遥か先へ 進め 歌詞。 Official髭男dism『イエスタデイ』歌詞の意味を考察・解釈

イエスタデイ (Yesterday)

遥か先へ 進め 歌詞

何度失ったって 取り返して見せるよ 雨上がり 虹がかかった空みたいな君の笑みを 例えばその代償に 誰かの表情を曇らせてしまったっていい 悪者は僕だけでいい 本当はいつでも誰もと思いやりあっていたい でもそんな悠長な理想論はここで捨てなくちゃな 遥か先で 君へ 狙いを定めた恐怖を どれだけ僕ははらい切れるんだろう? 半信半疑で 世間体 気にしてばっかのイエスタデイ ポケットの中で怯えたこの手は まだ忘れられないまま 「何度傷ついたって 仕方ないよ」と言って うつむいて 君が溢した 儚くなまぬるい涙 ただの一粒だって 僕を不甲斐なさで 溺れさせて 理性を奪うには十分過ぎた 街のクラクションもサイレンも届きやしないほど 遥か先へ進め 身勝手すぎる恋だと 世界が後ろから指差しても 振り向かず進め必死で君の元へ急ぐよ 道の途中で聞こえたSOS さえ気づかないふりで バイバイイエスタデイ ごめんね 名残惜しいけど行くよ いつかの憧れと違う僕でも ただ1人だけ 君だけ 守るための強さを 何よりも望んでいた この手に 今 遥か先へ進め 幼すぎる恋だと世界が後ろから指差しても 迷わずに進め 進め 2人だけの宇宙へと ポケットの中で震えたこの手で今 君を連れ出して 未来の僕は知らない だから視線は止まらない 謎めいた表現技法 意味深な君の気性 アイラブユーさえ 風に 飛ばされそうな時でも 不器用ながら繋いだ この手はもう 決して離さずに 虹の先へ 目次• はじめに 『イエスタデイ』とは2019年9月20日にネット上で公開された楽曲です。 同年10月9日リリースNewアルバム「Traveler」のトップに収録されている ナンバーです。 9月20日上映される 映画 『HELLO WORLD』主題歌 となっています。 動画再生回数は本日 公開から数時間で30万を超える人気ぶりを見せています。 コメント数の伸びにも注目することができるでしょう。 22時から深夜に跨る時間帯で 6,000を超えるコメントが集まっています。 ファンが今か今かと首を長くして待ちわびていた様子が目に浮かびますね。 今作についてOfficial髭男dism自身が次のようにコメントしていましたので ご紹介します。 「色んなアーティストが音作りに取り組む映画という点が魅力的でしたし、 『HELLO WORLD』の世界観が一瞬で好きになりました。 人を想う心の強 さや、その裏側に潜む苦悩のさまを、美しいメロディに乗せて表現すること を大切にしました」 映画主題歌に関して 「今もっとも面白いアーティストたちによって、新たしい映 画音楽のかたちを創造する」というコンセプトのもとに音作りが成されていった ようです。 Official髭男dism自身がその点に魅力を感じ映画世界観を好んで書いた歌詞とメ ロディであることを理解できますね。 気になるPVと曲調はどのようなものなのでしょうか。 PVは雨が降り続ける中での演奏がメインとなっていました。 悪天候にも負けずに歌い続け演奏し続けるメンバーの力強さが印象的でした。 曲調はミドルテンポで軽快なメロディが刻まれていきます。 豪勢でありながらも上品なオーケストラにも心奪われること間違いなしです。 後の考察と関係してきますので映画のあらすじをご紹介しておきたいと思いま す。 「お前は今日から三か月後、 一行瑠璃と恋人同士になる」 京都に暮らす内気な男子高校生・直実(北村匠海)の前に、10年後の未来から来た自分を名乗る青年・ナオミ(松坂桃李)が突然現れる。 ナオミによれば、同級生の瑠璃(浜辺美波)は直実と結ばれるが、その後事故によって命を落としてしまうと言う。 「頼む、力を貸してくれ。 」彼女を救う為、大人になった自分自身を「先生」と呼ぶ、奇妙なバディが誕生する。 しかしその中で直実は、瑠璃に迫る運命、ナオミの真の目的、そしてこの現実世界に隠された大いなる秘密を知ることになる。 世界がひっくり返る、新機軸のハイスピードSF青春ラブストーリー。 公式サイトより 上記が公式サイトのあらすじとなっています。 時間軸を題材にしたSF青春ラブストーリーとジャンルもハイブリッドです。 実際に映画館スクリーンで予告を見た時も「色々詰め込んだなぁ」と言う 印象でした。 序盤の展開を打ち消す中盤、中盤からさらにひっくり返る終盤というふうに 視聴者を飽きさせない構成になっていました。 迫力と展開力、そして発想力において無限の可能性を感じた映画でした。 それではさっそく気になる歌詞の考察を始めていくことにしましょう。 タイトル『イエスタデイ』とは ご存じの通りタイトルは「 yesterday」という英単語をカタカナ表記したもので す。 上記英単語の意味には 「昨日、つい最近また近頃」などがあります。 歌詞全体を考察してみると 「失った昨日を取り戻す」という概念が伝わってくる ように感じます。 