ヤモリ 飼い方。 ヤモリの飼い方|飼いやすい種類・餌の与え方は?

トッケイヤモリの飼育方法、特徴や飼育に必要な設備を紹介

ヤモリ 飼い方

<目次>• アカハライモリの生態 アカハライモリは日本を代表する両生類の有尾類と考えて差し支えないでしょう。 飼育方法を考える前に、まずはアカハライモリのことを勉強しましょう。 アカハライモリ(ニホンイモリ) 上:オス 下:メス アカハライモリの属する有尾類(有尾目Caudata)の仲間は世界中に350種ほど知られていて、日本にはイモリ Cynops属の2種とイボイモリ Echinotriton属の1種が分布しています。 アカハライモリ Cynops pyrrhogaster(ニホンイモリ)は南西諸島のシリケンイモリ Cynops ensicaudaとともにイモリ属に属する種類です。 世界中に日本にしか分布しない固有種で本州・四国・九州とそのまわりの島々に広く分布しています。 平地から山地の水のきれいな水田や小川、池など流れが緩やかな水中で生活しています。 基本的に水中生活者で、ほとんど自ら好んで陸上に上陸することはないようです。 本来は日本中のいたる場所で見ることができたらしいのですが、平野部の都市化が進んだせいか、少なくとも私が住んでいた神奈川県の平野部では自然下で見たことはありませんでした。 宮崎県に来て、はじめて野生のイモリを見た感動は今でも忘れられません。 食性は肉食性でオタマジャクシやミミズ、昆虫などを貪欲に食べています。 行動の時間帯は決まっていませんが、どちらかというと夜行性で、繁殖期には夜になるとおびただしい数のイモリを水田や周辺の側溝で見かけることがあります。 アカハライモリは有尾類としては、やや小型の部類に属し、尾まで入れると全長はオスが80から100mm、メスはオスよりもやや大きくなり最大で130mm程度です。 外見の特徴は、何といってもその腹部の鮮やかな赤色でしょう。 一般的な個体は背面が黒色で地味ですが、腹面はオレンジ色から鮮やかな赤色です。 これらの体色や斑紋は個体差が大きく、背面に赤色が入る個体や、逆に腹面が黒っぽい個体などバラエティに富みます。 この鮮やかな腹面の色と、飼育のしやすさのため海外の有尾類マニアの間では高い人気があります。 アカハライモリの繁殖行動 アカハライモリといえば、有名なのが繁殖行動です。 繁殖期になると、オスは青紫色の美しい婚姻色を発色し、情熱的にメスを誘って想いをとげようと努力をします。 その繁殖行動は尾をくねらせたりと見ていて飽きない(というか同性として応援したくなる)のですが、詳しくは本などを読んでいただくか、実際に飼育して観察してみて下さい。 さて、このオスの情熱的な求愛行動の様子から、イモリは異性をひきつけるための「惚れ薬」として昔からよく知られています。 黒焼きにして食べるとか、煎じて飲むとか。 もちろん一笑に付されるようなお話なのですが、実は最近になってから、このイモリの「媚薬」効果は、ある意味真実であったとも言えることが明らかになりました。 イモリのオスはメスをその気にさせるために「フェロモン」を分泌していることがわかりました(普通、どんな動物でも繁殖の時は分泌しているんですけどね...)。 で、有名なのがこのフェロモンの名前です。 両爬ファンならおなじみの「 ソデフリン」です。 実はこの名前、万葉集にある額田王の有名な和歌「 茜さす紫野行き標野行き 野守は見ずや 君が袖振る」にちなんで名付けられました。 どうちなんでいるのかを知りたい、よい子のみなさんは自分で調べてみましょう! 何にしてもなかなか粋な名前であり、イモリがいかに日本人にとって親しみのある生き物かをうかがうことができます。 念のためお断りしておきますが、このソデフリン、イモリのメスにしか惚れ薬としての効果はありませんので私たち人間の男は意中の女性を振り向かせたいと思ったら、イモリなんかに頼らず男を磨いて努力をしなさい、ってことです。 アカハライモリを飼育する魅力 では、そんなアカハライモリを飼育することの魅力は何でしょう。 ・美しい体色 アカハライモリは背中から見ると地味な色ですが、もちろん腹側の赤色は派手で、目を引くほどに鮮やか。 地味な体色をした日本の両爬が多い中、文字通り異彩を放つ存在といっても良いでしょう。 先日、この記事のために、採集地である近所の水田でイモリの写真撮影をしていたのですが、その時に地元のおばあちゃんが通りかかって、声をかけてきました。 