パニック 障害 対応。 【初期対応】パニック障害かな?と思ったらすべきこと【症状チェック】

発達障害にパニック症状について。起きやすいときと8つの対処法

パニック 障害 対応

最近は、精神疾患に対する理解も広がってきたため、付き添いのご家族が一緒に診察に来て下さることも増えてきました。 奥様や夫様、親御様が病院まで付き添ってくれたり、、診察にも同席してくれたりして、家庭での様子を教えてくれます。 また、仕事が原因で精神疾患を発症してしまったケースでは、職場の上司やメンタルヘルス担当者が同席してくれることもあります。 患者さん本人だけでなく周囲の方々からも情報を頂けると、診察の精度が上がります。 そのため親しい方が診察に同席してくれることは、私たちとしても非常に助かっています。 ところで、このように患者さんに同席される方から、必ず聞かれる質問があります。 それは「私たちはどのように接していけばいいでしょうか」「良い接し方と悪い接し方を教えてください」などというものです。 精神疾患に対する理解は広まったとはいえ、まだまだ精神科の病気って一般の方にとっては「よく分からないもの」のようです。 こころの病気だから、自分の不用意な一言で病気を悪化させてしまうのではないかという心配から、恐る恐る接している方は少なくないでしょう。 しかし、実は精神疾患の患者さんだからといって、接し方で特別気を付けることは多くはありません。 基本的には普通に接していただいて問題ないのです。 今日は、パニック障害の患者さんに対して、周囲の人はどのように接すればいいのかをお話させていただきます。 1.基本的には普通に接するべき パニック障害の患者さんと接する時、特に注意すべきことはありません。 基本的には、いつも通りの接し方で問題ありません。 「問題ない」というよりも、いつも通り自然に接して頂くことが望ましいです。 精神疾患にかかってしまった患者さんと接する時、みなさんがよくしてしまう間違いが「患者さんに気を遣いすぎる」ことです。 何がきっかけで気持ちを傷つけてしまうか分からないからと、まるで腫れものに触るかのように恐る恐る接してしまう方は少なくありません。 しかし、こういった接し方は絶対にしてはいけません。 その接し方の不自然さは、必ず患者さんに伝わってしまうからです。 パニック障害は、不安障害(不安症)に属する疾患で、「不安」が原因にあります。 そのため、 パニック障害の患者さんは不安を感じれば悪化しますし、反対に安心を感じることが出来れば改善していきます。 この事を理解していると、患者さんに対してどのように接すればいいかが見えてきます。 患者さんに対して、必要以上に気遣ったり、腫れものに触るように恐る恐る接することで、患者さんはどのように感じるでしょうか。 「こんなにみなさんに迷惑をかけてしまって申し訳ない」「自分の病気のせいでみんなにこんなに迷惑をかけてしまっている」と感じるのではないでしょうか。 これは安心を生み出しません。 むしろ不安を生み出してしまいます。 このような接し方をするのではなく、いつも通りに接してあげた方が安心できるはずです。 私たちは一番安心できるのは「いつも通りの家族」「いつも通りの友人」と接している時で、「ビクビクした家族」「恐る恐る話しかけてくる友人」ではありません。 家族であれば、いつもと同じ、家庭の雰囲気を作ってあげてください。 友人であれば、いつもと同じように接してあげてください。 それが患者さんが一番安心できる環境のはずです。 2.本人の苦しみを分かろうとしよう パニック障害では普通の人が恐怖を感じないような場所、状況で恐怖を感じてしまいます。 これは「普通」ではありません。 だからこそ「普通の人」にはこの恐怖の気持ちが分からないものです。 「なんで電車の中が怖いのか理解できない」 「なんでエレベーターに乗れないのか全く分からない」 このように感じられるかもしれません。 実際にパニック障害になってみないと、患者さんの気持ちというのは100%は分からないでしょう。 しかしだからといって、「私にはあなたの気持ちは全く分からないよ」といった態度はとらないでください。 あなたにもきっとすごく怖いと感じるものがあると思います。 