより一種のやステータスシンボルであった。 また、煙草入や煙管筒に流行もあったといわれる。 この中ではのような関係する工芸文化も存在し、この根付はの交易に関連して海を越え、にまで愛好者を増やした。 のには、この根付コレクションの展示室も存在する。 煙管を吸う遊女 の等の(上等な女郎屋)の(上等の)などの間では、位が上ると帯の幅が広くなり、それに合せてその帯に挿す煙管の赤塗りの羅宇も長くする仕来りがあり、煙管の長さで女郎の格をはかることができた。 (長羅宇:ながらう・ながらお) は気に入った客に煙管を差し出し、客が受け取るとその遊女を気に入ったということになる。 『』の台詞にある「煙管の雨」とは、助六の男っぷりを暗に示す。 及びここから派生した時代物の劇画では、登場人物のや武士等が咥え煙草を動かしたり、煙草盆に叩き付ける仕草をする。 特に等では、煙管を口に銜えたまま振ったりと、親分の意思表示の小道具に使用される。 例えば、銜えたままの煙管の雁首を上げることは、強く噛み下唇を突き出す怒りや不快感の表情を強調するなどであるが、この他にも煙草盆に強く叩き付ける(灰を捨てる)動作で、休息を取り止め行動に移るなど気持ちの切り替えを表す。 またこれ以外にも身近な棒状の道具として、手に持ったり銜えたりした煙管を振るなどの動作で配下に対して、のように指示を出したりした。 しかしながら現実問題としては火が付いたまま雁首を上げてしまうとヤニが煙管内部に侵入し、耐久度が下がるばかりかその後の喫煙に支障を来す恐れがある(俗に言う「ヤニが下がる」という状態)。 煙草盆に叩きつける行為についても煙管自身の破損の恐れが出てくる他、火が付いたままのたばこが飛び散ってしまい当時の基本であった木造家屋では火災へと直結する非常に危険な行為である。 時代劇等で表現される本行為はあくまでも演出としての意味が強いことを念頭に置く必要がある。 のでは毎年9月5日に「きせる祭」が開かれる。 現代の煙管 [ ] 現在は、たばこの喫煙用としての煙管使用者の絶対数は少なく、煙管の製造業者も激減している。 例えば金属加工が盛んなでは、200軒近い煙管で400人近くが働いていたが、時点では職人1人が残るのみである。 とはいえ下記の理由などでその文化は存続している。 自然なたばこの味を楽しむ(を使わない刻みたばこを吸う方法として最良であること)。 そのためクールスモーキングを体得する必要がある。 紙の問題への配慮から(紙巻たばこの紙からのタールが癌の原因という説があるため)• 臭いが出にくい(紙巻きのの臭いや手に臭いが移りにくいため)• 趣味の世界として(時代劇ファンやコレクター)• 喫煙の頻度や吸い方によっては紙巻より安価• シャグ(手巻きたばこのたばこ葉)だけで吸えて安価• 両切りたばこの場合「葉が燃え尽きるまで吸えて経済的」「葉が口に入らない」などのメリットがある(平成期の青年に、煙管の先に紙巻煙草を差して、喫煙をしている例がある)• パイプたばこを細かく刻んで少しずつ利用することが可能• 紙巻たばこの吸殻の再利用のため• 煙管の形状によって味わい方も変化することから• 煙管自体は、まともな製造で作られた金属製のものなら長く保てる。 ただし、一定期間ごとに掃除が必要。 物珍しさからによるお土産等としての販売(京都府、伊勢神宮等) 喧嘩煙管 [ ] 喧嘩煙管(けんかきせる)とはにが主に用いていた煙管である。 町奴はであるゆえ、のようなや長いの携帯が許されなかった。 そこでに対抗するための武器として総鉄製の煙管を造らせ、これを携帯していた。 長さは40 — 50cm、太さも数cmあり、羅宇を六角形にしたり、羅宇全体にいぼをつけるなどさながらの加工がなされている。 フィクションの時代劇(『』『』など)でも、煙管で斬撃を防いだり、相手を打擲したりする描写がある。 生物の名 [ ] 生物のなかでもその形状がキセルに近いものにその名が付けられている。 以下は「キセル」を取り込んだ正式和名の数例。 類:オオギセル、アオギセル、ツメギセルなど、多くの種類がある。 よく似た別群にもある。 () - 万葉集では、「思い草」と詠まれた植物• ・()• () 歌舞伎の煙管 [ ] 助六が敵役である髭の意休にキセルを足で差し出す場面 観客の眼を引くように大きく、かつ軽く作られる。 「楼門五三桐」のの銀の延煙管、「博多小女郎浪枕」の毛剃のオランダ模様のある大きな煙管など、歌舞伎狂言によってそれぞれ形があり、なかでもの朱羅宇煙管は「煙管の雨が降るようだ」の名台詞とともに好劇家にはなじみ深いものである。 その他 [ ]• 煙管関係の職業としては、羅宇を付け替える職業の人がいた。 江戸時代には、寝煙草を原因とする火事も多かった。 参考:• 慣用句として『雁首をたれる』という表現がある。 雁首を上げて吸うと、格好は良いが脂(やに)が下がるので味が落ちる。 このことから格好優先で煙管を吸う男を「やに下がった」と表現するようになった。 キセル乗車 [ ] 「」も参照 キセル乗車( キセル)あるいは( 中間無札 (ちゅうかんむさつ))とは、旅客の旅行区間において、有効区間が連続せず乗車駅および下車駅についてのみ有効な乗車券を所持し、中間の区間の運賃支払いを不正に免れようとする行為を指す。 中間無札はとりわけ(定期券)や、およびや初乗り運賃の乗車券を使用(悪用)したものが見られる。 言葉の由来は、 煙管では吸い口とを乗せる部分である雁首(がんくび)にのみ金属を使用することから、「入るときと出るときは金を使うが、中間には金を使わない」意味とされる。 「行為全般」を指す言葉として「キセル」と誤用されることもあるが、本来の意味はあくまでも中間無札のみである。 参考文献 [ ]• 『日本食生活史』。 著 『喫煙伝来史の研究』。 鈴木達也著 『喫煙伝来史の研究』 思文閣出版• 昭和39年3月5日記事• に関連の辞書項目があります。

