アルツハイマー。 アルツハイマー病|慶應義塾大学病院 KOMPAS

アルツハイマー病の基礎知識

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【関連記事】 承認申請を目指す新薬アデュカヌマブ(一般名)は、脳内のたんぱく質「アミロイドベータ」を標的とする。 3月に十分な効果が認められないとして治験を中止したが、結果を再分析したところ、高用量を投与した一部の患者に効果が確認できた。 重篤な副作用も認められなかった。 これを受けて米食品医薬品局(FDA)と相談し、承認申請の手続きを進める方針を固めたという。 欧州や日本など他の地域でも承認申請を予定している。 バイオジェンのミシェル・ヴォナッソス最高経営責任者(CEO)は「早期アルツハイマー病の症状悪化を抑制する最初の治療薬を患者に届けられることを期待している」とコメントした。 発表を受けて22日、米株式市場でバイオジェンの株価は急騰。 前日終値比の上昇幅は一時、4割に達した。 アルツハイマー病を中心とした認知症は、高齢化などにより世界的に患者数が急増している。 潜在的需要の大きさから製薬各社が新薬開発を競うが、治験失敗による開発中止や撤退も相次いでいる。 過去2年で米メルクやイーライリリー、スイス・ロシュなどが開発中のアルツハイマー治療薬の治験を中止していた。

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米バイオジェンとエーザイ、アルツハイマー薬承認申請へ (写真=ロイター) :日本経済新聞

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概要 アルツハイマー型 アルツハイマー病 は、認知症の原因疾患として代表的な疾患の一つを指します。 アルツハイマー型認知症では脳における異常な変化を認めるようになり、慢性的かつ不可逆的な経過で記憶力や思考力の低下を来すようになります。 本邦においてアルツハイマー型認知症はまれな疾患ではなく、65歳以上の7人に1人が同疾患であるとされています。 (2012年時点) アルツハイマー型認知症は認知症疾患の一つですが、認知症を引き起こす疾患としてはその他にも、、、など多くのタイプの認知症が含まれています。 これらの疾患とアルツハイマー型認知症を明確に区別することは、治療方針や予後などを正確に考察する上でもとても重要なものとなります。 原因 脳におけるさまざまな変化を原因としてアルツハイマー型は発症します。 アルツハイマー型認知症でみられる病理学的な特徴としては、以下の3つがあります。 (1) 老人斑の出現 (2) 神経原線維変化 (3) 神経細胞 シナプス の脱落 こうした神経学的な変化が生じることから、アルツハイマー型認知症の発症につながります。 また、神経原線維変化は「微少管関連蛋白タウ」と呼ばれるものに由来しており、老人斑と同様にアルツハイマー型認知症の原因になります。 こうした(1) 老人斑、(2) 神経原線維変化が相互作用することで神経細胞が障害され神経細胞が脱落し、脳が萎縮することになります。 アルツハイマー型認知症には、いくつかの誘因となりうる因子が存在することも知られており、年齢や遺伝的因子が代表的です。 遺伝的因子に関連して家系内でアルツハイマー型認知症が多発することもあります。 家族性アルツハイマー病は、プレセニリン1、2と呼ばれる遺伝子に異常が病気の発症に関与していると考えられています。 また、ダウン症の方はアルツハイマー型認知症を発症しやすいことも知られています。 などのや運動不足もリスク因子であると考えられており、生活習慣病の是正(食事・運動)がアルツハイマー型認知症の予防にもなるのではないかといわれています。 症状 アルツハイマー型は徐々に進行し、進行度に応じて症状も変化します。 初期の段階は「」と呼ばれる段階であり、少し前の出来事を思い出せない、といった程度であり、日常生活に支障を来すことはありません。 病状が進行すると、数分前のことでも思い出せなくなります。 さらに時間に関する見当識の障害(日付けを思い出せない)や、実行機能障害(段取りをつけて物事を実施できない)、判断力の障害などが出現します。 ほかにも自発性減退、うつ気分がみられ、物盗られ妄想が目立つ場合もあります。 この段階になると、徐々に日常生活に支障がみられるようになります。 その後、失語(ものの名前がうまくいえない、相手のいったことをおうむ返しする、など)、失行(服のボタンがうまく止めることができなくなるなど) 、失認(感覚器に異常がないにもかかわらず、目や鼻などの五感で周りの状況を把握することが低下すること)なども出現します。 その他、人によっては、妄想や徘徊が見られる場合もあります。 進行すると、身内であっても認識できなくなり、最終的には全面的な介護が必要となり寝たきりとなります。 検査・診断 アルツハイマー型は、保険適用の有無もありますが、MRIやCT、PET、SPECTなどの画像検査が行われることになります。 MRIやCTでは脳の萎縮をみることができます。 また、神経細胞が脱落する前にシナプスが脱落して脳の機能が低下しますので、糖代謝PET(保険適用外)や脳血流SPECTでアルツハイマー型認知症パターンの脳機能低下を検出することも可能です。 脳内におけるこうした物質の変化を検出することを目的とした、アミロイドPET、タウPETなどと呼ばれる方法もあります。 しかし、タウPETはまだ臨床開発段階ですし、アミロイドPETもまだ保険適用がされていません。 治療 アルツハイマー型の治療では、本人のみならず家族を始めとした周囲の方のサポート体制が必要不可欠です。 病気についての理解をすることは重要であり、不用意に本人を気付けないような対応を取ることが求められます。 病状が進行していることからのいらつきやうつ、意欲の低下を見ることはごく自然なことであると考えられ、本人の感情を受け止めることが大切です。 アルツハイマー型認知症の治療は、薬物療法とそれ以外に大きく分かれます。 アルツハイマー型認知症で使用される薬剤としては、ドネペジル、ガランタミン、リバスチグミン、メマンチンがあります。 ただし、薬物療法の効果は現時点では限定的です。 そのため、認知症の方との接し方が重要となります。 認知症の方とご家族が1日中一緒に過ごすのではなく、昼間はデイケアに通ったりしてお互いの時間をもちリフレッシュするということも大切です。 早い段階から介護保険などの社会的資源を利用して、ケアマネージャーにケアの計画を相談することが肝要です。