パニック障害の場合、それが電車やエレベーターの中になってしまうのです。 パニック発作を起こすとうまく息が吸えないような感覚に陥り、このまま死んでしまうのではないかと思う事があります。 実際に経験してみないとこのつらさは分からないかもしれませんが、「街中で突然酸素がなくなって呼吸できなくなってしまう」という状況を想像してみてください。 ものすごい恐怖である事が想像できませんか。 これと同じような事が突然起こるとしたら、それは毎日毎日が不安で仕方ないのも理解できませんか。 パニック障害の方の気持ちを100%理解する事は難しいでしょう。 しかしこのように自分なりにで構いませんので、患者さんの「つらい」「苦しい」という気持ちを理解しようという姿勢を持ってあげて下さい。 自分のつらい気持ちを分かってもらえるという事は、患者さんにとって安心となり心強さとなります。 3.パニック発作を起こした時の接し方 患者さんとの接し方で、もう一つ注意しなくてはいけないのが、パニック発作を起こした時の接し方です。 パニック発作は、不安が高まると突然生じます。 ・電車内、バス、飛行機 ・歯医者、美容室 ・映画館 ・レストラン ・その他、狭くて暗い場所 など「閉じ込められたと感じるような場所」で起こりやすいと言われていますが、それ以外の場所でも生じることはあります。 パニック発作は、患者さんが突然に息苦しさや動悸、気が遠くなりそうな感じを訴えて、見ているととても苦しそうであるため、周囲の人も慌ててしまいます。 しかし、患者さんがパニック発作を起こした時、周囲の人は絶対に慌ててはいけません。 周囲の方がとるべき態度は「冷静におちついて対応すること」です。 パニック発作は、不安が高まった時に生じやすいとお話しましたが、不安が高いままであれば発作はなかなか落ち着きません。 しかし安心を感じることができれば徐々に落ち着いていきます。 本人は、パニック発作が起きて不安で頭がいっぱいになっています。 その中で周囲も慌てふためいてしまえば、患者さん本人の不安はどんどん高まってしまいます。 反対に、周囲が冷静に落ち着いていれば、患者さんも「この人がそばにいれば大丈夫だ」と感じられるため、安心しやすくなります。 そのため、患者さんがパニック発作を起こしたら、慌てずに冷静に対応しましょう。 ゆっくりと落ち着いた声で「大丈夫だからね」「私がそばにいるから安心して」と声をかけてあげてください。 「大丈夫だよ、すぐに落ち着くからゆっくり呼吸して」と冷静にアドバイスしてあげましょう。 人ゴミなどでパニック発作が起こってしまった場合は、可能であれば、人の少ない場所に運んであげてください。 もし横になれる場所があれば、横にしてあげるのもいいでしょう。 本人が発作が起きた時に飲める頓用のお薬を持っているかもしれませんので、確認してあげてください。 「お薬持ってる?どこにあるの?飲ませてあげるね」と。 パニック発作は必ず落ち着きます。 パニック発作で死んでしまったり、重篤な後遺症が残ることは絶対にありません。 本人と一緒に慌ててしまってはいけません。 本人がいくら慌てていても落ち着いて冷静に対処して下さい。 【メンタルヘルス向上のヒント】 【こころの病気】 - - - - -恐怖症 -- -- -- -- -- - - - - - - 【こころと身体の病気】 【お薬()】 - - -- -- -- - --超短時間型 --- --短時間型 --- --- --- --- --中時間型 --- --- --- --- --- --- --長時間型 --- --- -メラトニン受容体作動薬 -- -オレキシン受容体拮抗薬 -- -三環系抗うつ剤 -- -- -- -- -- -四環系抗うつ剤 -- -- - -- -- -- -- -- - -- -- -- - -- -- -その他 -- -- -- () - - - - - - - - - - - - - - 抗精神病薬 - -- -- -第2世代抗精神病薬 -- -- -- -- -- -- -- -- -- - - - - - ADHD治療薬 - 抗酒薬 - 漢方薬 - - - - 向精神薬の副作用 - - - 【精神科への受診】 【こころの検査】 【治療法】 【精神疾患と取り巻く制度】.

