船戸雄大 裁判。 船戸雄大・船戸優里の生い立ちから裁判!結愛ちゃん虐待の理由とは【画像】

船戸雄大には極刑を望む!船戸優里には情状酌量を!

船戸雄大 裁判

逮捕時に印象的だった茶髪の長髪は、黒髪になり方の上でショートボブに切りそろえられていた。 優里被告はゆっくりと証言台に向かい、裁判長が氏名を尋ねた。 5~6秒間、沈黙が続いた。 法廷に緊張感が走った。 だんだんと優里被告の呼吸が浅くなる。 肩を震わせ、声を殺してむせび泣く音が聞こえる。 「一呼吸おいて」「どうしようか、イスに座ったほうがいいですか」と、裁判長が話しかける。 泣き声はだんだんと、はっきり聞こえるくらいになった。 1分ほどすると、弁護人が駆け寄り、背中をさすった。 「大丈夫?大丈夫じゃないか」という弁護人の声にわずかに反応するものの、優里被告はひきつけを起こしてパニックのような状態になった。 力が入ったのか手を前に組みながら「ハッハッ…ヒッヒッ」と苦しそうに息を吐き、呼吸が早くなっていく。 過換気症候群が起きているような症状だった。 2分ほどし、裁判長が「緊張が高まっているみたいだね。 座りますか。 落ち着こう、慌てなくていいから」と促す。 黒いハンカチを手にして、ようやく優里被告は消え入るような声で「ふ」と発音すると「船戸優里です」と絞り出した。 生年月日や本籍や住所の確認も、裁判長に促されながらようやく述べられる、といった状態だった。 「報復されるのが怖くて」ーー優里被告が夫の精神的支配下に置かれるまで 続いて検察官が、資料を手に起訴内容を読み上げる。 「被告人は、夫である船戸雄大とともに、被告人ら方において、被告人らの子である船戸結愛、当時5歳などと居住していたものであるが、平成30年1月下旬ごろから同児に対し、必要十分な食事を与えずに、同児を栄養失調状態に陥らせるとともに、健常児の平均体重よりも大幅に体重を下回らせて、その免疫力を低下させ、細菌感染を惹起しやすい状態にさせたうえ、船戸雄大が同児の顔面を拳で殴るなどしていることを知りながら放置するなどの虐待を加えていたものであるところ……」 難解な司法独特の言い回しで、ゆっくりと述べられていく内容を、優里被告は肩を上下させてじっと聞いていた。 検察官は続けて、2018年2月ごろ、結愛ちゃんが極度に衰弱し、嘔吐をしていたにもかかわらず、命を守るために医師に診せるなどの処置をしなかったと説明。 「船戸雄大と共謀のうえ、虐待を加えていた事実が発覚するのを恐れ、同児にわずかな飲食物を与えるのみで医師の診察などの医療措置を受けさせずに放置し、もって同児の生存に必要な保護を与えず、同年3月2日、午後6時59分、同児を低栄養状態、および免疫力低下に起因する肺炎に基づく敗血症により死亡させたものである」 敗血症とは、細菌などに感染したことをきっかけに、臓器の機能不全が起きる病態を言う。 肺炎や尿路感染症から引き起こされることが多い。 であり、放置すると死亡率が格段に高くなっていく。 検察官の読み上げが終わると、裁判長は優里被告に黙秘権について解説し、述べられた内容についての認否を問うた。 「検察官が読み上げた内容について、事実が違うとか、本当はこうだったんだとか言うことはありますか」 優里被告がゆっくり立ち上がり、嗚咽しながら声をひねり出すように話し始めた。 事実は、さっきのことで、間違いありません。 事実はおおむね認めるんですけど、少しだけ……違うところが、あります。 結愛の……結愛の(5秒ほど押し黙り、涙を流し呼吸が荒くなる) ーー結愛ちゃんの?(裁判長) 結愛のことを殴ったのは(泣き崩れ、言葉が出なくなる)、 知らなかったです。 ーー殴ったのは?ああ、知らなかった。 (小さくうなずいて) 警察に通報しなかったのは、雄大が…逮捕されると、結愛も私も、雄大から…報復されるのが怖くて、それで、私の……私が通報しません…できなかったんです。 ーー起訴状だと結愛ちゃんに虐待を加えたことは事実ですが、あなたと結愛ちゃんが報復されると思って、通報できなかったということですか。 他にはありますか。 (涙声になり、数秒止まり)それ以外には、間違いありません。 