ツイ 腐 テ。 #ツイ腐テ #ツイ腐テ小説1000users入り 【レオラギ】身分違いの恋

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リドルの潮吹きを🐙と🐬に報告するフロです。 ホーム画面のジェイドのセリフってフロリド公認してるセリフに聞こえるんだ…。 フロの恋を応援するジェイドが見たい。 でも許しはしないよ」 「これジェイドから〜」 「ん?これは…『人気結婚式場特集〜珊瑚の海〜古典有名音楽家の作曲した音楽で入場曲選曲TOP10』………」 「俺たちの結婚式場選んでだってぇ!ジェイドうけんね!」 「もう、君達に何をいっても無駄なようだね」 ずっと母と勉強をしていたリドルが結婚という制度に対して相手を選ぶ方法は多種多様にあることを知ったのは、親元を離れて学園に来てからだった。 そこの概念に母のルールは叩き込まれていない。 自由な気持ちでフロイドを選んだけど、リドルはお互い卒業したら離れ離れになる予感しかしない。 それでも彼の双子もリドルとフロイドを応援してくれているのがよくわかるので、観念したリドルは雑誌を開いてフロイドと行う海中結婚式に一時の夢を膨らませた。 「金魚ちゃん、鯨だったあ〜」 ランチで鶏肉をトマトソースで煮込んだ料理を食べながらフロイドは昨日の赤い恋人を思い出した。 「小さいから金魚ではないのですか?」 「おや、フロイド。 リドルさんは鯨ほど大きくはないはずですよ」 「金魚ちゃんは〜赤くて小さいから金魚ちゃんなんだけどぉ〜。 でもね〜昨日セックスしてたら鯨みたいだったぁ」 「あぁ、昨日はなかなか帰ってこないと思ったらリドルさんと一緒でしたか」 「恋に浮かれるのは結構ですが、モストロ・ラウンジの仕事を疎かにされては困りますよ。 いつも以上に時間ギリギリで店に来るなんて…」 アズールの皿はたっぷりの野菜以外では海藻と豆類で、それをフォークで器用に口に運んでいる。 「ん〜ごめんってアズールー。 昨日は金魚ちゃんすっげぇ可愛くてぇ〜鯨みたいだったしぃ」 「その鯨というのはどういうことですか?」 「金魚は完全に淡水魚でしょう」 「あ〜セックスで鯨みたいに潮吹きしてたのぉ。 ブシャーって。 金魚ちゃん小さいからぁあんまりガツガツすると腹破けそうだからぁ〜俺まだ全部突っ込んでないんだけどぉ、昨日の金魚ちゃんいつもよりスゲェ濡れて締まりも良くて、中でめっちゃビクビクって俺の締め付けててぇ。 金魚ちゃんヤベーって思いながら腰振ってたらぁ潮吹いた」 「おやおや。 てっきりフロイドとリドルさんは暴力的な性行をしているのと思ってましたが全部挿入れてないなんて、配慮してるのですね」 きのこたっぷりパスタを食べながらジェイドは楽しそうに笑う。 「ジェイド酷くね?配慮かどーかは知らねーけど、初めてシタ日に全部入れようとしたら金魚ちゃんが痛いってすっげー騒いでぇ、それでも突っ込もうとしたらマジ泣きしたからやめた」 「まったく。 フロイド、人間のセックスするならちゃんと調べてからセックスしなさいと言ったでしょう。 リドルさんは貴方のセックスが気持ち良かったのですよ。 貴方とリドルさんは体の相性がいいのでしょう。 経験が浅いのに潮吹きするのはリドルさんの体が充分な性感を感じなければ起こりませんから。 フロイドにリドルさんの性感帯を開発するテクニックがあるとは思えませんから、人間のセックスは相性で快感具合が変わるといいますよ」 「えぇ?難しいことわかんねぇけどぉ、アズールがなんか俺に失礼なこといったのはわかるぅ。 水陸両用童貞のくせにぃ」 「だったらどうだっていうんですか!」 「こらこらフロイド。 本当のことをいったらアズールがまた蛸壺に引き篭もりますよ」 「だってぇ俺に金魚ちゃんの開発は無理とかぁ〜童貞にいわれたくなくなくね?金魚ちゃんのおっぱい俺とセックスするようになったら大っきくなったのにー!」 「おや。 同じクラスですが気付きませんでした。 