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パニック障害の方への接し方(家族の方へ)│うつ病・パニック障害治療ガイド

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パニックとは パニックとは突発的な不安・恐怖心・ストレスを受けることで、混乱してしまう心理状態です。 パニックに陥ると外部からの情報を取り入れることや、取り入れた情報を脳が正常に処理することが出来なくなり、思考の停止や低下が見られます。 そのため周囲の人から注意を受けたり落ち着くように声を掛けられても、全く伝わらなくなってしまいます。 脳機能が正常に動かないため、本人の意図しないからだの動きや言葉を発する事もあります。 パニックの際には『自分の体を叩く』『自分に噛み付く』『頭を壁や床などに打ち付ける』などの自傷行為、他人を『叩く』『引っかく』『噛み付く』などの他害行為、物を叩いたり投げつけてしまう行為、暴言や奇声など大きな声を出す行為などが見られます。 関連ページ 関連ページ 関連ページ パニックの種類 パニックの種類は大きく分けると4つの種類に分類することができます。 癇癪(かんしゃく)・泣き喚く この種類のパニックは、小さい子どもが癇癪を起こして泣き叫ぶようなパニックです。 泣く以外にも大きな声を出してわめいたり、寝転んで手足をばたばたしてしまうこともあります。 この場合声などをかけても聞こえていないため、本人が落ち着いたりクールダウンできるまで見守ってあげる必要があります。 自傷行為 パニックになると自分を傷つけてしまう自傷行為を行う場合があります。 自傷行為には『自分の顔や頭を叩く』『自分の手足に噛み付く』『髪の毛をむしる』『頭や顔を壁や床に叩きつける』『すごい勢いで後ろにひっくり返る』『壁に向かって走る』『自分を引っかく』などの行為が見られます。 また、『自分が死ねばよい』『自分は役立たず』『生きている意味が無い』など言葉で自分を傷つける自傷行為を行う事も見られます。 パニックで自傷行為が見られる場合には、落ち着くまで本人の安全を見守る必要があります。 また、自傷行為を行っている際に本人へのダメージが大きい場合には、身体を保護してあげる必要があります。 頭や顔を叩いてしまう場合には(パニックが予想される際に)ヘッドギアを装着する、手に軍手など厚手の手袋をつける、床などに頭を打ち付けてしまう場合には床に布団やクッションを敷くなどがあります。 関連ページ 他人や物への攻撃 他人へ危害を与える他害行為や他障行為を行うパニックや、物にあたったり物を投げてしまうパニックを引き起こす場合もあります。 他人への危害には『殴る・蹴る』『噛み付き』『つねり』『引っかき』や、『あっち行け』『死んでしまえ』『嫌いだ』など言葉での攻撃がみられます。 物にあたってしまう場合には『棚や壁などを殴ったり蹴ったりする』『本を破く』『自分の服に噛み付いたり破く』『物を投げる』『机や棚に並べてあるものをなぎ倒す』などがみられます。 このようなパニックが見られた場合には、まず周囲の人や物に危害が出ないようにすることが必要になります。 周囲に人が居る場合には十分に距離をとったり、別室に非難させます。 できればパニックを起こしている人が目に入らない別室に移動させると、パニックを起こした本人の為にも良いです。 また、ガラスや刃物やペンなど怪我に繋がるようなものが近くにある場合には直ぐに片付ける必要があります。 また、近くに投げてしまうようなものやなぎ倒してしまうようなものが有る場合にも、移動ができるなら移動させるようにしましょう。 関連ページ かたまる パニックにより思考が停止状態になってしまい、固まってしまう事もあります。 思考が停止してしまうと周囲の問いかけも耳に入らず、体も動かなくなってしまうため、しばらくボーっと立ち尽くしたり、その場でしゃがみ込んで動けなくなってしまいます。 一見ふざけているように見えたり、話を聞いていないように見えても、本人の中ではパニックに陥っているということもあります。 