サンタ マリア デッレ グラッツェ 教会。 イタリア・ドライブ'97 (12) ミラノ・コモ編 (2)

サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会

サンタ マリア デッレ グラッツェ 教会

「最後の晩餐」サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会の見どころと予約方法 誰もが知っているダ・ヴィンチの「最後の晩餐」。 実はこの名画が保管されているのは美術館ではありません。 イタリア、ミラノの小さな教会の食堂の壁に制作以来ずっと飾られているのです。 世界遺産として登録されているサンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会です。 最後の晩餐のチケットを予約するには レオナルド・ダ・ヴィンチの傑作「最後の晩餐」はミラノ市内の教会の中にあります。 その教会は「サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会」。 併設のドメニコ会修道院と共に世界遺産にも登録されています。 完全予約制の上、非常に人気でなかなかチケットが取りにくいので、 イタリア旅行が決まったら、すぐに予約を取ってしまいましょう。 予約方法は公式サイトのスケジュール表から、もしくは電話での予約となります。 cenacolovinciano. チケットは20分前までに受け取らないとキャンセルされますので、早めに行く必要があります。 最後の晩餐が飾られている部屋には、一度に25人までしか入ることができません。 見学時間が近づくと、まず入口のガラス製の自動ドアの前に並びます。 ドアが開き小さな部屋へと入ると、入ってきたドアが閉まり展示室へのドアが開く仕組みになっています。 15分刻みの入れ替え制です。 ちなみに、最後の晩餐の見学が終わるまで外に出られないので注意が必要です。 ここまで厳しくセキュリティ管理されているのに少し驚かれたかもしれません。 実はこれは「最後の晩餐」そのものに理由があります。 最後の晩餐の厳重な管理の理由 最後の晩餐は壁画でよく見かけるフレスコ画ではなく、テンペラ画という技法を用いています。 壁画を描く場合は保存に優れたフレスコ画の技法を用いることが一般的です。 ところがフレスコ画は壁に漆喰を塗ってから乾ききるまでの8時間程度で完成させる必要があり、重ね塗りや書き直しができないのです。 ですが、レオナルド・ダ・ヴィンチは筆が遅いことで有名な画家。 8時間ではとても足りません。 さらにダ・ヴィンチは写実的な絵を描くためには重ね塗りが不可欠と考えていました。 代わりにダ・ヴィンチが採用したテンペラ画は卵、ニカワ、植物性油などを溶剤として顔料を溶く技法です。 フレスコ画と異なり時間の制約が無く、重ね塗りや書き直しも自在です。 その反面、テンペラ画は温度や湿度の変化に弱く壁画には向かないのです。 そしてこの場所は修道院の食堂です。 部屋にこもった食べ物の湿気や熱が、この絵を侵食する原因となりました。 それだけではありません。 17世紀には絵の下側、中央部分に出入り口用の扉を作ってしまいました。 当然、その部分は完全に失われてしまいます。 さらには17世紀末のナポレオンの時代には馬小屋として使用されました。 絵の保存環境としては最悪です。 そのうえ、ミラノは2度の大洪水に襲われており、壁画全体が水浸しとなったこともあります。 第二次世界大戦中の空爆では、食堂自体が破壊されました。 現在まで残っていることが奇跡なのです。 最後の晩餐はここを見よう 待合室で待機しているとやがて自動扉が開き、いよいよ最後の晩餐との対面の時がやってきます。 薄暗い展示室に足を踏み入れると、奥の壁に淡い光に照らされた最後の晩餐が浮かび上がっています。 想像していたよりも大きく、迫力を感じることでしょう。 ダ・ヴィンチが描いた最後の晩餐は当時としては革新的な遠近法を駆使し、さらには人物の配置も計算され尽くされているます。 この絵はヨハネによる福音書13章21節から、 「12弟子の中の一人が私を裏切る」とイエス・キリストが予言したまさにその場面を描いています。 イエスの発言に対して使徒たちの間に生じた緊迫した雰囲気が生き生きと大迫力で描かれています。 この絵は細かい所を見る事で、よりその世界に入り込み、面白くなります。 様々な説がありますが、有力なものをご紹介しましょう。 まず、注目していただきたいのはイエスのすぐ右側の3人の人物です。 イエスの隣で反対方向に寄りかかっているヒゲのない人物、身を乗り出している白髪の老人、対照的に身を引いている黒髪黒ひげの人物。 右手にナイフを持っている白髪の老人はイエスの言葉に激しく反応し勢い良く立ち上がり、まるで「誰が裏切り者なのですか!?」と追及しているようです。 彼は十二使徒の統率者で使徒の中でイエスと最も親しくしていたペテロです。 そして、対照的にのけぞっている黒髪黒ひげの人物。 彼こそがイエスを支配層に引き渡すという裏切りを行ったイスカリオテのユダです。 イエスの発した言葉によって裏切りがバレている事に気づきました。 明らかに他の使徒達とは違ったリアクションをしています。 他の使徒は驚きや怒りの表情をしているのに対し、ユダは裏切りが発覚した恐怖をその表情に浮かべているのが感じられるでしょうか? そして右手に握り締めている袋。 そうです。 この袋にはイエスの身を売り、受け取った銀貨30枚が入っています。 次にイエスのすぐ右側でイエスに寄りかかっている弟子に注目してください。 通説ではイエスが最も愛した弟子であるヨハネとされています。 ヨハネ福音書にしたがえば、弟子が全員男性であったとは書いておらず、出席者のリストもありません。 ヨハネの福音書では最後の晩餐の場面で、「イエスの胸元には一人の弟子が寄りかかっていた。 イエスはこの弟子を愛されていた。 」と書かれています。 そういうわけでイエスの愛する弟子は最後の晩餐ではイエスの隣でイエスの胸もとで眠っている姿で描かれることが多いのです。 また、この人物に髭は無く、若者か女性的な容姿で描くのを通例としています。 ダ・ヴィンチもおおむねこれに従っています。 そのため、映画ダヴィンチ・コードで語られたようにこの人物が「マグダラのマリア」である可能性も残されているのです。 マグダラのマリアとはキリストの妻であり、キリストの子を身篭っているとされる人物です。 この人物が実在すれば「ダヴィンチ・コード」で描かれたようにイエスに子孫が居る事になります。 もっと知りたい人はサンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会のガイドを聴こう サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会の見どころはまだまだ続きます。 気になった方は現地でガイドを聴いてみましょう。 cenacolovinciano.