次会ったらそれとなく見てみましょう」 「ダメー!金魚ちゃんのおっぱい見ないでぇ」 「まぁ水陸両用の件は置いといて…リドルさんは貴方とのセックスにいい知れない満足感を得て潮を吹いたわけですから、これからも大事にしてあげればもっと吹くんじゃないですか?」 「本当〜?じゃあ俺の全部挿入れても気持ちいいかなぁ」 「少しずつ奥に挿入してみたらいいじゃないですか。 リドルさんは将来的にリーチ家に嫁いでいただきたいと思いますので、微力ながら協力しますよ」 「協力ってぇ?」 「貴方達のセックス現場で、リドルさんに挿入したときに彼女が痛がり出したら止めて差し上げます」 「それいい〜!俺多分全部挿入したら自分で止まんないから」 「いいたいことはそれだけかい?」 盛り上がる3人の中に聴き慣れた声が頭上から下りてくる。 見上げると、そこには話題の中心にいたフロイドの恋人である潮吹きをしたリドルが顔を真っ赤にしていた。 そこまでわかるなら、他の生徒に君達の話が丸聞こえになるとどうしてわからないんだい!自分達の声の大きさも!」 「モストロ・ラウンジで仕事をしていると、店内BGMやお客様の声で聞こえないもので、そのせいで地声が大きくなってしまいましたね。 まったく人気商売も困ったものですね」 「ふふ、アズール。 そのせいでリドルさんが回りの生徒に『昨日フロイドとセックスをして快楽のあまり潮を吹いたハーツラビュル寮の厳格な寮長』と思われてしまっているのですよ。 魚は基本体外受精で、子作りは陸の世界ほどデリケートな話ではないですから、ついつい」 元々幼く見えるリドルがフロイドに攻めたてられて、恥辱の限りを味わっていることを知った回りの生徒はもうリドルを見ても淫らな想像しかできない。 威厳も何もあったものではない。 テーブルが一列離れた先にいるサバナクロー寮長のレオナやスラムで色んな経験をしているであろうラギーですら口をポカンと開けて聞いている。 アズールの背中合わせに座っていたスカラビア寮長のカリムはジャミルに思いっきり耳を塞がれながら、それでも気にせずジャミル作の弁当を頬張っている。 これはジャミルが後ろの会話をカリムより早く察知したからにならないし、他の生徒は寝乱れるリドルを想像して食事どころではない。 「おや。 僕としたことがリドルさんの評判を落としてしまうなんて、とんだ損失を与えてしまいましたね。 どうでしょう、特製のピルかアフターピルで手を打ちませんか?安全性は保証しますよ」 「アズール、早くリーチ家に嫁いで欲しい僕としてはあまりいただけない道具ですねぇ。 結局、リドルはトレイに「女の子が『下半身の首を撥ねてやる』なんていうな」と理不尽に怒られ、数日間男子の好奇の目に付き纏われた。

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正午ということもあり、照りつける太陽にはうんざりだ。 人魚は日差しに弱いのである。 お目当てのベンチには先客がいた。 褐色の肌、真っ白な髪は陽の光を浴びて透けるように美しい。 NRC内で太陽が似合う男ナンバーワン、カリム・アルアジームだ。 「カリムさん、お隣いいですか」 「アズール!もちろんいいぞ!」 僕の声に顔を上げた彼は、日差しに目を細めながらも快く了承してくれる。 太陽に目を細めているのは彼なのに、同じくらい眩しさを感じる。 さすが、太陽が似合う男ナンバーワンだ。 「今日はフロイド達と一緒じゃないんだな」 「いつもあの双子と一緒に居るわけじゃないですよ」 「初めて知った!!」 「貴方こそいつもジャミルさんと一緒でしょう。 ……ああ、そうでしたね」 スカラビア寮でドッカーンナイスショットがあったことを忘れていた。 僕としたことが。 「ジャミルの世話になりすぎてたからなー」 さすが良心のかたまり。 無神経と受けとれる発言にも完璧な笑顔だ。 「ジャミルさんからの自立といったところですね」 「アズールはもうご飯食べたのか?」 