片頭痛の予防に効果のあるサプリメント。 片頭痛の予防

サプリメント(食べ物)で頭痛を治す方法

片頭痛の予防に効果のあるサプリメント

症候性頭痛(二次性頭痛):脳や体に病気があってそれが原因で起こる頭痛。 脳血管障害による頭痛や脳腫瘍による頭痛、風邪やインフルエンザなど感染症による頭痛、急性緑内障発作による頭痛など• 機能性頭痛(一次性頭痛):基礎疾患のない頭痛。 片頭痛:血管の拡張と炎症が原因で起こる。 脈拍と一緒にズキンズキンという拍動性の痛みが出るが、時間が経過すると持続性の痛みとなる。 体を動かすと痛みは憎悪する。 多くが悪心・嘔吐をともなう。 緊張性頭痛:頸部や側頭部の異常な筋収縮が原因で起こる。 頭部を圧迫、締め付けられるような痛み。 体を動かすことで痛みが憎悪することはなく、むしろ軽減することが多い。 群発頭痛:1~数年に数回程度、1~3ヶ月続く「群発期」があり、この期間ほぼ毎日、片側の眼の奥とその周囲に想像を絶するほどの激しい痛みが短時間(数分~2時間程度)出現する。 メカニズムは必ずしも明らかではないが、血管の拡張が関わっていると考えられている。 あらためて片頭痛の特徴を整理します。 ズキンズキンと脈打つような痛み• 片側性もしくは両側性でも左右で痛みに差があることが多い• 放置した場合、痛みは数時間~2,3日続く• 頭痛発作時には悪心・嘔吐をともなうことが多い• 光や音、においなどの刺激で痛みが強まることが多い• 閃輝暗点(ギラギラ輝く歯車のようなものが見える)などの前兆をともなうこともあるが、前兆のない人のほうが多い• 体を動かすと痛みが憎悪するので、頭痛発作時は動けない• なんらかのストレスから解放されたタイミングで起こることが多い• 痛みの発作が起きてから時間が経過すると、通常は痛みには感じないほどの弱い刺激やただの接触だけで痛みを感じるようになることが多い。 これをアロディニア(allodynia:異痛症)という。 これだけきちんとした特徴があれば、片頭痛と他の頭痛の区別は簡単かと思われがちですが、そうでもありません。 たとえば、緊張性頭痛はストレスがかかっている最中に起こることが多く、片頭痛はストレスから解放されたタイミングで起こります。 また、緊張性頭痛は頸部の異常な筋収縮がかかわっているので痛みの最中に締め付けられるような肩凝りを感じることが多いのですが、片頭痛の場合も、頭痛発作の起こる1時間くらい前に普通と違う肩凝りが起こることがあるほか、痛みの極期以降、脊髄反射によるうなじ~後頭部の筋収縮が起こります。 この肩凝り(のような症状)が緊張性頭痛にともなう肩凝りと勘違いされ、片頭痛なのに緊張性頭痛と診断されてしまうことがあります。 さらに、実際は片頭痛と緊張性頭痛の両方を持っている人も少なくはなく、余計に話がややこしくなります。 片頭痛発作のメカニズム• ストレスなどにより、血中のカテコールアミンや遊離脂肪酸が増加し、それにより、血小板が活性化される。 活性化された血小板がセロトニン(5-HT)を放出し、それが血管に存在する5-HT1B受容体を刺激して血管を収縮させる。 血小板から放出されたセロトニンは他の血小板からのセロトニン放出も促すので、さらに血管の収縮が進む。 血管収縮による血流減少の結果、閃輝暗点などの前兆症状が生じる。 しばらく時間がたつと血小板のセロトニンは枯渇し放出が止まる。 放出されたセロトニンも分解されて血中のセロトニン濃度が急激に低下する。 血管を収縮させていたセロトニンが消滅することで、反動として異常な血管拡張が起こる。 拡張した血管は血管周囲の神経を刺激し、拍動性の痛みが生じる。 血管説では、血管の拡張が原因となって神経を刺激し痛みが生じる、という見方ですが、三叉神経血管説では逆に、先に神経の興奮があってその結果として血管が拡張するという見方です。 では、その三叉神経終末の興奮を引き起こす「なんらかの刺激」とは何かということが問題になりますが、その正体は「皮質拡延性抑制」と呼ばれる現象ではないか、というのが現在のところ有力な説です。 