また過去の事柄が 「つい最近のことに思える」という感覚も表現されているよう に感じました。 『イエスタデイ』歌詞の意味 運命からの救出 何度失ったって 取り返して見せるよ 雨上がり 虹がかかった空みたいな君の笑みを 例えばその代償に 誰かの表情を曇らせてしまったっていい 悪者は僕だけでいい 本当はいつでも誰もと思いやりあっていたい でもそんな悠長な理想論はここで捨てなくちゃな 映画の原作でのあらすじは下記のようになり映画と少々異なります。 「お前は記録世界の住人だ」 本好きで内気な男子高校生、直実は、現れた「未来の自分」ナオミから衝撃の事 実を知らされる。 世界の記録に刻まれていたのは未来の恋人・瑠璃の存在と、 彼女が事故死する運命だった。 悲劇の記録を書き換える。 タイムリープなどが用いられる点やメインの登場人物などは一緒です。 PVの初めに時計の秒針が刻まれているのは上記のあらすじを意識して世界観を 演出しているのだと思いました。 曲中何度か秒針がドラムの代わりに用いられている箇所がありますね。 歌詞冒頭では 主人公直実を「僕」、 瑠璃を「君」と表現していると解釈しまし た。 その場合 「何度失ったって 取り返して見せるよ」とは彼女が 運命の定めに従っ て事故死するバッドエンドを繰り返すことを示唆しています。 直実は諦めずに懸命に彼女の救出を試みるのですが、こうした過程には他者が被 害を被るというのがつきものです。 時間軸に関する掟、それは誰かの運命を変えると別の誰かの運命が変わるという 概念の結果でしょう。 しかし直実は 「例えばその代償に 誰かの表情を曇らせてしまったっていい 悪者は僕だけでいい」と瑠璃救出のために心を鬼にしています。 瑠璃も助かって他者の運命も幸せなものであれば良い。 そんな 理想論はかなぐり捨てなければならなかったのです。 気がかりな昨日と君の同情 遥か先で 君へ 狙いを定めた恐怖を どれだけ僕ははらい切れるんだろう? 半信半疑で 世間体 気にしてばっかのイエスタデイ ポケットの中で怯えたこの手は まだ忘れられないまま 「何度傷ついたって 仕方ないよ」と言って うつむいて 君が溢した 儚くなまぬるい涙 ただの一粒だって 僕を不甲斐なさで 溺れさせて 理性を奪うには十分過ぎた タイムリープものでは救出したい彼女を一時的に救っても、別の要因で救えない という現象が起こります。 直実もそうした経験を通して瑠璃に訪れる 「狙いを定めた恐怖」を強く意識させ られたことでしょう。 すべての出来事は大事な彼女を死に追いやる要因となってしまうのです。 一瞬たりとも気を緩めることが出来ない緊迫した状況が目に浮かびます。 誰かを不幸にした昨日を直実はずっと気にしているように思えます。 当然の感情でしょう。 「これでいいんだ。 瑠璃のため」 そう自分に言い聞かせて今日を見つめても、誰かを犠牲にした昨日に怯えた手 がポケットの奥底で震えていました。 そんな自分を見て瑠璃が 「仕方ないよ」といって涙を流します。 その涙が直実には「もうがんばらなくていいよ」と聞こえたのでしょうか。 全身の力が抜け、自分の不甲斐なさや頼りなさに愕然としたかもしれません。 誰かを助けられないと知ったとき誰しも同じように感じることでしょう。 数えきれない昨日の果てに バイバイイエスタデイ ごめんね 名残惜しいけど行くよ いつかの憧れと違う僕でも ただ1人だけ 君だけ 守るための強さを 何よりも望んでいた この手に 今 恐怖や不安また自己嫌悪に苛まれていた直実の迷いはここで消えています。 他者を犠牲にしてきた 「イエスタデイ」に別れを告げて決心します。 「ただ1人だけ」つまり瑠璃を守ることに集中し続けます。 そしてそれを自分の唯一の正義とし揺るぎないものとしたようです。 ポケットの中で怯えていた手を強く握りしめ彼女を守る力を込めます。 世間は彼を嘲笑しまた罵倒するかもしれません。 一般的に 「多数派が優遇され少数派は犠牲にされる」からです。 直実は瑠璃1人の為にその他を犠牲にした行動を取っていますから世間が 理解に苦しむのも無理はありません。 直実は自分の歪んだしかし温かみある感情を胸に抱き瑠璃救出の今日を 全力で生きるのでした。。 まとめ いかがだったでしょうか。 今回は映画と原作のあらすじに寄せて展開していきました。 あらすじだけに絞り作品の内容にはほぼ触れませんでした。 考察要素を多めに盛り込み2人の切実な思いや直実の必死さ を強調してみました。 PVで見られた雨の中で必死に歌い演奏するメンバーからも 必死さやもがきのようなものが伝わってきましたね。 まさに力作と呼ぶにふさわしい楽曲だったと思います。 映画また原作の世界観を存分にイメージしかつメンバーの 思い入れやらしさを巧みに織り込んだ作品だったと筆者は 感じています。 Official髭男dismの今後の活動と次回作に期待し注目して いきたいと思います。 素敵な作品をありがとうございました。