「今日はファスティングの日なんですよ」 ファスティングしている日に、あのクソデカ大食いウツボとランチを共にするなんて考えただけでもイライラする。 そもそも食事制限を習慣的に行なっているため、あの食べても縦にしか伸びませんけど?あ、それ食べないの?じゃあ俺が食べるねウツボと食事を共にすることは避けている。 僕の心の平穏のためだ。 「カリムさんはランチはお済みですか」 「あー…俺もその、ファスティング?だ」 「いや、意味わかってないじゃないですか」 「俺さ、ジャミルが作ったものしか食べられないからさ」 「それで何も食べてないと?」 「ジャミルにもう迷惑かけらんねーしなー」 「それでジャミルさんは何も言わないんですか?」 その通りだと笑いながら頷くカリムさんに何とも言えない気持ちになる。 それ絶対カリムさんが縋り付いてくるの待ってるやつでは?俺なしでは生きていけないんだなよしよしってほくそ笑んでるやつでは??たぶん貴方が泣きつくのを手招きしながら待ってますよあの人…。 貴方が思ってるよりもクソデカ執着心を抱えたやべえ奴なんですよ。 気付いてください。 「カリムさんが体調を崩されてもジャミルさんに迷惑をかけることになると思いますよ」 「それは、たしかに」 「正直にジャミルさんに相談した方がまだマシなのではないでしょうか」 「…そっかあ。 うーーん、でもなあ」 うーん、と唸り声をあげながら百面相している。 「食事に関してはサポートしてほしいと言ってしまった方がいいと思いますよ。 まあ、僕個人としての意見ですが」 「………。 アズールが言うんだったら、それが一番だな!!」 一度パチリと瞬きをした後、彼は花が咲くような笑みを浮かべた。 性格が悪い奴 人のことを言えないが が多いこの学園において、こうも簡単に受け入れられると居心地の悪さを感じる。 「まあ賢い僕の意見ですしね。 当然です」 「ああ、そうだな。 アズールは頭がいいし、それに優しいからな!」 「優しい?」 この僕が? 「いつも一緒に考えてくれるだろ?適当に流したりしないでさ、俺と一緒に考えてくれるから優しいなって思う」 言葉が出なかった。 「なあなあアズール」 「…なんですか」 「さっきのファスティングってやつ、俺もやってみたい!」 「ファスティングをなんの知識も持たずにやるのは危険です」 「じゃあ教えてくれよ!!」 「はあー…。 いいですか?ファスティングというのは……」 この後めちゃめちゃファスティングについて教えた。 今日もカリムさんは太陽がよくお似合いだ。 心なしか肌や髪の艶が良い気がする。 まあ普段から充分手入れされているから良いのだが。 「ファスティングしたからかなー?すごい寝起きがいいんだ!」 アズールのおかげだぜと満面の笑みを浮かべている。 そう、僕達はあの日から三日間ファスティングを行った。 いつもは一人で定期的に行なっているのだが、あんなに辛いだけのものが仲間がいるとこんなにも心が楽になるのかと驚いた。 彼にも是非定期的に行なってほしいものである。 ファスティングフレンドになりませんか? 「肌や髪の調子もいいみたいですし、効果があったようで良かったです」 「今日からやっと固形物を食べれるなー」 「嬉しいですね」 隣に座り、意気揚々と弁当箱の蓋を開ける彼を横目に己も食事をすることにする。 三日ぶりに食べるご飯は格別だ。 正直、カリムさんが三日も耐えられるとは思わなかった。 ジャミルさんは彼のことを散々罵っていたが意外と根性があるではないか。 そもそもユニーク魔法だって役に立たないなどと言っていたがとても素晴らしいものである。 そして何より食欲と闘い抜いてみせたのだ。 素晴らしい。 三大欲求の一つだぞ?食欲を制する者こそが強者なのだ。 「今日は久しぶりのジャミルさん弁当ですか」 「そうなんだよー。 ジャミルには迷惑かけて悪いけど、やっぱり嬉しいなあ」 「あの人、そこまで迷惑だと思ってないと思いますよ…」 なにせ、ファスティング?カリムに何変なこと吹き込んでやがるんだこのタコ野郎と言い募られたからな。 