皮質拡延性抑制とは、脳皮質のある場所で一過性に神経が過剰興奮したあと、しばらく神経活動が抑制されて脳波が平坦化するとともに、その過剰興奮とその後の抑制現象がその場所から脳皮質全体へと少しずつ拡大していく現象です。 三叉神経血管説では、この皮質拡延性抑制が脳の腹側面の血管壁に存在する三叉神経終末を刺激することで片頭痛発作が始まると考えます。 そして、後頭葉から始まった皮質拡延性抑制が脳の腹側面の三叉神経終末まで到達するまでの段階が片頭痛の前兆段階にあたると考えます。 片頭痛持ちの人は、何らかの理由でこの拡延性抑制が起こりやすくなっている、つまり脳が興奮しやすくなっていると考えられます。 片頭痛の治療薬 いわゆる解熱鎮痛剤です。 プロスタグランジンの合成阻害により痛みを抑えますが、片頭痛の発症メカニズムを抑えることはありません。 片頭痛に限らず緊張性頭痛にも効果があります。 NSAIDsは胃粘膜の分泌も抑制するので胃が荒れやすくなるため、空腹時の服用は勧められませんが、片頭痛時は吐き気・嘔吐でとても食事ができる状態ではないことが多いことが難点となります。 アセトアミノフェンはNSAIDsと比べると、末梢のプロスタグランジン合成は強くは阻害しないとされるので、理論上はそれほど胃を荒らさないはずです。 NSAIDsもアセトアミノフェンも片頭痛発作が進行してしまうと効かなくなってしまうので、早期に服用することが必須となります。 NSAIDsもアセトアミノフェンも使いすぎると薬物濫用性頭痛というものが起こります。 これは薬の使いすぎによって痛みの閾値が下がってしまって痛みに過敏となってしまった状態です。 片頭痛発作が起こっていないのに薬が切れただけで痛みが起こるようになります。 これはもはや片頭痛ではありませんので、別の治療が必要となります。 NSAIDsやアセトアミノフェンの場合、月に15日以上使用する状態が3ヶ月以上続くと薬物濫用性頭痛の危険があります。 強力な血管収縮作用により片頭痛発作で異常拡張した頭蓋内血管を収縮させて効果を示します。 トリプタンに比べるとはるかに安価ですが、片頭痛発作の早期に服用しないと効果がなく、前兆期の服用が勧められます。 吐き気・嘔吐の副作用があるため、片頭痛自体による吐き気・嘔吐を悪化させてしまいます。 また頭部血管への選択性が低いため冠血管・末梢血管へのリスクも高くなります。 トリプタン製剤とは24時間併用禁忌のため、エルゴタミン製剤を使って効果なかったのでトリプタンを使う、という使用方法ができません。 ここがトリプタンとの併用が可能なNSAIDsとの大きな違いであり、使いにくい点です。 NSAIDsと同様に過剰使用で薬物濫用性頭痛を起こします。 前兆期に服用しても多くの場合、無効です。 前兆期にはまだ頭蓋内血管の拡張も三叉神経終末からの痛み物質の放出も起こっておらず、作用のしようがないからです。 三叉神経血管説にしたがえば、前兆期は皮質拡延性抑制が進行している時期ですが、トリプタン製剤には、この皮質拡延性抑制を止める効果はないということです。 トリプタンは片頭痛発作のどの時期でも有効とされますが、早期に飲んだほうがより効果的なのは確かです。 痛みが起きたらすみやかに服用するのがコツです。 NSAIDsと異なり胃を荒らすこともないので空腹時でも気にする必要はありません。 痛みが始まってから時間が経過しアロディニア(allodynia)が起こってしまうと、効きが悪くなります。 トリプタン服用後2時間での頭痛消失率はアロディニア出現前の服用で93%、出現後では15%に落ちるというデータもあります。 現在、日本で承認されているトリプタン製剤はイミグラン(錠・注・キット皮下注・点鼻液)・ゾーミッグ(錠・RM錠)・レルパックス(錠)・マクサルト(錠・RPD錠)・アマージ(錠)の5種類。 RM錠、RPD錠というのはいずれも口腔内崩壊錠で、水なしで服用できます。 口腔内崩壊錠や点鼻液、注射剤などの剤形があるのは、片頭痛時には吐き気・嘔吐がおこり、普通の錠剤を水で飲み下すのが難しくなることが多いからです。 