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Official髭男dism イエスタデイ

遥か先へ 進め 歌詞

主人公・直実の未来の姿として登場するナオミ。 彼は、後に失われてしまう恋人・瑠璃を取り戻すために直実の世に現れた。 この世は生と死の連鎖で成り立っている。 彼女を救おうとすれば、別の誰かの命は失われる未来に刷り変わるかもしれない。 しかし、ナオミはきっとそんなことは気に留めない。 誰を犠牲にしようと、世界が危機に晒されようと、厭わないだろう。 しかし、彼女を取り戻すためならば、自分が世界の敵となろうとも構わない。 それほどまでに強い意志で、彼は直実の世に現れたのだ。 この歌の歌詞は、そんな瑠璃をめぐる直実とナオミの想いにより紡がれている。 「イエスタデイ」は過去の象徴 ---------------- 遥か先で 君へ 狙いを定めた恐怖を どれだけ僕ははらい切れるんだろう? その人が失われるという悲しく恐ろしい未来を知るからこそ、何としても救いたいと願うのは至極当然のことだ。 今を生きているからこそ、ずっと意識してしまう「イエスタデイ」。 これはつまり、すべての「過去」の象徴ではないか。 その人が生きていたことも、失われてしまったことも、すべてはもう終わったこと。 もう覆ることのない事実だ。 だからこそ、人は考えてしまう。 人はきっとその呪縛からは逃れられない。 しかし、その過去を変えられる可能性を持つ技術の存在する『HELLO WORLD』の世界。 主人公が選んだ行動は、先述の通りだ。 我々が生きられる時間には限りがある。 大切な誰かと語り合える時間も、決して永遠ではない。 現にこの世界では瑠璃は既に運命が確定した存在。 彼女を救い出せるまでの時間は、僅かしかない。 そして、ナオミが未来から過去を覗きこむ間にも、未来での時間は流れている。 きっと限りがあるのではないだろうか。 そんな各々のタイムリミットを感じさせるキーワードが散りばめられている。 しかし、強さを得られたのだと自信を持って語る歌詞に、そんな焦燥や悲嘆は感じられない。 最新の技術を持ってしても、まだ見ることの出来ない自身の可能性=新たな「未来」に向けて、一気に進む道が開けたかのような印象だ。 悔やみ、嘆き、ポケットの中で震えていたその手は、ついに大切なその人の手を掴んだ。 彼らはもう迷うことなく邁進して行けることだろう。 さて、そうして2人だけの新しい未来へと旅立てるのは、一体誰だろうか。 物語の最後に瑠璃の手を握り共に歩むのは、直実か、それともナオミか。 是非、あなたの目で結末を見届けて頂きたい。