「ジャミルのご飯を食べられるのも嬉しいけど、アズールと一緒に食べられるのも嬉しいな!」 「ん"ん」 とてつもない光のパワーに負けそうになる。 頑張れ負けるなアズールアーシェングロット。 「僕もカリムさんとお昼を過ごせて嬉しいですよ」 「ファスティングのこととかも沢山教えてもらったしなんかお礼しなきゃなー」 「さすがに会話するだけなのに対価は求めませんよ」 僕のことどれだけがめついと思ってるんですか。 遺憾の意を示せば紅の瞳が不思議そうに揺れた。 「でも俺と会話しても何もないぞ」 は? 「何もない、とは?」 「うーーん。 なんて言うんだろう。 俺なんかと会話しても得られるものはないっていうか…」 はあ?? え、この人自己肯定感低すぎない?めっちゃ光属性じゃないの?つまり俺と会話する価値なんかないぞってことですよね?? 僕もかなり自己肯定感低いタコ代表だったんですけど、え? 「じゃあ、カリムさんは僕と会話することで何を得ていると言うんですか」 知恵を得ている、とでも言うのでしょうか。 「俺は、アズールと話してると楽しい!!」 何の躊躇いもなく太陽を背負った笑みとともに発された言葉にため息をつきたくなる。 特大サイズのクソデカため息を。 自分自身は損得勘定でしか見ることができないのに、相手は無条件で受け入れるんですか?なんなの? ドッカーンな彼はカリムさんを鈍感野郎で傲慢だと言ったけれど、それは正解で間違いなのかもしれない。 きっと彼の傲慢さは、ただ持てる者だから与えるというだけではないだろう。 与えなければ自分など価値はない、と思っているのかもしれない。 まあそれもこれも憶測でしかないが。 「僕も同じ理由ではダメですか」 「同じ理由?」 「楽しいから、貴方とお昼を過ごすのでは、ダメなんですか」 「楽しいから……。 そっか、そっかあ」 俺もすっごく楽しい!!とニコニコ笑う彼に毒されてなど断じて無い。 ただ少し、本当に少しだけ、彼とはどんな姿で出会っていても同じ関係を築けたのかもしれないとぼんやりと思った。 別に絆されたとかではない。 圧倒的光属性カーストトップという偏見があった彼だが、思ったよりも穏やかな時間が過ごせたからだ。 商売についても成績についても考えず、呑気に過ごせる時間を少しだけ気に入っている。 それだけである。 「今日は晴れてないなー」 「最近晴れの日が続いてましたからね」 「残念だな」 「そうですか?僕は過ごしやすい気候で嬉しいですけど」 「アズールが嬉しいならいっか!」 太陽は一つで充分ですしね、という言葉は飲み込んだ。 彼の笑顔は太陽だ。 でも最近は困った顔や少し悲しそうな顔など違う表情も見せてくれる。 それを誇らしく思う自分が居る、ような気もする。 「今日フロイドから一つ願い事が叶うならどうするって聞かれたんですよ」 「へー。 アズールはなんて答えたんだ?」 「僕の望みは一つでは収まりません。 どうにかして全て叶えます」 「ははっ。 アズールらしいな!!」 フロイドとジェイドには、さすがアズール欲深いと言われたのだがカリムさんはお気に召したらしい。 楽しそうに笑っている。 「カリムさんでしたらどんな願い事をしますか」 実家が大金持ちの彼のことだ金品の類ではないだろう。 地位や名声も興味がなさそうだ。 となると、ジャミルさん関係だろうか。 というかそれだろう絶対。 ジャミルさんと友達になる、親友になる、ずっと一緒にいる。 そこらへんだろうな。 「この世界から消えるかなあ」 目を伏せた彼が発したのは想像の斜め上を行く言葉だった。 最近見ることが出来るようになった少し寂しげな顔をして。 「世界を消すのではなく?」 「ものすごく強い回答だな、それ」 貴方が、消えるんですか。 「最近よく考えるんだ。 俺はみんなが幸せであってほしいよ。 その中でも、友達には特に。 アズール達は幸せであってほしい。 友達になれてないけどジャミルにはやっぱり、幸せになってほしいなあ」 「でもさ、俺がいるとあいつは幸せになれないんだよ」 そんな、こと。 