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【楽天市場】きせる:喫煙具屋 Zippo Smokingtool Shop

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やらかした男。 フレッド・ローツ 陸上競技の中でも人気の マラソン。 テレビ中継されているときには、レースの行方を固唾をのんで見守ってしまう。 私はテレビ観戦が専門だが、最近では趣味でマラソンを楽しむ 市民ランナーも増えてきている。 オリンピックにおいても、マラソンは 近代オリンピックの第1回大会から取り入れられた。 選手たちは祖国の威信を賭け、代表選手としての誇りと自信を胸に約40kmの長い道のりを走り切るのだ。 もう、本当に胸熱である。 しかし、オリンピック第3回大会で事件が発生する。 俗にいう 「キセルマラソン事件」だ。 ゴールまでの40kmはたしかに長くツライ。 …でも、 車を使うなんて 破天荒すぎる! 今回の雑学では、セントルイスオリンピックのマラソン競技に 現れたとんでもない選手について紹介しよう。 1904年セントルイス五輪のマラソン競技開始前 マラソンの途中に車に乗ってゴールに向かった 「キセルマラソン事件」は、 不名誉な事件としてオリンピック史に名を残している。 マラソンのレース中にキセル乗車! オリンピックのマラソン競技に残念な伝説を残してしまったのは、 アメリカ代表のフレッド・ローツ。 1904年に行なわれた近代オリンピックの第3回大会 セントルイスオリンピックでのことだ。 4か国31人の選手でスタートしたが、途中で何人もの選手が脱水症状などで倒れてしまった。 ローツもその一人で、 約20kmほど走ったところで日射病で倒れた。 そこへ通りがかった一台の車。 ローツは その車の運転手に助けられ、 ゴールである競技場へ向かったのだ。 しかし、 ゴールまであと8kmという所で その車がエンスト。 ローツはなにを思ったのか車を降り、 そのまま競技場へ走り出した! そして、なに食わぬ顔で競技場に入りそのままゴーーール! 平然と 「キセル乗車」をやってのけたのだ。 途中で何があったのかわかっていない観客たちは大歓声を上げただろう。 「キセル乗車」は、 電車などで目的地に行く際に中間部分の運賃を払わないことである。 たとえば、A駅からB駅・C駅・D駅を通ってE駅まで行きたいとき、まずA駅からB駅までの切符を買い乗車。 B駅からD駅までの運賃を払わずD駅に行き、最後はD駅からE駅までの1区間分の切符で下車するということだ。 「キセル」は漢字で書くと「煙管」。 たばこを吸うための道具で、刻んだたばこを入れ火をつける金属部分「雁首(がんくび)」・たばこの煙が通る、竹などでできた細い管「羅宇(らう)」・煙を吸うための金属製の「吸い口」の3パーツに分かれている。 おすすめ記事 開催年の1904年は 日露戦争が勃発した年である。 よって、前回参加のロシアは今回は当然不参加。 国際関係が緊迫していることと、ヨーロッパからアメリカへの渡航が大変だったということで、 フランスをはじめとするほとんどのヨーロッパ勢が不参加になったようだ。 アメリカは 開催国ということもあって、金銀銅合わせて 280個のメダルのうち239個も獲得している。 2番目にメダル獲得数が多かったドイツは全部で13個という結果で、かなりの差があった。 91種目中42種目でアメリカ以外の参加者なしという状況で行われたのだから、当然といえば当然だが…。 しかし、次回以降現在まで、アメリカはオリンピックメダル獲得常連国としてその名を轟かせている。 雑学まとめ 「キセルマラソン事件」についての雑学を紹介してきた。 過酷な状況でのレース中に倒れてしまい、車に乗って移動するのは間違っていないと思う。 メダルや記録も大事だが、命に代えることはできないのだから。 でも、 車を降りてレースを再開してしまうなんて何を考えていたのか…。 正々堂々と勝負するのがスポーツの基本中の基本。 「ふざけてやった」と釈明したって、非難されるのは当たり前だ。 キセルマラソンを行った フレッド・ローツは一度マラソン界を追放されたが、後に謝罪が受け入れられ 復帰し、 翌年1905年のボストンマラソンでは優勝している。 実力は申し分ない選手なのに、一度の行為で選手としての名前に、自分で泥を塗ってしまったのは本当にもったいない…。 次のオリンピックに出る選手たちには、正々堂々と勝負して私たち観客を大いに盛り上がらせてくれることを期待したい!.