このような場合も本人が落ち着いて意思を取り戻すまで、見守ってあげると良いでしょう。 パニックの原因 パニックの原因には「突然の予定の変更」「嫌な音が聞こえた」「物事を注意された」「やりたいことを阻まれた」「楽しかったり怖かったりと非常に興奮した」「物事に対して我慢が出来なくなった」「暑い・寒い」「不快な音が聞こえた」「おなかがすいた」等が有ります。 また、今現在の事でなくても過去のことを急に思い出し、それが原因でパニックになる場合もあります。 関連ページ: 健常児であれば、声に出して文句を言って気持ちをコントロールしたり、物や他人に八つ当たりをしてストレスを発散することができますが、発達障害や自閉症の子供は気持ちをコントロールすることが出来ずパニックになってしまます。 パニックになりやすい場面 パニックになりやすい場面には「状況がわからずに混乱する」「不快なことを感じる」「長時間の頑張りや疲労の蓄積」「要求されていることがわからない」「自分の要求が通らない」などがあります。 状況がわからない事によるパニック 状況がわからずに混乱する場合には、「急な予定の変更」「たくさんの人がばらばらに動いている場面」「途中から集団活動に参加した」などが当てはまります。 不快によるパニック 不快なことを感じる場合には「暑さ・寒さ」「大きな音」「他人から叩かれた」「空腹」「のどの渇き」「眠い」などがあります。 感覚過敏などの特徴があるとこの理由によりパニックが引き起こされることもあります。 不長時間の頑張りや疲労の蓄積によるパニック 苦手なことや不得意なことを長時間頑張ると、疲労やストレスがたまり、それが爆発することでパニックを引き起こすことがあります。 疲労やストレスの原因には肉体的な疲れのほか、精神的な負担も原因のひとつとなります。 要求された事が不明なためのパニック 要求されていることがわからない場合には「相手からの指示が不明で混乱する場合」「学習の内容がわからない」などが当てはまります。 自分の要求が通らないためのパニック 自分の要求が通らないと自分の欲求が満たされないことと、相手に理解してもらえないことのストレスから、小さい子どもの癇癪のようにパニックを起こすことがあります。 パニック時の行動や様子 パニックを起こしてしまった際には、以下のような状態や行動が見られることがあります。 泣き出す• しゃがみ込む• 立ちすくむ• 大きな声を出す• 何度も同じ言葉を繰り返す• 服やタオルをかむ• 自分の手や腕をかむ• 自分の頭や顔を叩く• 自分の髪の毛を引っ張ったり抜く• 自分の頭や顔を壁や地面に打ち付ける• 物を投げる・物を壊す• 棚から物を落とす• 他人に八つ当たりをする• 暴れる• 暴言や汚い言葉を言う• 自虐的な言葉を言う パニックは「泣いたり」「立ちすくんだり」と他人に影響がない物もありますが、場合によっては自分を傷つける「自傷行為」を行ったり、物を壊したり他人に危害を加えてしまう場合もあるので注意が必要です。 パニックの対処法 パニックが収まるまで見守る パニックになってしまった場合、基本的に外部からの情報を受け入れることが出来ないため、周囲の人の声かけや指示は入りません。 そのため、安全に見守ることが重要となります。 無理にとめようとしたり落ち着かせようとしてパニックを起こした子に近寄ると、攻撃をされたり、ストレスを感じて余計に混乱してパニックになる事もあるので注意が必要です。 本人と周囲の人への安全の配慮 パニックになってしまった場合には、まず本人やその周りに居る人への安全を配慮します。 パニックになった本人が移動できる場合には静かな個室などに移動し、クールダウンして落ち着かせます。 パニックになった本人が移動できない場合には、周りの人を近づけさせないように別室や安全な場所に移動さ危害を受けないように配慮します。 パニックになってしまう子が居るのが予め分かっている場合には、移動できる別室を用意したり、包まれる布団を用意したりと自主的にクールダウンできる環境を整えることも重要です。 自傷行為への対応 本人が頭を壁や床に打ち付けたりしている場合には、間に座布団やタオルなどをあてがい怪我をしないように配慮します。 