「俺も往生際の悪い奴だからさ、ジャミルから離れられる気がしないんだ。 身の回りのことだって違う使用人に頼めばいいし、あいつを自由に出来ないのはやっぱり俺が望んじゃうから。 俺が悪いんだと思う」 「俺の望みとあいつの望みを擦り合わせたらやっぱり消えるのが1番いいかなって」 カリムさんの幸せだけを求めた答えは、ジャミルさんとの二人だけの世界だったのかもしれない。 でもジャミルさんの幸せも心の底から望んでいるのだろう。 「でしたら僕の願い事として、カリムさんは僕の世界に来てください」 完璧な笑顔も寂しげな顔も消え去った。 そこにあるのは心底わからないという間抜けな顔である。 「アズールは沢山願い事があるんじゃないのか?」 「他のものは自分で叶えます。 だからカリムさんは世界を捨てたら僕と深海に来てください」 「俺、なんも持ってないぞ」 「貴方自身が来てくれたらいいんですよ」 世界から消えてもいいのなら、暗い海の底に来たっていいでしょう。 「そっかあ。 …うん、わかった!!」 「言っておきますけど、海の底は暗くて怖いですよ?派手好きの貴方には静かな海は合わないかもしれません」 「アズールが一緒に居るんだろ?絶対楽しいよ!!」 ああ、もう。 何の躊躇いもなく、そう言ってしまえる貴方だから。 一つ願い事が叶うならば、など夢物語である。 実現することなどないし、カリムさんがジャミルさんを手放すことなどないのだろう。 というか、ジャミルさんがカリムさんを手放すとは考えられない。 クソデカ感情の申し子だし。 もしも、もしも本当にカリムさんが世界を捨ててしまうときは連れて行ってしまってもいいかもしれない、と思う。 きっと海の底でも、ランチを共にする穏やかな時間が流れるだろうから。 僕はこの時間を存外気に入っている。 楽しそうに聴いていて満足だ。 陸とのマナーの違いに驚いていた。 流石に育ちがいいだけあって陸でのマナーはしっかりと身につけていた。 深海の観光スポットに興味津々のようだ。 楽しそうで何よりである。 俺ジャミルが作ったものしか食べられない」 「栄養を摂取できるサプリはありますし、何とかなるんじゃないでしょうか」 「たしかに!」 「でも僕は食べることが好きですし、遠慮するつもりはありません。 僕が隣で美味しそうなものを食べてたらカリムさんも食べたくなってしまうかもしれませんね」 困るなあとカリムさんは全然困った顔をしていなかった。 なんならとても嬉しそうだ。 オーバーブロッド2ndをしそうな勢いである。

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【ツイステ】腐女子我が道を行く

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フロイドはごろごろとベッドの上を転がる。 特に意味は無い。 隣のベッドではジェイドが本を読んでいた。 「人の愛情表現は星の数ほどあるみたいですね」 ぱたん、と本を閉じてジェイドが言う。 愛情表現、と繰り返して、そういえばウツボと人ではそこも違うんだった、と当たり前の事を思い出した。 「ふーん。 例えば?」 「ハグとか」 「ハグなら知ってるよぉ」 「おっと」 フロイドはジェイドに抱き着いた。 ベッドが音を立てるが壊れはしないだろう。 人の体を貰う前からハグらしき事はしていたから知っている。 ウツボだった時には火傷してしまうくらいの熱さの体温は、人の体だと丁度いいから不思議だった。 ジェイドは抱き着いてきた兄弟の髪を撫でて微笑む。 こうして髪を撫でるのも愛情表現の一種だと説明された。 「なんかさ〜」 「はい?」 「それされると眠くなるんだよねぇ。 だから授業中寝ちゃうんだよぉ」 「別に僕はフロイドを寝かしつける為じゃなくて、起こす為にやってたんですけどね。 ちゃんと授業は受けないと駄目でしょう」 「だって退屈なんだもん。 箒の方が楽しい!」 