むしろ相性のほうが重要で、あるトリプタンが無効でも他のトリプタンに変更すると効果が出るということは多くあります。 NSAIDsと同様に、過剰使用によって薬物濫用性頭痛が起こります。 月に10日以上使用することが3ヶ月以上続くというのが目安とされます。 これを防ぐため、月に8~10日以上片頭痛発作が起こる場合には、片頭痛予防薬を服用して発作の回数を減らすことが必要になります。 緊張性頭痛と片頭痛の両方を持っている人は結構います。 頭痛の早期でどちらの頭痛かわからない段階にはまずNSAIDsやアセトアミノフェンを服用し、服用後30~60分経過して頭痛がおさまらずひどくなってきたら(あるいは片頭痛だと判明した時点で)トリプタンを服用するという使い方をすることが多いです。 これは、NSAIDsが奏功するには早期の服用が必須であること、これに対しトリプタンは片頭痛発作のどの時期でも効果が期待できることを反映しています。 女性の場合、月経時片頭痛という特徴的な片頭痛があり、女性ホルモンの急激な変動が関与していると考えられています。 トリプタン単独では無効の場合が少なくなく、そのような場合、トリプタンとNSAIDsを併用することで奏功することがあります。 片頭痛は子供にも起こります。 子供の片頭痛は痛みの立ち上がりが早く、持続時間が短いのが特徴です。 また、頭痛そのものは訴えず、吐き気、嘔吐、腹痛などの症状のほうを強く訴えることも多くあります。 トリプタンは「小児等に対する安全性は確立していない」となっていますが、実際には使用例は徐々に増えてきています。 小児の片頭痛は痛みの立ち上がりが早いので、一番即効性のあるイミグラン点鼻液がよく使われます。 また吐き気や嘔吐の症状を訴えることが多いため、口腔内崩壊錠が薬に立ちます。 血管説によれば片頭痛の起こる前に血管の収縮が起こり、その反動で血管が異常拡張して片頭痛発作になるとされます。 カルシウム拮抗薬は、この血管収縮を抑えることでそのあとに来る異常拡張を予防するものです。 また三叉神経血管説で片頭痛発作の引き金と考えられる拡延性抑制には各種イオンの細胞内外濃度の変動がともないますが、カルシウムイオンの細胞内濃度の上昇も観察されます。 カルシウム拮抗薬は細胞内へのカルシウムイオンの流入を阻害することで、拡延性抑制を抑制するものと考えられます。 テラナス・ミグシス:同一成分(ロメリジン)の併売品です。 片頭痛予防の適応があり、最もメジャーな片頭痛予防薬と言ってもいいでしょう。 ほかのカルシウム拮抗薬と異なり、脳血管への選択性が高いため、降圧薬としての適用はありません。 効果が出てくるまでに1ヶ月くらいかかると言われますが、短期予防(月経やストレス、運動などが要因で片頭痛発作のおこりそうな期間がわかっている場合に、その期間だけ予防する)として、3日~1週間だけ使用するという使い方もあるようです。 前兆時の頓服によりその後の片頭痛発作を予防できたという報告もあります。 ワソラン・ヘルベッサー:ワソランの適応は不整脈と虚血性心疾患(狭心症・心筋梗塞)のみ、ヘルベッサーの適応は高血圧と狭心症のみでいずれも片頭痛予防の適応はありませんが、脳血管の拡張作用もあるため適応外でよく用いられます。 そして、片頭痛という形であらわれなくても、脳の過剰興奮がおきている場合もあります。 たとえば、加齢とともに脳の痛みに対する閾値が上ってくることにより、50歳くらいになると片頭痛が起こらなくなってくることがあります。 この場合、痛みを感じなくなっただけで、脳の中では片頭痛と同じ現象が起こっており、痛みがなくなったかわりに頑固な耳鳴りやめまいが起こるようになることもあります。 こういう人の場合、耳鳴りやめまいに対する一般的な治療が奏功せず、CTやMRIでも目立った異常がみつかりませんが、脳波検査をおこなうと、大脳全体の過剰な興奮が見られます。 このような症状について、近年、「脳過敏症候群」という新しい病名が提唱されました。 脳過敏症候群の定義は以下のとおりです。 