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アルツハイマー型認知症の基礎知識

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最終更新日:2018年11月8日 物忘れの増加にはじまり、深刻な障害にもつながるアルツハイマー型認知症...... 認知症のなかでもっとも発症する割合の高い病気ですが、高齢者にばかり見られる病気ではありません。 40代や50代で両親を介護するような年齢の方、早ければ高校生であっても、発症する可能性があるのです。 によると、平成21年度時点で、全国における65歳未満の若年性認知症者数は3. 78万人と推計されています。 30歳以降、5歳刻みで認知症全体の有病率はほぼ倍に増える傾向があり、推定発症年齢の平均は41歳〜61歳で40代から60代前半で特に発症する可能性が高いとされています。 つまり認知症の両親の介護をされている方自身も、認知症になる可能性があるのです。 この記事では65歳以下で発症する「若年性アルツハイマー型認知症」について解説していきます。 若年性アルツハイマーの原因は生活習慣にあり? 原因はまだ完全に解明されていませんが、若年性アルツハイマーの原因は、通常のアルツハイマー型認知症と同様と考えられています。 アルツハイマー病の代表的な症状は「物忘れ」です。 もちろん高齢になれば、誰でも物忘れが多くなり、物を探したりするものですが、アルツハイマー病の場合は「物をどこかに置いた」という事実自体を忘れてしまいます。 あるいは、物を誰かに盗まれたと勘違いし、不安な気持ちを隠せずに周囲を疑ってしまう「物盗られ妄想」が見られることもあります。 そのほかに「頭痛」「めまい」「不眠」「不安」「抑うつ」などの症状や、仕事や家事のように手順を踏むような作業ができなくなる、好きだったことに対して意欲がなくなる、他人への配慮がなくなるといったことも初期症状でよく見られます。 若年性認知症でもっとも多いのは脳血管性認知症 こういった症状が、加齢による衰えとは関係なく比較的若いうちに発症するのが「若年性認知症」です。 65歳以上の高齢者の場合、認知症でもっとも多く見られるのがアルツハイマー型ですが、若年性の場合、アルツハイマー型よりも脳血管性認知症の方が多いのが特徴です。 これらは脳梗塞やくも膜下出血の後遺症として現れる認知症でもあるため、働き盛りの世代で多く見られるのも頷けます。 その他にも若年性認知症に罹患しやすいケースを紹介します。 【若年性認知症の原因と考えられる要因】• アルコールの過剰摂取• 高血圧• 遺伝的要因• 薬物乱用• 生活習慣の乱れ 過度の飲酒や喫煙は血流に影響を与えるものですので、血管にもダメージが及びます。 その結果、脳梗塞や動脈硬化になるリスクも高まります。 同時に多忙な日々を送る人にとってはストレスも大きな敵です。 生活習慣が乱れることによって、食事、睡眠が不十分になり、認知症を含めたあらゆる病気にかかるリスクが高まります。 また、日々のストレスを少しでも発散しようと、お酒やタバコの摂取量が増えるようではさらなる悪循環に陥ります。 アルツハイマー型については遺伝子が大きく影響する研究結果もあります。 心配な方は、親族で過去に若年性認知症を発症した人がいないか確認してみましょう。 遺伝要因は個人の努力で防ぐことはできませんが、少しでも認知症に関心を持ち、日ごろから健康的な生活を心がけることによって発症のリスクは抑えられるかもしれません。 若年性認知症で現れる中核症状と周辺症状(BPSD) 基本的に高齢者の認知症で見られる中核症状や周辺症状と大差はありません。 しかし、若い分だけ体力はあります。 