裁判長から座るように促され、続けて弁護人が優里被告の述べた内容について説明を加えた。 「保護責任者遺棄致死罪の成立は争いません」 そして、2点優里被告が起訴内容と違いを示したことについて補強した。 「雄大さんが結愛さんに殴るなどの暴行を知りながら、と言いますが彼女は暴行は見ていません。 知りませんでした。 2点目、医療措置をとらなかったのは『虐待の発覚を恐れて』とありましたが、雄大さんがそういう意図を持っていたことは争いませんが、優里さんは雄大さんからの報復が怖かったからできなかった」とし、特に亡くなる直前の2月下旬の暴行については知らなかったことを強調した。 結愛ちゃんに医療措置を受けさせず放置したことは「結果として事実」と認めつつ「当時、雄大さんによる強固な精神的な支配下にあったことを主張する予定です。 なぜ、こういった心理的支配下に置かれることになったのか。 詳しくは後ほど述べます」と結んだ。 その後、検察側の冒頭陳述を聞きながら、だんだんと呼吸困難状態に陥った。 後半、結愛ちゃんが亡くなる前月の話に入ると、大きく息を吸い、被告席のイスで背中を反らせるように上を向いたり、机に顔を沈めて声を殺しながら嗚咽した。 () 5歳児を追い込んだ虐待の背景は。 公判で語られた事件の内容を詳報します 2018年、被告人らの逮捕時に自宅アパートからは結愛ちゃんが書いたとみられるノートが見つかった。 「もうおねがい ゆるして ゆるしてください」 5歳の少女の切実なSOSが届かなかった結愛ちゃん虐待死事件。 行政が虐待事案を見直すきっかけにもなり、体罰禁止や、転居をともなう児童相談所の連携強化などの法改正が進められた。 この事件の背景にある妻と夫のいびつな力関係、SOSを受けとりながらも結愛ちゃんの虐待死を止められなかった周囲の状況を、公判の詳報を通して伝えます。 この記事にはDV(ドメスティックバイオレンス)についての記載があります。 子どもの虐待事件には、配偶者へのDVが潜んでいるケースが多数報告されています。 DVは殴る蹴るの暴力のことだけではなく、生活費を与えない経済的DVや、相手を支配しようとする精神的DVなど様々です。 もしこうした苦しみや違和感を覚えている場合は、すぐに医療機関や相談機関へアクセスしてください。 DVや虐待の。

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船戸雄大の生い立ち~自身も家族から虐待を?出身高校や職場の噂

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船戸雄大被告の虐待 船戸雄大が起こした結愛ちゃん虐待死事件ですが、船戸雄大は、結愛ちゃんにご飯を満足に与 えない、暴行するなどして、衰弱させました。 衰弱しきって、ご飯も食べられなくなった結愛ちゃんを病院に連れていかずに放置し、結果的 に衰弱死させてしまったのです。 スポンサーリンク 船戸結愛(ゆあ)ちゃんの軌跡 船戸結愛(ゆあ)ちゃんは母親の優里被告と前夫に出来た子供です。 優里被告が離婚後は母子家庭で平和に暮らしていました。 そこへ現れたのが雄大被告で結婚後も最初はかわいがっていましたが 長男(弟)が出来ると急変し結愛(ゆあ)ちゃんに暴行を行う様に なりました。 スポンサーリンク 船戸優里被告の葛藤 船戸優里被告は最初雄大被告の暴力に屈せず結愛(ゆあ)ちゃんを守っていましたが 雄大被告に執拗に説教をされ段々抵抗する力をそがれていきました。 優里被告に対するDVも執拗で陰湿的でした。 心の中では結愛(ゆあ)ちゃんを助けなければと思っていても体は雄大被告に同化する 状態となりました。 完全に雄大被告に支配されていた事になります。 スポンサーリンク 保護責任者遺棄致死罪 保護責任を 遺棄・し、相手を死亡させてしまった場合は、 保護責任者遺棄致死罪が問われま す。 こちらも傷害の 罪と比較して重い刑に処断されます。 傷害 致死罪の罰則は【3年以上20 年以下の懲役】です。 つまり、 保護責任者遺棄致死罪の罰則は【 3年以上20年以下の懲役】と なります。 