その時に 「へー、こうやってあらためて、腹を見るとキレイでかわいいんだねぇ」 と関心をしていました。 いつも水田の管理をしている時は上からしか見ないので、意外にイモリの赤い腹を意識することが少なかったのかもしれません。 ・飼育が易しい アカハライモリは両爬の中では比較的、飼育が易しい部類に入れても構わないでしょう。 特に、ほとんど完全水中生活者と言っても差し支えないために、高価な両爬専用の飼育器具を必要とせず、安価で良質の観賞魚用の飼育設備で飼育できます。 また、観賞魚飼育のノウハウも飼育に応用できるのも助かります。 さらに小型であるため飼育設備が大規模にならないことも魅力です。 ・長寿である 意外に知られていないのですが、アカハライモリはうまく飼育すると大変長生きします。 一般に有尾類の仲間というのは代謝が不活発であるため長寿である場合が多いのですがアカハライモリも例外ではないのです。 中には飼育下で25年以上生きている例もあるようです。 ・繁殖が可能 繁殖させてどうするのか、と思われるかもしれませんが、アカハライモリは飼育下で繁殖しやすいというのも魅力といえます。 話は逸れますが、生物学の実験ではよくイモリが使われます。 高等学校では「発生」の単元でなかなかエグい実験に使われることも多いのです。 つまりこのように実験動物として使われることも多いのですから、そんな意味でもイモリの飼育や繁殖法に関してノウハウを蓄積していくことは、決して無駄であるとは思いません。 私たちの飼育が、いつか自然科学の進歩に役立つ可能性だってないとは言えないでしょう。 以上のようにイモリの魅力は多いのですが、総合すると 「あらゆる両爬の中で、もっとも初心者の飼育の対象として勧めることができる」 と言えるのではないでしょうか。 いくつかの注意点を守りさえすれば 「キレイ」「飼育しやすい」「丈夫」「長生き」「小さい」「繁殖しやすい」「よく動く」「入手しやすい」と、飼育初心者に両爬飼育の楽しみを比較的手軽に実感できる生き物であると言えるでしょう。 飼育下のイモリ アカハライモリの飼育に必要なもの(水槽、飼育環境、レイアウト例) さて、そんな日本が誇る魅力的なアカハライモリの飼育を楽しむにはどんな準備が必要なのでしょう。 ・飼育容器 大きさは45cm程度もあれば十分です。 ケース選びでもっとも大切なことは しっかりとフタができることです。 そう、イモリはヘビに次ぐ脱走の名人なのです。 イモリは吸盤などを持っているわけではないのですが、体が粘膜でおおわれていますのでケースの角を使ってどんどん上っていきます。 この時にケースとフタの間にすき間があると、脱走されてしまいます。 ガラス製の観賞魚用の水槽は見た目もキレイなのですが、ピッタリとあうサイズのフタが少なく、不安が残ります。 もちろん通気性を確保するために、網や細かいスリットが必要になります。 くれぐれもガラスのフタなどで密閉しないようにしてください。 そのためイモリの飼育にはしっかりとフタができる市販のプラケースがもっとも適しています。 45cmのなら2000円程度で購入できます。 飼育ケースの中で飼育できるイモリの数は、45cmで2~3ペア(4~6匹)、60cmで3~5ペア(6~10匹)程度が適当でしょう。 ・床材 特に必要ありませんが、目のあらい川砂(大磯砂など)を5mm~1cm程度に薄く敷くと見た目がキレイです。 厚く敷いてしまうと汚れがたまりやすく掃除が大変になりますし、生きた餌を与えた場合に砂の中に潜ってしまい、イモリが餌を食べににくくなってしまいます。 ・照明 特に必要ありません。 ただし、大型の飼育ケースで水草などを使ってレイアウトして、鑑賞を重視する場合には照明を使うとイモリの美しさがより引き立ちます。 特別に紫外線を必要としているわけではありませんので、爬虫類用の高価な蛍光灯ではなく、観賞魚用の蛍光灯を利用すると良いでしょう。 ただし、蛍光灯とは言えかなりの熱が発生します。 水温計を必ず設置して温度管理を行い、タイマーなどで管理するとさらに良いでしょう。 ・保温器具 イモリに限らず有尾類は高温に弱いのが一般的です。 保温をする必要はありません。 ・ろ過装置 観賞魚の場合は水質の管理にろ過装置を使うのが一般的ですが、イモリの場合はこまめに水を換えることを心がければ特に必要はありません。 いつも言うように「水換えに勝る『ろ過』は無し」です。 しかし、60cm以上の水槽などで飼育したり、観賞用に水草などを入れて複雑にレイアウトしている場合は、こまめに水換えを行うのは困難ですから、ろ過装置を使うことになります。 