」感情が不安定なときは高齢者に比べ声も大きく、力も強いですし、移動のスピードも速いため、徘徊」などが起きると短時間で遠くまで行ってしまうことも考えられます。 そのためケアする側の負担や苦労も大きくなるのです。 ここでは若年性アルツハイマーの中核症状と周辺症状を紹介します。 また、家族を別の人物と混同する(妻と娘を間違えるなど)といったこともあります。 重度になると車の接近に気がつかなかったり、踏切の警報機が鳴っていることにも気がつかなかったりします。 自分が伝えたいことに対してもうまく理論立てて説明することができなくなります。 認知症が進むと中核症状の「理解力・判断力の低下」で説明したとおり独力で自宅へ帰れなくなる危険もあります。 「誰かが自分の〇〇を盗んだ」という被害妄想がよくあるパターンです。 夜中に幻覚を起こすと、それが気になって眠れなくなるので生活習慣が乱れます。 若年性アルツハイマーの疑いがあるときに、やっておきたいチェックリスト 若年性アルツハイマー型認知症かもしれないと思ったときのチェックリストを以下に用意しましたので、不安を感じている方はご確認ください。 ただ、年齢が若いため、ほかの精神疾患と間違えられることも少なくありません。 このチェックリストを参考に、病院受診の際には医師に相談してみましょう。 早期発見・早期治療が大切 若年性認知症は、年齢が若い分、高齢者と比べ脳が委縮していくスピードも速いため注意が必要です。 少しでもおかしいと感じたり、周りから注意や心配を受けた場合には、医療機関で受診することをおすすめします。 若年性アルツハイマーは早期発見・早期治療が病気の進行を遅らせるためには非常に重要です。 またアルツハイマー型認知症は、本人が気づいていないことがほとんどです。 親しい人にそのような不安がある方がいらっしゃる場合は、病院に連れていくことを検討してください。 完治は難しいが、食事や香りが有効 アルツハイマー型認知症は、1度発症してしまうと完治は難しい病気と言われています。 そのため、できる限り進行を遅らせるような対策を取り入れることが有効です。 病院を受診して薬を服用するのももちろんですが、生活面でも食事のバランスや睡眠など、生活習慣を見直しも必要です。 また、人との接触の機会を増やしたり、体を動かす有酸素運動を取り入れたりすると脳が刺激を受け、症状の進行が緩やかになることもあります。 特に効果があるとされているのが「食事」です。 魚やアマニ(アマという植物の種子)、えごまに多く含まれる油やナッツ類、柑橘類、カレーに含まれる香辛料を使った料理をしてみるのも効果的と言われています。 また、アロマの香りは鼻から直接脳へ刺激を与えることができる唯一の方法です。 香りをかげば脳が刺激されて記憶の定着率も上がります。 アルツハイマー型認知症の方にも、アロマの香りで脳に刺激を与えてあげると記憶にもよい効果が得られるかもしれません。 まとめ 若年性アルツハイマー病についてお伝えしてきましたが、働き盛りの世代の人は家にいる時間もそう長くないため、家族は体の異常に気づくのが遅れがちです。 また、本人が異常を感じたところで、「認知症は高齢者の病気」という思い込みがあるため、早期発見の障害ともなります。 しかし、症状が出てしまうと完全に治すことができません。 そのため、少しでも気になる点があるのであれば、病院に受診して検査をおこなうことをおすすめします。 ただの注意散漫、ちょっとしたもの忘れであれば安心して日常を過ごすことでできるでしょう。 そして、将来的に自分もなる可能性があることを意識していき、日々の生活の見直しをする機会になれば幸いです。 食事、睡眠、運動、ストレスに注意した生活を心がけるようにしてみましょう。

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