スポンサーリンク 傷害罪 傷害罪の刑罰は、 15年以下の懲役または50万円以下の罰金です。 裁判官はこの範囲で、犯罪 の内容や方法、被告人の態度などを総合的に考慮した上で刑を言い渡すことになります。 … 傷害罪の場合は、有罪判決のうちおよそ4割が懲役刑、6割が罰金刑となっています。 スポンサーリンク 大麻取締法違反罪 大麻を栽培または輸出入した場合は、 営利目的がなければ 7年以下の懲役となるのに対して、 営利目的があれば10年以下の懲役となり、悪質性の高い場合には300万円の罰金も合わせて科 されます。 大麻を所持、譲渡、譲受している場合は、 営利目的がなければ5年以下の懲役にな るのに対して、 営利目的があれば7年以下の懲役となり、悪質性の高い場合には200万円の罰 金 も合わせて科されます。 スポンサーリンク 殺人罪 殺人罪が成立した場合の刑罰は、 死刑または無期もしくは5年以上の懲役です。 殺意を持ちな がら人を殺そうとしたものの、相手が死亡しなかった場合には、 殺人未遂が成立します。 … ただし、未遂による刑の減免や、裁判官の情状酌量により刑が減軽される場合があります(酌 量減軽)。 スポンサーリンク ネットの反応 刑法でも民法でもなく 純粋な民意の元で、 この男を裁きたい 徹底的に刑を与えたい そう思う、子を持つ親は私だけではないと思います 死刑以外ありますか? 虐待、なんて言葉 生ぬるいですね。 拷問死と表現するべき。 内容が惨すぎる。 読み進めるだけで、こちらも辛い。。。 死刑では済まされない。 1月以上食わさないで、 足腰が立たない位牢屋でたたせた方がよいかも。 社会に復帰はあり得ない。 同じ年頃の1人娘の父親ですが、もし自分の娘が同じ目にあったなら、懲役程度の甘い刑罰なら、自分は死刑覚悟で必ずこの継父を同じ目に合わせますね。 司法じゃなく、国民の民意で裁いて欲しい、事件と思います。 もし、生まれ変わりがあるのであれば結愛ちゃをは暖かい優しい両親の家庭に生まれる事を心から願います。 四面コンクリートで覆われてるだけの何の景色も見えない部屋に閉じ込めて、少し長生きできるだけの水だけを与えて、食事は与えず、じわじわと時間をかけてこの世から去ってほしい。 読んでられない。 涙出る。 うちにも5歳がいます。 私が育てるよ。 そんな苦しみ味わなくていい。 助けたかった。 社会の仕組みとか、児相の体質改善は後回しにしてまずは厳罰に処してほしい。 死刑の前例がある強盗殺人、放火殺人よりもずっとずっと残酷だ。 殺される直前まで、愛して欲しいと願っていたはず。 スポンサーリンク まとめ 世間の大方の意見は雄大被告に対するもので 死刑にしてほしい、世間に二度と出ないでほしい、民意で裁いてほしい等 極刑を望む声が多数寄せられています。 但し、法治国家なので法により裁かれます。 そこにはある意味人間の感情が入り込む余地はありません。 裁判の結果を冷静に待ちましょう。

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「もう近づかないで」 目黒虐待、妻は法廷で夫に叫んだ:朝日新聞デジタル

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午前10時開廷 父親が起訴内容認める 東京都目黒区で昨年3月、船戸結愛(ゆあ)ちゃん=当時(5)=を虐待し死なせたとして、保護責任者遺棄致死や傷害などの罪に問われた父親の雄大被告(34)の裁判員裁判の初公判が1日、東京地裁(守下実裁判長)で開かれた。 雄大被告は起訴内容を大筋認めた。 母親の優里被告(27)は9月17日、保護責任者遺棄致死罪で懲役8年の判決を言い渡された。 判決は、雄大被告から頻繁に説教されるなどの心理的ドメスティックバイオレンス(DV)を受けていたと認定。 その上で「雄大被告の暴行を認識しながら、結果的に容認した」とした。 弁護側は判決を不服として控訴している。 起訴状などによると、雄大被告は昨年1月下旬ごろから、結愛ちゃんに十分な食事を与えず、暴行するなど虐待。 