マグネシウム:マグネシウムは細胞膜の安定化やミトコンドリアでのエネルギー産生機能に関わっている重要なミネラルです。 マグネシウムの不足は直接的に、あるいはミトコンドリアのエネルギー産生機能異常の結果として、細胞膜の不安定化を招き、細胞が興奮しやすくなります。 つまり、マグネシウムの不足により、片頭痛の原因となる脳の興奮がおこりやすくなるのです。 実際、片頭痛患者ではマグネシウムが不足しているというデータやマグネシウム摂取で片頭痛予防効果が出たというデータがいくつか出ていますが、マグネシウムは便秘の治療にも使われるものですので、下痢の副作用に注意が必要です。 ビタミンB2:ビタミンB2(リボフラビン)は生体内で活性型のFMN(フラビンモノヌクレオチド)やFAD(フラビンアデニンジヌクレオチド)に変換されて、ミトコンドリアでのエネルギー産生を担う酵素の一部(補酵素)としてはたらきます。 したがってビタミンB2の欠乏はミトコンドリアのエネルギー産生機能の異常につながり、マグネシウムの場合と同様に脳の神経細胞の興奮しやすさをもたらすと考えられます。 あるいはもっと少ない量でも効果があるかもしれません。 コエンザイムQ10(CoQ10):いわずと知れた人気のサプリメントです。 厳密にはビタミンではありませんが、「ビタミンQ」と呼ばれたりします。 上述のビタミンB2と同様にミトコンドリアでのエネルギー産生過程に関わっているので、その欠乏がミトコンドリアのエネルギー産生機構の異常、その結果としての神経細胞の興奮しやすさをもたらすものと思われます。 ナツシロギク(夏白菊、feverfew):ヒナギクの一種で、欧州や北米に自生する多年草。 古くから薬草として知られ、葉が炎症や頭痛、発熱の治療に用いられてきました。 葉に含まれるパルテノライドが有効成分で、これが血小板からのセロトニン放出を抑制し、片頭痛の前段階の血管収縮を予防すると考えられます。 ナツシロギクからパルテノライドを抽出してサプリメントにした「パルテノンV」というものがあります。 大阪大学医学部とベンチャー企業が共同開発したそうです。

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片頭痛予防をサプリで!効くのはマグネシウムとビタミンB2

片頭痛の予防に効果のあるサプリメント

片頭痛に対応するサプリ ビタミンB2は副作用ない 予防薬処方で発作防げる 平成20年10月16日掲載 質問 38才女性。 片頭痛で悩んでいます。 頭痛薬では治まらず、胃が荒れるのも困っています。 片頭痛の予防によいサプリメントはありますか? 回答 平成17年3月に発表された慢性頭痛診療ガイドラインに掲載されているサプリメントには、マグネシウム、ビタミンB2、フィーバーフューがあり、ある程度の片頭痛予防効果が期待できると書かれています。 マグネシウムは、もともと下剤として用いられ、一度に服用すると下痢を起こすことがあるので、数回に分けて摂取します。 ビタミンB2は、25ミリグラムの少量でも片頭痛予防効果があるという研究があります。 特に問題となる副作用もなく、経済的にも安価に使えます。 フィーバーフューは、ナツシロギクとも呼ばれるキク科多年草のハーブの一種で、古くから民間療法として片頭痛予防にも用いられてきました。 副作用はほとんどありませんが、子宮収縮作用があるので妊婦は避けてください。 生活上では、まぶしい光やうるさい音を避け、熱いシャワーを浴びるなどの温度差に気をつけます。 片頭痛の発作時には、ひと眠りするのは効果的ですが、睡眠をとりすぎるのは禁物です。 また、ワインやアイスクリーム、チョコレートなどの特定な食べ物は頭痛を引き起こすことがあるので、誘因となる場合には、極力食べるのを控えたほうがよいでしょう。 片頭痛は予防薬を服用するとかなり発作を防げます。 回数が多く困っているようでしたら受診し、予防薬を処方してもらいましょう。 大石順子 社団法人静岡県薬剤師会・医薬品情報管理センター主幹.