原因の対応 パニックになってしまった直接の原因がわかる場合には、その物事に対して対応を行うのが効果的です。 何かの音がうるさい場合には音源を止める、暑い場合や寒い場合には室温を調整する、空腹や喉の渇きが原因の場合には飲食を取らせるなどがあります。 クールダウンを行う パニックになってしまった場合は個室などの静かな部屋や場所に移動し、本人がクールダウンして落ち着けるように促します。 また、布団にもぐる、水を飲む、安心できるグッズを与えるなど、本人が落ち着ける物を用意する事も効果的です。 まとめ 一見パニックには原因がわからない事もありますが、子供が何かしらのストレスを抱えているのは間違いありません。 パニックを起こしてしまうと周囲の人は理由もわからずいきなりパニックになったと思ってしまいますが、パニックを起こした場合にはかならず理由がありそれを本人が対処できずにパニックとなります。 パニックになった場合は、周囲の状況や環境、行動の前後関係も含めて観察することで、原因を絞る事も出来ます。 パニックをなくす事は難しいですが、パニックを出来るだけ起こさないようにする配慮や、本人が混乱した際に対処できるよう学ばせる事も必要となります。

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発達障害の子のパニックや奇声の対応や予防!

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【上司・同僚向け】仲間がパニック障害を起こした時の対応・言葉とは パニック障害の原因は個人によりさまざまなケースがある パニック障害を抱えながら働く方がいる とは、突然の動悸やめまい、発汗、吐き気などの発作症状に見舞われ、生活に支障をきたすほどの状態に陥る精神障害です。 症状がひどくなると、「このまま死んでしまうのではないか」という不安感に襲われます。 原因は当事者の方によってさまざまです。 社会的要因や心理的要因、さらに最近では脳機能の異常による身体的要因も関係していると考えられています。 このような障害に苦しみながらも、懸命に働いている方がいます。 あなたの職場にも、パニック障害を抱えながら仕事をしている方がいるかも知れません。 参考: 参考: 突然苦しそうな姿を見ても、対処法が分からない パニック障害を持つ方は、必ずしも見た目で分かるということはありません。 むしろ、普段は他の方と同じように仕事をしている方もいます。 しかし、当事者のパニックになる「原因」に触れてしまうと、突然状態が急変します。 このような場面にあなたが直面したときに、どのように対応すればよいのでしょうか? 今回は、このような事態に適切な対応ができるようになるために、 〇パニックを起こした方にどんな対応をすればよいか・どんな言葉をかけるべきか 〇パニックを起こした方にしてはいけない対応・言ってはいけない言葉 をご紹介します。 パニック障害の症状はさまざまなものがあります。 見た目で分かりやすいものもありますが、当事者の様子をよく見ないと分からない症状もあります。 まず、職場でパニックになっている可能性が高い状態をご紹介します。 【要対応】職場で見られやすいパニック障害の症状 顔色が悪く、不自然に汗をかいている 特に暑くもないのにものすごい汗をかいている場合や、血色を失ったように顔色が悪い場合があります。 体が震えている、またはじっとしていられなくなる 突然体が震えている場合、手や肩など一部が震えている場合があります。 不安と興奮状態が高まり、じっとしていられないケースもあります。 過呼吸状態、呼吸が荒くなっている 激しい運動したように呼吸が荒いことや、何かに追い詰められているかのような切迫感があります。 突然うつむく、頭を抱えるなど苦しそうにしている 突然うつむくことや頭を抱えるなど、苦しそうにしている場合があります。 このような状態の方がいた場合、パニックに苦しんでいる可能性があります。 さて、どのように対応してあげるべきなのでしょうか。 パニック障害を持つ方への対応、かける言葉 1 呼吸を落ち着かせてあげる まずは呼吸を落ち着かせてあげましょう。 