衰弱していたことを認識しながら、虐待の発覚を恐れて医療措置を受けさせず、3月2日に低栄養と免疫力低下で引き起こされた肺炎による敗血症で死亡させたとしている。 午前10時~10時15分 逮捕時よりやせ 《現場の自宅アパートからは、覚え立てのひらがなで「あしたはもっともっと できるようにするから」「もうおねがい ゆるして ゆるしてください」などと記された結愛ちゃんのノートが見つかっている。 事件は親による子供への体罰禁止や児童相談所の体制強化など法改正のきっかけとなった》 《雄大被告は母親の優里(ゆり)被告(27)とともに昨年6月に逮捕された。 優里被告は9月17日、東京地裁の裁判員裁判で懲役8年の判決を言い渡された。 判決は雄大被告の心理的ドメスティックバイオレンス(DV)を認定し、優里被告は「雄大被告の暴行を認識しながら、結果的に容認した」と判断した》 PR 《午前10時前、裁判長の合図で雄大被告が入廷した。 黒のスーツに青いネクタイ姿。 少し色白で、髪は短く刈り上げられている。 逮捕時に比べてやせたのか、スーツのサイズが合っていないように見える。 目をしばたたかせながら、肩を上下に揺らせた。 呼吸を整えているのだろうか。 裁判員らも入廷。 裁判長が促し、雄大被告が証言台の前に立った》 裁判長「はい、それでは開廷します。 被告人は証言台の前に立ってください。 名前は何と言いますか」 雄大被告「船戸雄大と申します」 《思いのほか、か細い声だった。 裁判員がその様子を見つめる。 裁判長が生年月日や職業を確認し、人定質問が終わった》 裁判長「まずは検察官が起訴状を読み上げるから、聞いていてください」 《裁判長が雄大被告を着席させ、検察官の起訴状朗読に移った。 女性検事が証言台の前に立ち、深く一礼した》 《起訴状によると、雄大被告は昨年1月下旬ごろから結愛ちゃんに十分な食事を与えず、シャワーで冷水をかけて顔面を複数回、殴るなどの暴行をした。 結愛ちゃんが衰弱していたことを認識しながら、虐待の発覚を恐れて医師の診察を受けさせず、3月2日、低栄養と免疫力低下で引き起こされた肺炎による敗血症で死亡させたなどとしている》 PR 《再び証言台の前に立った雄大被告。 裁判長が黙秘権などについて説明した上で、起訴内容について、違うところはあるか尋ねた》 雄大被告「1点だけ。 私が結愛の体に危険を感じたのは3月1日ごろではなかったかと思います」 裁判長「なるほど。 弁護人に確認するけど、危険を感じたのは3月1日ごろと?」 弁護人「はい。 船戸さんの罪が成立することの争いはありません。 ただし、保護責任者遺棄致死について、病院に連れて行かなければと思ったのは3月1日ごろで、検察官の主張する2月下旬ごろではありません」 《雄大被告は起訴内容を大筋で認めつつ、結愛ちゃんの体に危険が及ぶと認識した時期については検察側と異なるとの主張だ》 《雄大被告は優里被告に心理的DVをしていたとされる。 罪状認否が終わると、検察官がどのように犯罪事実を証明するかを説明する冒頭陳述が始まった。 犯行に至る経緯や動機はどこまで解明されるのだろうか。 女性検事が冒頭陳述を読み上げる》 PR 検察官「それではこれから冒頭陳述を行います。 配られているA3判の紙に沿って行います。 皆さんはメモの『事案の概要等』をご覧ください」 《女性検事が裁判員に丁寧に説明すると、裁判員が手元の資料に目を落とした》 検察官「本件は罪の成立には争いはありません。 争点は情状、量刑。 つまり被告人にいかなる刑罰を科すかということになっています」 《雄大被告と優里被告は平成28年4月、香川県で結婚。 約半年後に優里被告の連れ子だった結愛ちゃんの弟が生まれたころから、結愛ちゃんへの暴行が始まったという。 結愛ちゃんは児童相談所の一時保護と解除を繰り返し、最終的に両親のもとに戻ることになる。 雄大被告が先行して単独で東京に転居。 30年1月の結愛ちゃんの身長、体重を女性検事が紹介した》 検察官「被害者の身長は105・2センチ、体重は16・66キログラムでした」 《雄大被告を追うように、優里被告と結愛ちゃんが東京に転居する際、移動中の電車で結愛ちゃんの写真が撮影された。 