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汎兮堂Health: 片頭痛と脳過敏症候群

片頭痛の予防に効果のあるサプリメント

片頭痛の原因を1つずつ治して行きましょう。 偏頭痛の原因としては、以前から血管説、神経説、三叉神経血管説の3つが有力に主張されてきました。 まだ100%正確には解明されていませんが、最近は三叉神経血管系、脳幹部の下行性貪疼痛制御系、各種神経ペプチドが片頭痛に重要な役割を果たしていると考えられており、 「三叉神経血管説」が有力になりつつあります。 セロトニン受容体にも様々な種類があり、1Bと1Dという物質が偏頭痛の発病に影響しているという研究結果があります。 また、片頭痛の前兆として現れる症状は、以前は脳血管収縮による現象と考えられていましたが、現在は皮質拡延性抑制 CSD が原因であると考えられています。 「三叉神経血管説」は、1984年にモスコビッツという人が発表した説です。 頭蓋内にたくさん存在する神経終末という部分が、何らかの理由で刺激されて、血管作動性物質が放出されます。 それによって、 血管が拡張し、炎症が発生します。 この炎症が脳に伝達されて、痛み、悪心、嘔吐などの症状が現れます。 まだ100%確実な原因解明はされていませんが、 中枢性感作と末梢性感作の2つが頭痛に関連しているのは間違いないと考えられています。 片頭痛の原因として、一酸化窒素 、ヒスタミン、セロトニン、グルタミン酸、ドパミン、オレキシン、CGRPなどの神経ペプチドが関与していると主張されていますが、人と動物の実験報告が混在しており、人間の片頭痛の原因としてはまだ定かになっていません。 ただし、片頭痛の痛みが起こるきっかけになるパターンというのはある程度決まっているので、それをできるだけ避けるようにすれば、片頭痛を予防することができます。 それをこれから1つずつ説明していきます。 発症のきっかけになる原因を避ける 片頭痛の発作が発生するきっかけとなる原因には、さまざまなものがありますが、医学的にエビデンスの認められている原因としては以下のようなものがあります。 片頭痛の発生する状況には一定のパターンがあります。 日常生活の中で、誘発因子、憎悪因子をうまく取り除くことは片頭痛の予防につながります。 片頭痛持ちであると自覚している人は、以下の要因をできるだけ避けるようにして下さい。 精神的原因 ストレス、精神的緊張、疲れ、睡眠不足、睡眠過多などが片頭痛の誘発因子となります。 ストレスは片頭痛の大きな原因の1つであり、約60%の人がストレスを受けている時に、約25%はストレスから解放されたときに頭痛が起こると感じています。 睡眠に関しては、不足している場合だけでなく、寝過ぎることも誘発因子になることがあります。 規則正しい生活を心がけ、短くも長くもない一定の睡眠時間を決めてそれを守るようにしましょう。 約30%が睡眠不足、約25%が睡眠過多の時に頭痛が起こると感じています。 女性特有の原因 女性に特有の原因として、月経の周期と何らかの関係がある場合があります。 外部的環境原因 天候の変化(雨、台風などの低気圧)、急激な温度差などが偏頭痛を発生させる原因となります。 雨が降っていて、天気の悪い日に、偏頭痛が発生し、頭が重く体調の不良を感じることが多いです。 片頭痛患者の実に53%もの人が、天候の変化が片頭痛の原因になると感じています。 行ったことのない場所への旅行も、無意識のうちに精神的な緊張・ストレスを感じていますので、頭痛を誘発することが多いです。 頻回の旅行は、精神的なストレスも多いですし、疲れにもつながるので極めて偏頭痛の原因になる可能性が高いので、できれば控えるようにしましょう。 のページでも説明していますが、人混みで混雑した電車やバスの中、映画化、デパートなど酸素の少ないところに長時間いると脳の血管がたくさん酸素を取り込もうとして血管が拡張し片頭痛の誘発原因になります。 できれば、人混みのある場所を避けるようにしましょう。 風邪をひいた時、暑いところにいる時、運動したときなど、体温が上がる時にも血管が拡張するので、片頭痛が起こりやすいです。 休日や仕事が終わった後など緊張から解放される時には、交感神経の刺激が弱まり、血管の緊張が解けるため血管が拡張し、片頭痛が起こりやすくなります。 月経の時にも血管が拡張するので、片頭痛が起こりやすくなります。 