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【初心者キセル入門】キセル(煙管)デビュー!こんなに簡単だった【うまいのにタバコ代節約】

キセル

一般的な紙巻煙草を喫煙するよりも、キセルで刻み煙草を喫煙する方がリスクは低いと見て良いと思います。 その理由は主に三つあります。 まず、キセルでの喫煙では、煙を肺には入れない口腔喫煙が主流の吸い方になっています。 基本的には煙を肺までは吸い込みませんから、肺への負担は格段に少なくなります。 また、1回のキセルでの喫煙では、キセルを取り出してから片付けるまでのトータルの時間は紙巻煙草1本の喫煙と同じくらいになるのですが、燃やして吸う煙草の量が圧倒的に少ないです。 紙巻煙草1本で消費する煙草の葉の量は0. 7gから1. 0gですが、キセルでは0. 1gから0. 3g程度です。 燃やす煙草の量が少なければ、それだけ有害物質の量も減ります。 更に、キセル喫煙をする人は、トータルでの煙草の消費量も圧倒的に少なくなる傾向があります。 1日1箱(煙草14~20g相当)の紙巻煙草を消費していた人が完全にキセル喫煙に移行すると、1箱10g入りの刻み煙草「小粋」(国産唯一のキセル用刻み煙草)を3日から5日かけて消費するぐらいになると言われています(私の実感としても、だいたいそれ位です)。 これも、リスクの低減に繋がるでしょう。 もっとも、キセル喫煙をする人は非常に少ないので、統計的な調査は行われていません。 ですから、リスクが少なくなる事は予想できますが、実際にどれくらいリスクが少ないのかは良く分かっていません。 補足について キセルは花魁も使っていました。 (「花魁が」ではなく「花魁も」です。 ) 花魁が使っていたキセルは「花魁煙管」と呼ばれていましたが、高位(上級)の花魁になるほど全長の長い煙管を使用していました。 今でも、全長30cm近くもあり、朱色に塗られたキセルが「花魁煙管」という商品名で売られています。 つまり、紙巻煙草が普及するまでは、女性でもキセルで煙草を吸うのが普通だった訳です。 そして、第二次世界大戦後しばらくまでは、キセルはまだまだメジャーな喫煙方法でした。 ですから、明治生まれの女性がキセルで煙草を吸うのは、当時はむしろ普通の事だったのだろうと思います。 逆に、今の時代に明治生まれの女性がキセルを使っていたら、昔ながらのスタイルを貫く芯の強い頑固婆ちゃんとして、「上級」と言っても良いかも知れません。 また、昔から女性用の喫煙具というのは、女性の細い指に合わせて、細くて長い物が好まれました。 そういう意味では、短い紙巻煙草よりも、長いキセルを使っている姿の方が、女性としては美しい(上級)という感性が昔はあったのだろうと思います。 まず前提として、害はあります。 さて、ここからが重要なのですが、少ないかどうか 結論から言いまして、少ないです。 1、一度に喫煙する葉の量が極端に少ない(0. 1gくらいです) 2、添加物が一切ない 3、肺喫煙を基本しない これで紙巻きより害が多かったり同じだったりするわけがありません 科学的にありえません。 補足読んで 江戸時代の喫煙率は9割と言われており、老若男女が喫煙していました。 花魁に限らず、普通の婦人がです 江戸時代には夫婦煙管というのさえありました。 ほら、一つのジュースを男女で吸うストローがあるじゃないですか、あれの煙管版です。 このように煙管は花魁に限らず誰もが吸っていたのです 落語にも煙管を題材にした噺がありますし、茨城県には煙草神社があり、そこには世界一大きな煙管が奉ってあります 従って、上級どころか極めて庶民的。 誰もが吸う必須アイテム。 それが煙管なのです! あ、ちなみにききょうは30年以上前に販売終了しています。 現在の刻み煙草は小粋、宝船、黒船、松川、達磨の五種類です もうすぐ出水が発売されます 先にまとめてしまえば、害は少ないって事になるだろうか。 