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イエスタデイ Official髭男dism 歌詞情報

遥か先へ 進め 歌詞

主人公・直実の未来の姿として登場するナオミ。 彼は、後に失われてしまう恋人・瑠璃を取り戻すために直実の世に現れた。 この世は生と死の連鎖で成り立っている。 彼女を救おうとすれば、別の誰かの命は失われる未来に刷り変わるかもしれない。 しかし、ナオミはきっとそんなことは気に留めない。 誰を犠牲にしようと、世界が危機に晒されようと、厭わないだろう。 しかし、彼女を取り戻すためならば、自分が世界の敵となろうとも構わない。 それほどまでに強い意志で、彼は直実の世に現れたのだ。 この歌の歌詞は、そんな瑠璃をめぐる直実とナオミの想いにより紡がれている。 「イエスタデイ」は過去の象徴 ---------------- 遥か先で 君へ 狙いを定めた恐怖を どれだけ僕ははらい切れるんだろう? その人が失われるという悲しく恐ろしい未来を知るからこそ、何としても救いたいと願うのは至極当然のことだ。 今を生きているからこそ、ずっと意識してしまう「イエスタデイ」。 これはつまり、すべての「過去」の象徴ではないか。 その人が生きていたことも、失われてしまったことも、すべてはもう終わったこと。 もう覆ることのない事実だ。 だからこそ、人は考えてしまう。 人はきっとその呪縛からは逃れられない。 しかし、その過去を変えられる可能性を持つ技術の存在する『HELLO WORLD』の世界。 主人公が選んだ行動は、先述の通りだ。 我々が生きられる時間には限りがある。 大切な誰かと語り合える時間も、決して永遠ではない。 現にこの世界では瑠璃は既に運命が確定した存在。 彼女を救い出せるまでの時間は、僅かしかない。 そして、ナオミが未来から過去を覗きこむ間にも、未来での時間は流れている。 きっと限りがあるのではないだろうか。 そんな各々のタイムリミットを感じさせるキーワードが散りばめられている。 しかし、強さを得られたのだと自信を持って語る歌詞に、そんな焦燥や悲嘆は感じられない。 最新の技術を持ってしても、まだ見ることの出来ない自身の可能性=新たな「未来」に向けて、一気に進む道が開けたかのような印象だ。 悔やみ、嘆き、ポケットの中で震えていたその手は、ついに大切なその人の手を掴んだ。 彼らはもう迷うことなく邁進して行けることだろう。 さて、そうして2人だけの新しい未来へと旅立てるのは、一体誰だろうか。 物語の最後に瑠璃の手を握り共に歩むのは、直実か、それともナオミか。 是非、あなたの目で結末を見届けて頂きたい。

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