生前の結愛ちゃんを写した写真は、これが最後になった》 PR 検察官「東京に転居してからの39日間、結愛ちゃんはほぼ外出していません」 《しかしこの間、結愛ちゃんを除く家族3人で東京・浅草観光などをしていたという。 雄大被告は5歳の結愛ちゃんに対しては達成困難な課題を次々と突きつけていく。 課題ができない場合は水のシャワーを浴びせる暴行を加えた。 2歳児並みの体重になるまでやせ細った結愛ちゃん。 雄大被告による虐待の実態が次々と明らかにされていく》 午前10時15分~40分 ハンカチで目頭おさえる 《検察側の冒頭陳述が続く。 女性検事がはっきりした口調で、雄大被告による虐待の実態を明らかにしていく》 検察官「被害者の顔面を殴打し、腫(は)れ上がりました。 被害者は嘔吐(おうと)を繰り返すようになりました。 被告人は被害者への虐待の発覚を恐れ、病院に連れて行きませんでした。 3月2日、被告人が119番通報し、搬送しましたが、病院で死亡が確認されました」 《女性検事は一拍おいて、こう続けた》 PR 検察官「5歳11カ月の生涯でした」 《法廷が静まりかえる》 検察官「被害者は身長108センチ、体重12・2キログラムになっていました。 170カ所の傷があり、皮膚は浅黒く変色していました」 《その後、女性検事は自宅から4袋の大麻が発見された経緯などを述べた後、量刑判断にあたって必要な論点を3つ挙げた》 検察官「争点は量刑です。 被告人にいかなる刑を科すべきか。 論点は3点。 1つは犯行態様の悪質性です。 虐待や傷害の程度がポイントになります。 また保護の必要性を認識したのが2月27日ごろか、その後か」 《女性検事は2つ目として、動機に酌(く)むべき点があるかどうかの『責任、非難の程度』、3つ目に5歳の生命が奪われた『被害結果の重大性』を挙げた。 その後、今後の審理予定を説明。 こう続けた》 検察官「罪にあった適切な刑罰を決めていただきたいと思います」 《続いて弁護側の冒頭陳述に移る。 男性弁護人が証言台の前に立つ》 PR 弁護人「人の親になるということは難しいことです」 《弁護人は抑揚のつけた話し方で、突然、こう切り出した》 弁護人「家族の数だけ親の形はあります。 時間をかけて親の形を模索しています」 《子育ての過程で喜びを感じることもあれば、苦しみや葛藤(かっとう)、挫折を感じることもある。 弁護人はそう訴えた》 弁護人「虐待は決して許してはいけないことです。 それでも彼(雄大被告)は、結愛ちゃんの父親になろうとしていました」 《弁護人が雄大被告の生い立ちを紹介する。 幼少期に千葉から北海道に転居するなどした経験から、他人を気にしたり、自分を押さえつけたりすることを学んだとされる。 大学卒業後にシステム保守(メンテナンス)の仕事に就職。 退職後は知人の紹介で北海道のクラブに勤務。 その後、香川県内のキャバクラに移り、平成27年5月ごろ、優里被告と出会ったという。 優里さんは離婚歴があり、子供がいることを雄大被告に伝えていたが、2人は急速に距離を縮め、一緒に生活するようになったという》 PR 弁護人「船戸さん(雄大被告)は結婚を強く意識するようになりました。 彼には理想の家族(像)があって、明るくて何でも言い合える関係です。 この正しい、しかし、高い理想は、船戸さんにプレッシャーになりました」 《雄大被告は持っていたハンカチタオルで口元をおさえると、そのまま目頭をぬぐった》 弁護人「ここから船戸さんは間違った方向に行きます。 優里さんに対してきつくあたるようになり、罵声(ばせい)を浴びせることもありました。 優里さんは船戸さんに対して、ものを言えないようになりました。 平成28年4月、入籍して、結愛さんとも養子縁組しました」 《雄大被告は、結愛ちゃんの友達が少ないのではないかと考えたという。 その焦り、いらだちが結愛ちゃんに向くようになったという》 弁護人「悪いサイクルが回転するように、諭す声が大きくなり、『お化けが出る』などと脅すようにもなりました。 