休日に寝すぎたり、昼寝をしすぎたりした後も片頭痛が起こりやすいので注意が必要です。 睡眠不足だけでなく睡眠の取りすぎや睡眠リズムの乱れにも注意しなければなりません。 睡眠をとり過ぎると緊張が緩みすぎて交感神経が働かず血管が拡張するのが原因と考えられています。 食物原因 アルコール・酒は完全に偏頭痛の誘発原因になることが証明されています。 偏頭痛で悩んでいる人は、酒・アルコールを飲むのを止める、又は、少なくすることが必要です。 特に赤ワインには、痛みに関連するヒスタミン、血管拡張作用のあるアルコール、ポリフェノールが含まれており、それが頭痛の原因になるとの報告があります。 他にも、酒ほどの影響はありませんが、チーズ、チョコレート、柑橘類、ナッツ類、カフェインの多く含まれているお茶、コーヒーなども頭痛に影響があると言われています。 脂肪・脂の多い食べ物などを多く食べる人も偏頭痛持ちの傾向があるとの報告もあります。 ただ、アルコール・酒以外は個人差もありますので、頭の隅においておいて、少し控えめにするという程度で様子を見るのもいいでしょう。 片頭痛と食べ物の関係についての詳細は、をご覧下さい。 食事に関しては、むやみに制限をするとかえってQOL Quality of Life を下げてストレスになり、それが片頭痛の原因になることもあるので、アルコール以外はそれほど気にしすぎる必要はありません。 無理のない範囲でバランスのとれた食事を摂ることが予防になります。 片頭痛の共存症 comorbid disorders 片頭痛にはいくつかの共存症があり、それが原因で片頭痛が引き起こされている可能性があると考えられています。 ただ、共存症については、以下の4つのパターンがあるため、片頭痛の直接の原因になっているかかどうか、はっきりしないものもあるので注意が必要です。 偶発的に共存している場合。 共存症が片頭痛の原因になっている、または片頭痛が共存症の原因になっている。 共通の原因によって、片頭痛および共存症が起きる。 ある遺伝的要因と環境的要因が特定の脳の状態を惹起し、それが片頭痛または共存症の原因になっている。 まず、片頭痛の人には高血圧の人が多いという報告があります。 ただ、片頭痛の人も高血圧の人も多いため、これは偶発的である可能性が高いと考えられています。 次に、 前兆のある片頭痛の人は、脳梗塞、虚血性脳卒中のリスクが増加する傾向にあると考えられています。 特に、 45歳未満の若年女性、喫煙者、経口避妊薬(ピル)を使用しているとさらにリスクが増加するので、注意が必要です。 前兆の無い片頭痛の人は、脳梗塞や虚血性脳卒中のリスクは増加しないとされています。 また、 大うつ病、双極性障害(躁鬱病)、不安障害などの精神的疾患と片頭痛については、有意な相関が認められています。 ですので、うつ病などの精神疾患を患っている人は片頭痛に注意しなければなりませんし、反対に片頭痛の人は、精神疾患を患うことに注意しなければなりません。 最後に、てんかん、喘息、アレルギー性疾患、下肢静止不能症候群 restless legs syndrome 、自己免疫疾患、メニエール病、子宮内膜症、胆道疾患、腎結石、甲状腺疾患、線維筋痛症、慢性疲労症候群などの疾患と片頭痛の相関が注目されていますが、まだ今の段階では医学的な根拠は認められていません。 偏頭痛の治療法 前述のように偏頭痛の原因は、血管作動性物質が放出されることによって血管が拡張されることによる炎症です。 したがって、治療法としては、 血管作動性物質の放出を抑制し、血管を収縮させることです。 なので、軽度の片頭痛の場合には、市販薬であるバファリンなどの消炎鎮痛剤が効きますが、中度から重度の片頭痛発作の場合には市販薬はほとんど効果がありません。 最近は、病院で処方してもらう必要がありますが、トリプタンという薬が出てきて非常に効果があります。 トリプタンについては、をご覧下さい。 できるだけ薬を使いたくないという人や、できるだけお金をかけずに片頭痛を予防したいという人にはサプリメントがおすすめです。 片頭痛に効果があると医学的に認められているサプリメントは、フィーバーフュー、ビタミンB2、マグネシウムなどです。 それらが、全て含まれているサプリメントがありますので、薬を使わず安価に予防したい人にはおすすめです。

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