この場合は、そもそも強い流れを好まないイモリのことを考えて、強い水流が生じるようなろ過器は避けたり、設置場所に工夫をして流れが弱くなる場所をケース内に作ってあげましょう。 基本的には、水槽の中に設置する投げ込み式のろ過装置で十分でしょう。 ・レイアウト 飼育ケース内は陸場と水場が必要になります。 と言っても、別にケース内を明確に陸地と水場を作ってアクアテラリウムにする必要はありません。 陸地は水に浮かぶモノを浮かせておけばそれで事足ります。 水場の水深は15~25cm程度が基本ですが、これよりも深くても構いませんし、浅くてもいいでしょう。 ただし深くした方が水質や水温も安定しますし、万一水が干上がってしまうというような事故も未然に防げます。 何よりイモリが泳いだりして活動的になってくれるでしょう。 陸場は市販されている流木やプラスチック製の「カメの浮島」などを利用して、水場に浮かせると、その下がイモリたちの隠れ家になったりするし、水量も確保できますから一石三鳥です。 水場と陸場の上から見た時の面積の割合は水場:陸場=2:1くらいでいいでしょう。 ただし、横から見れば陸場は浮島ですのでほとんどが水になります。 飼育ケースの様子 ・水草 イモリは産卵をする時に、水草に卵を産み付けます。 そのため水草を入れておくと繁殖につながりますし、何よりも見た目にも美しくなります。 イモリは水草や水中の落ち葉やコケに卵を包むように産卵するため、水草は葉の幅の広く柔らかいものを選びましょう。 アナカリス(オオカナダモ)で十分でしょう。 生息地に生えている水草もいいのですが、水槽内での育成が難しい種類が多いので注意をします。 水草を入れると見た目にも楽しい ・エサ 自然では生きたミミズやオタマジャクシなどを食べていますが、入手が難しいので、熱帯魚ショップで市販されている冷凍のアカムシが便利です。 その他に生きたアカムシ、イトミミズなども喜ばれます。 またカメ用の配合飼料も慣らせば食べるはずです。 アカハライモリの入手 まず、アカハライモリを家に迎えるために、アカハライモリを入手します。 イモリの入手は2つの方法によるでしょう。 1.野外で採集する 関東地方の平野部ではなかなか難しいかもしれませんが、山が近くにある水田やその周辺の用水路、池、水がきれいな川の流れが弱く岸に近い浅い場所などで飼育に必要な分だけ採集します。 地域によりますが、繁殖期である春から初夏にかけて多く見つけることができます。 足場に不安がありますが、夜間の方が数多く見つけることができます。 アカハライモリの生息環境 くれぐれも飼育に不要な頭数を採ることは避けましょう。 上手に飼育すれば、ほとんど死ぬことはありませんので、余分に採る必要はありません。 2.ペットショップで購入する 関東地方のペットショップでは比較的安い値段でコンスタントに初夏頃にイモリを販売していることが多いようです。 ペットショップでは、ストックの状況によって弱っている個体が混じっている場合がありますので十分注意しましょう。 自分の目で確かめて健康そうな個体を選びます。 以下のような個体は弱っていますので、購入は避けましょう。 ・ひどくやせている ・水面付近で浮いて、あまり動かない ・ケガをしている ・尻尾が切れていて、傷口に白い綿のようなものが生えている ・陸地に上がったまま動かない また、後述しますがイモリは産地によって、遺伝的にかなりかけ離れていて、繁殖行動などが異なるため繁殖に至らない場合があります。 ですから、できれば購入はイモリの産地をはっきりと明示しているショップを選ぶ方が良いでしょう。 【オス】尾が上下に幅広く先端で急に細くなる 【オス】繁殖期には青紫色っぽい婚姻色が出る 【オス】尾の付け根の総排泄孔付近が大きくふくらむ 【メス】尾は徐々に細くなっていく 【メス】尾の付け根の総排泄孔付近のふくらみはオスに比べると小さい アカハライモリの尾の先端 左:オス 右:メス アカハライモリの総排泄孔 左:オス 右:メス アカハライモリを飼育する日々の管理 前にも書いたように、アカハライモリの飼育はそれほど難しいものではありません。 とは言っても、間違った管理ではせっかく長生きする生き物の命を無駄にしてしまうかもしれません。 アカハライモリの飼育の世話や注意点を見ていきましょう。 ・温度管理 基本的に有尾類は高温に弱いので、加温はしません。 室内の温度に任せてかまいません。 