「僕はそっちの方が苦手ですけどね」 いつまでもくっ付いているのは流石に熱いな、と少し離れる。 お揃いの色の瞳が交差して見つめあう。 こうして見つめあうのも愛情表現なのかと聞けば頷かれた。 人には沢山表現方法がある。 沢山覚えれば沢山愛を伝えられるのか。 「それって素敵だね〜」 「ええ、本当に」 「ねぇ、他にはないの?」 「そうですね……口と口をくっ付ける……キス、と言う奴とか」 「きす?」 そんな魚がいた気がする。 というか。 「口と口をくっ付けて……何すんの? エサあげんの?」 「いえ、ただくっ付けるだけです」 「ふーん? 変わってんねぇ」 「僕もそう思います」 「……」 「……」 おかしな沈黙が流れる。 フロイドはジェイドから目を逸らし、また目を合わせて、笑った。 「ジェイド、そのキスってやつ、したいんでしょ〜」 「バレましたか」 「だぁって、ジェイドが何の意味もなくそんな話するわけねーもん。 な、その、キスってやつ、しよ」 口と口をくっ付けるだけだし、簡単だ。 フロイドは目を閉じる。 なんとなく。 顔が近づいてくる気配がして、息遣いが聞こえて、唇に柔らかい何かが当たった。 ジェイドのくちびるだ。 ちゅ、と軽い音が鳴る。 それでお終いだった。 「……愛、伝わってんの? これでぇ?」 「伝わりました?」 「ん〜……わっかんない! あ、でも」 「? ん、」 今度はフロイドからキスをした。 軽い音が鳴る。 もしかするとこの音が愛の音なのかもしれない。 目に見えない愛が音には聞こえるから、人はキスをするのかもしれないなんて考えた。 「この音は好き」 「……そうですか」 「わあ」 視界が回る。 ジェイドが上でフロイドが下。 子供の頃こうして遊んだっけ、と懐かしむ。 ジェイドは唇だけでなく額や瞼にもキスをして来た。 愛の音が聞こえる。 けれど、……くすぐったい。 「うひひ、も、ジェイドぉ、ギブギブ! ギブアップ!」 「はいはい」 ジェイドが上から退いた。 フロイドは上半身を起こして、ジェイドとまた見つめ合う。 そういえば今自分たちは愛を伝え合っていた訳で、そう考えるとなんだか恥ずかしい。 「そうだ、ワンランク上のものもありましたよ」 「え、なになに? すげーの?」 ジェイドはそれには何も返さず、口開けてください、と言った。 だから言う通りにがぱっと開く。 するとクスクス笑われてしまった。 「ちょっとで良いんですよ。 ……はい、そのくらいで」 ジェイドの手が頰に添えられる。 さっきよりワンランク上のものってどんなだろう、とワクワクした。 「……フロイド」 「う?」 「噛まないでくださいね」 何を、と聞くより先に唇が重なった。 さっきと同じだと思っていたら、口の中にぬるっと何かが入って来た。 思わず反射で噛みそうになったが思いとどまる。 噛むなと言われたからだ。 何より自分の歯の鋭さを思い出す。 間違いなく血が出る。 それはまずい。 「ん、う」 ジェイドの舌が口の中を動き回っている。 頰に添えられていた筈の手がいつのまにか後頭部に回っていたから逃げられなくなった。 なんだかぞわぞわするしくらくらする。 息が上手く出来ない。 フロイドは肩で息をして、ジェイドを見た。 「どう、でした?」 ジェイドも息が上がっている。 フロイドはぱちぱちと瞬きをしてから「ほしょく」と言った。 「ほ……なんです?」 「捕食されてるみたいだったなぁ、って」 愛を伝えられていると言うよりも、捕食されている気分だった。 それを聞いたジェイドは考え込み。 「もしかすると、食べるのも愛情表現の一つなのかもしれないですね」 「うへぇ、おっかないなぁ……まぁオレ達ウツボだし焼いたら美味しいかもぉ?」 「食べられたいんですか?」 「ジェイドならいいよぉ」 ぽかん、とジェイドの口が開く。 そういうことは冗談でも言うものじゃありませんよ、と注意されてしまった。

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