一度に収めようとするのではなく、徐々にパニックをフェードアウトさせていく感覚で寄り添ってあげることが大切です。 2 パニックで死ぬことは有り得ないと伝える 当事者の方は、「このパニックで死んでしまうかもしれない!」という強い不安に襲われています。 しかし、パニック障害の多くは、短時間で収まります。 「パニックで死ぬことはない」と言葉をかけることで、当事者の方が安心します。 3 いったん、パニックになる原因から遠ざけてあげる パニックになる原因が明確な場合、一時的に原因から遠ざけてあげましょう。 【例】 当事者にとって不快な音を聞いてしまいパニックになったようだ。 いったん別のフロアに移動して回復を待つ。 など このような事態を早期に対応できるために、普段から当事者の方が「どんな原因でパニックになるのか」を確認しておきましょう。 場合によっては、パニックの原因を起こさないようにできる可能性もあります。 4 パニックは自然に収まるものと伝え、当事者のペースで回復を待つ 当事者の方は「いつ終わるか分からない」状態から「死んでしまうかも」という考えに至りやすいです。 ほとんどのパニックは、短時間で自然に収まります。 「自然に収まる」旨を伝えてあげましょう。 それだけでも当事者の方が安心できます。 参考: 【要注意】パニック障害の方にしてはいけない対応・言葉 1 気のせい、気にしすぎなど、当事者の方を否定してしまう パニック障害は「気持ちの問題」とは言い切れません。 社会的要因や脳の機能の問題など、様々な要因があります。 「パニックなんて気のせいだ」「パニックなんて君が気にしなければ済むものだ」など、当事者の方を否定するような言葉はかけてはいけません。 このような言葉から、「あなたには理解されない」と当事者の方が感じてしまうとしましょう。 以降、「あなたそのもの」がパニックの原因になるケースもあります。 あなたと顔を合わすだけでパニックになる可能性があるということです。 そのため、当事者の方が安心できるよう、苦しみに寄り添ってあげることが大切です。 2 対処したのち、収まる前に当事者ひとりにさせる あらかじめ当事者のパニックの原因が分かっている場合、原因を解消させたあとにひとりにさせるケースがあります。 「もう原因はなくなったから、落ち着いたら戻ってきて」のように、回復を待たずに一人にさせることは危険です。 当事者の方をひとりにしてしまうと、孤独に襲われパニックがひどくなる可能性があります。 収まるまで、寄り添ってあげることが大切です。 ただ、あなたの仕事が滞ってしまうと弊害も出てしまいますので、症状が長引くようであれば救急車を呼ぶなどの対応を行ってもよいかと思います。 3 強引にパニックを止めようとする 「時間がないから」「早く治してあげたい」などの理由で、当事者の方を無視して強引にパニックを収めようとしてはいけません。 この行為も先ほどお話しした「当事者を否定する」行為になります。 症状が悪化するおそれがありますので、自然に収まるのを一緒に待ってあげることが大切です。 4 普段から、当事者に抑制させようと促す パニック障害を改善させようと、症状を抑えるように促してはいけません。 当事者の方は「パニックになってはいけない」と意識することで、さらにパニックになりやすくなります。 「改善させるために何かアドバイスしたい」という好意のつもりで言っていても、逆に相手を追い詰めてしまいます。 まとめ 【仲間がパニックになったら、パニック障害の原因を緩和できる環境に移動させてみる】 いかがでしたでしょうか。 これまで普通に仕事をしていた方が、突然パニックになったとしましょう。 あなたがパニック障害を知っていたとしても、驚き、動揺してしまうと思います。 それぐらい、パニックは突然にやってきます。 そのため、日ごろから職場の方で対応法などを共有して、冷静に対応できるように準備しておきましょう。 できる限り複数の方で対応してあげる環境があると、当事者の方も安心できます。

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