そもそもキセルはシガレットと同じ調子で嗜む事は、不可能です。 慣れればそこまで手間取る事もないが、それでもシガレットのようにケースから一本取り出してライター持って5秒でプカーってわけにはいかない。 つまりしっかりとした休憩とか手元が自由になる時間に煙と遊ぶ、ゆとりの煙道具ってやつです。 キセルの煙は濃厚だから、最近のシガレットのように深呼吸よろしく肺一杯に煙を詰め込むような真似は、好ましくない。 最近のシガレットよりも随分と甘い煙を、舌で舐め取るように楽しむのが基本です。 中には一切煙を肺に入れない人も居る。 巻紙の有無も見逃せない。 キセルは刻みタバコを丸めたものをそのまま詰めて火をつける。 となると燃焼剤の入った煙を吸わなくて済む。 燃焼剤というのはいうなれば火薬です。 キセルの場合主目的は煙を賞味する事にあるから、するとおのずとセカセカ吸わなくなり冷たい煙を好むようになる。 タバコの煙というのは、過燃焼させたものと消える寸前のような火種から出た冷たいものとでは、害の大きさが異なってくる。 例えばチューチュー吸い込んでいると舌がヤケドする事から、低温ヤケドや高熱によるペーハーの高い煙による科学熱傷が起こっているというのが定説だが、 それに対してクールスモーキングによる冷たい煙ではそれが起こらない。 皮膚ガンでは連続してこすれたり傷ついたりしてガンになったりもする事を考えると、ヤケドしない煙なら、相応に害が低い根拠になりうると思う。 シガレットとの害について比較した場合、前述の頻度の差と、口腔喫煙か肺喫煙かの違い、あとはクールスモーキングによる各種熱傷の差により、 無害まではいかなくても相応に害は少なくなると言えると思う。 また、他の人も同じことを書いているが アメリカの保険会社ではシガレットの喫煙者とパイプ&シガーの喫煙者とでは保険額に明確な差がある。 この世の他人への評価で保険会社のリスク判定以上にシビアかつ正確なものはない事はご理解いただけるかと思います。 これらの煙は大抵がシガレット以上に濃厚なものでそれだけ有害度が大きく、 またアメリカ人のパイプ喫煙者は全体的に技術があまり高くなく、そのせいで喫煙具を焦がして壊してしまう程過燃焼させ、熱い煙で口内を散々ヤケドしているにもかかわらず、です。 キセルの場合過燃焼させても限度があり、あまり難しくないため口内をヤケドする事もその分少なくなります。 なお、昔自分は5年以上シガレットのみを肺喫煙で嗜んでおりまして、 その頃は年に数回はカゼで病欠しておりましたが、パイプやシガーなどを口腔喫煙するようになってからは、年1回以上カゼ病欠はしなくなりました。 また、パイプ&シガーを始めるまでの間に5年ほど禁煙していた時期がありますが、 その頃も年1回はカゼで病欠はしてました。 その事から害なんて大したことはないのでは?というのが僕個人の意見です。 いずれにせよ、パイプもそうですがキセルも大変美味しいものですし、 限られた人生を文字通り満喫したいものですね。 文明社会で生きている限り常に毒を飲まされて生きているようなものだし、 喫煙しなかったり煙を避けて自然食品だけ食べていれば必ず長生きできるというわけではありませんから。 ましてや今の高齢者のみなさんが70以上、中には90歳を過ぎてなお健在だとしても、 それが自分が長生きできる根拠にはならないというのは少し頭を働かせればわかる理屈だと思います。 === 江戸時代は女郎だろうが百姓だろうが侍や殿様だろうが、みんな吸ってました。 総人口95%以上という喫煙率は伊達じゃありません。 それからしばらくして明治、紙巻タバコが日本でも見られるようになっても、 紙巻は当初物珍しいぜいたく品だったため一部の富裕層しか吸っていませんでした。 大正、昭和になってもキセル文化は根強く、色町を中心に下手なシガレットの一銘柄よりはよほど数多くの人々が嗜んでおりました。

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