注意したいのは、夏場の高温です。 野生ならば、水温の低い場所に避難することができますが、狭い飼育ケース内ではそれができないことを理解しましょう。 夏場は日光の当たる場所を避けて、極端に高温にならないように注意して下さい。 屋外でも日陰で風通しのよい場所置いてあげます。 陸場に上がったメス ・給餌 春から秋にかけて、彼らが活発に活動している時期は週に2回程度、エサを与えます。 食べ残しや消化不良を避けるため、エサが残らない量を把握して与えます。 冬の間は、室内で冬眠をせずに飼育する場合は週1回程度与えます。 屋外での飼育では、冬眠をしますので、エサは必要ありませんが暖かい日は活動する場合もありますので、そのような時だけ少量のエサを与えます。 飼育している数が少なければ、ピンセットで一頭ごとに食べさせながら給餌するといいでしょう。 ・衛生管理 水は彼らの生息環境そのものです。 見た目に汚れていたらもちろんとりかえます。 また両生類は、有毒なアンモニアで排泄をしますので、ろ過装置などをつけていても過信せずに定期的に二週間に一度程度、半分の量の水をとりかえましょう。 万一、病気などが発生した場合は床材や水をすべてとりかえて、ケースやシェルター等もすべて消毒をします。 もちろん新品にとりかえた方が良いに決まっていますが。 ・越冬 野生では、冬眠をして冬を越しますが、屋内で飼育している場合には、温度が高いため冬眠をせずに動き回っています。 給餌の頻度や水換えの頻度を少なくして世話をします。 屋外で飼育している場合には、温度の変化と彼らに任せて、飼育ケースのまま冬眠させます。 ただし、うっかりして水が無くなったり、凍結してしまわないように注意します。 ・繁殖方法 以上のような環境で、まじめに飼育してあげれば基本的に繁殖のための環境は整っています。 基本的に繁殖は温度変化によって誘発されますので、屋外飼育ならば気温の変化にあわせて自然に繁殖に向かいます。 特に、冬にしっかりと温度を下げ、春に温度が上がれば繁殖行動が活発化するようです。 あとは健康なペアと産卵のための水草などを入れておけば産卵をします。 卵は一つずつバラバラに水草に付着していますので、水草ごと別の容器(タッパーなど)に移し替えて、水が傷まないようにスポイトなどを利用して静かに水換えを行います。 未受精卵や死卵などは水カビが生えて健康な卵にも悪い影響を及ぼしますので、すぐに取り除きます。 産卵直後の卵 今回は孵化後の幼生の飼育方法は省略いたします。 別の機会に。 ・注意事項 イモリは不必要に触ることを避けた方がいい生き物です。 と言うのは「イモリのため」「私たちの健康のため」です。 そもそも両生類は皮膚が弱いのが普通ですので、強く触ることは禁物です。 また有名な話なのですが、イモリは強く触られると皮膚の表面から毒性のある物質を分泌します。 この毒は、フグ毒と同じテトロドトキシンであることが確認されています。 そもそも腹が赤く目立つのは、そのための警戒色であろうと考えられていますので。 ですから、もちろん触った後は よく手を洗うのは常識であります。 ・むやみに野外に放さない 最近の研究では、アカハライモリは亜種に近いレベルで、各地域の個体群は遺伝的・形態的・生態的に分化していることが知られています。 つまり別種と言ってもオーバーではないほど、それぞれの地域のイモリたちは異なる、と言うことです。 むやみに、野生のイモリがいる場所に他の地域の個体群のイモリを逃がしたり、捨てたりすると雑種が生じることも考えられます。 多くの生き物で雑種は、その後の子孫を作れない、つまり不妊化することも知られていますので、イモリの場合もそのようなことがないとも限りません。 万一、逃がしたイモリが原因で雑種が生じ、その結果繁殖が不可能になり、その地域のイモリが絶滅してしまったりするようなことがあってはいけません。 ですから、 むやみにイモリを逃がしたり、捨てたりすることはやめましょう。 以上のように、アカハライモリは飼育も易しく、長く楽しめる、非常に飼育に向いた両爬です。 私にしちゃ、珍しく多くの方に飼育を勧めることがやぶさかでない国産両爬です。 あなたのお子様とか身のまわりの初心者の方が「 両爬を飼いたい」なんて言い出したら、まずアカハライモリを勧めてみてはいかがでしょう? 【関連記事】•

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ヤモリの飼い方 飼育 ヤモリの餌は何?