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最後の晩餐で有名なサンタ マリア デッレ グラッツェ教会の見所をご紹介

サンタ マリア デッレ グラッツェ 教会

A post shared by magellano360 on Oct 14, 2018 at 1:26am PDT 大きな見所は、やはり 有名画家 レオナルド・ダ・ヴィンチに描かせた豪華な内装です。 ミラノ公はルネサンス建築の先駆者として、当時右に出るものがいなかった 有名建築家ブラマンテに設計者を変更し、ダ・ヴィンチにこの壁画を描かせました。 ブラマンテは、東の端を増築し、長く水平軸となっているバシリカ形式の廊下と、ドーム形式の東端増築部を結合させ、 空間をドームのような映しい集中式平面として演出しています。 後陣の天井には、空間を覆うために曲面構造体を作り上げていて、この教会がかつてゴシック様式であったことがよくわかります。 ルネッサンス期は、天井画や壁画を描く場合、主にフレスコ画法が採用されています。 テンペラ画は、写実的描写をするのに優れていて、重ね塗りや描き直しが簡単ではありますが、 温度の変化や多湿に弱く壁画向きではありませんでした。 そのため最後の晩餐も、 完成した10年後にはすでにダメージを受け始めていたと言われています。 この壁画の最後の修復は、1977年から1999年にかけて行われました。 女流修復家のピニン・ブランビッラ女史が、一人で22年の歳月をかけ修復したそうです。 気が遠くなるほど繊細な作業だったことでしょう。 この屋敷は、客人や芸術家を住まわせる目的でスフォルツァ家が建設したもので、 各部屋に描かれたフレスコ画も非常に見ごたえがあるのでおすすめです。 ここは 30分ごとの入れ替え制になっています。 Address 〒なし Corso Magenta 65, 20123 Milan Hours 9:00am-18:00pm Closed 不明 Tel 39-02-481-6150 Web サンタ・マリア・デッレ・グラッツィエ教会へのアクセス A post shared by waffenkato on Jul 9, 2017 at 1:38am PDT 電車(地下鉄)での行き方 ミラノ中央駅から、地下鉄M2線(緑色)に乗り10分、CADORNA FNT駅で下車して歩いて約9分です。 なお、地下鉄は約2分おきに運行していて便利です。 ミラノのドゥオモからは、地下鉄M1線(赤色)に乗ってCADORNA FNT駅下車。 トラム(路面電車)での行き方 ドゥオモからサン・シーロ行きの16番のトラムに乗って10分弱で到着します。 実は、サンタ・マリア・デッレ・グラッツィエ教会はミラノ中心街からも意外と近いので、散歩がてら歩いて行くことも可能です。 Address 〒なし Piazza S. Maria delle Grazie 2 (Corso Magenta) Hours 8:15am-19:00pm Closed 月曜日 Tel 02-89421146 Web まとめ.

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サンタ マリア デッレ グラツィエ教会 観光ガイド

サンタ マリア デッレ グラッツェ 教会

サンタ マリア デッレ グラツィエ 教会はイタリア・ミラノを代表する観光スポットのひとつ。 1980年に「サンタマリアデッレグラツィエ教会とドメニコ会修道院」として世界遺産に認定されています。 かつて修道院の食堂だった場所には、世界的にも有名なレオナルド・ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」のフレスコ画があり、一目見に世界中から多くの人が訪れます。 あまりにも人気なため、入場制限がかかっており、1回に入れるのは30人、15分間隔の入替制になっています。 混雑を避けるためにも、事前にネットで予約してから行くのがおすすめです。 この記事ではサンタマリアデッレグラツィエ教会周辺でオススメの観光スポットを紹介しています。 ぜひ参考にしてみてください。 街全体に張り巡らされた運河を渡るゴンドラをはじめ、サン・マルコ寺院やドゥカーレ宮殿など名所がたくさんあります。 ただ、ヴェネツィアは道が迷路のように入り組んでおり、運河や名所に見とれていると、いつのまにか道に迷ってしまうこともしばしば。 あえて迷子を楽しむのも観光の醍醐味ですが、初めて訪問する人や効率よく観光したい場合は、ガイド付きツアーにすると安心です。

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