それでも言うことをきかないと、押し入れに入れたりしました」 PR 《結愛ちゃんは香川県内の児童相談所に一時保護されるが、雄大被告は「100%は納得していなかった」という》 弁護人「船戸さんは児相の職員から『血がつながっていない親子だから』といわれ、行政への拒絶反応がありました」 《雄大被告がハンカチタオルで目頭をおさえる。 雄大被告が先行して東京に転居。 その後、後を追うように転居してきた優里被告と結愛ちゃん。 このとき雄大被告は結愛ちゃんが「食事を過度にとっていた」ことに怒りを覚えたという》 弁護人「理想の子供をつくることにギャップが生じていました。 結愛さんに対する態度がきつくなり、食事制限を与えるようになりました」 《裁判員はその動機をどうとらえただろうか。 雄大被告は虐待行為をエスカレートさせていく》 弁護人「(雄大被告は結愛ちゃんに)理想の子供であってほしい。 友達をたくさんつくってほしい。 目標を見つけて達成する、達成感を味わってほしい…と思っていたのです」 PR 《弁護人が結愛ちゃんが亡くなるまでの経緯を説明する。 雄大被告は肩を落としながら、ただ、弁護人の言葉に耳を傾けていた》 午前10時40分~11時30分 「連れ子が邪魔だからではない」 《弁護側の冒頭陳述が続く。 雄大被告はハンカチで口と鼻を押さえ、嗚咽(おえつ)をこらえるようなしぐさを見せる》 弁護人「なぜ、船戸さんがその行為をしたのか、その理由に思いをはせてほしいと思います。 怒りとか悲しみ、エゴに基づく行為で、正当化できるものではありません。 それでも、親でありたいという気持ちが見て取れます。 決して、愉快犯的な犯行でも、連れ子が邪魔だからやったことでもありません」 弁護人「もう1つの視点があります。 今回、起訴されているのは保護責任者遺棄致死罪です。 殺人や傷害致死ではありません。 適切な保護をしなかったことの責任が問われます。 過去の経緯も無視することはできませんが、彼がしてきた虐待や、妻である優里(ゆり)さんへのDV(家庭内暴力)を裁く場ではありません」 PR 弁護人「不保護の経緯がどのようなものだったか。 どのような刑を言い渡すのが相当なのか。 船戸さんのしたことの責任は重い。 ただ、重いとかひどいということでは判断できません。 証拠調べが終わった後、彼にふさわしいと思う量刑を述べたいと思いますので、この法廷を見ていただきたいと思います」 《適切な保護をしなかったことで結愛ちゃんを死亡させてしまった「保護責任者遺棄致死罪での起訴」という点を強調する弁護側》 《休廷を挟み、検察官の証拠調べが始まる。 雄大被告は落ち着いた様子だ》 《検察官が捜査報告書を説明していく。 事件現場となったアパートの所在地や写真、部屋の見取り図などが次々に示されていく。 流れは優里被告の公判の時と同じだ》 《モニターに示される事件直後の自宅の様子をじっと見つめる雄大被告。 事件前の生活がフラッシュバックするのか、事件後の急変した生活を思うのか、時折ぎゅっと長く目をつぶって涙をこらえ、ごくりとつばを飲み込む様子も見られた》 PR 《検察官が部屋の中の詳細を説明していく。 結愛ちゃんが生活していた6畳間で、結愛ちゃんの生活を定めた「ルール」が書かれた貼り紙などが紹介される》 検察官「テレビ台の周りには、段ボール紙が置かれ、貼り紙もされていました。 テレビ下の横長の段ボールにはかけ算の九九が1の段から9の段まで書かれています」 《左脇の段ボールには「たいじゅうをはかる」「はみがきをする」「4じになったらおふろそうじをする」など、テレビに貼られた紙には「かけざん まちがえずにつまらずにいえるようにれんしゅうする」などと書かれていた》 《検察官は布団の状況の説明に移る》 検察官「中央に布団があり、枕元にあめやペットボトルがあります。 経口補水液は約200ミリリットルが消費されています。 ブドウ糖入りあめは2個消費されています。 はちみつ100パーセント入りキャンディーは未開封でした」 《続いて、ハンガーラックの付近が映し出された》 検察官「段ボールの中にランドセルが在中しています。 手提げには入学のしおりが在中しています」 PR.

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