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虫かごというか、小プラケで飼うなら、コルクバークのなんのってのは無理でしょう。 霧吹きも頻繁にすると、ビショビショになってしまいます。 シェルターは小さいマッチ箱を壁面に張り付けるので充分です。 ただし、セロテープなどの粘着面を絶対にヤモリが触れないようにして下さい。 くっついてしまうと、皮膚が剥がれて重傷を負います。 ヘタすると死にます。 水分は、脱脂綿を湿らせたものをペットボトルのふたに入れておき、乾かないように管理するのと、軽く霧吹きしてやるといいでしょう。 昆虫ゼリーも舐める事があるので、置いてやります。 普通だとハエが湧くので、しょっちゅう交換すべきところですが、この場合ハエは良いエサになるので、そのまま放置でも結構です。 しかし、メインのエサが問題です。 やはりそれほどまでに小さいヤモリは、ショウジョウバエか小コオロギしかないでしょう。 これらは、他の方が言っておられるようにネット通販が便利です。 この他、釣具屋でサシと呼ばれるハエのウジを買ってきて、常温で羽化させ、与える事も出来ますが、羽化までには二週間ほど掛かりますし、ハエが逃げると厄介です。 ただ、羽化させないで、このサシを与えると、消化しないので気をつけてください。 どうしても緊急の際には、サシの尻尾をちょん切って、体液が出る状態にして与えます。 この場合、体液を舐めさせると、食いつく事が多いので、ピンセットで与えてみて下さい。 また、マイクロミールワームというミールワームより更に小さい種類の活きエサも存在しますが、栄養面でイマイチなのと、そもそも扱っているショップがほとんどありません。 お子さんが手間を掛ける事が出来るなら、エサとなる昆虫を採集してくるのも良いでしょう。 この場合、スウィーピングといって、草むらや花の付近で捕虫網をめくらめっぽう振り回し、入ってきた細かい虫を与えます。 採集のコツは、草花に網がガンガンあたるくらいの勢いで振り回す事です。 光に寄ってくる細かい虫も使えます。 田舎であれば、外灯周辺で様々な昆虫が捕まります。 クモなども良いエサです。 体が小さいので、そうたくさん与える必要がないですから、しばらくは、それでしのいではどうでしょう。 寒くなって虫が捕らえられなくなったら、通販で活きエサを買うというのが良いかと思います。 そうそう。 カルシウムは、あった方が良いです。 ミネラオールという商品名で専用のものが販売されています。 カルシウム添加という効果もありますが、虫を与える時に、ビニール袋や半分に切ったペットボトルに粉を入れ、これに虫を入れて振り回すと、白くなって目立つようになる上、動きが鈍くなって扱いやすくなりますので、オススメです。 ヤモリをはじめ爬虫類は環境に慣れるまで時間が掛かります。 まずは環境に慣れてくれるまで、落ち着かせてあげることが大事です。 ケージ内にはコルクバーグやコルクボード、段ボール板などを立てかけて壁面を多く作ります。 何枚か立てかければ昼間はその隙間で休みます。 水はケージ内の壁面に霧吹きして水滴を舐めさせます。 決して生体には掛けないこと。 水は今すぐにでも与えてください。 餌は小さめのコオロギ(Sサイズとか二令といったサイズ)が使いやすいです。 各サイズが爬虫類シップやオンライン上で販売されていますので、常時手に入れることができます。 もちろん、コオロギも生きていますので、それの世話も必要にはなりますが。 ミールワームは餌として適していません。 表皮が硬いこと、栄養バランスが極端に悪いこと、アゴが強く活きたまま与えるのに問題があることなどから常用するのは避けるべきです。 また初期飼料としても特に向いているということもありません。 最低限頭をカットして与えるなどの配慮が必要です。 なお餌には爬虫類用の粉末カルシウム剤をダスティングしてから与えます。 カルシウム剤はビタミンD3入りのものを使いましょう。 ヤモリ類の多くは夜行性なので餌も夜に与えるのが基本です。 カルシウム剤は小皿などに入れてケージ内に置いておいても良いです。

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ヤモリの赤ちゃんの飼育方法と餌の与え方

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スポンサーリンク ヤモリの飼い方と注意点 ヤモリは、一匹だけなら20センチ、 二匹だと30センチ程のプラスチックケースで 飼育していきます。 特別しっかりしたものでなくても、スーパーで 売っている虫かごで十分ですが、 壁や天井を這うので、ケースのフタだけは しっかり閉めておきましょう。 ヤモリは夜行性なので、昼間は 日の光から隠れるところも必要です。 植木鉢のかけらや、木の枝などを置いて、 陰も作っておいてあげるといいでしょう。 また、ヤモリは脱皮をします。 その時、木の皮のようなザラザラしたものが あると脱皮しやすいので、 自然な感じで木の枝と木の皮も ケースに入れておきましょう。 床敷きは絶対必要という訳では ないですが、湿度を保つために 土を少し入れてあげてもいいです。 ただし、ダニやカビ、虫がわかないように 定期的に入れ替えるなどして 清潔にしてあげてください。 水は霧吹きで軽く湿らすくらい与えましょう。 そして、一番飼育で大変なのが餌です。 ヤモリは生き餌しか食べないため、 街灯に集まってきた小さな蛾を生きたまま ビンに集めヤモリのケースに入れてあげます。 そんなの絶対無理!という飼い主さんは、 コオロギやミルワーム(ミミズ)が ペットショップで売っています。 ヤモリの大きさに合わせて、 餌も大きさを考えて与えて下さい。 ペットショップの店員曰く、コオロギの方が 消化にいいそうですよ。 餌の食べ残しがある場合は、放置すると 腐ってしまうので、発見したらすぐに 処分するようにしてくださいね。 ヤモリには毒があるの?噛まれても大丈夫? 「ヤモリには毒があるのでは?」と 思っている人もいるかと思いますが、 ヤモリはトカゲ下目の爬虫類で、 陸上に暮らす、基本的に無毒な生き物です。 毒をもっているヤモリは、発見されている ものでは世界で2種類のみ、 「メキシコドクトカゲ」と「アメリカドクトカゲ」です。 もし、周りで毒があると言っている人が いれば、イモリと間違えています。 ヤモリとよく間違われるイモリは、 水の中に住む両生類です。 イモリには赤い斑点などがあるものも多く、 ほとんどの種類が皮膚に毒を持っています。 フグ同様の致死毒を持っているので、 ヤモリと違いものすごく危険です。 また、ヤモリは噛みますが洗濯バサミに 挟まれた程度の痛みなので 特に怖いことはありません。 噛むと結構離さないので心配する人もいますが、 毒もないですし血が出て痛みもあるような ものではないので大丈夫ですよ。 ちなみに、ヤモリのことを「しちぶ」と 呼ぶ地方もあります。 その由来は、指先を噛まれると腕の七分目まで 腐ってしまうという言い伝えから 「しちぶ」と呼ぶばれるようになったようです。 このような言い伝えのせいで、ヤモリは 噛んだり毒を持っている怖い生き物だという 噂が広がってしまったのかもしれませんね。 ヤモリは無害ですし、少々手はかかりますが、 飼えば可愛い生き物なので、初めての爬虫類の 飼育にはもってこいだと思いますよ。

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